LA地元紙のインタビュー。ダルビッシュの発言部分を中心に抜粋

Yu Darvish returns to Dodger Stadium carrying a lot of baggage
http://www.latimes.com/sports/dodgers/la-sp-darvish-hernandez-20180627-story.html

・(LAのファンは、自分がWシリーズで炎上したことを)誰も忘れていないだろう。

・自分がドジャースタジアムで再び投げたら何が起きるか、ずっと考えていた。
ブーイングは予想しているが、それがどの程度のものなのか…

・(今回は怪我で投げられなくなってしまったが)もしポストシーズンで投げる事になったら、
もっとひどいことになるかもしれない。ファンのフラストレーションがどんどん溜まっていくから。
今回投げて、いまのうちにファンの怒りを解放しておいたほうがよかったかもしれない(やや冗談めかして)。


・昨年の夏、すっかり幻滅(disenchantment)して、シーズン限りでの引退を考えていた
(ただし、あくまで自分の問題であって前所属のレンジャーズに問題があったわけではないとも強調)

・しかしドジャーズへの移籍が決まり、環境が劇的に変わったら、自分の中で変化が出てきた。
野球がまた面白くなった。

・Wシリーズではあんなことになったが、その後LAの街で会ったファンはみんな励ましてくれた。

・SNSでは罵倒された。しかし書かれた内容よりも、LAのファンを失望させてしまったことが辛かった。

・ドジャーズと再契約したかったが、自分が嫌われていることが家族にどう影響するかも気になった。
子供を(地元の)学校に通わせなくてはいけないが、ファミリーネームはもちろん" Darvish "だ。

・(LADとは贅沢税の問題もあって再契約に至らず結局カブス入りしたが)入団が決まって最初にしたことは、
いつLADと対戦するかを調べることだった。

・(ドジャースタジアムでの)試合中は、ファンの目につかないところにいるつもりだ。
ブーイングは「お前は嫌いだ」という意味だから。尊敬するチームのファンからブーイングされるのは
残念なことだけれど。