70年来のカブスファンがダルビッシュに温かい「手紙」 地元紙が公開し話題に

カブスは現在ナ・リーグ中地区2位。首位ブルワーズとは1ゲーム差で、地区優勝、そして2016年以来
の世界一に向けてダルビッシュの力は必要不可欠なだけに、現在の状況に対して厳しい声も出ている。
ただ、「生粋のカブスファン」は温かいエールを送っている。

地元紙「シカゴ・トリビューン」は「手紙:楽しい時も辛い時も、カブスファンは選手たちを応援す
る」と題した記事を掲載。76歳の男性ボブ・ロティーさんの「手紙」を公開した。6歳のときから70
年もカブスファンを続けているという。

「私は生まれてこのかた、生粋のカブスファンです。そして、私はダルビッシュにこう伝えたい。
カブス一筋のファンが彼のことを嫌っているのではないかと心配する必要はないと」

「誰でもスランプに陥り、怪我をして故障者リスト入りする時だってあることを、私たちは知ってい
ます。けれども、私たちは彼らを見守り、彼らがスランプに陥っているときや故障者リスト入りして
いるときも、苦しみを共にします」

ロディーさんはこのように、苦しむダルビッシュを全面的にサポートすると約束。父親が本拠地リグ
レー・フィールドで警備員を務めていたため、よく球場内に入れてもらい、選手に仲良くしてもらっ
たという美しい思い出なども綴っている。そして、最後には世界一へのキーマンであるダルビッシュ
の復活を心から願っていると記した。

「というわけで、最終的にこう言わせてもらいたい。目覚めてくれ、ダルビッシュ。自分自身を哀れ
に思わなくていい。元気になって、調子を取り戻してほしい。なぜなら、2018年にカブスはワールド
シリーズを再び制覇しないといけないのだから」

ダルビッシュへの大きな期待は変わっていない。ファンの温かいエールに応えたいところだ。

https://full-count.jp/2018/07/14/post153924/
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