MLBアナリストが大谷選手を分析 2018年3月12日
https://www.nhk.or.jp/sports-story/detail/20180312_2522.html
問題はどのくらいバットに当てられるかですね。昨シーズンの彼の三振率は27%。
日本のプロ野球のほうが三振率は低いので、メジャーでは30%になるかもしれません。これはワースト10の数字です。
限られた打席数でメジャーの投手相手にどれだけ打てるかが問題です。

理想はどの方向にも強く打てることです。メジャーリーグでは引っ張る左打者にはシフトが敷かれます。
野手が右に集められ、ホームラン以外はヒットになりにくいです。
どの方向にも強く打てれば、通常のポジションで守らざるを得ず、ヒットになる可能性が増えます。
彼は強い打球を飛ばせますが、全方向に打ち分けられるかまでは分かりません。

大谷は徹底的に研究されるはずです。最初は打てると思いますが、その後はおさえられ、今度は彼が適応する番になるでしょう。
野球は対応の繰り返しです。弱点を見つければ、突いてきます。マイク・トラウトは高めの速球が苦手でしたが、克服して弱点がなくなりました。
簡単ではありませんが、弱点を克服できるのが一流選手なのです。対応が求められる時期は必ず来ます。