>>482
契約の話をちょい深堀りしてLAA(モレノ&ミナシアン)の立場になって言うと
優先順位としては長期契約→単年契約(MLS5~6の期間)→トレードって感じなんよ

まず1点抑えておかなければならないのは
現時点で長期契約を結ぶとなると大谷の価値は2021年MVPも加わるので
結構高くなりがちになる(代理人としてはそういう交渉にしやすい)

だがコレが複数年契約を断り続けてサービスタイム6年目の契約となると
保有期間を有する関係でLAAによる単年契約となり交渉する事になるんだが
よっぽどの事が無い限り(LAAが手放す決意=ノーテンダーFA)
契約オファーを断り続けても年俸調停"っぽい"流れになり
この場合の査定はあくまで2023年度の年俸を決める交渉なので
2023年から見る昨年度シーズンつまり2022年での成績での査定になる
(2021年MVPはさほど大きく評価されない可能性が高い)

この辺の流れは今年のジャッジを見ればだいたい多くの前例の1つとして納得すると思う
上段で"ぽい"と書いたのはNYYとジャッジは年俸交渉を最終的避けたからだが
調停に入ればお互いの言い分のどちらかになりシコリが残るのでそれを避け
今回は両者(NYY1700万ドルvsジャッジ2100万ドル)歩み寄って1900万ドルになったという流れ

2021年 ジャッジ HR39 RBI97 .287/.373/.544/OPS.917

長くてスマンがつまりミナシアンが年俸交渉における金額の提示を明確にしないのは
できるだけ大谷を安く抑えたいという目的もある
だから「今年トレードが無かった」というのが「再契約の可能性が高い」ってわけでもないんよ
俺が言う再契約ってのはココでは「長期契約」の事ね

FAが一番まずいのは誰が考えても解ってる事だが
来季大谷が契約にサインしない状態が続いたとしても
LAAは最悪トレードだけでもやればオッケーという状態ではある
もちろんトレード先から足元見られた内容になるのは承知の上だろう
それよりも大谷による売り上げの方が球団経営としては美味しい
この辺がLAAの面倒なところで経営と勝敗が一致してない所以