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「ジ・アスレチック」によると、この表現を使い始めたのは、カナダ・トロント在住でブルージェイズファンのマット・イングリッシュさん。2021年に自身のツイッターで「エンゼルスのハイライトを見るといつも『マイク・トラウトが3本塁打を放って打率を.528に上げ、ショウヘイ・オオタニが1921年、アクロン・グルームズメンの“タングステン・アーム”オドイル以来となることを成し遂げ、タイガースがエンゼルスに8-3で勝利した』って感じだ」とツイートしたのが始まりだ。

 ここに出てくるチーム名「アクロン・グルームズメン」も選手名「“タングステン・アーム”オドイル」も実際には存在しない“架空”の名前。大谷がMLBの歴史でも類を見ない投打二刀流という偉業を成し遂げていることから、記事ではイングリッシュさんが「オオタニは毎試合のように1世紀は起こらなかったことをしているように感じるため、昔の野球選手っぽい名前を考えた」と言及している。