ピンポーン
俺「はーい、今出ます〜 あっ…」このおばさん、どう見ても40代だ。確かに美人。AV女優っぽさもあるが…これで32だって?中学生の子供がいてもおかしくない。

俺「あ…チェンジいいすか。すみません、なんかイメージと違うっていうかその、お姉さんが悪いんじゃないんですけどなんかすみません。やっぱりタルホさんで…」
Yukiの鋭い眼光が俺を射抜く。蛇に睨まれた蛙のように俺は足がすくんだ。

Yuki「あんたねえ、男の癖にチェンジするん?自分の勘を疑ってるん?」

俺「そういう問題じゃ」

Yuki「ああ!!!!もうじれったい!料金はいらん!タルホも明日呼ぶ!だからねえ、1回試してみんさい!!」

捲くし立てるように早口で喋り、玄関口なのにも関わらず俺のカーゴパンツをずり下ろした。

俺「え、何考えてるんですか!?」

Yuki「ちんぽはこんなに元気じゃないの!あんた!」チュパ

多分、ドラッグとかってこういう感覚なのだろうか。俺は電光石火の如く一瞬で果てた。なのに、なのに体は痙攣を続け余韻が残る。こんな経験は初めてだった。
俺「す、すげえ。信じられない。」

Yuki「ふふ、もうあんたは私の虜。で、今日は無料だけど明日はどうするんだい?タルホちゃんと私。どっち選ぶん?」

俺「え、ええ?そりゃもうYukiさんで!」

Yuki「あんたねえ、根性ないんよ根性。次は予め1回抜いておきんさい。5分持ったら本番してあげてもええんよ。」ニコッ
Yukiの口調は説教臭いのにどこか母性に満ち溢れていて彼女の張った蜘蛛の巣に俺はあっさり引っかかってしまった
俺「わかりました本番したいんで頑張ります!」

Yuki「男はねえ、ちんぽと度胸よ。気張りんさい。」
そう言うとYukiは車に向かって颯爽と振り返る。その後姿は美しくもありかっこよくもあり尊敬すらしてしまいそうなほど見事なものだった。

伝説のAV女優 Yukiのことをネットで調べたが今は三児の障害者を抱えた母親で旦那には逃げられ家族や知り合いと一緒に商売をしているそうだ。
俺「ふーん…あの人も苦労しているんだなあ。」

fin