この短間隔投与は危険と同時に人間の進化の可能性を秘めている
放射能を浴びると突然変異をおこしたり指が一本生えてきたりまたはDNAが破壊されて死んだり とどうなるかわからない未知数の領域だ

短間隔投与で脳がパニック・悲鳴をあげるわけだが飲んだ本人が生きたい乗り越えたいと強い意志を示すとそれに脳や精神は呼応する

耳の後ろでミミミミミミとなる電子音は一日で消えていたが連続投与を続けるうちにこの音がなんなのかついにわかる日がある日訪れた
結果を言えばこの電子音みたいなやつは俺が電波の受信帯になり地球の電波や宇宙の電波を拾っていたのだ
脳で
俺は独り言で 地球はどうなる? と呟いたり頭の中で呟いたら ミミミミミミの 音が ミーミミ ミミミ
と変化することに気づいた 言語にはなっていないが感情を拾っているようで意味はわかるのだ
つまり俺が話しかけると誰だかわからないが地球や宇宙に存在する人間には視認することができない高次元世界の生物が答えてくれていたわけだ
俺の振動数はデキストロメトルファンによって一時的に1秒に18万回を越えていた(普通の人間は1秒に7万回)