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ヌオヌオとピクニック

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0022名無し戦隊ナノレンジャー!
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2022/04/22(金) 16:07:23.00
中学校へ入学前の12歳の春休み、俺は変な生き物を拾った。

その日俺は図書館へ本を借りに行き、家に帰るところだった。
時刻はまだ15時過ぎで暖かな日差しに気分よく歩いていると、視界の端にピンク色の物体(見切れて尻尾のようなものしか見えない)が角を曲がるのが見えた。
「…?」
なんだか気になって俺は小走りでそれを追いかけた。
角を曲がるとまたそれが角を曲がる。
暫く追いかけっこを続けると俺はいつの間にか神社の入り口にいた。
目の前には大きな鳥居がある。
「こんなところにこんな立派な神社なんてあったのか」
俺は敷地内を探索してみることにした。
0023名無し戦隊ナノレンジャー!
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2022/04/22(金) 16:08:18.46
暫く辺りを見回っているとまた視界の端にあのピンク色の物体を捉えた。
それは本殿の中に入っていったようだった。
勝手に入っていけないと思いつつも俺の足はそこへ吸い寄せられていく。

するとそこには…

「ふしぐろめぐみ、やっと会えたヌオ」

それは部屋の中央に静かに佇んでおり、俺を見ると口を開いて俺の名前を呼んだ。

「しゃべ…った?」
0024名無し戦隊ナノレンジャー!
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2022/04/22(金) 16:08:51.73
「お前誰だ?なんで俺の名前知ってるんだ?」
「ヌオはヌオヌオだヌオ!ふしぐろめぐみに会えるのをずっと待ってたヌオ!」
「なんだよそれ。俺お前と会ったことあったか?まずお前どう見ても人間じゃないのになんで人間の言葉を話すんだ?なんの生き物なんだ?もしかして宇宙人なのか?」
「い、一回落ち着くヌオ!」

混乱した俺が質問攻めにするとヌオヌオとかいう目の前の物体は困った様子で俺に一旦落ち着いて座るよう諭した。
俺は警戒しながらその場に体育座りをして目の前の出来事をなんとか処理しようと必死になる。

(もしかして夢か…?にしてはリアルすぎる)
「これは夢じゃないヌオ!」
(!なんで今俺が考えたことを…)
「ヌオヌオは神様だからそれくらいできるヌオ!」

そう言ってヌオヌオはフフンと得意げに笑った。
0025名無し戦隊ナノレンジャー!
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2022/04/22(金) 16:09:38.29
「神様…?」
「そうヌオ!」

目の前の生き物は自分を神様だと言った。
でも俺が本で見た神様は人間の見た目をしてた。
こんな変な見た目の神様がいるのか?

「イマイチ信じられねぇ。なんか証明しろよ」
「仕方ないヌオな…ふしぐろめぐみ、右腕を出すヌオ!」

そう言われて恐る恐る右腕を出す。

「ここ擦りむいてるヌオ!ヌオが治してあげるヌオ!」
「…!」

ヌオヌオが怪我をした部分に手をかざすと、傷が瞬く間に治っていった。

「まじか」
「これで信じる気になったヌオ?」
「…まだ怪しいけど、少しだけ信じる」
「それは良かったヌオ!」
0026名無し戦隊ナノレンジャー!
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2022/04/22(金) 16:10:11.63
それから俺はヌオヌオに色んな質問をした。
大抵のことは答えてくれたが、なぜ俺の名前を知っていたかは絶対に教えてくれなかった。
日が暮れた頃には俺はすっかりヌオヌオに心を開いていた。

「気をつけて帰るヌオ!」
「ああ。また明日来る」

俺に友達なんて出来たことないし、作ろうとも思わない。
それでも、ヌオヌオとは良い友達になれる気がしたんだ。
0027名無し戦隊ナノレンジャー!
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2022/04/22(金) 16:10:35.75
家に着いた頃には時刻は既に19時を回っていた。
ドアを開けてただいまと声をかけると、居間から津美紀がバタバタと駆けつけてきた。

「恵!やっと帰ってきた!遅かったから心配したよ。どこ行ってたの?」
「…図書館で本読んでたら遅くなった」
「そうなの?まあ、ご飯できてるから早く手洗ってきなよ」

嘘をつくのは後ろめたい気持ちもあったが、本当のことを言うわけにもいかない。
俺のことを知ってる神様に出会ったなんて、そんな話誰が信じるだろうか。
ヌオヌオのことは誰にも話さず秘密にしようと心に決めた。
0028名無し戦隊ナノレンジャー!
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2022/04/22(金) 16:11:06.84
俺は学校帰り毎日のようにあの神社へ通った。
休日は朝から夕方まで神社でヌオヌオと過ごす。
基本的に外に出るのが好きではない俺の変わりようにつみきは怪しんでいたようだったが、あまり遅くはならないでねとだけ言って深掘りはして来なかった。

ヌオヌオは俺に色んな話をしてくれた。
ヌオが言うには昔は呪霊という存在がいて、呪術師と呼ばれる人間達が討伐をしていたそうだ。
にわかには信じがたいが何故だかどこか懐かしいような感覚に陥ることもあった。
0029名無し戦隊ナノレンジャー!
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2022/04/22(金) 16:11:36.43
「今日はふしぐろめぐみに呪霊を見せてあげるヌオ!」
「?呪霊ってのは今はもういないんだろ?」
「過去の呪術師達によって呪霊が新しく生まれることはなくなったヌオ!」
「その後も呪術師達が呪霊の討伐を続け呪霊はほぼいなくなったヌオ!」
「ただ、全て消滅したわけじゃないヌオ!ごく僅かだけれど、まだ祓われていない呪霊もいるヌオ!」
「ヌオヌオはその呪霊がどこにいるか分かるヌオ!」
「そして、それを呼び寄せることも可能ヌオ!」
0030名無し戦隊ナノレンジャー!
垢版 |
2022/04/22(金) 16:12:22.33
それからヌオヌオはついて来いと言うように森の中へと入っていく。
俺は慌ててそれを追った。
少し歩くとひらけた場所があり、中央に祠が佇んでいた。
ヌオヌオは祠の目の前まで来ると俺に手招きをした。
「こっちへ来るヌオ!」
0031名無し戦隊ナノレンジャー!
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2022/04/22(金) 16:12:42.47
祠の目の前まで来ると、ヌオヌオがそこに立ってるヌオ!と言い何やらブツブツと唱え始めた。
「ーーーーーーー」
パン!
「…っ!」
ヌオヌオが手を叩いた途端俺は一瞬にして全身に鳥肌が立ち今まで感じたことのないような恐ろしい感覚に襲われた。

「来るヌオ!」
「は…?」

木々がザワザワと揺れている。
見渡す限りには何もいないように見えたーーその時。
0040名無し戦隊ナノレンジャー!
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2022/04/22(金) 20:35:45.81
ヌオピクって見てヌオがピクミンの歌うたってるかと思った;;
引っこ抜かれてーフシグロメグミにー付いてーいくー;;
0051名無し戦隊ナノレンジャー!
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2022/04/23(土) 08:34:33.29
【特別天然記念物】オオサンショウウオ「モトヤス」天国へ

今月5日、元安川の原爆ドーム対岸付近で市民が発見し話題に。7日に近くの本川で再び発見され、安佐動物公園が保護していた。通常は上流で過ごす生き物だが、弱って下流に流された可能性があるとされた。


原爆ドーム前で発見のオオサンショウウオ死ぬ

19日からエサの魚の切り身を吐き出すなど体調が悪化したという。淡水域に生息するオオサンショウウオが、市中心部の汽水域に長時間いた影響で、腎臓などに負荷がかかっていた可能性がある。
0057名無し戦隊ナノレンジャー!
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2022/04/23(土) 14:09:58.08
はー;;お絵かき婆のヌオヌオ抱えて持ち帰る伏思い出して悲しくなっちゃった;;
あの後弱ってなくなっちゃったんだね;;
0058名無し戦隊ナノレンジャー!
垢版 |
2022/04/23(土) 14:39:50.31
塩に負けて弱るヌオ;;
受肉先が生物としての格が違うオオサンショウゆじじゃなかったばっかりに;;
0066名無し戦隊ナノレンジャー!
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2022/04/23(土) 23:43:34.39
数年前、知り合いのFさんから聞いた話です。

Fさんが京都にある親戚の家へ行った時のこと。

その日、親戚はいつになく沈んだ顔をしていたそうです。
上がって飯でも食べて行けという話になり、
そのままずるずるとお酒を飲み始めた頃、
親戚がぽつりと話し始めました。

「一昨日、とんでもないのが来たんや」

その夜は真夏にもかかわらずわりあい涼しかったので、
今日はゆっくり眠れるだろうと思っていたところ、
なかなか寝付けなかったんだそうです。

そのうち、遠くで人か動物か分からない鳴き声が聞こえたそうです。
次第にその声は近づいてきます。

その声は「ヌオヌオーヌオヌオー」と言っているように聞こえたそうです。
やばいと感じたものの、
逃げることはできませんでした。

やがて、声に混じって、
ザッ、ザッ、っと畳の上を這うような音まで聞こえはじめました。
0068名無し戦隊ナノレンジャー!
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2022/04/23(土) 23:45:34.25
その声を右耳の側で聞いたその時、
仰向けに寝ていた親戚の胸の上にずしりとした重みが乗りかかりました。

怖くて目を開けることもできずにじっとしていると、
すぐにソレは胸から降り、通り過ぎて行きました。

その間もずっと声は続いていたそうです。

Fさんは、一昨日通過したものが昨日は戻って来ていないのだからいいじゃないかと親戚をなだめて、
その夜は終わりました。

――その夜は。
0069名無し戦隊ナノレンジャー!
垢版 |
2022/04/23(土) 23:50:01.60
Fさんはまさか親戚が聞いたそれを、
次の日に自分も聞くという羽目に陥るとは思っていませんでしたから。

親戚の家には数日泊まることになっており、
Fさんが寝室で寝ていたところ突然目が覚めたそうです。
喉が渇いたので水でも飲むかと起きあがろうとしたところ、
遠くから声が聞こえてきました。
「ヌオヌオーヌオヌオー」
と。

それはどんどん近付いて来ており、Fさんは親戚が言っていた声だ!とすぐに気付きました。

Fさんは必死に寝たふりをすることにしました。

しばらくすると、ソレはFさんの部屋へ入ってきました。
0070名無し戦隊ナノレンジャー!
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2022/04/23(土) 23:58:02.30
そしてすぐにFさんは胸にズシリとした重みを感じました。

親戚の話ではすぐに降りるはず。
早く降りろと心の中で唱え思いながら目を瞑りじっとしていましたが、何故だか胸の重みはいつまで経っても無くなりません。
それどころか自分の顔のすぐ目の前にソレがいて自分を覗き込んでいるような感覚さえします。

生きた心地がしないままFさんがひたすらじっとしていると、
耳元で

「また迎えに来るヌオ」

と囁かれたそうです。
そしてソレはFさんから降りてズルズルと部屋を通り過ぎて行きました。


俺が突然居なくなったら連れて行かれたと思ってくれとこの話をした時にFさんは言っていました。





そして、Fさんと連絡が取れなくなったのが三日前のことです。
0073名無し戦隊ナノレンジャー!
垢版 |
2022/04/25(月) 14:20:14.56
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      ! 、 ` '   ,    トヽ
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       ヘ          !::L
       ノ          ヾヘヽ
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.       / / r ./  ̄ ̄ヽ¬"´ i ヽー 一'´
      `ゝヽ='     ヽ-'--'=''
0094名無し戦隊ナノレンジャー!
垢版 |
2022/05/02(月) 14:41:29.08
ヌオ伏フィギュア嬉しい;;買うね;;
ドラゴンボールヌオプライズフィギュア昨日届いてたけど今までで一番出来良かったからヌオ婆におすすめ;;
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