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>>14 からの続き
●組織的なストーカー犯罪の目的と手口

最も被害が多いと言われているのは、「盗聴」「盗撮」です。

これは、プライベートな情報を得てそれを周囲でほのめかすことで、
被害者に強い圧迫感や不安感を与えることができるためと言われています。

また、被害者に対するつきまといも主な行為のひとつ。

家を出てから帰宅するまで、あらゆる場所でつきまといを受けることもあり、
車や自転車などへのいたずらが行われることもあります。

これらの行為を24時間365日続けられることで、被害者は精神的に追いつめられ、
平穏な社会生活を送ることが困難になる のです。

被害者の行為をきっかけに、なんらかの目的を共有して行われる組織的なストーカー犯罪ですが、
まれに目的が不明なこともあると言われています。

●組織的なストーカー犯罪被害にあった人の声

『家を出た瞬間に目の前にいた人から「昨日の晩ご飯はシチューだったでしょ」と言われ、恐怖を感じました。
その場からすぐ離れたのですが、他にも周囲の視線を感じることが多くなって……。次第に外出することができなくなり、
プライベートが失われてしまいました』(30代女性/事務)

『不注意でお風呂場で転んだことがあったのですが、
翌日家の前にいた2人組が「風呂で転ぶと痛いよな」…と会話をしていたんです……。
直接話しかけられたわけじゃないけど、自分に関係あることで、偶然とは思えませんでした。
しかも似たようなことが異常な頻度で起こるんです。気になって自宅を調べてみたら、盗聴器が出てきました 』(30代女性/主婦)