>>773
 メンバーにフィードバックをする一方で、自身に対しても一切の妥協はない。

 「僕、毎日、日記を書いているんです。その日の良かったこと、悪かったことを3つ4つぐらい、A4のノート2冊に2000文字ぐらい、手書きで。
毎日書いてると、今、何をやんなきゃいけないのか分かるんですよ。これはマラソンをやっている頃から続けていて、30冊は超えているかな~」

 ―そのストイックさは、どこからきているのか。

 「もともとですかね。僕が後先考えずにガーっていく感じだから、親は相当、大変だったと思います(笑い)。
まあ根っからの負けず嫌いっていうのはあるでしょうね。
小学校で体育の授業でミニ野球をやって負けると、家でもずっと泣いて『なんで負けたか』を一日中、考えていましたから。
それは紛れもなく“負け”があったからだと思います」

 高校時代は駅伝チームの中心選手として活躍。大学進学が決まっている中で、陸上を諦めアーティストを目指す決断をした。