最後に本物の銀鏡メッキを扱った話と、最近出てきたブラシで塗る銀鏡AG塗料、
メッキ塗料全てにおける明るさの話で終えたいと思います。

いくらウレタンNEXTに見惚れてもクリアで台無しになる事に諦めてた私は
硝酸銀などの薬剤を使う本物の銀鏡メッキに手を出しました。
(断言できるほどの腕はないが自分ではどうしてもNEXTは所詮メッキ調で限界がある、と見切りをつけた)
本物は凄いなんてもんじゃなかったね。本当に明るくて映りこみバキバキのメッキになった。

やり方は専用下地(ウレタン系)→下地を溶かす溶液で荒らして食い付きを良くする
→硝酸銀と還元剤両手同時吹き付けによる化学反応で銀を浮かばせる。
最初は茶色いが、吹き続けてるうちに白くなる。
明るくなったらリンス剤で油分落として終了。あとはクリアコート。ウレタンでもアクリジョンでもOK。

何度も言ったが映りこみだけじゃなく、凄く明るくて綺麗です。
銀と言うよりゴールドや白金みたいな感じなんです。
説明書にも「白っぽい、黄色っぽいのでクリアコートはクリアブラックでクローム調に」とあるくらい。
キャンディカラーで色を付ける場合発色の鮮やかさが目立つ銀鏡メッキは現行最強と思ってます。
問題は爪が当たっただけですぐ剥がれること・・・これは後述します。