>>248
昔も新しいもへったくれもないのですよ。
旧作の未熟な部分を補完するという設定をやり過ぎると行き先は「万能感」に陥ってしまうの思うんですね。
「これだけ強いのだからイスカンダルまでの旅は可能だ!」
というよりも、
「この程度の性能でやれるのか?」
の方が逆に物語を作る上では最高のコンディションになるのではないですかね?
この逆境吹き荒れる状態の中で知恵と勇気だけで渡り歩いてみせよう!という。
宇宙戦艦ヤマトとは実は剃刀の刃の上を這いつくばりながら匍匐前進していたのではないか?
未知の世界へ踏み込むという恐怖感の克服、冒険物の物語としても機能していた「イスカンダル編」の醍醐味、リメイクする際に絶対に忘れてはならない必要不可欠な要素なのですね。
故に「万能感」という設定に陥ってはならないのです。
お分かり?