>>638
は?
嫉妬感ではないですね。
「黄昏感」の向こうにはもう何も無いであろうだろうな、という事です。
終活を終わられて静かに終わった作品の後に種を蒔くにはどうしたら良いのだろう?
小林誠氏は小林誠氏なりに「答え」を提示できたと思いますよ。
メカが次の時代へと変わろうとしているのだ、それが歴史なんだな、と「未来」を匂わせる種蒔きですね。
古代進という人物、どのように定義すれば良いのか、一言で申せば「永遠に完成しない未熟感」だと思います。
偉大なる父親の跡を追い続け、そのような存在になろうと努力はするが、それは程遠い道である。そして残るのはいつも「血にまみれた俺の手だけだ…」なんですね。
そのような結して熟す事が無い未完成な存在であるからこそストーリーに感情移入できる、「未完成」だからこそ「歴史」を刻む必要性があるのかな?
2199のように「完成」してしまったら「歴史」を刻む必要性が無くなってしまうのですからね。
それはメカも同じでしょう。全能感溢れる最終形態に陥る事なく「メカの進化」という歴史を描く、宇宙戦艦ヤマトはそれが相応しいのだと思いますよ。
そのような事を言いたいのであって、特定の人物を批判するとか、作品を批判することでは無いですからご了承くださいね。