ところで当該シークエンスにおいて「窮地に追い込まれたヤマトが残された力を振り絞って浮上しようともがき苦しむ姿」という描写がどこかにありましたか?

俺には機関停止の原因が掴めず悩み苦しむクルーの姿もどうにかして機関を再始動させようと努力するクルーの姿も目にした記憶がありませんがね
何故なら「沈んだ」ヤマトが謎の惑星に落着したことが描かれて早々に徳川から土方に反波動格子の起動装置を差す出す場面があっただけで機関の不調の件は無かったことのように誰も触れず
以降はゼムリアが攻撃を受けるまでクルーが暢気に謎の惑星探査したりと余裕綽綽に感じられたせいで「ヤマト再発進」を淡々と見送らざるを得なかった訳です
そこで「行っけーーー!」なんて気分にはなれなくて実に勿体ないんですよね

どうしてわざわざ「赤い地球とヤマト」のような「燃えるシチュエーション」でお膳立てをしておきながら
十分にそれを活かす演出をしないのかが実に不可解でなりません
雪の記憶が失われた件でショックを受けた古代だけが意気揚がる艦内の雰囲気についていけないというような場面でもあれば演出的に美味しいところでしょうにね