シンエヴァのテーマは『唐突に訪れる喪失感』
ゲンドウの目的。ユイを失った時の喪失感を息子のシンジに永遠に繰り返し味あわせる事であった。その永遠のジオラマワールドの存在にシンジは気がついて心が醒めた。そして父親がこしらえてるジオラマワールドを解体する事を決意した、という話じゃないですか?心が醒めたのだから決別は心の迷い無く大鉈を振るようにできる。
大鉈を振られて依存対象を突然に失う喪失感を観客にも味わってもらいたい。それが庵野監督がやりたかったこと。
ヌーベルバーグ映画やATG映画のような味わい。
庵野監督の茶目っ気ある悪意にまんまと引っかかってハートブレイクしてしまうこのスレの立て主の心は柔過ぎるのではないですか?