>>176
今回の総集編は結局は何のために存在しているのかというと、「副読本」であると思うのですね。いわゆる謎解き解説本。
この場面は実はこのような設定がありました、このキャラクターはこのような精神状態でした…という『福井晴敏の言い訳』を延々と聞く為の作品なのですね。
カミさんに内緒で浮気してしまった。カミさんは大激怒。なんとか言い訳をして屈強を打開しなければならない。
・本当はカミさんだけを愛したかったのに小林誠が俺を惑わせた。それを排除して俺の真心を伝えたい
・俺のスケベな出来心(加藤の乱や仏教的宇宙観)は隠して誤魔化したい
・有能な弁護士である真田さんに俺の代弁をしてもらおうか?
という福井晴敏の釈明会見が『宇宙戦艦ヤマトという時代』なのですね。
でも福井晴敏の浮気の癖は直らないでしょう。きっと次も同じ事をやらかすに違いない。人の本性なんてそう簡単に矯正出来る訳がないのだから。
2205が失敗したら『ヤマトという時代2205年の選択』という釈明会見は開催不可能。
出渕裕や小林誠同様にヤマトから去らなければならない。離婚届にハンコを押さなければならないのですね。いくらコミュ力抜群のハイパーメディアクリエイターでもあまりにも実績が伴わなければ『クビ』ですわ。
ハイパー文豪文系コミュ力社会から村八分にされただけに過ぎない小林誠氏はまだ再起の機会はあるはずです。その為に準備をしている可能性は捨てきれないのですね。
シークレットな何かが動いているのかもしれない…そのような期待感がある嵐の風雲児、それが小林誠氏なのですね。