うぃきぺ

飛行甲板の表面仕上げは従来の空母同様に木張りであったとされるが[34]、ラテックス仕上げであるという異論もある。
改大鳳型(G15 改D計画)の図面でも木の甲板の使用を裏付ける記述があり、最近発見された大鳳艦上で撮影されたと思われる写真には木甲板が映っている[45][46]。
また現存する複数の中央切断図面でも飛行甲板は45mmの木板を張る仕様になっている。
一方、ラテックスを飛行甲板に施工したという公式文書・図面・証言資料は全く存在しない。
『製造所である川崎神戸で、戦後福井静夫らの監修のもとに製作された模型がラテックス張りの状態で作られていた』ことがラテックス説の根拠のひとつであるが[34]、
木甲板では爆弾が装甲飛行甲板の表面で爆発した場合、
やはり発着が困難になるという予想から従来信じられていた「多少打たれても耐えうる前線の中継基地としての装甲空母」という概念が
もうひとつの根拠になっていたと考えられる。


>ラテックスを飛行甲板に施工したという公式文書・図面・証言資料は全く存在しない。

これが事実ならラテックス説が有力だったのこと自体が不思議だよなあ