>>314
あなたは物語をちゃんと理解しているのしら?
同じ「死へと向かう古代進」
しかし心境は『さらば』と『2202』ではぜんぜん違うのですね。
さらば、自分の信念を曲げない純潔の気持ちからの特攻
2202、人生を諦めた心境の人が死の運命を受け入れた
なのですね。
痴呆症になって自分が旦那である事も認識できない嫁を抱えながら人生の終焉を迎えるひとりの老人。
死の間近にボケた嫁が優しい言葉をかけてくれた…もしかしたら脳の機能を超えた魂って存在があるのかもしれないという救いを得た老人、何か温かい気持ちで死を迎えられそうだ…ありがとう、俺の嫁。
そのような暗喩を忍ばせた物語なのですね。
そのような物語を描く為の装置ですからね、森雪は。