小林誠氏、待望の新作
『猫侍と花魁侍』
小林誠の境地、LEFT ALONE
ある小説家。下町の河原に寄っては
野良猫を拾って家猫にするという
ありがちな愛情に目覚めたのですね
この猫侍も小説家に飼われる寸前でした
でもね、家にいる閉じ込められて
ヌクヌクと生活する事って本当の幸せ?
たとえ泥だらけになっても
飢え死にしそうになっても
愛らしい目つきよりも鋭い目つきで
自由を謳歌する道を選ぶ方が真の猫の道
猫侍は小説家の腕を噛んで拒んでオナラをひっかけて逃亡しました
家と呼べる家がなくったって
他人から石を投げつけられても
媚を売る目つきよりも野生の目つきで
ひとりぼっちで死にゆく道を選ぶ方が真の猫の道
LEFT ALONE 小林誠は猫侍