なぜ小林が途中で降ろされなかったのか?については誰かほかの人が書いていたけど
小林をクビにしてほかのスタッフに変えるにしては、第一章からガッツリ小林がメカやら演出やら
いろいろなところに食い込んでいるので、引継ぎが難しかった、ほかの業界人が小林の尻ぬぐいをしたがらない等
色々ありますけど、復活篇から旧知の仲だった羽原さんが、小林をクビにすることを考えなかったってのが
大きいでしょうね
ただ映画の公開が進んでいく中で、製作委員会の関係者に近い2202のスタッフの何人かが
小林がネット越しにお客さんに唾吐くような真似して観客を作品から遠ざけてる問題に関して
「あれはどうにかした方が良いですよ」とアドバイスはしてましたし、私も2人ほど知っています
2代目Pは先代の遺言で、ヤマトを作るときは小林誠を使ってやってくれというのを2202だけでも
最後まで守りたかったといおうのがあったんじゃないでしょうか
しかしあまりにも代償が大きすぎた。さらばヤマトの現代的リメイクなんて、つまらなく作るほうが難しい企画なのに
小林が俺メカを活躍させたいっていう個人のエゴと、映画の私物化に没頭したために、2199は応援してくれたのに2202から離れてしまった人が随分いた
これは歴史の長い人気シリーズ作にとって大きな痛手です
キーマンなど新キャラのファンも付きましたが、声優人気、キャラ人気で作品に集まってきた人は新しいマイブームが
できるとそちらへ移ってしまうのはアニメ業界あるある問題なんです、キャラもの人気だけでは寿命は長続きしないってのは定説です
旧シリーズからヤマトを支えてきた人を、やれ老害だの馬鹿だの罵って「来なくていいです」と追い出したことは
流石の2代目Pも看過できなかったということでしょう
ファーストガンダムとかヤマトとか、あの辺を支えてる世代に冷や水ぶっかけたら、彼らからの反発があって当然です
ガンダム宇宙世紀シリーズを支持してる人の平均的年齢層ってあるじゃないですか
面倒なやっかいファンはどの界隈にもいますが、それ以上に熱心に応援してくれるお客さんが多いのだから
そういう部分を大事にしないとシリーズものは段々細っていってお終いです
やっかいなファンは確かにいますが、そういうのは内輪の飲み会の愚痴だけにしておかないとね