模型関連の古いムックを持っていたのを想い出したので、小林誠氏に関する記事を確認してみた。
(株)大日本絵画「ガンダムウォーズ・プロジェクトゼータ/モデリング・サポート・マニュアル」:1991年7月新装版4刷=1986年3月発行「 ガンダムウォーズ・プロジェクトZ」と同様の内容、の同氏フルスクラッチジオ作例文より抜粋。
「今のガンダムキットはなんか同じ作り方、塗り方をしないと嫌われ者になる雰囲気があって面白くありません。」
「メカ設定があったりとか、あれからン年たってるとかは、テレビアニメの人が考えた事だから、模型を作ろうという人は別に気にしないでもいいと思いますよ。」
(1stガンダムのソロモン戦にジオ、ジオンマーク付リック・ディアスやガザC登場、スレッガーさんの乗機を「最新モビルアーマーZETA」=ゼータガンダムのウェイブライダー形状を天地逆にして描画、とするオリジナルコミック「0079…SOLOMON」を掲載し)「ここはぼくの中にあるガンダム世界なのです。」同書奥付に同氏はSPECIAL GUEST MODELERS、SPECIAL COMICSの肩書きで記載されている。
なお (株)大日本絵画「ガンダムウォーズU・ミッションZZ/モデリング・サポート・マニュアル」: 1991年7月新装版4刷=1986年3月発行「 ガンダムウォーズU・ミッションZZ」と同様の内容、 で同氏はフルスクラッチの「ZZU」(胸部モデル)、分離・変形・合体可能の1/60ダブルゼータの作例を挙げ、奥付にMODELERS、MECHANICAL ILLUSTRATIONとして記載されている。特段、同氏記名のイラスト記事やコミックの掲載は無く、イラストととは同氏も参加している座談会記事中の「ZZU」ラフスケッチか?設定と同氏作例が似ていない事はよくある事である。
以前に話題となっていた「ガンダム・センチネル 」モデルグラフィクス編、発行所(株)大日本絵画、手許にあるのは平成元年9月発行の初版第1刷では同氏作例は無く、奥付にもその名は見られない。