>>931
は?見ましたよ。機動なんちゃらガンちゃらなんちゃら島。
パンフは3種類あったんじゃないですか?
まぁ小汚い商売してるよな、と。
作者の言いたい事は伝わりましたが。とにかく退屈。
山羊というのは生贄の象徴じゃないですか?
戦争の生贄的な意味合いで戦争孤児が集団生活している。
妙に豪華な食事風景は『最後の晩餐』を象徴しているから。
子供らは戦争の何の儀式の生贄にされようとしているのか?
それはあの島に眠る大量破壊兵器。
それを発射させまいと奮闘している男がククルスドアン。
贖罪の象徴として描かれているのは旧作と同じ。
今作のアムロは科学技術の進化の象徴として描かれている。
反戦思想の母親と技術革新派の父親がアムロに対して自身の思想を訴える悪夢から始まって。技術は人の心の有り様によって良くも悪くも様変わりする。
水道工事、電源バッテリー工事。人々の生活に欠かせない技術を修理して豊かさを与えようとする役割をアムロが淡々とこなす描写が続く。
ラストのお馴染みのセリフ「戦争の匂いがしているから消してしまえばいい」とザクを海に投げ捨てるセリフは旧作と意味合いが違う。
今作は「科学技術を捨てれば、人は愚行を繰り返さなくなるけど、不便になりますよ。それでもいいんですか?」という皮肉を込めたメッセージ。
作者はどのキャラクターにも肩入れしていない冷めたタッチの群像劇。
ククルスドアンのひとりぼっちのレジスト活動は成功するけれども、技術革新を望む人間の探究心を変えるのは不可能。
どうしょうもない人のサガを描いたのが今作のガンチャラ映画。