宇宙人ボール

たまには冒険をしろよ

投稿者:ちゃぷりん
投稿日:2011-12-23 16:12:21

【ネタバレ注意】
「スーパー8」はスピルバーグ作品への愛に溢れたSF映画の秀作だったけど、コチラの「ポール」も負けちゃいねぇぞ。
なんたって、これまたベースが「未知との遭遇」と「E.T.」なんだから。
で、この手の映画に対する批判として必ず出てくる「リア充が上から目線でオタクを…」という的外れな意見だけど、
作り手は筋金入りのオタクだと思うんだよね。
「ショーン」や「ホットファズ」を観れば分かるしょっ!!

てなわけで、「未知との遭遇」と「E.T.」を換骨奪胎して、
ここ最近のアメリカン・ライト・コメディ(ARC)のトレンドとも言えるブロマンスもののテイストを振りかけて、
ディープなSF映画ネタをアチコチに散りばめた作り。
SWネタにほぼ特化した「ファンボーイズ」なんかもそうだったけど、
知っていると愉しめるのは間違いないのだが、ヘタするとその狙い加減が逆に「あざとい」と感じられてしまう危険性はある。
でも、ペッグ&フロストの映画は基本的にはそういのばかりなんだけどね。
主人公が英国人2人組ということと、彼らが逃亡した宇宙人との間に友情を育むというところでは異質なんだけど、
ポールと共にアメリカ中西部を旅するうちに見えてくる、アメリカという国の

http://www.allcinema.net/prog/use_comment.php?handlename=%A3%C1%A3%D3%A3%C8