>>372一行目→・・そこからの音である。 3行目→・・見ることのない種である。それら一面一面に解剖された経過の姿が映されている。
>>>>3742行目→足元を見る。言葉だけ上に投げた。 
 獣道に似た隘路である。触れる蓑笠が葉に載る滴を散らせる。急ぎ足である。「若、ありゃ堤のようなものでもございませんよ?」
「要害。そのようなものか?このあたりに支流などない」今、道の側の奥。少し切り開いてたそこに彼らはいた。