>>408、6行目→・・簡易実験キットで遊んでいる。 >>409、3行目→・・拳銃をホルスターから取り出して見つめた。

>>409、16行目→・・木の梢が揺れた。「ドサッ」突然重たい物が地面に落ちる音だけがした。少し目を凝らしみると、厚みのある布の塊のように思えた。

車一台を覆う程の大きさであろうか。まして犬程の大きさでも気味が悪い。冷静に何かを確認しようとした。しかし事にあたり・・

 「この先って?」後先まで余裕がなかったかもしれない。ウォルドは失笑した。巨大な機体で飛んでいるのだ。「早く!この先はマンハッタン。街だよな?どこに降りる!?」

「落ち着け!ウォルド。そのまま通りすぎろ。上昇をしろ!」「一度片足だけでも付けないか?」「そうだな、いや、ないかも、いや、ないな!上昇だ。ウォルド。早く!」

巨大である。大きさに速度が比例する。「なんてこった。速すぎる!」外気は凄まじく蹴散らかされる。

 これまでも同じく時を過ごしたのである。その地の都合である。生態圏の激変にも耐えうる程に大きくなるのである。

大気はかき混ぜない。天変地異ですら遠くやり過ごし、時の流れを見るのである。