(↑おいておきまして、そいうことでもないとして、この突っ込みは別にいらないみたいです) >>412、15行目→彼らとも・・ >>411、12行目→巨大である。重いほど速く!大きいほどに速く!

>>412、1行目→・・大きいほどに速く!外気を凄まじく蹴散らし、圏界面を貫き、天の境界を無きものとする。


 「ならば迎え撃つか!」翻りマントを扇に広げ視界を隠す。死角を狙う動きが交差する。

ラルフ・アンダーも間合いを立て直す。前を何かが横切った。ラックに掛けられたマントである。その濃い群青が闇に溶ける動きをする。

人肌に制御されたラックは盾となり、マスクの男、デイビッド・フレイヤとー軌を一にする機能を持つ。

虎にも爪がある。フレイヤーは手に剣を持っていた。盾ではなく鞘を示す動きとなる。ラルフ・アンダーは笑っている。

その半獣のラックはさながらキャディーである。マントは暗闇の中で濃く。今、フレイヤーが纏っている色は黒である。闇の色である。