>>416、7行目→「シーノ、キツネとジャガー、今どこにいる?」アンダートは走りながら応答を求めた。「ええと、ジェフとオレク、ジェフと・・」  

22行目→・・「ええと、大変そうみたい・・」シーノは革の上着を掴んだ。


 「あそこだ。応戦している。向かおう」小銃の甲高い音がする。「よし止めろ。見てくる。いつでも出れるようにしておいてくれ」

テッドとモスキーは小走りで駆けよりながら、周囲を見回した。「他の拠点はどうなっているのか分かるい?」各々がハンドガンとライフルを向けて発砲している。

「同じみたいだ。堰き止めようとしている」マークは走りながらハンドガンを向けた。「他の連中は各地点で加勢に加わっている」「周囲を広く鉄条網で囲っているとか?」

「手が回らないみたいだ。どうだろうか?」ここは高架への接続場所となる。インターチェンジの各地点の一つである。

 軍用トラックが走っている。荷台に人が乗り、人の足程の長さのボンベが数本立て掛けられている。続くワンボックスの中は科学鑑識さながらのつもりであるのか、

ただし雑な素人の装いである。役割を異にする白衣を着た医療班らしき人間が乗っている。