カメラ一台で撮ってる人でも才能のある人なら、画面から匂い立つような何かを感じる。
日本の監督からはそういう物を全然感じない。才能がないから。映画って言うのは、監督が頭の中で
画面を思い描いた時点で大部分決まってるようなもんだと思う。頭の中に思い描いている物が貧弱だから、
それが画面にも現れる。
日本の映画製作者というのは、映画を、お金を掛けてみんなで映像を撮って、みんなでこねくり回す何かだと
勘違いしているんじゃないか。