景山民夫氏の未読小説が原作ですが、「基本的な人物設定を
流用したまったくの別物」らしい『さすらいのトラブルバスター』(96)。
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「TV業界の裏側」が舞台。井筒監督の軽妙なハードボイルド??
の快作。「しょーもない掛け合い」の多さをツマらなく感じるか楽しく
感じるかで評価が分かれそう(私は後者)。主役の鹿賀丈史と「記憶
喪失」の村田雄浩のコンビが最高。好きではない山城新伍と久本
雅美を始め皆が活き活きしてる。『キスキス,バンバン』(2005)が好きな
人ならいけるかも。銃によるドンパチはありません。井筒監督の映画は
TVやビデオで12本観ていた。『犬死にせしもの』(86)は真田広之が
撃たれた直後の佐藤浩市の痺れるセリフだけで記憶に残り続ける。
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井筒氏の「暴力と笑い」のセンスを信用してる。↓原作寄り?の漫画版。
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OVやTV映画にもなった『事件屋稼業』とは又違う秀作ハードボイルド。
http://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/503094963.jpg