日本未公開の『エディ・コイルの友人たち』(73)。原作未読。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=tbEKZBv5tyY
大きな組織に所属しないインディペンデントな犯罪者達=「友人たち」。
「ボストン裏社会」版の『裏切りのサーカス』。くたびれた50過ぎのエディの
役割は銃の調達や連絡係。「友人たち」は皆、「飯の種」の銀行強盗に
精を出す日々。後ろ盾が無いため、初取り引きの相手には舐められない
様に時には一発カマし(威嚇)、あくどい罠や囮捜査への警戒を怠らない。
未公開を納得するぐらいに地味≒渋い。私は大の好みで傑作と感じた。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=2961
連想した映画は『裏切りのサーカス』(2011)と『ジャッキー・ブラウン』(97)。
監督は英国人ピーター・イエーツ。102分の「群像劇」なので、全キャラが
掘り下げられているわけではなく、想像で補うしかない場面も多かった。
エディとディロンの関係とか。役名が「ジャッキー・ブラウン」の銃のブローカー
が個人的に特に気に入りました。49歳で死去したスティーヴン・キーツ
という役者だそうです。こいつが絡む場面は全てが傑作で、味わいが深い。
>>149の続き。『110番街〜』、『リスボン〜』、『狼たち〜』の3本が未見。