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絶版映画本/未DVD化/その他 2 [無断転載禁止]©2ch.net
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0334名無シネマさん(大阪府)
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2018/09/30(日) 08:06:23.88ID:0XyffHVW
フランシス・フォード・コッポラ監督の初期作品『雨のなかの女』(1969)。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1227
「ニューシネマ的メロドラマ風ロードムービー」?の秀作。オンデマンドDVDあり。
http://tsutaya.tsite.jp/item/movie/PTA00008MQ68
『映画をめぐる冒険』(1985年)に所収の川本三郎氏による『雨の〜』評。
《コッポラがみずから作ったゾエトロープ・プロの第一回作品。車で旅に出た
人妻(シャーリー・ナイト)が途中、元フットボールの選手で事故のため
少し頭がおかしくなった青年(ジェーム・ズカーン)と知り合い、孤独な
人間どうしの愛情で結ばれていく。原題はレイン・ピープル(雨族)。
「雨族は雨で出来ていて、泣くと水になって消えてしまう」という、青年が
子どものころに聞いたお伽噺からとられている。後にスペクタクルに傾斜
していくコッポラだが、このプライヴェート・フィルムのなかでは繊細な感受性を
見せている。〜若き日のジョージ・ルーカスはこの映画の撮影過程を撮影して
『ザ・ピープル』という記録映画を作った。》 撮影過程のドキュメンタリーは
もちろん未見ですが、↓『Filmmaker』(1968)という32分のやつらしい。
https://www.imdb.com/title/tt0062970/
0336名無シネマさん(大阪府)
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2018/09/30(日) 08:52:34.05ID:0XyffHVW
野暮な私は全く乗れずに困った『再会の街 ブライトライツ・ビッグシティ』(1988)。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81GjRFh1QVL._SL1500_.jpg
未DVD化。マイケル・J・フォックス主演。親友役にキーファー・サザーランド。
美人嫁(フィービー・ケイツ)に逃げられた作家志望の兄ちゃん(老舗雑誌の編集者)の
嘆き節とコカイン吸入を眺めるだけの映画。↓の解説の低評価に便乗させてもらう。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=8318
昔のキムタクのCMに流れていた渋くてカッコ良い歌のドナルド・フェイゲンという人が
音楽監督を担当している唯一の映画らしく、アーバン?な雰囲気。↓CMの原曲。
https://www.youtube.com/watch?v=sogYgHlNnqo
映画の最後の場面に流れる↓「Bright Lights, Big City」は未発売らしいです。
https://www.youtube.com/watch?v=xGKWvHmlijk
本作の監督ジェームズ・ブリッジス(1936−1993)が脚色した『地球爆破作戦』(1970)は、
その筋では知られた「コンピューターが自我を持つSF映画」の傑作?らしい。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=14477
昔から興味はありますが未見です。
0337名無シネマさん(大阪府)
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2018/10/07(日) 07:53:33.59ID:RmiYK9DP
篠田正浩監督(1931年生まれ)のフィルモグラフィー。妻は女優の岩下志麻。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=117012
ビデオ・TVで5本だけ観ました。私のベストは『暗殺』(1964)で、傑作だった記憶。
https://mint.5ch.net/test/read.cgi/movie/1385783468/713
内容は余り憶えていませんが、入り組んだ幕末版『裏切りのサーカス』みたいな話?。
https://www.dailymotion.com/video/x49wve
↑英国人監督アレックス・コックスが語る『暗殺』。何しゃべってるかは分かりません。
2番目に良い『乾いた花』(1964)。ジャンル的には「謎が解かれない」ノワールか。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=PEmHqkKQ2BU
石原慎太郎原作で、池部良と加賀まり子が主役。キザな役の池部良が最高に男前。
特にジャンパー、サングラスなどのラフな洋服姿。ボブやシドニーに負けない「渋さ」>>55
若い杉浦直樹も「顔」が驚くほどカッコイイ。モヤモヤして評価が難しいですが、悪く言えば
「雰囲気だけ」の映画。3番目が『心中天網島』(1969)、その次が『少年時代』(1990)。
『少年時代』は井上陽水の主題歌以外は藤子不二雄Aの漫画版の方が少年達の
「闇が濃く」てずっと良い(原作未読)。ビートルズの歌が耳に残る『悪霊島』(1981)は大昔に
TVで観ました。内容は憶えていないので評価できませんが、大した事なかった?!。
0339名無シネマさん(大阪府)
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2018/10/07(日) 08:15:53.63ID:RmiYK9DP
篠田正浩監督の『乾いた花』(1964=昭和39年)に自己レス>>337
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=141112
ベタな解釈ですが、加賀の役はタナトス(死への欲求)に憑かれた破滅願望の女?
組長二人(宮口精二と東野英治郎)だけの会話場面は脱力的でユーモラス。
日本版DVDと米国クライテリオン版のBlu-rayに付いている日本のレビュー。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B009YDAHGG/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B004NWPY4I/
篠田監督の作品では本作が海外での知名度・評価が最も高いんでしょうか?
https://www.rottentomatoes.com/m/pale_flower
https://www.imdb.com/title/tt0056327/reviews
古い洋画では無いのだけど、古い邦画では時々『音楽がダサいな〜』と
感じる時があります。映画以上に音楽の「良し悪し」を自分が理解できる
のかは自分でも懐疑的ではありますが。本作は武満徹(1930−1996)という
著名な方だそうです(7本視聴)。映画を引き立てる良い音楽だと思いました。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=937
ビデオでは「支那人」と言っているがDVDでは(肯定否定ややこしいのでノータッチ)?
0340名無シネマさん(大阪府)
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2018/10/07(日) 08:29:29.30ID:RmiYK9DP
恋愛映画は好んでは観ませんが、昔に観たスコセッシ監督の日本での「初」公開作で
「バツイチ子連れオバさん」の恋愛もの『アリスの恋』(1974)は好きだった。↓未亡人!?。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1416
エレン・バースティン主演。最初に見たのがTVの吹き替え版で、当時12歳の
ジョディ・フォスターがヒネくれたチョイ役(息子役のメガネの男の子に万引きをすすめる
常習犯?)で出てきて強い印象を受けました(後に字幕版で再見したら印象が薄い)。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00HNZRDTQ/
https://www.youtube.com/watch?v=2jFhv9mPqk4
↑予告。先ごろ亡くなったニール・サイモン関連の映画は3本だけ観ています。
その一つ、マーシャ・メイソン、リチャード・ドレイファス主演『グッバイガール』(1977)も
「バツイチ子連れオバさん」恋愛もの。私は『アリス〜』の方が好きですがコレも中々。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=6293
同じR・ドレイファス主演で未DVD化の「バツイチ子連れオバさん」恋愛もの
『バディ・システム』(1984)。ほぼ忘れてますが、『グッバイ〜』と、どっこいどっこい?。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=18215
0341名無シネマさん(大阪府)
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2018/10/14(日) 07:24:04.14ID:0541Twzz
マーロン・ブランドとジャック・ニコルソンの二大怪優が主演、『俺たちに明日は
ない』(67)のアーサー・ペン監督(1922−2010)の『ミズーリ・ブレイク』(1976)を観た。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=22695
原題「The Missouri Breaks」は、舞台となるモンタナ州(カナダと国境を接する)の
ミズーリ川上流地域。盗賊団は破壊され、牧場主の一家は自壊する。何に注目
すればいいのか、散漫で微妙な「異色」のニューシネマ西部劇という印象でした。
主役のニコルソンは、まだ普通の演技ですが、満を持して途中から登場のブランドは
「整理屋(レギュレーター)」を自称するヘンテコな「殺し屋」を余裕綽々の怪演。
https://www.youtube.com/watch?v=9Mx0elR30b0
↑予告。ブランドは長距離射程の銃がメインウェポンで、特製の大型十字手裏剣
みたいなやつまで使いこなす。『エキセントリックな殺し屋が出てくる映画』ランキング
があれば、必ずランクインしそうです。私は詳しくないので、その手の映画の名を多く
挙げられませんが、邦画の「エキセントリックな殺し屋」ものは『殺しの烙印』(1967)、
洋画なら『殺しの〜』に(一部)影響を受けた『ゴースト・ドッグ』(1999)は浮かびました。
https://www.youtube.com/watch?v=Rml5ehAl7SM
↑『ゴースト〜』のファンメイド予告。ベタ?ですが、最高なのは『ノーカントリー』(2007)。
0342名無シネマさん(大阪府)
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2018/10/14(日) 07:37:54.49ID:0541Twzz
『ノーカントリー』(2007、No Country for Old Men)に自己レス>>341
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=328975
『殺しの烙印』と『ゴースト・ドッグ』の両方とも、好きではないですがユニークです。
『ロード・トゥ・パーディション』(2002)の殺し屋(ジュード・ロウ)も中々エキセントリック。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=237243
https://www.youtube.com/watch?v=tGEveEqpjYk

『ノーカントリー』はハビエル・バルデムが血も涙も無い変な髪形の殺し屋を快演。
https://www.youtube.com/watch?v=qnwNuG1ayno
↑予告。好き嫌いが割れそうな「エキセントリックな殺し屋」ものだと思います。
「殺し屋」というより、誰に対しても完全に平等な「死神」の領域に達していました。
私はウディ・ハレルソンが出てくるあたりから面白く感じ始めました。納得、満足。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B07B119VFP/
『冒頭の保安官、どうやってアイツ捕まえたんや?』が観終わった全員の疑問。
0343名無シネマさん(大阪府)
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2018/10/14(日) 08:14:10.51ID:0541Twzz
未DVD化のフランス映画『ピストルと少年』(1990)のジャケット写真。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2016/10/img909.jpg
↑《90年代の「大人は判ってくれない」》と書いています。似てないけど90年代の
『SWEET SIXTEEN』(2002)でも可(=鬱屈した少年が主役)。ロードムービー風の
作りで徐々に良くなってはいきますが、私にはスローで「ノロく」感じた。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=Tm-18nwMrg8
アル中?の母・再婚相手の義父と団地に暮らす不良少年、お人好しの堅物刑事、
離婚した実父と暮らす(少年とは会ったことが無い)姉、三人の関係が描かれます。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=19120
「刑事」役のリシャール・アンコニナは、『チャオ・パンタン』(83)で準主役の
チンピラ青年、アラン・コルノー監督の『一匹の狼 ロンサム・コップ』(86)では
主役で、黒人の娼婦に惚れる刑事だったと思います。後者は未DVD化。
https://www.buyuru.com/item_1076589_1.html
↑イマイチ。『ピストル〜』の音楽はジャズ?。少年の「決意」で閉めるラストが良い。
大昔『CINEMAだいすき!』での放送(佳作と評していた)を見逃し、やっとの視聴。
0344名無シネマさん(茨城県)
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2018/10/18(木) 03:54:04.23ID:KnwY5lKS
とても簡単なPCさえあれば幸せ小金持ちになれるノウハウ
少しでも多くの方の役に立ちたいです
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね

H4E
0345名無シネマさん(大阪府)
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2018/10/21(日) 07:27:58.77ID:PxPoRCBU
『デルス・ウザーラ』(1975)。昔に何かのTV番組でビートたけしが評価していた。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=15482
映像に関してだった??。『黒澤監督の作品の中では、あまり言及されないけど』と、
前置きしていた記憶。「時代の変化に取り残される」一人の老猟師の話だったと
思う。猛吹雪の中で一晩を過ごすシーンが良かった。寓話的で、私的には佳作。
https://www.youtube.com/watch?v=oXGB-dKchz8
↑ロシア語の予告。主人公の老猟師「デルス・ウザーラ」は、風貌も含めて誰もが
好きにならざるをえない。最後は胸を締め付けられるような切ない気持ちになります。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B000EQIT6C/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00ATY718Q/
『ミズーリ・ブレイク』(1976)、『ノーカントリー』(2007)>>342の2作も、ありきたりですが
「時代の変化(潮流)」に取り残されたり、翻弄されたりする人々を描いていたと思う。
『ノーカン〜』はニック・ノルティ主演『ドッグ・ソルジャー』(78)と同じ「ドラッグ禍」が時代背景?
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=15943
0346名無シネマさん(大阪府)
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2018/10/21(日) 07:35:22.93ID:PxPoRCBU
>>342

『エキセントリックな殺し屋』が主人公の漫画作品では、小池一夫が原作の
『長男の時代』>>23、『木曜日のリカ』>>65、『殺愛』>>91、『21世紀の狐』がある。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/183/0100363183/01003631830.jpg
あざとい「奇抜さ」ですが私は好み。『マッド☆ブル34』にも糖尿病の殺し屋とか出てくる。
0347名無シネマさん(大阪府)
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2018/10/21(日) 07:50:16.83ID:PxPoRCBU
『ジャガーNO.1』(79)に、「亜流スパイアクション」繋がりで自己レス>>201

「女ジェームズ・ボンド」風?の『S.H.E. クレオパトラ・ジャガー』(1980)。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=9443
未DVD化に納得の3流作品。敵役の一人アニタ・エクバーグ(1931−2015)の
「指輪から飛び出す超小型ドローン」みたいな(秘)武器だけ記憶しています。
肉体派美女として有名だったA・エクバーグが、本作では「凄くコワい顔の
巨大オバさん」になっていた事実の方が(秘)武器より驚きだった。↓若い頃。
http://cultsirens.com/wp-content/uploads/2015/03/anita-ekberg1.jpg
A・エクバーグが主役みたいな扱いの『パリの休日』(1958)の映画パンフレット。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/91F7EduIqrL._SL1500_.jpg
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71Mch174b9L._SL1500_.jpg
米仏のコメディアン、ボブ・ホープとフェルナンデルが共演した未DVD化のコメディ。
https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/513xDPSdtGL._UL500_.jpg
「入院」して追っ手から逃げるため、2人が精神病院の門前で必死にキチガイの
フリを競い合う不謹慎な場面「だけ」は中々に愉快でした。A・エクバーグはチョイ役。
0349名無シネマさん(大阪府)
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2018/10/28(日) 07:52:37.27ID:mVTL6Wyd
先週放送の『クチコミ新発見!旅ぷら』に「トミーとマツ」が出演。ちらっとだけ観た。
http://www.ytv.co.jp/tabipura/backnumber/20181021.html
オッサンは懐かしくて死ぬ、松崎しげるの名曲『WONDERFUL MOMENT』。53秒〜。
https://youtu.be/pucl5J7uHm8?t=53
夕方の再放送でよく観たTBS系『噂の刑事トミーとマツ』(1979〜82年)のエンディングで
流れる。他愛もないワンパターンな内容だけど面白かった。『おとこおんなの、トミコーっ!』は
現在では放送無理でしょうか。↓『WONDERFUL MOMENT』(1979年)のクセの強いライブ版。
https://www.youtube.com/watch?v=yEFdUU2gixM
↓アニメ映画『SPACE ADVENTURE コブラ』(1982)の主題歌『DAYDREAM ROMANCE』も名曲。
https://www.youtube.com/watch?v=xGn8hbV2cpE
https://reminder.top/661534228/
映画のEDで流れるEVEの『STAY…』もいい。原作者からも評判の悪い映画版ですが好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=pBWD62OARb8
松崎しげるが歌う『ルパン三世のテーマ(ヴォーカル版)』。この人は本当に実力派ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=geU6xooh5Xg
0350名無シネマさん(大阪府)
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2018/10/28(日) 08:04:50.93ID:mVTL6Wyd
有名な『サイコ』(1960)の脚本家ジョセフ・ステファノ(1922−2006)の脚本で
撮られた未DVD化の心理スリラー『サイコ ドリーム』(1988、Blackout)。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=4215
原題「ブラックアウト」は、「停電」、「一時的な記憶喪失(※本作)」の意味。
アメリカの田舎の農園が舞台で、話の筋も大したことなく、演技なども含め
3流作品ですが、退屈はせず。本作をヨーロッパに移しダリオ・アルジェントが
監督して背徳的な「殺人場面のエロス」をドぎつく強調すれば、少なくとも
私は満足できます。「背後からブスブス刺されながら頭から窓ガラスにバッリーン」
の場面は、まさか『フェノミナ』(1985)の影響だったりするのでしょうか??
「一時的な記憶喪失」ものの映画では他に、あまり面白くありませんでしたが、
ロス・マクドナルド原作の『第三の標的』(1980)、アベル・フェラーラ監督の
『ブラックアウト』(1997)があり、両方とも未DVD化です。↓『第三の〜』予告。
https://www.youtube.com/watch?v=eAfU9RBjwsk
0351名無シネマさん(大阪府)
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2018/10/28(日) 08:09:11.47ID:mVTL6Wyd
>>350

ダリオ・アルジェント監督の『オペラ座 血の喝采』(1987)は、これぞ「ジャーロ」!?。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=3789
私は「95分」のVHS版でしか観ていませんが、私が観ているアルジェント作品
では上位の面白さでした。「やり過ぎている」所が好きです。↓ファンメイド予告。
https://www.youtube.com/watch?v=xelvb5r0FlM
ドアスコープのくだりにシビれ、「目を閉じさせない」小道具に、つい、笑みがこぼれる。
https://www.youtube.com/watch?v=O4Eop6u4_Pw
https://www.youtube.com/watch?v=q3KAjVF0-Io
↑アメリカ版の予告と、「107分」の完全版Blu-ray/DVD発売時の日本版予告。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00K1T9RO0/
0352名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2018/11/04(日) 07:19:07.31ID:wgLjIQbh
ミュージカル?の『黒蜥蜴(くろトカゲ)』(1962=昭和37年)に自己レス>>40
面白かった。歌い踊る場面は、ほんの少しだけ。命を賭けた「遊び(ゲーム)」の世界。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=86421
京マチ子が「女賊・黒蜥蜴」役で、大木実が「日本一の名探偵・明智小五郎」役。
https://www.youtube.com/watch?v=OHZltlQmVuQ
古臭いが猥雑で耽美な↑OPでテンション上がる。が、そこからの序盤15分くらい?が退屈。
原作も舞台版も知りませんが、本作は「黒蜥蜴のターン」⇒「明智のターン」という感じで
交互に見せ場が来るようになっています。このダレる誘拐の場面は「黒蜥蜴のターン」
ですが、「明智のターン」になって、ようやく「面白さ」の光明が差し始めました。特に
男装の京マチ子が喜々として歌い踊りながらエレベーターに乗り逃げて行く至福の場面。
ここでガッチリ心をつかまれた。その後は、まぁ、用心棒たちのミュージカル場面なんかは
サブいけど、序盤のホテル内のようなつまらない場面は無く、大方楽しく観れて満足です。
https://www.dailymotion.com/video/xc0sy4
↑予告。京マチ子は素晴らしいが、恋愛映画でもある本作に大木実は不向きに感じた。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00F3YU1YI/
たしか『珍作ビデオのたのしみ』(1989年)で好評価でした(ソレで知りました)。
0353名無シネマさん(大阪府)
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2018/11/04(日) 08:07:01.31ID:wgLjIQbh
ロバート・アルトマン監督『突撃!O.C.とスティッグス/お笑い黙示録』(1985)。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2015/11/oc.jpg
アリゾナ州フェニックスが舞台の笑えない「鉄面皮」なブラックコメディ。イケメンの
バカ高校生「O.C.とスティッグス」の二人組に、両親が小さな保険業を営んでいる
同級生の「シュワブ一家」が、なぜか執拗にイタズラの標的にされるという、本当に
それだけが話の大筋。標的にされる理由は説明されませんが、「シュワブ一家」も
とぼけた連中ばかりで、イジメのような嫌な陰湿さはありません。何もかもが乾き
きっていてアホだ。あまり好みではありませんが馬鹿馬鹿しさはアリ。未DVD化。
https://www.youtube.com/watch?v=1EbRQMyMtgo
↑ファンメイド予告。ロバート・アルトマン監督作品は、『ナッシュビル』(1975)を筆頭に
代表作と呼ばれるものを現時点では観ていませんが、9本観た中では3番目くらいに
『カンザス・シティ』(1996)が好きです。特に「一途」なJ・J・リーが。オチはアレですが。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=51830
https://www.youtube.com/watch?v=66rtqQ2Q-Wk
↑予告。私の一番は『ロング・グッドバイ』(1973)です。↓フランス版の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=YuF_E3Bdnrs
0354名無シネマさん(大阪府)
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2018/11/04(日) 08:15:13.76ID:wgLjIQbh
レイモンド・チャンドラーの原作を「改悪」?した『ロング・グッドバイ』(73)の解説と予告。>>353
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=25868
https://www.youtube.com/watch?v=Kb-gAEx9GNU
小説は読むのが苦手なので原作は未読です。映画は原作ファンやハードボイルドのファン
からの酷評が多かった?ようです。名著『70年代アメリカン・シネマ103』(1980年)より引用。
https://www.amazon.co.jp/dp/4845980304/
《〜アメリカ映画のスーパー・ヒーローの一人である私立探偵フィリップ・マーロウはダンディで
あらねばならない、という見地からの批評はクソミソであった。しかし、ヘソ曲りの
ロバート・アルトマン監督がいかにも颯爽とせず、コミカルでさえあるエリオット・グールドを
マーロウ役に選び、時代を現代におきかえただけの効果もあった。猫のエサをスーパー・
マーケットに買いに行くくだりからはじまって、独特のけだるい雰囲気が全編を支配している
うちに、観客の腑に落ちぬまま解決にいたる――これはオーソドックスに対するアルトマンの
挑戦としての面白さだったのである。》 昔に古本屋で購入後チラっとしか読んでいなかった
↓『ハードボイルドの探偵たち』(1979年)というムック。興味ある箇所だけ読んだけど面白い。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/102/0100287102/01002871021.jpg
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/102/0100287102/01002871020.jpg
0355名無シネマさん(大阪府)
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2018/11/11(日) 07:57:17.14ID:pS0vw7AN
再見して好きになった映画。5本とも初見は20代で、TVやビデオでの鑑賞でした。
初見時には「ピンと来ない」作品だったけど、何年か後に機会があり再見して良さに気付いた。
●『893(やくざ)愚連隊』(1966)。反社会的な小悪党(チンピラ)達が主人公の「ネチョネチョ」
青春893グラフィティ。シリアスなピカレスクものではありません。24歳の松方弘樹が主演。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=160736
↑の解説では「悲劇的なラスト」と書いてありますが、道路からのアレを「悲劇」と見る人は
いないと思います(ニンマリします)。『B級ビデオ発掘カタログ』で知る。『このビデオを見ろ!』にも
掲載。さんざんお世話になった両誌で採り上げられているという事実だけで間違いない(?!)。
https://www.amazon.co.jp/dp/B000GUK48C/
●『竜馬暗殺』(1974)。原田芳雄が「坂本龍馬」を演じた有名な作品。「祭り(青春)の終り」。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=144804
↓予告篇。出番は短いですが、25歳の松田優作が、なかなか存在感があったと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=llEymU15uq8
●『竜二』(1983)>>206。金子正次の娘さん(本作出演)はF・マリノスのスタジアムDJだそうです。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=148742
いくら高評価でも「つまらない」と感じたら、私は再見しません。鑑賞眼や相性は、あると思います。
0356名無シネマさん(大阪府)
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2018/11/11(日) 08:06:36.45ID:pS0vw7AN
「再見して好きになった映画」に自己レス>>355
●『フェイズW 戦慄! 昆虫パニック』(1974)。ソウル・バス(1920−1996)唯一の長編映画。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=19866
ソール・バスは著名なグラフィックデザイナーだそうです。突然変異の高知能「蟻(あり)んこ」軍団が
人類に替わって地球の支配者に?というユニークな設定を大マジメに展開する異色のSF。
『このビデオを見ろ!』で教わる。初見時はピンと来ず、暫らくして不要なビデオを廃棄するために
再見したら、とても良かった。精緻にデザイン(計算)された「カッコ良さ」が本作の神髄だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=A5fmBny23XA
https://www.youtube.com/watch?v=1-7-IVT2Tbg
↑カッチョイイ予告2種(公式とファンメイド)。私は人知れず死闘を繰り広げる「高知能アリVSカマキリ」
のシュールな場面が好きです。↓劇場公開時にカットされ現在も未収録の幻想的なシーンが見れます。
https://www.youtube.com/watch?v=beLpsWaUDNk
●『ラスト・ラン 殺しの一匹狼』(1971)。ジョージ・C・スコット(当時44歳)が逃走専門のドライバー。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=24608
枯れきっていない「人間臭さ(感情)」、痩せ我慢の「渋さ(ダンディズム)」。私にとっては佳作です。
https://www.amazon.co.jp/dp/B01MEHGZGE/
0357名無シネマさん(大阪府)
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2018/11/11(日) 08:40:07.33ID:pS0vw7AN
1か月くらい前に某FMラジオ番組でディレクター?の人が『ミスター・アーサー』(1981)で
流れるクリストファー・クロスの有名な『Arthur's Theme (Best That You Can Do)』を
はっきりと「アーサーズ・シーム」と言っていて、『え?、「テーマ」が正解では』と思って調べたら
英語では「シーム」に近く、「テーマ」はドイツ語的な発音(Thema)らしい。ややこい。>>4-5
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=22701
日本では↓『ニューヨーク・シティ・セレナーデ』という名前が有名で私もソレで覚えてる名曲。
https://www.youtube.com/watch?v=8i4bsT-cQWw
https://www.youtube.com/watch?v=7az7NDJ3E1o
↑佐藤竹善『トーキョー・シティ・セレナーデ』。↓『グレイス・オブ・マイ・ハート』(1996)の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=rvmH7pHVvzw
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=54670
キャロル・キングの半生がモデルの静かに沁みてくる伝記映画。↓もう1種類の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=DsetuT5XrwI
両方「未DVD化」だがAmazon Prime Videoで観れる。『グレイス〜』は来年1月Blu-ray/DVD発売。
↓『Tokyo Pop』(1988)でキャロル・キングの『ナチュラル・ウーマン』が歌われた背景。>>4
https://twitter.com/diamondyukai/status/1031069436407496704
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
0358名無シネマさん(大阪府)
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2018/11/11(日) 09:53:26.01ID:pS0vw7AN
『グレイス・オブ・マイ・ハート』に自己レス>>357 キャロル・キング含め洋楽はさっぱり知らない。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71shSnXHwZL._SL1020_.jpg
エルヴィス・コステロの1998年の『ペインテッド・フロム・メモリー(Painted from Memory)』という
アルバムは、すべての曲がコステロとバート・バカラックの共作で、そのきっかけは1995年に映画
「グレース・オブ・マイ・ハート」のために「God Give Me Strength」を共作したこと(※Wikipedia情報)。
映画の中で『God Give Me Strength』を主演女優が歌う「口パク」歌唱の場面。
https://www.youtube.com/watch?v=pJvKN7MS_9w
実際に歌っている女優・歌手のクリステン・ヴィガードの歌唱。
https://www.youtube.com/watch?v=UCGTBZfaYck
エルヴィス・コステロ歌唱、バート・バカラックがピアノ伴奏の動画。
https://www.youtube.com/watch?v=lrcNnIV6FV8
0359名無シネマさん(茸)
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2018/11/15(木) 14:29:08.07ID:7C7BgE91
市川準監督
『ノーライフキング』
『病院で死ぬということ』
『クレープ』
『ざわざわ下北沢』

その他の日本映画
『いさなのうみ』

中国・香港映画
『紅夢』
『フルムーン・イン・ニューヨーク』
『レッドダスト』

米国映画
『再会の街 ブライトライツ・ビッグシティ』
『恋愛の法則』
0363名無シネマさん(大阪府)
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2018/11/18(日) 07:53:41.35ID:MGjeWmTI
「角川映画」第1回作品の市川崑監督『犬神家の一族』(1976)公開で巻き
起こった「金田一」ブーム?により、1981年までに、『悪魔の手毬唄』、『獄門島』、
『八つ墓村』、『女王蜂』、『悪魔が来りて笛を吹く』、『病院坂の首縊りの家』、
『金田一耕助の冒険』、『悪霊島』の↓9本の映画が製作(公開順)されました。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=120274
『女王蜂』と『金田一耕助の冒険』が未見。他の7本は大昔にTVで観ました。
何年か前にビデオで再見した『犬神家の一族』、『悪魔の手毬唄』、『獄門島』と、
嫌でも強烈に記憶に焼き付いている『八つ墓村』以外の3本は、ほぼ記憶に無い。
一般的に最も評価が高いのは『犬神家〜』、『悪魔の〜』、『八つ墓村』の3本
でしょうか。不満はないのですが、個人的に『獄門島』を推したい。離島が舞台で
風景が美しい(青空と海の解放感)、最後に全てが「無意味」になる設定などが
好きな点ですが、一番は美人が多いこと。「面食い」ではないけど大原麗子(31歳)、
浅野ゆう子(17歳)、坂口良子(22歳)は眼福。↓予告2種。司葉子(43歳)も綺麗。
https://www.youtube.com/watch?v=_m_ioG6597I
https://www.youtube.com/watch?v=hxkm7jthEhE
「金田一もの」全般に言えますが、「見立て殺人」の無理矢理さがジャーロっぽくて良い。
0364名無シネマさん(大阪府)
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2018/11/18(日) 07:58:47.40ID:MGjeWmTI
>>363 私が観ている「金田一」映画(原作未読)では、おぞましくて悲しい過去の
秘められた事件が「本震」、現在起こる凄惨な連続殺人が「余震」という構造。
おどろおどろしい「本震」再現場面は、毎回大きな見所で、人間という生き物の
「業の深さ」に嘆息する。『八つ墓村』だと「本震」級が2度あって、どちらも心底恐ろしい。
「石坂浩二の金田一」が好きな理由⇒残酷で物哀しいドロドロ因縁話の清涼剤。
『犬神家の一族』(1976)と『悪魔の手毬唄』(1977)の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=7onKhHoJEy0
https://www.youtube.com/watch?v=gz8dAkxct1k
『八つ墓村』(1977)と『女王蜂』(1978)と『悪魔が来りて笛を吹く』(1979)の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=kY5jbu9KHjU
https://www.youtube.com/watch?v=2lCpzrrPKJU
https://www.youtube.com/watch?v=7SRtolRyEqI
『病院坂の首縊りの家』(1979)、『金田一耕助の冒険』(1979)、『悪霊島』(1981)予告。
https://www.youtube.com/watch?v=Tmls5HvgREA
https://www.youtube.com/watch?v=D0hOYeueJm0
https://www.nicovideo.jp/watch/sm13176762
0365名無シネマさん(大阪府)
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2018/11/18(日) 09:02:08.80ID:MGjeWmTI
「ハードボイルド映画」関連に自己レス。 >>263-264 >>324 >>354
日本では未ソフト化のコメディタッチ?な70年代B級ハードボイルド映画。未見。
「Gumshoe(ゴム底靴)」、「Peeper(のぞき見する人)」は「私立探偵」を表す俗語。
ちなみにエリオット・グールド主演、R・アルトマン監督の『ロング・グッドバイ』は1973年。
●スティーヴン・フリアーズ「初」監督のイギリス映画『Gumshoe』(1971)。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=aruArGuwJw4
アルバート・フィニーが私立探偵に憧れるコメディアン役?。「ハードボイルド」は
アメリカ特産のものでしょうから、イギリス産は珍しい?。↓評価は意外に高いようです。
https://www.amazon.co.uk/dp/B078Y34WH7/
https://www.imdb.com/title/tt0068669/reviews
●マイケル・ケイン主演『Peeper』(1975)。「玄人受け」の良い?ピーター・ハイアムズ監督作。
https://www.youtube.com/watch?v=Aehmhl1CAKs
↑予告。確か映画ジャーナリスト時代の原田眞人(原田真人)監督が著書で触れていた。
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J8KHCE/
↑『ハリウッドインタVュー 〈俳優篇〉』(1978年)所収。どんな評価だったかは忘れました。
この本(俳優篇)が好評なら『監督篇』も出版する予定と書いてたが未書籍化で残念。
0366名無シネマさん(大阪府)
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2018/11/18(日) 09:20:40.65ID:MGjeWmTI
「角川映画」第1回作品『犬神家の一族』の1976年の劇場公開と同時に
角川グループの富士見書房から、恐怖漫画家「つのだじろう」翻案による
描き下ろし劇画『八つ墓村』、『犬神家の一族』、『悪魔の手毬唄』全3冊が
刊行。原作未読ですが、つのだ流に改変。『八つ墓村』以外は所有。>>364
https://muuseo.com/dape_man/items/190
https://muuseo.com/dape_man/items/192
https://muuseo.com/dape_man/items/193
↑3冊の書影。「影丸譲也」作画の『八つ墓村』新書判・全2冊も所有。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/776/0100123776/010012377624.jpg
本作は『週刊少年マガジン』誌に1968(昭和43)年から1969(昭和44)年に
かけて連載され大人気だったらしい(映画版とは結構違う)。↓のサイトからの引用。
http://www.yokomizo.to/comic/kage.htm
《当時角川書店編集局長だった角川春樹は、本作のヒットに着目し、横溝
正史の原作を角川文庫に収録したと言われている。〜来るべき横溝ブームは、
初手から漫画週刊誌を読む若い人たちをターゲットに据えていたのだ》
つのだ版『犬神家〜』、『悪魔の〜』と影丸版『八つ墓村』を久しぶり再読。面白い。
0367名無シネマさん(大阪府)
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2018/11/25(日) 07:33:13.34ID:l0CTjMCu
『ワイントローブ・ブリティッシュ・ライブラリー』へ自己レス>>79
続きで、好きなジャケ写。全てDVDあり。全部未見。

『王女テラの棺』(1971)
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/A1wtSNRDdgL._SL1500_.jpg
『夢の中の恐怖』(1945)
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61fm6Mt9p7L.jpg
『オードリー・ヘプバーンの初恋』(1952) ※クリックで拡大
http://www.buyuru.com/item_745116_3.html
『第十七番』(1932) ※アルフレッド・ヒッチコック監督
https://www.buyuru.com/item_1077705_1.html
0368名無シネマさん(大阪府)
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2018/11/25(日) 07:45:16.06ID:l0CTjMCu
アメリカの田舎に住む当時10代の少女(S・E・ヒントン)が書いた不良少年たちの
物語が映画『アウトサイダー』(1983)に。↓深刻ぶった予告。青春映画の傑作。>>68
https://www.youtube.com/watch?v=8tgJqnVMAtc
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=357
大昔に観たきりですが、アホな親父に付けられた「ソーダポップ」とかいう本名は
今で言うキラキラネームの走り?。イギリス人のエミリー・ブロンテ(1818−1848)が
書いた有名な小説『嵐が丘』は未読、何度か映画化されたものも観ていません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B5%90%E3%81%8C%E4%B8%98
内向的な性格で恋愛経験も無い29歳の時に執筆した大恋愛?小説(30歳で死去)。
エミリーを中心に三姉妹を描いたフランス映画『ブロンテ姉妹』(1979)は昔に観ました。
https://www.youtube.com/watch?v=mYpH-f6998Y
↑予告。イザベル・アジャーニは綺麗だったけど、自分には退屈な文芸伝記映画でした。
SF?小説の『処女少女マンガ家の念力』(未読)をSF評論家が昔、絶賛していた。
若い男性エロ漫画家には童貞が多いと昔に語っていたのは元・エロ漫画誌の編集者だったか。
スティーヴィー・ワンダーの名曲↓『Stay Gold』は『アウトサイダー』のEDで流れる主題歌です。
https://www.youtube.com/watch?v=Y3QhA2WiyFI
0369名無シネマさん(大阪府)
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2018/11/25(日) 07:57:46.24ID:l0CTjMCu
●『殺しの季節』(1985)。カート・ラッセル主演。小さな満足感は得られるスリラー。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=8153
『羊たちの沈黙』(91)でブームになる「シリアルキラー」が流行る以前で残忍さは
抑え目ですが犯行は無慈悲。現在からすると「仕掛け」が使い古されていて
新鮮さには欠けますが、「一回だけ観る」には充分でした。見るからに怪しい
濡れ髪のオッサンの自宅取材に手に汗にぎる。未DVD化です。↓予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=9-Y-MWVyO_s
●『ジェニファー8』(1992)。↑と同じく「劇場未公開」のスリラー。こちらも満足出来た。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=9563
https://www.youtube.com/watch?v=QT4ldB2Ck0Y
↑予告。都会から田舎の警察署に転勤したが周囲に馴染めず孤立する刑事の
アンディ・ガルシアと、犯人から命を狙われる「盲目」の目撃証人ユマ・サーマン
が主役。半端な謎解きよりも、上司のランス・ヘンリクセン一家とA・ガルシアとの
強い絆や恋愛が絡む「人間ドラマ」として良かった。ジョン・マルコヴィッチが中盤に
ほんの少しだけ出てきますが効いている。ユマ・サーマンも含め「惚れてまう」映画。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B000TQ6H1Q/
0371名無シネマさん(茸)
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2018/11/27(火) 16:21:38.02ID:uFu2epWL
絶版になってる『東京上空いらっしゃいませ』のDVDをどっか再発してくれ。
0373名無シネマさん(大阪府)
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2018/12/02(日) 08:21:02.94ID:PB+YWFTQ
面白いけれど(久しぶり再読)、山松ゆうきち『2年D組』ものが再評価される事はない?
単行本は3冊のみ!?。↓1974年の新書判[A]『2年D組シリーズ がんばれ番長』。
https://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/501037008.jpg
1977年の文庫判[B]『2年D組』と、1980年のB6判[C]『2年D組 上杉治』。全て絶版。
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1045320782
https://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/503101136.jpg
少年画報社「ヤングコミック」誌に[1971年12月〜1972年6月]にかけて連載されていたらしい。
[B]と[C]は全10話(1話完結)収録で順番意外は同じ。[A]は全「10話」収録中7話が
「2年D組」で、『美しい青春』は本書のみ収録。私のベスト3は『雨の降る日のブスタンク』、
『さすらいの女学生』、『おおきいほうのあんちゃん』。『雨の〜』と『さすらいの〜』は本作屈指の
名キャラクター「ブスタンク(吉沢京子)」が主役。デブでブサイクで凶暴だが「中身は乙女」の
怪力女子ブスタンクの描き方に、「山松ゆうきち」らしい、笑いにならない「笑い」、叙情に
ならない「叙情(優しさ)」がよく表れている。私の知る範囲では「鈴木漁生」>>253と似た感性。
主人公「上杉治」や作風が『嗚呼!!花の応援団』、『まんだら屋の良太』に影響を与えているかも。
『喜劇新思想大系』は[1972年7月22日号〜1974年3月9日号]連載らしいから、こっちが先?
他には『恍惚村騒動記』、『故郷の勝負師たち』、『ミスターごっと』、『ああ!!あとがない』を所有。
0374名無シネマさん(チベット自治区)
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2018/12/02(日) 08:42:12.62ID:qTP5wV75
神保町の古本屋で買って読んだ「 ファイナルカット」という本が面白かった。
史上最悪級の大コケ映画「天国の門」の制作と、名門映画会社ユナイッテドアーティスツの崩壊を、会社側の戦犯の回想で書いている。
もう、絶版になってると思うけど。
0375名無シネマさん(大阪府)
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2018/12/02(日) 08:55:47.64ID:PB+YWFTQ
フランシス・フォード・コッポラ監督『アウトサイダー』(1983)に自己レス>>368
私は昔にTVの洋画劇場の吹き替え版で一度だけ観たきりですが、当時の
1983年劇場公開版は「93分(91分/92分)」版だそうです。コッポラ監督が
2005年に再編集した「115分(113分/114分)」版というのがあるらしいと
今頃になって知りました(未見)。↓の二つのAmazonレビューが詳しいです。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R172IXELT8NJQ2/
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R249MAU1LC3F0/
「米・英・日」のAmazonを比較したら下記のようになりました。
・米国 ⇒Blu-ray「115分」、DVD「91分」・「113分」の2種、Prime Video「91分」
・英国 ⇒Blu-ray「115分」、DVD「87分」、Prime Video「114分」
・日本 ⇒Blu-ray「114分」・「205分(91分のDVDを同梱)」の2種、
DVD「91分(92分)」・「114分」・「205分(91分のDVDを同梱)」の3種、Prime Video「無し」
最初のVHSは↓プラケース入りの東芝版。その後のVHSも全て「93分」版。
https://www.buyuru.com/item_1120698_1.html
https://www.buyuru.com/item_712600_5.html
https://www.buyuru.com/item_712600_2.html
0376名無シネマさん(大阪府)
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2018/12/02(日) 10:27:36.26ID:PB+YWFTQ
英国出身の喜劇俳優ピーター・セラーズ(1925−1980)のフィルモグラフィ。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=24047
『マ☆ウ☆ス』、『泥棒株式会社』、『紳士泥棒/大ゴールデン作戦』、
『007/カジノ・ロワイヤル』、『マジック・クリスチャン』、『おとぼけパイレーツ』、
『チャンス』は観ました。『カジノ・ロワイヤル』と『チャンス』以外は未DVD化。
有名な『博士の異常な愛情』(64)や『ピンク・パンサー』シリーズは未見。
コメディの感覚は国によっても変わるし個人間でもハッキリと好みが分かれ
ますが、私が観た範囲では『泥棒株式会社』(60)が一番面白かった記憶。
https://www.buyuru.com/item_1021312_1.html
爆笑とかではないし期待値を上げて観るような作品でもなかったと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=YnKWdBPr3UY
↑オープニングクレジット。『新・黄金の七人 7×7』みたいな話だったかな??
続篇の『新・泥棒株式会社』(63)は未見ですがDVDが出ています。
↓未見の伝記映画。DV(家庭内暴力)男だとコリン・ウィルソンが書いていた。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=320233
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B0009ETCE2/
0378名無シネマさん(大阪府)
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2018/12/09(日) 06:54:24.50ID:HcdlsKId
『このビデオを見ろ! 第2集 アクション篇』(1989年)の目次。>>158 >>296
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/01/111/0101259111/01012591113.jpg
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/01/111/0101259111/01012591112.jpg
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1101180443
↑「セレクト」タイプのガイドブックでは最高峰のシリーズ。「カタログ・地図」タイプのガイドブックでは
ピンクの表紙の『史上最強のシネマバイブル ’91』(1990年)が最高峰だと思います。>>8-9 >>99
https://pbs.twimg.com/media/CKB7wuPUAAAXqsZ.jpg
中身は↓こんな風になっています。五十音順だと「題名を知っている人」以外には不便で見にくい。
https://pbs.twimg.com/media/CKB7wu5UkAAZ5gY.jpg
https://pbs.twimg.com/media/CKB7wvdUEAAMb3o.jpg
『史上最強のシネマバイブル』を執筆・編集しているのは↓「angle」という編集プロダクション?らしい。
https://twitter.com/fleetyokota/status/977388092444229632
https://www.amazon.co.jp/dp/4391151006/
↑に投稿されたAmazonレビューに《〜押し付けがましさというか、今の流行りはコレですよ的な
イヤラシさが無くて。》と書かれているが、正にその精神が『史上最強の〜』に受け継がれていた
んだなと納得。これの最新版が出れば映画について「ド素人」で怠惰な人間(私)は最高に助かる。
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
0379名無シネマさん(大阪府)
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2018/12/09(日) 07:25:50.21ID:HcdlsKId
フランスのコメディ映画『奇人たちの晩餐会』(1998)。たったの「80分」で見やすく面白い。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=159321
ジャケ写の「あらすじ」から胸糞悪い映画かと敬遠していました。水曜の夜に定期的に
開かれる、奇妙な趣味に没頭しているマニアやオタクを招き、その世界の素晴らしさを
熱く語ってもらった後に彼等をネタに秘かに嗤(わら)い合うという悪趣味な晩餐会。そこに
偶然出会った「マッチ棒」でエッフェル塔や吊り橋を作る冴えないオヤジが招待されて・・・。
https://www.youtube.com/watch?v=LECeBFUOaGM
↑予告。私が本作を知ったのは、昔、本屋で立ち読みした、よく知らない落語家の方が
書かれた『映画聖書』という本でした。著者は映画評論家に喧嘩を売るような口調で、
「映画を観過ぎると映画がわからなくなる」とか書いていました(多分)。その中で本作に
ついて、「評論家には無視されたが優れたコメディである。映画には辛口な、うちの師匠も
誉めていた」と書いていました(多分)。↓書名は『立川志らくの現代映画聖書』(2005年)。
https://www.amazon.co.jp/dp/4062130319/
今ではすっかり有名になられた方でTVでもよく見かける。先入観で「絶対つまらなそう」と
感じ毛嫌いしていたのに観たら面白かったという映画は、カウンターパンチみたいに好印象が
より強くなる。私にとっては『の・ようなもの』(1981)と『ビッグ・リボウスキ』(1998)の2本が典型。
0380名無シネマさん(大阪府)
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2018/12/09(日) 07:36:55.16ID:HcdlsKId
『奇人たちの晩餐会』監督・脚本のフランシス・ヴェベールのフィルモグラフィー。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=13986
監督・脚本・原案などの関連作品で他に観ているのは、『パートナーズ』(1982)、
フランス映画『Le grand blond avec une chaussure noire』(1972)の米国版
リメイク『赤い靴をはいた男の子』(1985)、『殺し屋とセールスマン』(1973)の米国版
リメイク『新・おかしな二人 バディ・バディ』(1981)>>51、セルフリメイクの米国版もある
未DVD化の『3人の逃亡者 銀行ギャングは天使を連れて』(1986)の4本。
この中で一番良かった(楽しめた)『〜バディ・バディ』以外は、私には物足りなかった。
『奇人たちの晩餐会』は『〜バディ・バディ』よりも面白く、普遍性?もある気がします。
一般的に評価が高く有名なのは『Mr.レディ Mr.マダム』(1978)でしょうか(私は未見)。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=22750
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005L56M/
フランスのコメディ映画は、よく知りませんが、漫才で言うと「どつき漫才」みたいな印象。
私が過去に投稿した未DVD化のフランス語圏のブラックユーモア(を感じる)映画は、
投稿順に『めぐり逢ったが運のつき』(1993)、『ヴィバラビィ』(1984)、『マルキ』(1989)、
『ダニエルばあちゃん』(1990)、『サンタクロースはゲス野郎』(1982)の計5本ありました。
0381名無シネマさん(大阪府)
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2018/12/09(日) 07:58:41.41ID:HcdlsKId
新人落語家が主人公の「新感覚」?青春?映画『の・ようなもの』(1981)。>>379
https://www.youtube.com/watch?v=McRMYj0ofTI
↑この予告で感性が合わないと感じる人は観ない方が無難なのかもしれません。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0156L66UK/
私は毛嫌いしつつ90年代後半に↓ビデオで観て、素晴らしい傑作だと感じました。
https://www.buyuru.com/item_1019951_1.html
https://www.amazon.co.jp/dp/B0156L66UK/
映画の印象に大きく貢献している↓EDの名曲『シー・ユー・アゲイン雰囲気』。
https://www.youtube.com/watch?v=6lpowfF7lvg
https://reminder.top/539618083/
作詞家の「タリモ」は監督・森田芳光の変名らしいですが、作曲家の名前が
「浜田金吾」とあって、音楽に無知な私はハマショー(浜田省吾)をもじった誰かの
ふざけた変名だと思っていましたが、実力派ミュージシャンの「本名」でした。一時期
YouTubeで色んな曲を聞いてハマりました。素晴らしい「本物」の才能の方です。
OPの↓『彼女はムービング・オン』も歌唱(尾藤イサオ)・作詞・作曲が同じトリオ。
https://www.youtube.com/watch?v=07J2-u8i3AI
0382名無シネマさん(新疆ウイグル自治区)
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2018/12/10(月) 11:22:49.25ID:g34FTd9Y
ここ見て、ナタリーの朝が観たくなったから調べたら凄く高いのねVHS。
そう言えば今までのVHS漁りでも一度も見かけたことが無い。
0385名無シネマさん(大阪府)
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2018/12/16(日) 07:27:03.60ID:miAJwUE6
Andrew Nette選出の【強盗(heist)映画オールタイムベスト10】に自己レス>>149 >>246
『110番街交差点』(1972)を鑑賞しました。DVDのシュリンク袋には「フィルムノワール」と
書いていましたが、『刑事マルティン・ベック』(1976)を「ノワール」と呼ばないように、本作も
「警察小説」の映画化(警察映画?)と呼ぶ方が、より妥当でしょうか。『マルティン・ベック』は
犯人の正体を探るミステリー要素もあり、「ヘリコプターの墜落場面」が最大の見せ場でしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=ei_202pvmHI
↑予告。昔にビデオで観たきりですが、「スウェーデン映画」には不似合い?な墜落場面に驚いた。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=6884
『110番街交差点』は黒人3人組の強盗犯を追うマフィア(仲間を殺され売上金を奪われた)と
警察の両方が「黒人+白人」の組み合わせで、共に人種間での内輪揉めが頻発。最大の
見せ場は何度かある犯人の「火を噴くマシンガン」でしょう。戦場ではなく大都市で轟音を
響かせ全てを破壊し尽くす場違いな「官能性」に陶然とする。撮影監督は初ソフト化された
未見の『殺しの接吻』(1968)、『生き残るヤツ』(1971)>>134を撮った人で、アップが多いためか、
「TVドラマ」感もありますが濃厚なドキュメンタリータッチが盛り上げてくれます。ラストの唐突で
突き放した感じが↓『110番街〜』と『マルティン・ベック』は似ている。私にとっては両方佳作。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=19409
0386名無シネマさん(大阪府)
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2018/12/16(日) 07:46:31.17ID:miAJwUE6
ボビー・ウーマックが歌う有名な主題歌『Across 110th Street(110番街交差点)』。>>385
https://www.youtube.com/watch?v=tWkhT7X2EX8
Wikipediaの「警察小説」の項目。1冊も読んでないし詳しいことは分かりません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E5%B0%8F%E8%AA%AC
エド・マクベイン『87分署』ものでは、漫画化された3冊を読みました。充分面白かった。
『警官嫌い』、『麻薬密売人』、『ハートの刺青』。『通り魔(THE MUGGER)』は未発売?
https://www1.e-hon.ne.jp/images/syoseki/ac_k/93/07222893.jpg
https://www1.e-hon.ne.jp/images/syoseki/ac_k/19/07224319.jpg
小池一夫(原作)・上村一夫(作画)の『バーボン警察』は、ジョゼフ・ウォンボー>>108-109
原作の映画化『センチュリアン』(72)を思わせる設定(パクり?)で、なかなか面白かった記憶。
https://img.mandarake.co.jp/shpimg/00/01/734/765.jpg
https://img.mandarake.co.jp/shpimg/00/01/734/767.jpg
B6判で全2巻。警察学校を出たての若造に、裏も表も知り尽くしたベテランが
学校では教わらない「ストリート」の流儀を仕込んでいく、「よくある」パターンのやつ。
『87分署』の漫画は「小池書院」。小池氏は海外犯罪小説を積極的に採り入れ独自に加工!?。>>17
駄作ですが関川夏央/谷口ジロー『無防備都市(暴力街21分署)』も「警察漫画」。
0387名無シネマさん(大阪府)
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2018/12/16(日) 08:22:01.08ID:miAJwUE6
イギリス映画『あなたがいたら―少女リンダ―』(1987/Wish You Were Here)。未DVD化。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81fYAHfWXoL._SL1500_.jpg
第二次大戦後(1950年代)の港町に住む(性的にも)奔放な少女の成長物語。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=974
『ダイアモンドは傷つかない』(1982)、『スローなブギにしてくれ』(1981)を私は連想
しました。この2本の邦画は山崎努が爛(ただ)れた「助平な伊達オヤジ」の役で
準主役を務めていて、本作にも似た「助平な伊達オヤジ」が出てくる、というだけの理由。
https://www.youtube.com/watch?v=KJY1Koru_Fs
↑予告。「オヤジギャル」の漫画家・中尊寺ゆつこは「好きな男のタイプ:山崎努」でした。
実在する『あなたがいたら〜』のモデルになった↓女性を描いた映画は他にもあるそうです。
http://www.news-digest.co.uk/news/archive/cinema/7925-wish-you-were-here.html
邦題↓『Hなえっちな変態SMクラブ』(1987/Personal Services)は未DVD化(未見)。
http://www.buyuru.com/item_1020233_1.html
『ダイアモンドは傷つかない』はDVD、『スローなブギにしてくれ』はBlu-rayあり。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00MFJRS9U/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00FIWMJ9A/
0388名無シネマさん(大阪府)
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2018/12/16(日) 08:52:05.83ID:miAJwUE6
濱田金吾(浜田金吾)氏>>381の実物は知りませんが、ドラクエの頃の↓堀井雄二とか
若い頃(1979年)の↓円広志に似てる(たとえが古い)?。音楽ジャンルは「AOR」とかいうやつ??
https://d2wi3xvhr3qrd7.cloudfront.net/wp/wp-content/uploads/2017/06/15160904/08_r1.jpg
https://img.snowrecords.com/ep/21000/20733.jpg
無料のYouTubeでしか聴いていない(失礼)のですが、聴けた範囲の中で好きな曲を選ばせてもらいます。
『GATSBY WOMAN』、『東京Come&Gone』、『グッド・ラック・シティ・ロマンス』。
https://www.youtube.com/watch?v=7reIDIzN_nY
https://www.youtube.com/watch?v=UtjIaSXGIyQ
https://www.youtube.com/watch?v=VBZHmou02uw
『夜風のインフォメーション』、『シャレード』、『モーニングコールはマービンゲイ』。
https://www.youtube.com/watch?v=S-h9nkbtz3U
https://www.youtube.com/watch?v=FnMkkRxyUOY
https://www.youtube.com/watch?v=LgHyBAYifFo
他には『PIANO MAN』、『せめてからりと晴れてくれ』、『横顔のタクシー・ドライバー』、『悲しき By-Player』、
『SO,I LOVE YOU』、『Listen, Baby』、『ガールズ(GIRLS)』、『N.Y. CITY MARATHON』、『抱かれに来た女』、
『街のドルフィン』、『トロピカル・フィッシュ』、『レイニー・ハート(RAINY HEART)』、『GOOD−BYE,AGAIN』が好み。
0389名無シネマさん(大阪府)
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2018/12/23(日) 12:55:37.55ID:sPvNL7fe
「チビ・眼鏡・出っ歯」で日本人にも親近感が湧く?チャールズ・マーティン・スミス
主演の『ネバー・クライ・ウルフ』(1983)。「あらすじ」は↓の解説がわかりやすいです。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=17255
文句がつけにくいタイプの「心が洗われる」良質な啓蒙?映画。↓海外の評価は高い。
https://www.rottentomatoes.com/m/never_cry_wolf
「狼は病んだ大型動物しか捕食しない」とか「先住民の描き方」とかは、1981年の
映画『ウルフェン』(1981)との共通点を感じた。『ネバー〜』の原著は1963年の出版、
『ウルフェン』は1978年。「老賢人」のエスキモーは『デルス・ウザーラ』(75)を連想させる。
日本人だと「出川哲朗」みたいに、「普通にしているだけでユーモラス」なC・M・スミスが
広大な自然の中、独りぼっちで狼の生態を観察・記録する学者を好演。誰も望まない
全裸姿のサービス?まで有り。序盤と終盤に出てくるゴリゴリに荒っぽいセスナ機パイロット
役のブライアン・デネヒーがイイ味出していました。未DVD化。↓ビデオのジャケ写。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/01/055.jpg
未読の原作↓『狼が語る ネバー・クライ・ウルフ』。その下は原作に一部懐疑的なレビュー。
https://www.amazon.co.jp/dp/4806714712/
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R38FNE0MI0FIMI/
0390名無シネマさん(大阪府)
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2018/12/23(日) 13:53:54.32ID:sPvNL7fe
私はスティーヴン・キングの愛読者ではないし、映画化されたものも数本しか観ていません。>>52
なぜか昔に購入していた『必携スティーヴン・キング讀本 恐怖の旅路』(1996年)に寄せられた
ホラー作家/映画監督クライヴ・バーカーの序文『恐怖の旅路で命を落とさないために』を一部引用。
https://www.amazon.co.jp/dp/4163627006/
《〜〜キングは死を売っている。血をすする者の物語、肉を食らう者の物語、魂の堕落の物語
――正気が、コミュニティが、信仰が、もろくも崩れ去ってゆく物語を、キングは書き続けている。
その作品では、闇に打ち勝つ愛の力さえ確かなものではない。隙あらば愛さえも呑みこんでやろうと
怪物たちは待ちかまえている。無垢も守りの力にはならない。大人と同じように子どもたちも
やすやすと墓場に入り、ごくたまに復活を遂げる子供がいたとしても、宗教が約束した栄光とは
程遠い形でこの世に蘇るだろう。〜〜おまえはどうして現実感覚の転覆をそんなに高く評価するのか、
と疑問に思う人もいるだろう。〜〜ぼくたちが住んでいる複雑な世界とは精神のことだ。結局、
人間が生きている場所は、自分の心の中にほかならない。人間の精神は、奇怪な大鍋のように、
知覚の情報・感覚の記憶・知的な思索・悪夢・夢をぐつぐつ煮こみつづけている。〜〜これまで
抑圧されてきた禁じられたものへの嗜好が解き放たれ、子どものころから聞かされていた話とは違って、
奇怪なもの、おぞましいもの、逆説的なものを好むことが、実は健康の証(あか)しであることを
悟るのだ。だからぼくは、こういいたい。転覆せよ、と。けっして弁解するな。》
0391名無シネマさん(大阪府)
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2018/12/23(日) 13:56:14.59ID:sPvNL7fe
クライヴ・バーカーの序文『恐怖の旅路で命を落とさないために』より引用の続き>>390
《〜〜それが前に触れた《両義性》の源泉である。自分の人生を変える何者かに出会いたいと思う欲望。
その何者かに出会えば神々の領分に入ることができるのだが[〜]、ぼくたちはあまりにもちっぽけで、
大いなる存在には一顧だにされない。そして、出会った瞬間、ぼくたちは殺されてしまうのだ。〜〜その
怪物が、犬を蹴り殺したり、子どもを食らったりするのを見て、[〜]おれは違うのだと誰もが安心する。自分は
天使の側に属しているのだ、と。しかし、それは作り話だ。〜ぼくたちの心の中には《闇》の棲む場所が
はじめから用意されている。健康のためにも、ぼくたちは、かなり広いその場所を尊重し、探検してみなければ
ならない。結局、人が恐怖小説を読むのは、苦しみや死を見物するのが好きだからだ。おぞましいものを見たい
欲望があるからだ。天使ならそんなことは考えない。この《正義の新時代》――愚にもつかない道徳が叫ばれ、
変わりばえのしない偽善者たちが従者をどんどん集めているこの時代には、何よりもまず人間は完全だという
考えを捨てなければならない。そのかわり、ファンタジーだけが解き明かすことのできる人間の複雑さや矛盾を
称えなければならないのだ。できることなら、善と悪、光と闇、現実と虚構といった似非(えせ)二元論に代表される
単純化の波に溺れてはならない。つねにパラドックスを引き受ける用意をしておく必要がある。〜〜それと
まっこうから対立するのが、これまでぼくたちが教えこまれてきた原則、これさえ知っていればたくましく世の中を
渡ってゆけるといわれてきた原則である。証拠第一主義。論理などというものは、ちょっときっかけを与えてやれば、
恐ろしい狂気、見事なまでに論理的な狂気に向かって突っ走るだけなのだ。》
0394名無シネマさん(玉音放送)
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2018/12/30(日) 08:55:54.36ID:TWQq8Q5j
『切腹』(1962=昭和37年)。監督:小林正樹、脚本:橋本忍、音楽:武満徹。主役は
仲代達矢、三國連太郎、丹波哲郎ら。外国人に受けそう(⇒海外の評価がメチャ高い)。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=140556
↑解説も↓予告も、私の稚拙な感想なんかも目に入れず、まず映画を観る方が良いと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=5_0v1fFOhYY
序盤はミステリー、中盤は気が滅入る「お涙頂戴」ドラマ、そして終盤はサム・ペキンパーの世界。
「一粒で三度美味(おい)しい」お得な映画でした。「1対1」のシビれる決闘の他に、「1対多数」の
死闘という豪華なオマケ付き。観終えて大きな満足感とともにグッタリとしました。上映時間を
確認したら「135分」ありましたが、緊張感が持続するので「長さ」は全く感じなかった(疲れた)。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00L9SA5GQ/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B009IX4ESY/
本作に「突き抜けたブラックな笑い」を加味すると平田弘史の「武士道残酷劇画」になります。
『平田弘史選集』全8巻の内2冊、↓『平田弘史集』、『士魂』、『烈魂』は読んだが多くは語れない。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/446/0100116446/01001164463.jpg
私は無教養で知りませんが、「残酷(被虐的)武士道もの」みたいな小説のジャンル?があるらしい。
南條(南条)範夫という作家とか。サラリーマン社会の悲哀を武家社会と重ねている??
0395名無シネマさん(玉音放送)
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2018/12/30(日) 09:12:19.24ID:TWQq8Q5j
『切腹』(1962)への自己レス>>394
主要キャストの一人で憎らしい役の丹波哲郎(1922ー2006)が大変素晴らしかったです。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=50625
↑丹波さんの膨大なフィルモグラフィー。観ている作品を数えたら34本ありました。主役を
務めている映画は数本しか観ていませんが、私の好みで「主要キャストの出演作」BEST3を
選ぶと、『暗殺』(1964)、『軍旗はためく下に』(1972/↓予告篇)、『切腹』(1962)になります。
https://www.youtube.com/watch?v=RS55uz8itgI
ほとんど記憶に無いけれど『豚と軍艦』(1961)の「自分を末期がんだと思い込んでいるヤクザ」の
役が珍しく?コミカルで面白かった気がします。観てる範囲では『銃殺 2.26の叛乱』(1964)と
『東京ギャング対香港ギャング』(1964)が未DVD化。未見の『叛乱』(1954)と『銃殺〜』の
原作は立野信之『叛乱』。↓鶴田浩二の「ハシゴを途中で外された」焦燥と悲哀がやるせなかった。
https://www.buyuru.com/item_1012067_1.html
https://www.amazon.co.jp/dp/B0011DPBYA
全く知らない「二・二六事件」を描いた映画で、『日本のいちばん長い日』(67)、『パワープレイ』(78)
みたいに説得・懐柔のディスカッションが中心のドラマ。丹波さんはどんな役だったか記憶に無い。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E3%83%BB%E4%BA%8C%E5%85%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6
0396名無シネマさん(玉音放送)
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2018/12/31(月) 14:47:19.27ID:AJMLvddL
日記帳?
0397名無シネマさん(大阪府)
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2019/01/06(日) 07:58:29.30ID:0xIxQ/yn
『季刊 映画宝庫 日本映画が好き!!!』(1979年)所収の小特集『監督へのラブレター&返事』。
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1037077001
14人の監督への14人のファン(評論家、ライター、記者)からの公開ファンレターと、監督からの返事。
黒澤明監督への「ラブレター」は淀川長治氏。《このあいだ電話をかけたのは何年ぶりだっただろう。
私が黒(くろ)さんに電話したのは、たしか「蜘蛛巣城」を見たすぐあと……〜〜「どん底」には見惚れ「用心棒」
「椿三十郎」にはニヤニヤと楽しんで「天国と地獄」のあとあなたにチラッとどっかで逢った。あのとき二十世紀
フォックスの一番いい映画みたいだったなんて云って。それから「赤ひげ」。〜それから「どですかでん」の伴じゅんの
ところで泣いてしまって、それから「トラ・トラ・トラ」であなたが最高に嫌な思いをして、そして「デルス・ウザーラ」。
それからそのうちに私はもう黒さんだとか(あなた)などと云えなくなった。世界のクロサワになった。当然だよ。
しかし「トラ・トラ・トラ」の発表会のあと私はあなたに(なんだか西洋人みたいになっちまったね)と天下のクロサワへの
賛美を逆手の皮肉をこめたヤジめいた云い方を思わずしてしまったら(なァにいってんだ)と苦笑して私を見た
その親しさも、もうずーッと昔みたいになって。〜〜思わず何年ぶりかで電話がかけたくなった。〜電話をかけると
あなた御本人が出た。〜あなたは(やァ)と……これは私のひとりがてんでもあるまい。とっても懐(なつか)しげ
だった、その一言は。このあと[〜](いったい、映画とる気あんの)と聞いた。〜すると(あるんだよ、三本企画が
あってそのひとつがやれそうなんだよ、来年から)。それから(おれジョン・フォードの二代目になるよ。ジョン・フォードも
死んじまったしね)。〜あなたはちっとも昔と変わらないじゃないの。いいねェ。》 『影武者』(1980)直前の頃か。
0398名無シネマさん(大阪府)
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2019/01/06(日) 08:09:30.64ID:0xIxQ/yn
『ポセイドン・アドベンチャー』などで知られる作家ポール・ギャリコ(1897ー1976)の
小説(未読)が原作で、「ボクシングをするカンガルー」が主役の『マチルダ』(1978)。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=22160
映画としては「珍品」に仕上がっているらしい。↓レアなVHS(=未DVD化)。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f254698473
↓予告。子供が観たらトラウマになりそうな「マチルダ」の「異形」感。目が怖い。
https://www.youtube.com/watch?v=ogXWa8wKC44
共演はエリオット・グールド、ロバート・ミッチャム。↓『マチルダ』に関する昔の投稿。
https://awabi.5ch.net/test/read.cgi/movie/1322710526/658
原作小説は日本では1978年に早川書房から出版され、2000年に文庫化。
https://www.amazon.co.jp/dp/4488194036/
0399名無シネマさん(大阪府)
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2019/01/06(日) 11:36:15.02ID:0xIxQ/yn
畑中純の傑作漫画『まんだら屋の良太』と、同名実写映画(1986年)に自己レス>>24 >>229
『まんだら屋〜』は1986年にNHKで「全15回」の連続ドラマが放送(良太=杉本哲太)。未見。
https://pbs.twimg.com/media/DqxCM_TUwAA5cm7.jpg
https://pbs.twimg.com/media/DqxCT55U8AA-00s.jpg
『良太!畑中純スペシャル』(1986年)に掲載の『筒井ともみ(※連続ドラマの脚本家)さんに訊く』。
https://www.amazon.co.jp/dp/4267010714/
《〜〜その頃、映画のプロデューサーと企画したことがあるんだけど、サザンの桑田さんなら
できると思ったわけ。『まんだら屋』の最大の魅力は私、良太のキャラクターの新しさだと思うのね。
いわゆる辺地にいながら、電通みたいな男の子でしょ。あらゆる情報を知ってる。〜〜
で、桑田さんならできると思ったんだけど、その企画が壊れて、ウダウダしてる時に2回ぐらい
民放とか制作会社でやりたいって話があったんですよね。〜人情物にだけはしたくないし、私
キライなんですよ。〜『まんだら屋』の世界が持ってる怖さとか、下品の品とか、聖と俗がホントに
渾然一体となってるでしょう。〜映画だったら森田(芳光)さんとかもいいだろうし、松田優作さんも
モノすごく良太やりたがったんですよ。もうちょっと若かったらなあ(笑)って残念がってた。》
漫画家・畑中純(1950−2012)は福岡県小倉市(現:北九州市)出身。学年では同学年となる
俳優・松田優作(1949−1989)は山口県下関市生まれ。北九州市と下関市は「おとなり」の市?
0400名無シネマさん(大阪府)
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2019/01/13(日) 08:57:49.21ID:5RfZJUal
共著『映画をめぐる冒険』(1985年)の川本三郎氏のあとがき「ビデオとの遭遇」より。>>104 >>255 >>265
https://www.amazon.co.jp/dp/4061913719/
《「映画ビデオのカタログを一緒につくりませんか」と村上春樹さんに誘われたのは、
昨年の十二月、〜村上さんの家でである。〜はじめて対談したときも村上さんとは、
ポール・ニューマン主演の『動く標的』について熱中して話したことを覚えている。
二人とも結局のところアメリカン・ニューシネマというか、六◯年代後半から七◯年代
はじめにかけての”あの頃”に見た映画が好きだという世代的共通項がある。〜それから
十余年たって映画をめぐる環境もすっかり変ってしまった。いうまでもなくビデオの普及
である。〜映画館で映画を見ることを当り前にしていた世代の人間としては率直なところ
ビデオに対しては複雑な感情を持っている。〜ビデオで自分が生まれてもいなかった頃の
映画を見て、あたかも同時代的にその映画を語る若い人を見ると不思議に思える。
ビデオは映画からリアルタイムの感動をなくしてしまう。『イージー・ライダー』や『いちご白書』は
”あの頃”、大学闘争やベトナム反戦運動と同時代的に見ていたからいいので、いまさら
ビデオで見ても仕方ないと思う。映画にはいつどこで見てもいい映画と、作られたそのとき
にだけいい映画と二種類あると思う。永遠の名画と一回限りの名画。ビデオは永遠の
名画ばかりを固定し、一回限りの名画を忘却させてしまう。〜》 以下「映画とビデオ」話が続く。
0401名無シネマさん(大阪府)
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2019/01/13(日) 09:06:01.33ID:5RfZJUal
『愛しきは、女 ラ・バランス』(1982)。米国人ボブ・スウェイムが監督のフランス犯罪映画。
https://www.youtube.com/watch?v=JbOKMWZl748
↑予告。娼婦の恋人がいるチンピラが、刑事に弱味を握られ「警察のイヌ(=情報屋)」に
させられ、「イヌ」の屈辱感と仲間にバレて殺される恐怖の間で苦悩する。「石橋蓮司」似な
イイ面構えのチンピラが魅力的だから成り立つ映画。恋人との関係が最大の見所(泣かせ所)。
ハリウッド風?の刑事の描き方がダサかった記憶。キレて街中で銃を乱射するチェッキー・カリョの
凶悪犯には本物の狂気を感じ迫力がありました。↓チラシとビデオのジャケ写。未DVD化。
https://eiga.k-img.com/images/movie/42458/photo/24b2d50930468324.jpg
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2016/03/itosiki.jpg
刑事に魅力が無いのがマイナスですが、なかなかの出来。あの終わり方(決断)は胸に沁みます。
チラシ裏の解説(「映画チラシサイト」より拝借)と、IMDb、ロッテン・トマト、フランスAmazonのレビュー。
http://eiga-chirashi.jp/081021_2/sumimg/081021000059-1.jpg
https://www.imdb.com/title/tt0083611/reviews
https://www.rottentomatoes.com/m/la_balance
https://www.amazon.fr/dp/B00005MOP7/
0402名無シネマさん(大阪府)
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2019/01/13(日) 09:21:15.61ID:5RfZJUal
呉智英『マンガ狂につける薬 二天一流篇』(2010年)収録の『百年を区切る文化的断層』(P.170〜172)。
https://www.amazon.co.jp/dp/4840135967/
《一九八〇年代までは、大手出版社から文学全集がいくつも出ていた。〜かつてあった文学全集は、
近代文学を網羅的に収録したもので、限られた読者を対象とするのではなく、学生など広く一般教養人に
向けられたものであった。それ故に、ちょっと気負った文学好きなどは、こういう文学全集を馬鹿にしていた。
〜どうせ書棚に飾っておくだけの教養スノビズムだ、というわけだ。これは半分は当たっていた。文学全集を
通読した奴なんて、私の周りに誰もいなかった。しかし、たとえ書棚に飾ってあるだけでも、毎日その背表紙を
見ていると、文学のスタンダードがわかるという意味があった。時には何冊か拾い読みすることもあるだろう。
それが思わぬ発見につながることだってある。こうして近代文学の大雑把な見取り図が青年たちの頭の中に
できあがるのだ。 しかし、この二十年ばかり、新しく文学全集が出ていない。文学の見取り図がないところでは、
学生たちが侃々諤々(かんかんがくがく)の議論をすることもありえない。議論と言えば、オタク同士のマウンティング
合戦になってしまった。時代の流れとはいえ、ちょっとまずいのではないか、[〜]。〜〜文学に起きていることが、
マンガにも起きている。マンガが戦後を代表する新しい表現ジャンルとして社会的に認知され始めた一九六〇年代
後半から一九七〇年代初めにかけて、いくつものマンガ全集が出版された。〜これだけ名作傑作があふれるように
なると、マンガ全集を刊行することは物理的に不可能である。その結果、マンガの見取り図がわかりにくくなった。》
値段と重量のわりには役に立たない『死ぬまでに観たい映画1001本』(2004年版)は昔に新刊で買った。>>378
0403名無シネマさん(大阪府)
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2019/01/20(日) 07:45:22.03ID:6l9G+DZq
エミリー・ブロンテ原作、ウィリアム・ワイラー監督の「1939年版」の『嵐が丘』を観た。たいへん良かった。>>368
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1336
『探偵スルース』(72)、『マラソンマン』(76)ぐらいしか観ていない名優ローレンス・オリヴィエ(1907ー1989)と
『大頭脳』(69)の印象しかないデヴィッド・ニーヴン(1910ー1983)の二人が、当然若く、意外にもハンサム。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=XmuMd4FnnYo
イギリスの荒地が舞台。原作未読(かなり端折ってるらしい)ですが、テンポが非常によくて停滞する所がひとつも
無かった。逆に言えば、それが欠点かも(=葛藤が弱い)。主人公は勝ち気な農場主の娘「キャシー(キャサリン)」と、
彼女の父親がリバプールの路上で拾ってきたジプシーの孤児の少年「ヒースクリフ」。幼年期から始まるゴシックロマン。
オリヴィエは成長した粗野な青年ヒースクリフ役、ニーヴンはヒースクリフと同世代の地元の名家の長男役。
「幽霊になっても会いに行く」は日本の古典にもあるけど、『ヌードの夜』>>279、『幽霊と未亡人』>>294
思い出した。あと、題名や設定からして昔の有名な「昼メロ」の『愛の嵐』(1986)が似てた!?とWikipediaを
覗いたら原作が同じ。『あいつの一生ぶんの愛なんか、俺の一日ぶんの愛にも及ばない』というセリフ、一歩
間違えればギャグだけど感情移入してるので深く納得。「恋愛映画/メロドラマ」の名作。身近に接した人間が
不幸になる(破滅する)、という点では私には難解で退屈だった『テオレマ』(1968)のテレンス・スタンプみたいだ。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3LP8DMO4ILBHI/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B0007TKQ1M/
0404名無シネマさん(大阪府)
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2019/01/20(日) 08:04:45.58ID:6l9G+DZq
『映画の快楽 ジャンル別・洋画ベスト700』(1990年)収録の「荒俣宏×中沢新一」対談。>>400 >>402
https://www.amazon.co.jp/dp/404163508X/
《〜〜【中沢】〜さっきの批評の問題を繰り返すと、ぼく、不思議だと思うのは、文芸評論って、
もはや評論家らしい人はもういないでしょう。美術評論家はもっといない。評論家がいいと
書いても、その美術展に誰一人行きはしない。ところが映画だけはいまだにクリティックが
機能していて、蓮實さんや山田さんや淀川さんのパーソナリティーが機能している。さっきは
映画評論家の影響力があり過ぎると言ったけれど、逆に言えば、他のジャンルではもう
評論家なんて何の機能もないのに、映画にだけはある、これは不思議だね。〜 【荒俣】もう一つは、
映画批評がある程度意味があって機能していると、見た時に、「これは違う」とか「これはそうだ」と、
リコンファーム(※「再確認」の意味らしい。「答え合わせ」でも可?)しやすいことはある。
【中沢】ところが文学の場合、それが分からないでしょう。 【荒俣】まったく分からない。文学は、
リコンファーム出来ないからね。 【中沢】こんなに褒めてるから、これはきっと仲間褒めだろうとかね。(笑)
【荒俣】どうしてもそうなっちゃう。 【中沢】ところが映画ではそれが出来にくい。仲間褒めをしても、
褒められない映画を褒めたりしているとすぐに分かっちゃう。 【荒俣】そう、これはほんとに分かる。
文学の悲劇は、リコンファームさせる機能を装備できなくなっちゃったことだね。リコンファームって、
要するに「満足させる」ことですよ。「ごっつォさん、またくるよ!」って言わせること。〜〜》
0405名無シネマさん(大阪府)
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2019/01/20(日) 08:12:34.97ID:6l9G+DZq
パトリシア・ハイスミス(1921−1995)の小説は1冊も読んだことがない。映画化された
ものでは『太陽がいっぱい』(1960)、『アメリカの友人』(1977)、『ふくろうの叫び』(1987)の
3本だけ観ています。『太陽〜』と『アメリカ〜』は「トム・リプリー」が出てくるシリーズの
1本らしく、前出の映画ではアラン・ドロンとデニス・ホッパーがそれぞれ演じています。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=754
『ふくろう〜』は未DVD化。ビデオで観た記憶はありますが内容は全く憶えていません。
https://www.buyuru.com/item_767820_1.html
↑ビデオのジャケット写真の文言や印象ではルース・レンデル原作ものを連想してしまう。>>223
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=52330
ドイツが舞台の『アメリカの友人』は、『チャイニーズ・ブッキーを殺した男』(1976)>>146
ベン・ギャザラみたいに、悪党でもないし恨みを抱えているわけでもないのに、見知らぬ
人間を殺さなければならなくなる男が主人公で、ブルーノ・ガンツがそれを演じています。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1261
↓予告。内容はほとんど記憶に残っていない(イマイチだった?!)けどラストが渋くてタマらん。
https://www.youtube.com/watch?v=HEIp8jyRYLA
https://www.amazon.co.jp/dp/B000G1R3S0/
0406名無シネマさん(大阪府)
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2019/01/27(日) 08:53:20.75ID:UENnq6//
ずいぶん昔に買ったままの佐藤史生『金星樹』(1979年)を読んだ。早く読めばよかった。>>227-228 >>253
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1096649631
今は無き「奇想天外社」から刊行された珠玉のSFマンガ短篇集。『奇想天外』というSF専門誌の
発行元で、後に『マンガ奇想天外』(その前に『SFマンガ大全集』4冊)を10冊まで?出していた出版社。
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1045682429
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/006/0100222006/01002220060.jpg
「佐藤史生」は「しお」なのか「ふみお」なのかとWikipediaで調べたら、「さとう・しお」であり、著者が
既に亡くなっている(1952ー2010)ことも知りました。『金星樹』は5つの短篇を収録。基地を管理する
「極めて優秀だが精神が幼稚なまま」の自我を持つ人工知能「エリィシャ」と、その開発者の両親を持ち
「彼」と共に育った女性博士アデライルとの関係の「終り」を描いた怖くて切ない【花咲く星ぼしの群れ】、
長期にわたる特殊な三角関係を描いた、とっても切ない(エモい?)表題作【金星樹】、『ブレードランナー』や
『安達ケ原』(手塚治虫)みたいに「狩る者」と「狩られる異端者」との間に恋愛感情が絡んできて、やっぱり
最高に切ない【一角獣の森で】の3作が特に優れた傑作だと思います。【一角獣〜】は前2者と違い、
「狩る」のが女で「狩られる」のが男というのが最後に効いてくる。3作ともとても深い所での感動があった。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/4106030322/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/4835448472/
0407名無シネマさん(大阪府)
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2019/01/27(日) 08:57:37.46ID:UENnq6//
>>406 90年代に「奇想天外社」「けいせい出版」「ブロンズ社」という、70〜80年代にニッチ?なマンガを
出していたマイナーな3つの出版社の単行本(短篇集)を古本屋で見つける度に出来るだけ買っていた。
後追いで、新刊で流通していた時代には『少年ジャンプ』に夢中で知らなかった。浅羽通明氏の
著書でよく見かけた(橋本治の造語らしい)『80年安保』=サブカルチャー総叛乱(百花繚乱)の時代には、
一部のマンガ好き(男)は少女マンガも読んだらしい。関心は無いけど、近藤ようこ、樹村みのり、さべあのま、
山田双葉(=山田詠美)、柴門ふみ、矢代まさこ、つか絵夢子は、この3社の単行本で初めて読んだ。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/01/175/0101203175/01012031752.jpg
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/788/0100027788/01000277880.jpg
https://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/503075999.jpg
大友克洋の初の単行本(自選の短篇作品集)『ショート・ピース』(1979年)は奇想天外社から出ています。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/756/0100175756/01001757561.jpg
けいせい出版では『K,quarter 1/4』(ひろき真冬)と『精神安定剤』(イワモトケンチ)がレアで見つけにくかった。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/028/0100145028/01001450280.jpg
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/143/0100056143/01000561430.jpg
同社の杉作J太郎『ヘイ!ワイルドターキーメン』は古書店でいつまでも売れ残っていた。買えばよかった。
https://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/504010356.jpg
0408名無シネマさん(大阪府)
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2019/01/27(日) 09:27:25.29ID:UENnq6//
アイルランドの孤島が舞台の小品『フィオナの海』(1994)。「異類婚姻譚」とかいうやつ?
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=50438
原作の紹介文の「あざらしに連れ去られた弟ジェイミーを取り戻す少女フィオナの物語」
という説明が全てを語る。宮崎駿とかアニメ『おおかみこどもの雨と雪』とかにつながる世界。
https://www.amazon.co.jp/dp/4087732517/
https://www.youtube.com/watch?v=0PG4jgJt1QQ
↑予告。オムツのCMに出てきそうな「素っ裸の小僧」のコントみたいな愛らしさには敵わない。
https://www.buyuru.com/item_762557_1.html
『フェイズW』の「蟻」には及ばないがアザラシが名演技を見せてくれます。未DVD化です。
同じく「異類婚姻譚」の『エメラルド・レジェンド 少年とイルカの愛の伝説』(1986)。南米が舞台。
https://www.buyuru.com/item_996335_1.html
「アマゾンカワイルカ」の伝承を基に「性別」を逆にしているようだ。アマゾン奥地で布教する
カトリックの神父が、イルカが化けた?女性と結ばれ男の子が産まれる。その母を金鉱山の開発の
ために殺された少年の復讐劇。ひねりの無い話だが映像と↓音楽は美しい。未DVD化。
https://www.youtube.com/watch?v=Og5E_Af69RI
0409名無シネマさん(大阪府)
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2019/02/03(日) 08:49:17.50ID:Td/pCIMS
今頃むかし話題になった台湾映画『冬冬(トントン)の夏休み』(1984)を鑑賞。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=16395
「子供から見た」不可解な大人の世界も混ざるけど説明的になり過ぎてなくて良かった。
大きく「郷愁(ノスタルジー)もの」としてくくると、『少年時代』、『海街diary』、『萌の
朱雀』、『サンドイッチの年』など。他にも多数ありますが、あざとかったり、ナルシシズム
が強過ぎたり、物足りなかったりする映画が多いが、本作は色々と「丁度良い」塩梅だった。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B01LAQNCF2/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B07BR38PZF/
知的障害?を持つ「寒子」は谷岡ヤスジにおける「ペタシ」を連想させられた。
https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-43-a1/pennyrain1965/folder/1272639/34/60514434/img_0
0410名無シネマさん(大阪府)
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2019/02/03(日) 09:09:35.64ID:Td/pCIMS
作家ノーマン・メイラー(1923ー2007)が自作を監督した映画『タフガイは踊らない』(1987)。
https://www.youtube.com/watch?v=MCXbtYm3HDc
↑自身が登場して映画に対する批評を読み上げる予告篇。ハードボイルドっぽさもありますが、
ジャンルとしてはノワール、ミステリー。原作未読。ここまでひどい映画は珍しい。特に序盤から中盤が
とっ散らかっている。終盤にかけて生真面目に伏線を回収していく「へんてこ」で趣味が悪すぎるノワール。
何もかもが安くてダサくて見てられない。シリアスなのか「ウケ狙い」なのか判らない迷言セリフが数多く
飛び出す。「へんてこ」なノワール(コメディ?)だった『ワイルド・アット・ハート』(1990)がマトモに思えてくる。
未DVD化は納得ですがビデオ化されたのも幸運。我慢して最後まで観ると多少は愛着が湧きます。
https://www.buyuru.com/item_1061871_1.html
↑惹句「隠れた傑作か 天才の騒乱か!?」。↓伊藤勝男氏の『タフガイ〜』評(「珍作ビデオのたのしみ」)。
《珍品という事にもなるが[〜]。〜かのノーマン・メイラーが初めて取り組んだというハードボイルド風
小説、その映画化をメイラー自身がメガホンを取ったといういわくつき作品なのだ。原作の良し悪しは
別にして、作家自身の想像力を具象化するという映像への挑戦……なんとも不可解というべきか、
その観念的空間にみる退屈さ、無意味さは、ライアン・オニールの起用もなんのその、作家の文学的
表現と映像表現との大きなへだたり、単刀直入にいえば能力の差をいやというほど見せつけられる
のだ――それとも、この作品を理解できぬ自分の能力を疑うべきなのか迷うばかりだ――〜〜》
0411名無シネマさん(大阪府)
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2019/02/10(日) 07:52:11.76ID:8l227eCB
『八月の狂詩曲(ラプソディー)』(91)の公開時期に、黒澤明(1910−1998)監督>>397に対し
原田眞人(1949−)がインタビューした『黒澤明語る』(1991年)。1995年に文庫化されています。
https://www.amazon.co.jp/dp/4828814108/
『バグダッド・カフェ』(1987)、山田洋次『息子』(1991)を評価し、A・タルコフスキー(1932−1986)
監督とはお互いに認め合っていた(※【黒澤】人間的にもすてきな男だったからね。)ことが知れます。
〔ペキンパーが語る黒澤映画〕の部分⇒ 《【原田】〜ぼくは七八年に一度だけサム・ペッキンパー
(アメリカの映画監督。『ワイルドバンチ』『ゲッタウェイ』など)にインタビューしたことがあるんですが、
そのときにペッキンパーが自分の映画は、尊厳を喪失した人間がそれを取り戻すプロセスだという
話をした。それで、それが一番よく出ている映画は、『ガルシアの首』かと聞いたら、ペッキンパーは
しばらく考えて、「いや、『七人の侍』だ」と言ったんですよね。「じゃ、『七人の侍』があなたにとっての
最高の映画か」と言ったら、それはもう即座に「『羅生門』が最高だ。『羅生門』以上の映画と
いうのは、絶対生まれはしない」というふうに言った。》 私がビデオ・TVで観た黒澤「監督」作品は
『影武者』(80)、『デルス・ウザーラ』(75)>>345、『どですかでん』(70)、『椿三十郎』(62)、『用心棒』(61)、
『七人の侍』(54)、『羅生門』(50)、『野良犬』(49)、『姿三四郎』(43)の9本。『生きる』(52)と
『天国と地獄』(63)は死ぬまでに観たい。『七人の侍』は昔にビデオで観て感動・興奮した記憶は
あるけど、どこが面白かったかの記憶が全く無いので、現時点で一番好きなのは『どですかでん』。
0412名無シネマさん(大阪府)
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2019/02/10(日) 07:56:18.85ID:8l227eCB
『どですかでん』(1970)は黒澤監督「初」のカラー映画。興行的には失敗だったらしい(納得)。 >>411
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A9%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B%E3%81%A7%E3%82%93
https://www.youtube.com/watch?v=uUgAMxdGGOM
↑ドぎつい色調の予告篇。スラム街が舞台の群像劇。乞食の親子の描写は「あざとく」感じたけど。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=88006
『黒澤明語る』(1991年)より、〔『どですかでん』について〕語っている箇所の引用。 [78〜79P]
《【黒澤】仕事が終わって何もないとやっぱり淋しいね。スタッフと一緒にいるのが一番楽しいね。
一本仕事が終わると、スタッフとまた離れるというのがいやだし、なじみになった俳優さんと離れるのも
いやだけれども、それよかも一本仕事が終わるたびに、その映画の人物たちとは、もう二度とは会わない
わけでしょう。〜俳優さんとはまた会うことはたくさんあるけれども。その映画の人物には、もう会えない
わけね。これが何ともいえなく淋しいんだよね、終わったときに。〜〜 【黒澤】劇中の人物と
会えなくなって淋しいなと思ったのは『どですかでん』なんですよ。〜全部撮り終わって、あの変なセットに
ぼく一人残って、いろんな家を見ていた。あすこの渡辺篤さんにももう会えないし、丹下キヨ子さんにも
会えないし、伴淳三郎の島さんとも会えない、だれとも会えないんだなと思ったら、なんかしみじみと
悲しくなってきてね。そういう終わり方をすることもめずらしいんだよね。》
https://www.amazon.co.jp/dp/B00VSFHUZE/
0413名無シネマさん(大阪府)
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2019/02/10(日) 08:36:35.79ID:8l227eCB
俳優デニス・ホッパー(1936−2010)が監督した映画は短篇を除くと7本のようです。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=1181
出演作は25本、監督作は『イージー・ライダー』(1969)、『アウト・オブ・ブルー』(1980)、
『ハートに火をつけて/バックトラック』(1990)の3本(4本?)観ています。監督作では
↓『ラストムービー』(1971)と『逃げる天使(ビデオ題:チェイサーズ)』(1994)が未DVD化。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2010/11/a3.jpg
『アウト・オブ・ブルー』は監督作の中で『イージー・ライダー』と1、2を争うぐらいの高評価。
https://www.rottentomatoes.com/m/out_of_the_blue_1982
https://www.imdb.com/title/tt0081291/reviews
劇場未公開のヘヴィーなカナダ映画。知名度は低く、↓DVDはレビューが1つも付かず廃盤。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005S7AZ/
『B級ビデオ発掘カタログ』と『このビデオを見ろ!』の両誌で出会わなければ知らなかった映画。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=352
https://www.youtube.com/watch?v=1CbpeuIR-J0
↑予告篇。私の「主演作BEST3」は『アウト〜』、『イージー〜』、『ブルーベルベット』(1986)。
https://mint.5ch.net/test/read.cgi/movie/1385783468/890
0414名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/02/10(日) 08:46:21.12ID:8l227eCB
1987年の西ドイツ映画『バグダッド・カフェ』(「91分」版はビデオのみ?)に自己レス >>411
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=17897
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=17898
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B07MJ9SRWJ/
この映画に対する特別な思い入れはありませんが、ジェヴェッタ・スティールが
歌う印象的な主題歌↓『Calling You』は聴き飽きない名曲ではないでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=hPPS0_rqwcw
フランス語字幕付きの↓予告。意外?にも青山正明が本作を評価していました。
https://www.youtube.com/watch?v=RohLJz0cBr0
0416名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/02/19(火) 21:47:16.89ID:tDHcZ2tu
過去に投稿した「◯◯映画」私的BEST10のまとめ。

●【強盗(heist)」映画(洋画)】BEST10 ←[※Andrew Nette選出] >>149

●【ハードボイルド映画(洋画)】私的BEST10 >>263-264

●【「腐敗した警察」映画(洋画)】私的BEST10 >>271-272

●【戦争映画(洋画)】私的BEST3 >>307-308

●【エキセントリックな殺し屋映画】私的BEST1 >>341-342

「ハードボイルド映画」なら、通常?は『チャイナタウン』(74)を入れるのかもしれませんが、
「後味の良さ」で、特に思い入れはないけど『ハメット』(82)を入れました。逆張りではなく。
主演のフレデリック・フォレストも好きだし。『ワン・フロム・ザ・ハート』(81)も良かった。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=g6aYLIn9zXs
0417名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/02/19(火) 22:17:46.53ID:tDHcZ2tu
映画『オーディション』(1999)は「ときめかなくなったモノ」との感動的な
「お別れの儀式」を描いた史上初の「スパークジョイ」ムービーだった? >>331
彼女の住居には「ゴミ袋」以外にはビビるくらい無駄なモノが無い。
0418名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/02/24(日) 07:59:53.80ID:dMr+Eu3r
「現時点」での私的な【俳優主演作BEST】。主要作品でも見逃しが多い。>>416

★勝 新太郎(1931−1997)【主演作BEST3】 >>157
https://mint.5ch.net/test/read.cgi/movie/1385783468/713

★丹波 哲郎(1922−2006)【主演作BEST3】 >>395

★高倉 健(1931−2014)【主演作BEST1】 >>215

★デニス・ホッパー(1936−2010)【主演作BEST3】 >>413

★ピーター・セラーズ(1925−1980)【主演作BEST1】 >>376
ある事件を契機に「小さな世界」を脱する中年女性をハマり役の藤山直美が演じた
『顔』(2000/↓予告)>>145は『チャンス』(1979/Being There)を意識してる??
https://www.youtube.com/watch?v=duyVhDycumE
「広い世界」を知り最後に水面を歩くピーター・セラーズ、最後に泳いでいく藤山直美。
0419名無シネマさん(大阪府)
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2019/02/24(日) 08:05:14.30ID:dMr+Eu3r
ユダヤ系でコメディ映画が専門?のメル・ブルックス(1926−)監督のフィルモグラフィー。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=15526
コメディ映画はわざわざ観ない(「笑い」は主にTVで補給していた)ので、タイトルは色々と
知ってますが現時点で観ているのは「初」監督した名作『プロデューサーズ』(1967)のみです。
https://www.youtube.com/watch?v=Lt19Wna_sG4
↑予告。どういう仕組みかはサッパリわからないけど、舞台が酷評されて興行的に大失敗すると、
なぜか「儲け」がガッポリふところに入る、という裏技?に気付いた三流の演劇プロデューサー2人の
悪だくみは果たして成功するのか?という話だったと思います。この最初から「大失敗」を目的に
作られたミュージカル『ヒトラーの春』が本当にヒドく唖然とする出来で嬉しくなる。三谷幸喜が
評価していたはず。2005年のリメイク版は未見。「監督」作では、『プロデューサーズ』などと並び
最高レベルの評価を受けている未見の↓『ヤング・フランケンシュタイン』(1974)は必ず観るつもり。
https://www.rottentomatoes.com/m/young_frankenstein
https://www.youtube.com/watch?v=7csc1O21jDU
↑予告。「プロデュース」作では『エレファント・マン』(80)、『ザ・フライ』(86)、「笑い」から始まり
「狂気」が徐々に加速していく未DVD化の『バーグラント』(92/↓予告)は鑑賞。↓わりと好き。
https://www.youtube.com/watch?v=GkLrWFyiETg
0420名無シネマさん(大阪府)
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2019/02/24(日) 08:25:17.06ID:dMr+Eu3r
自己レス>>419

メル・ブルックスは『ゲット スマート』(2008)としてリメイク(未見)された人気番組『それ行けスマート』
(1965〜70)に参加。初の映画化が『それ行けスマート 0086笑いの番号』(1980)。評価はイマイチ。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/02/1141.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=DgspnLq8Hpo
↑予告。TV映画の↓『それ行けスマート 世界一の無責任スパイ』(1989)の方が評価は高いようだ。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/02/1151.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=sbxht5LPVMA
↑予告。私は本作だけ観ています。基本的には「しょーもない」んだけど、所々で面白いキャラや
ギャグがあり「憎めない」コメディだった。未見の『メル・ブルックスの命がけ! イス取り大合戦』(1970)を
漫画家いしいひさいちが「影響を受けた映画」として挙げていました。↓予告。3本とも未DVD化。
https://www.youtube.com/watch?v=Wt1lHyuTDWE
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2010/12/a12.jpg
0421名無シネマさん(大阪府)
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2019/03/03(日) 09:22:02.47ID:oSz3CORT
私が観ている狭い範囲の中でDVD廃盤が惜しく感じた映画。私はビデオで観た。
●『死と処女(おとめ)』(1994) ※「豚鼻」と「ニーチェ」が鍵となる心理サスペンス。
https://www.rottentomatoes.com/m/death_and_the_maiden
●『家族の気分』(1996) ※↑と同じく「舞台劇」を映画化した秀作。フランス映画。
https://www.rottentomatoes.com/m/un_air_de_famille
http://b.tawarayat.sub.jp/?eid=1640
●『憎しみ』(1995)>>200 ●『モデル連続殺人!』(1964)>>306 ●『最前線』(1957)>>307
https://www.rottentomatoes.com/m/la_haine
https://www.rottentomatoes.com/m/blood_and_black_lace
https://www.rottentomatoes.com/m/men_in_war
●『ビリー・ワイルダーの悲愁』(1978) ※物悲しくなるミステリー映画の佳作。>>101
https://www.rottentomatoes.com/m/1037238_fedora
●『新・黄金の七人 7×7』(1968) ※泥臭くてエネルギッシュなイタリア産の泥棒?映画。>>54
https://www.imdb.com/title/tt0063586/
ロッテントマト未登録。↓イタリアAmazonなのに日本盤DVDしかない。本国でも知られていない!?
https://www.amazon.it/dp/B000065E2S/
0422名無シネマさん(大阪府)
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2019/03/03(日) 09:40:38.88ID:oSz3CORT
俳優アラン・アーキン(1934−)のフィルモグラフィー。出演作は8本だけ観ています。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=1837
「主演」作は5本観た。その1本『ふたりの天使』(69)は昔TVでぼんやりと観ましたが
ほぼ記憶無し。他の4本、『キャプテン・ザ・ヒーロー 悪人は許さない』(83)>>82
『フリービーとビーン/大乱戦』(74)>>251、↓『ブルージーンズ ジャーニー』(75)、そして
https://mint.5ch.net/test/read.cgi/movie/1363762024/54
『キャッチ22』(70)>>178まで全部好きです。『キャプテン〜』以外が私的な「主演作BEST3」。
『ブルージーンズ〜』は「しょぼくれオヤジ」と「やさぐれ少女2人」の70年代ロードムービー。
http://cinema.pia.co.jp/piaphoto/flyer/550/808294_1.jpg
http://eiga-chirashi.jp/160928/sumimg/160928000086-0.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=7M58p9GrShQ
↑予告。記憶に残る佳作。本作と『キャプテン〜』は未DVD化。劇作家・脚本家の
ジュールス・ファイファー(1929−)の初めての戯曲をアラン・アーキンが(長編)初監督した
『殺人狂想曲』(1971)が高評価っぽい。↓予告。ブラックコメディのようです。未ソフト化。
https://www.youtube.com/watch?v=GOGLxIQwtV4
『愛すれど心さびしく』(68)、『アメリカ上陸作戦』(66)、『暗くなるまで待って』(67)は観たい。
0423名無シネマさん(大阪府)
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2019/03/10(日) 08:41:24.48ID:BhpZ7A6S
「金曜ロードSHOW!」で初見の『カメラを止めるな!』。面白かったし出演者
全員を応援したくなるいい映画でした。しかし監督が10代、20代の頃の
「痛すぎる」過去についての↓インタビューも映画に負けないくらい面白かった。
https://news-vision.jp/intro/189073/
https://news-vision.jp/intro/189074/
https://news-vision.jp/intro/189081/
0424名無シネマさん(大阪府)
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2019/03/10(日) 08:47:40.25ID:BhpZ7A6S
村上春樹(1949−)の『明日に向って撃て!』(1969)評(『映画をめぐる冒険』より)。>>400
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=842
《この映画が封切られたのがたしか一九七〇年頃で、これを観たときは我々青年は
――青年だったのだ――ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドの生き方に心を揺さぶられた
ものだ。不気味な追撃隊に追われつづけながらもライフ・スタイルを崩さず常に夢を忘れず、
明るく悪事をつづける二人の姿にである。しかし最後には彼らは軍隊の圧倒的な火力の
前に抹殺されてしまう。六〇年代の青春を光八分影二分で描いたジョージ・ロイ・ヒルの
心に残る秀作。私事で恐縮だが僕は飼っていた二匹の雄猫にブッチとサンダンスという名を
つけたことがある。しかし誰も正確な名前を覚えてくれなくて「ブッチャー」とか「サンダース」とか
呼ばれて、まるでプロレスラーみたいな感じになってしまった。》 ↓予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=bJmQx5vOAyg
去年の10月21日に放送の『村上RADIO』第2弾で、貧乏な若い頃、真冬の寒い時期に
寝るときは二匹の猫を抱いて暖をとっていたと言っていたのがこの「ブッチとサンダンス」か?
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00FYN9FC2/
嫌味の無い、スタイリッシュで乾いた映画。『新・明日に向って撃て!』(1979)は凡作だった。
0425名無シネマさん(大阪府)
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2019/03/10(日) 09:07:05.71ID:BhpZ7A6S
黒人(アフリカ系アメリカ人)が主役で黒人向け?に作られた『ブラックムービー』、あるいは
『ブラックスプロイテーション』と呼ばれる映画。歴史に疎く、黒人文化・音楽とも無縁ですが
少しだけ観ています。監督は黒人でなくてもいいんでしょうか。観ているのは『コフィー』(73)、
『ハーレム街の首領(ドン)』(73)、『デトロイト ポリス』(73)、『シンジケート・キラー』(72)。
『ニュージャージー・ドライブ』(95)>>277、『ゼブラヘッド』(92)>>320も入る?!。有名作品では
『黒いジャガー』(71)、『110番街交差点』(72)>>385。ラリー・コーエン監督のTV映画
『N.Y. ビッグ・ママ・ブルース』(81)は含まれるか。最近になって『ボーイズ’ン・ザ・フッド』(91)を
観た。↓「フッド・ムービー」の元祖らしいです。全く古びていない優れた「古典」であり原点。
https://www.cdjournal.com/main/research/nwa/4575
LAサウス・セントラル地区が舞台の黒人版「スタンド・バイ・ミー」、「アメリカン・グラフィティ」と
いった物語。↓予告。かなり治安の悪い地域らしく「さわやかな青春物語」にはなりようがない。
https://www.youtube.com/watch?v=AE4BdijGtu4
ブラックムービーの始祖?『スウィート・スウィートバック』(71)は昔にビデオで観たけど眠くなり途中で
止めてしまった。いつか観よう。スパイク・リーが「監督」した映画は『ドゥ・ザ・ライト・シング』(89)と
『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』(86)>>195だけは観た。「製作総指揮」では『ドロップ・スクワッド』(94)。
未見のブラックムービーでは『スーパーフライ』(72)と『フォクシー・ブラウン』(74)には興味がある。
0426名無シネマさん(大阪府)
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2019/03/10(日) 09:19:50.53ID:BhpZ7A6S
自己レス>>425

『ニュージャージー・ドライブ』、『ゼブラヘッド』、『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』以外で未DVD化なのは、
『ハーレム街の首領(ドン)』、『デトロイト ポリス』、『シンジケート・キラー』、『N.Y. ビッグ・ママ・ブルース』、
『ドロップ・スクワッド』。この中では『デトロイト〜』が味があって好み。『ドロップ〜』は設定がユニーク。
私が観ているブラックムービーでは、やはり『ボーイズ’ン・ザ・フッド』(91)が普遍的な傑作だと思います。
https://www.rottentomatoes.com/m/boyz_n_the_hood
https://www.imdb.com/title/tt0101507/
『コンプトンはヤバい』と言っていた主人公の父親役ローレンス・フィッシュバーンが「いぶし銀」。>>167
0427名無シネマさん(大阪府)
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2019/03/17(日) 07:46:59.18ID:0mIpjt6g
『丹下左膳餘話 百萬兩の壺』(1935)>>329と同じ山中貞雄(1909ー1938)の監督作で、
遺作となった『人情紙風船』(1937)を観た。「素浪人」の辛さは『切腹』>>394を思い出した。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=132551
しみじみとした佳作。本作より『百萬兩の壺』の方が自分の好みである事を確認。もちろん
『人情紙風船』にも良い点がいっぱいありますが、それよりも、本作を見ている途中からずっと
『ガロ』などで執筆の早逝した漫画家「楠 勝平(1944ー1974)」>>253が自作でよく描いている、
江戸の下町で自身の美学を貫き他者と衝突する愛すべき「意地っ張り」な人々とソックリで驚いた。
自分には教養が無く、歌舞伎にも落語にも馴染みが無いが、楠は『人情紙風船』の元にも
なった歌舞伎や落語などの影響を受けているのか。彼の短篇漫画には、常に間近に死、病、
事故、別離が存在し「ハッピーエンド」の作品は皆無だが、バッドエンドでもなく、強く余韻を残す。
視線に温かみはあるがクサい「庶民讃歌」にはせず、物語はいつも唐突に終わる。山中も楠も
30前後で才能を惜しまれながら亡くなった。所有している単行本は2冊、『おせん』(1978年)と、
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/701/0100048701/01000487014.jpg
↑『ガロ臨時増刊号 楠 勝平特集』(1970年)。表紙は『第七の封印』(57)の「死神とのチェス」??
https://www.amazon.co.jp/dp/4883794563
『ガロ』の系統を継ぐ雑誌↑『アックス』に名作の「彩雪に舞う…」と「名刀」が掲載してるようだ。
0428名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/03/17(日) 08:13:47.60ID:0mIpjt6g
低予算映画で知られる?サミュエル・フラー(1912−1997)「監督」作は5本だけ観ています。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=1640
好きな順に『最前線物語』(1980)>>307、『ショック集団』(1963)、『裸のキッス』(1964)、
『ホワイト・ドッグ 魔犬』(1982)、『ストリート・オブ・ノー・リターン』(1989)。全部ビデオ鑑賞。
https://www.youtube.com/watch?v=B8O8RNV3gK8
↑『ショック集団』の予告。精神病院内で起きた殺人事件の真相を探り当てて名を上げ
ようと、危惧する恋人の制止を振り切って病人を装い潜入捜査するジャーナリスト(男)の話。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=11058
頭がおかしくなっていく記者の妄想場面の映像がいい。水漏れ?してビシャビシャの廊下とか。
一番印象的だったのは「白人至上主義団体KKKのメンバーとして黒人排撃を主張する
黒人患者」の演説場面。陰鬱なサスペンス映画『裸のキッス』も良かった。娼婦たちの間で
語り継がれている、「ある特定の人間」の時にだけ感じる違和感がタイトルの由来になっている。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=18038
『B級ビデオ発掘カタログ』で知った『ホワイト〜』は昔観たがピンとこなかった。いつか再見したい。
評価の高いスパイ・スリラー?の『拾った女』(1953/↓予告)は必ず観たい映画の1本。
https://www.youtube.com/watch?v=vEAURni5bIE
0429名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/03/17(日) 08:15:57.04ID:0mIpjt6g
自己レス>>428

村上春樹による『最前線物語』評。川本三郎との共著『映画をめぐる冒険』(1985年)収録。>>424
http://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1100243117
《なんだかよくわからないうちに半伝説的存在にまつりあげられてしまったサミュエル・フラー監督の
「比較的」大作である。大作なのか大作じゃないのか判断のつかないところがこの人の人徳
――というのかね――である。ヴェテランの下士官が戦場で新兵を叩きあげていくという、まあ
よくある話だが、実際にはそれほどのまとまった構成が存在するわけではなく、物語はやたら
だらだらと脈絡なくつづく。エピソードとエピソードのあいだにはとくにこれといった関連性はなく、
深い人間の絡みがあるわけでもなく、最後はわけのわからない因縁物語風に話は終息してしまう。
あとには殆ど何も残らない。しかし実に不思議なことに、見終ったあとでこの作品は何かしら心に
ひっかかるのである。そこには我々の価値基準ではすくいとることのできない何かがひそんでいるような
気がする。B級映画の好きな方はきっと気に入ると思う。》 本作の「陽性」の部分とリー・マーヴィンが好み。

Prime Videoでは『ショック集団』、『裸のキッス』(↓予告)、『チャイナ・ゲイト』(1957)などが配信されている。
https://www.youtube.com/watch?v=3VfAkiDj4uA
0430名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/03/17(日) 08:48:16.07ID:0mIpjt6g
私にとって「つまらなかった」名作。⇔の右側が同じ監督の面白かった(好きな)映画。ビデオ/DVDの鑑賞。
基本的にネガティブ?なことは書きたくないし、白黒映画が苦手なために観ていなかった古い名作を観て、
感心したり驚いたりする方が多いのが事実。「映画愛」も「映画を観る目」も共に持ち合わせていません。

●『駅馬車』(1939) ⇔ 『荒野の決闘』(46)>>205 ※唯一良かったのは男前が極まった若きジョン・ウェインの
容姿。不満しかない。劇場公開時のリアルタイムに映画館の大画面で観れば違った?>>400
●『ギャング』(1966/未DVD化) ⇔ 『仁義』(70)、『影の軍隊』(69)、『賭博師ボブ』(56)>>55。『サムライ』(67)は
必ず観たい。 ※退屈だった。↓ビデオ所有。再見しようとデッキに入れ再生したら絡まりテープ切断で視聴不可能に。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/01/v2.jpg
●『白熱』(1949) ⇔ 『いちごブロンド』(41)>>256 ※心電図にたとえるなら、終始ピーーーっと水平線のままの
「ご臨終」状態。「読唇術」キャラなどは面白いが全体の「うねり」に欠ける。ジェームズ・キャグニーは相変わらず魅力的。
●『深夜の告白』(1944) ⇔ 『アパートの鍵貸します』(60)、『情婦』(57)、『新・おかしな二人 バディ・バディ』(81)>>51
※サスペンスが弱く「体感時間」が長い。主人公の「マッチの火の付け方」がイカす。脚本にレイモンド・チャンドラーが参加。>>324 >>354
●『死刑執行人もまた死す』(1943) ⇔ 『M』(31) ※『B級ビデオ発掘カタログ』の中で著者の伊藤勝男氏が激賞して
いたが・・・(ガッカリした記憶)。同じ時代の「ナチもの」では↓1942年のコメディ『生きるべきか死ぬべきか』が凄く楽しかった記憶。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1817
0431sage(大阪府)
垢版 |
2019/04/27(土) 14:48:45.52ID:NT5y99o1
テスト
0433名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/05/03(金) 13:54:25.20ID:7OKvsHcl
「ハードボイルド映画」に自己レス>>416

「和製」ハードボイルド映画は更に詳しくないですが、現時点で最高だと思うのは
鈴木清順監督の『野獣の青春』(1963=昭和38年)。大藪春彦『人狩り』が原作らしい。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0057D25A8/
ジャンル的に「ハードボイルド」でいいのかは自信が無いですが。
https://www.youtube.com/watch?v=OeRInKcGohs
↑時代を感じさせる予告篇。↓海外での評価。英語題は『Youth of the Beast』。
https://www.rottentomatoes.com/m/youth_of_the_beast
https://www.imdb.com/title/tt0057697/reviews
https://www.amazon.co.uk/gp/customer-reviews/RWPT5UITGYS29/
大げさに言えば、私が過去に観た邦画の中で「最もシビれた」アクションシーンが
逆さに吊られた宍戸錠のビリヤード場での格闘場面。すごく感激した記憶。

↓濱田金吾『せめてからりと晴れてくれ』(来生えつこ作詞)には「ハードボイルド」を感じる。>>388
https://www.youtube.com/watch?v=2c-ireF8RNk
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