X



絶版映画本/未DVD化/その他 2 [無断転載禁止]©2ch.net
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0385名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2018/12/16(日) 07:27:03.60ID:miAJwUE6
Andrew Nette選出の【強盗(heist)映画オールタイムベスト10】に自己レス>>149 >>246
『110番街交差点』(1972)を鑑賞しました。DVDのシュリンク袋には「フィルムノワール」と
書いていましたが、『刑事マルティン・ベック』(1976)を「ノワール」と呼ばないように、本作も
「警察小説」の映画化(警察映画?)と呼ぶ方が、より妥当でしょうか。『マルティン・ベック』は
犯人の正体を探るミステリー要素もあり、「ヘリコプターの墜落場面」が最大の見せ場でしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=ei_202pvmHI
↑予告。昔にビデオで観たきりですが、「スウェーデン映画」には不似合い?な墜落場面に驚いた。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=6884
『110番街交差点』は黒人3人組の強盗犯を追うマフィア(仲間を殺され売上金を奪われた)と
警察の両方が「黒人+白人」の組み合わせで、共に人種間での内輪揉めが頻発。最大の
見せ場は何度かある犯人の「火を噴くマシンガン」でしょう。戦場ではなく大都市で轟音を
響かせ全てを破壊し尽くす場違いな「官能性」に陶然とする。撮影監督は初ソフト化された
未見の『殺しの接吻』(1968)、『生き残るヤツ』(1971)>>134を撮った人で、アップが多いためか、
「TVドラマ」感もありますが濃厚なドキュメンタリータッチが盛り上げてくれます。ラストの唐突で
突き放した感じが↓『110番街〜』と『マルティン・ベック』は似ている。私にとっては両方佳作。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=19409
0386名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2018/12/16(日) 07:46:31.17ID:miAJwUE6
ボビー・ウーマックが歌う有名な主題歌『Across 110th Street(110番街交差点)』。>>385
https://www.youtube.com/watch?v=tWkhT7X2EX8
Wikipediaの「警察小説」の項目。1冊も読んでないし詳しいことは分かりません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E5%B0%8F%E8%AA%AC
エド・マクベイン『87分署』ものでは、漫画化された3冊を読みました。充分面白かった。
『警官嫌い』、『麻薬密売人』、『ハートの刺青』。『通り魔(THE MUGGER)』は未発売?
https://www1.e-hon.ne.jp/images/syoseki/ac_k/93/07222893.jpg
https://www1.e-hon.ne.jp/images/syoseki/ac_k/19/07224319.jpg
小池一夫(原作)・上村一夫(作画)の『バーボン警察』は、ジョゼフ・ウォンボー>>108-109
原作の映画化『センチュリアン』(72)を思わせる設定(パクり?)で、なかなか面白かった記憶。
https://img.mandarake.co.jp/shpimg/00/01/734/765.jpg
https://img.mandarake.co.jp/shpimg/00/01/734/767.jpg
B6判で全2巻。警察学校を出たての若造に、裏も表も知り尽くしたベテランが
学校では教わらない「ストリート」の流儀を仕込んでいく、「よくある」パターンのやつ。
『87分署』の漫画は「小池書院」。小池氏は海外犯罪小説を積極的に採り入れ独自に加工!?。>>17
駄作ですが関川夏央/谷口ジロー『無防備都市(暴力街21分署)』も「警察漫画」。
0387名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2018/12/16(日) 08:22:01.08ID:miAJwUE6
イギリス映画『あなたがいたら―少女リンダ―』(1987/Wish You Were Here)。未DVD化。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81fYAHfWXoL._SL1500_.jpg
第二次大戦後(1950年代)の港町に住む(性的にも)奔放な少女の成長物語。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=974
『ダイアモンドは傷つかない』(1982)、『スローなブギにしてくれ』(1981)を私は連想
しました。この2本の邦画は山崎努が爛(ただ)れた「助平な伊達オヤジ」の役で
準主役を務めていて、本作にも似た「助平な伊達オヤジ」が出てくる、というだけの理由。
https://www.youtube.com/watch?v=KJY1Koru_Fs
↑予告。「オヤジギャル」の漫画家・中尊寺ゆつこは「好きな男のタイプ:山崎努」でした。
実在する『あなたがいたら〜』のモデルになった↓女性を描いた映画は他にもあるそうです。
http://www.news-digest.co.uk/news/archive/cinema/7925-wish-you-were-here.html
邦題↓『Hなえっちな変態SMクラブ』(1987/Personal Services)は未DVD化(未見)。
http://www.buyuru.com/item_1020233_1.html
『ダイアモンドは傷つかない』はDVD、『スローなブギにしてくれ』はBlu-rayあり。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00MFJRS9U/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00FIWMJ9A/
0388名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2018/12/16(日) 08:52:05.83ID:miAJwUE6
濱田金吾(浜田金吾)氏>>381の実物は知りませんが、ドラクエの頃の↓堀井雄二とか
若い頃(1979年)の↓円広志に似てる(たとえが古い)?。音楽ジャンルは「AOR」とかいうやつ??
https://d2wi3xvhr3qrd7.cloudfront.net/wp/wp-content/uploads/2017/06/15160904/08_r1.jpg
https://img.snowrecords.com/ep/21000/20733.jpg
無料のYouTubeでしか聴いていない(失礼)のですが、聴けた範囲の中で好きな曲を選ばせてもらいます。
『GATSBY WOMAN』、『東京Come&Gone』、『グッド・ラック・シティ・ロマンス』。
https://www.youtube.com/watch?v=7reIDIzN_nY
https://www.youtube.com/watch?v=UtjIaSXGIyQ
https://www.youtube.com/watch?v=VBZHmou02uw
『夜風のインフォメーション』、『シャレード』、『モーニングコールはマービンゲイ』。
https://www.youtube.com/watch?v=S-h9nkbtz3U
https://www.youtube.com/watch?v=FnMkkRxyUOY
https://www.youtube.com/watch?v=LgHyBAYifFo
他には『PIANO MAN』、『せめてからりと晴れてくれ』、『横顔のタクシー・ドライバー』、『悲しき By-Player』、
『SO,I LOVE YOU』、『Listen, Baby』、『ガールズ(GIRLS)』、『N.Y. CITY MARATHON』、『抱かれに来た女』、
『街のドルフィン』、『トロピカル・フィッシュ』、『レイニー・ハート(RAINY HEART)』、『GOOD−BYE,AGAIN』が好み。
0389名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2018/12/23(日) 12:55:37.55ID:sPvNL7fe
「チビ・眼鏡・出っ歯」で日本人にも親近感が湧く?チャールズ・マーティン・スミス
主演の『ネバー・クライ・ウルフ』(1983)。「あらすじ」は↓の解説がわかりやすいです。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=17255
文句がつけにくいタイプの「心が洗われる」良質な啓蒙?映画。↓海外の評価は高い。
https://www.rottentomatoes.com/m/never_cry_wolf
「狼は病んだ大型動物しか捕食しない」とか「先住民の描き方」とかは、1981年の
映画『ウルフェン』(1981)との共通点を感じた。『ネバー〜』の原著は1963年の出版、
『ウルフェン』は1978年。「老賢人」のエスキモーは『デルス・ウザーラ』(75)を連想させる。
日本人だと「出川哲朗」みたいに、「普通にしているだけでユーモラス」なC・M・スミスが
広大な自然の中、独りぼっちで狼の生態を観察・記録する学者を好演。誰も望まない
全裸姿のサービス?まで有り。序盤と終盤に出てくるゴリゴリに荒っぽいセスナ機パイロット
役のブライアン・デネヒーがイイ味出していました。未DVD化。↓ビデオのジャケ写。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/01/055.jpg
未読の原作↓『狼が語る ネバー・クライ・ウルフ』。その下は原作に一部懐疑的なレビュー。
https://www.amazon.co.jp/dp/4806714712/
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R38FNE0MI0FIMI/
0390名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2018/12/23(日) 13:53:54.32ID:sPvNL7fe
私はスティーヴン・キングの愛読者ではないし、映画化されたものも数本しか観ていません。>>52
なぜか昔に購入していた『必携スティーヴン・キング讀本 恐怖の旅路』(1996年)に寄せられた
ホラー作家/映画監督クライヴ・バーカーの序文『恐怖の旅路で命を落とさないために』を一部引用。
https://www.amazon.co.jp/dp/4163627006/
《〜〜キングは死を売っている。血をすする者の物語、肉を食らう者の物語、魂の堕落の物語
――正気が、コミュニティが、信仰が、もろくも崩れ去ってゆく物語を、キングは書き続けている。
その作品では、闇に打ち勝つ愛の力さえ確かなものではない。隙あらば愛さえも呑みこんでやろうと
怪物たちは待ちかまえている。無垢も守りの力にはならない。大人と同じように子どもたちも
やすやすと墓場に入り、ごくたまに復活を遂げる子供がいたとしても、宗教が約束した栄光とは
程遠い形でこの世に蘇るだろう。〜〜おまえはどうして現実感覚の転覆をそんなに高く評価するのか、
と疑問に思う人もいるだろう。〜〜ぼくたちが住んでいる複雑な世界とは精神のことだ。結局、
人間が生きている場所は、自分の心の中にほかならない。人間の精神は、奇怪な大鍋のように、
知覚の情報・感覚の記憶・知的な思索・悪夢・夢をぐつぐつ煮こみつづけている。〜〜これまで
抑圧されてきた禁じられたものへの嗜好が解き放たれ、子どものころから聞かされていた話とは違って、
奇怪なもの、おぞましいもの、逆説的なものを好むことが、実は健康の証(あか)しであることを
悟るのだ。だからぼくは、こういいたい。転覆せよ、と。けっして弁解するな。》
0391名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2018/12/23(日) 13:56:14.59ID:sPvNL7fe
クライヴ・バーカーの序文『恐怖の旅路で命を落とさないために』より引用の続き>>390
《〜〜それが前に触れた《両義性》の源泉である。自分の人生を変える何者かに出会いたいと思う欲望。
その何者かに出会えば神々の領分に入ることができるのだが[〜]、ぼくたちはあまりにもちっぽけで、
大いなる存在には一顧だにされない。そして、出会った瞬間、ぼくたちは殺されてしまうのだ。〜〜その
怪物が、犬を蹴り殺したり、子どもを食らったりするのを見て、[〜]おれは違うのだと誰もが安心する。自分は
天使の側に属しているのだ、と。しかし、それは作り話だ。〜ぼくたちの心の中には《闇》の棲む場所が
はじめから用意されている。健康のためにも、ぼくたちは、かなり広いその場所を尊重し、探検してみなければ
ならない。結局、人が恐怖小説を読むのは、苦しみや死を見物するのが好きだからだ。おぞましいものを見たい
欲望があるからだ。天使ならそんなことは考えない。この《正義の新時代》――愚にもつかない道徳が叫ばれ、
変わりばえのしない偽善者たちが従者をどんどん集めているこの時代には、何よりもまず人間は完全だという
考えを捨てなければならない。そのかわり、ファンタジーだけが解き明かすことのできる人間の複雑さや矛盾を
称えなければならないのだ。できることなら、善と悪、光と闇、現実と虚構といった似非(えせ)二元論に代表される
単純化の波に溺れてはならない。つねにパラドックスを引き受ける用意をしておく必要がある。〜〜それと
まっこうから対立するのが、これまでぼくたちが教えこまれてきた原則、これさえ知っていればたくましく世の中を
渡ってゆけるといわれてきた原則である。証拠第一主義。論理などというものは、ちょっときっかけを与えてやれば、
恐ろしい狂気、見事なまでに論理的な狂気に向かって突っ走るだけなのだ。》
0394名無シネマさん(玉音放送)
垢版 |
2018/12/30(日) 08:55:54.36ID:TWQq8Q5j
『切腹』(1962=昭和37年)。監督:小林正樹、脚本:橋本忍、音楽:武満徹。主役は
仲代達矢、三國連太郎、丹波哲郎ら。外国人に受けそう(⇒海外の評価がメチャ高い)。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=140556
↑解説も↓予告も、私の稚拙な感想なんかも目に入れず、まず映画を観る方が良いと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=5_0v1fFOhYY
序盤はミステリー、中盤は気が滅入る「お涙頂戴」ドラマ、そして終盤はサム・ペキンパーの世界。
「一粒で三度美味(おい)しい」お得な映画でした。「1対1」のシビれる決闘の他に、「1対多数」の
死闘という豪華なオマケ付き。観終えて大きな満足感とともにグッタリとしました。上映時間を
確認したら「135分」ありましたが、緊張感が持続するので「長さ」は全く感じなかった(疲れた)。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00L9SA5GQ/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B009IX4ESY/
本作に「突き抜けたブラックな笑い」を加味すると平田弘史の「武士道残酷劇画」になります。
『平田弘史選集』全8巻の内2冊、↓『平田弘史集』、『士魂』、『烈魂』は読んだが多くは語れない。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/446/0100116446/01001164463.jpg
私は無教養で知りませんが、「残酷(被虐的)武士道もの」みたいな小説のジャンル?があるらしい。
南條(南条)範夫という作家とか。サラリーマン社会の悲哀を武家社会と重ねている??
0395名無シネマさん(玉音放送)
垢版 |
2018/12/30(日) 09:12:19.24ID:TWQq8Q5j
『切腹』(1962)への自己レス>>394
主要キャストの一人で憎らしい役の丹波哲郎(1922ー2006)が大変素晴らしかったです。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=50625
↑丹波さんの膨大なフィルモグラフィー。観ている作品を数えたら34本ありました。主役を
務めている映画は数本しか観ていませんが、私の好みで「主要キャストの出演作」BEST3を
選ぶと、『暗殺』(1964)、『軍旗はためく下に』(1972/↓予告篇)、『切腹』(1962)になります。
https://www.youtube.com/watch?v=RS55uz8itgI
ほとんど記憶に無いけれど『豚と軍艦』(1961)の「自分を末期がんだと思い込んでいるヤクザ」の
役が珍しく?コミカルで面白かった気がします。観てる範囲では『銃殺 2.26の叛乱』(1964)と
『東京ギャング対香港ギャング』(1964)が未DVD化。未見の『叛乱』(1954)と『銃殺〜』の
原作は立野信之『叛乱』。↓鶴田浩二の「ハシゴを途中で外された」焦燥と悲哀がやるせなかった。
https://www.buyuru.com/item_1012067_1.html
https://www.amazon.co.jp/dp/B0011DPBYA
全く知らない「二・二六事件」を描いた映画で、『日本のいちばん長い日』(67)、『パワープレイ』(78)
みたいに説得・懐柔のディスカッションが中心のドラマ。丹波さんはどんな役だったか記憶に無い。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E3%83%BB%E4%BA%8C%E5%85%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6
0396名無シネマさん(玉音放送)
垢版 |
2018/12/31(月) 14:47:19.27ID:AJMLvddL
日記帳?
0397名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/01/06(日) 07:58:29.30ID:0xIxQ/yn
『季刊 映画宝庫 日本映画が好き!!!』(1979年)所収の小特集『監督へのラブレター&返事』。
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1037077001
14人の監督への14人のファン(評論家、ライター、記者)からの公開ファンレターと、監督からの返事。
黒澤明監督への「ラブレター」は淀川長治氏。《このあいだ電話をかけたのは何年ぶりだっただろう。
私が黒(くろ)さんに電話したのは、たしか「蜘蛛巣城」を見たすぐあと……〜〜「どん底」には見惚れ「用心棒」
「椿三十郎」にはニヤニヤと楽しんで「天国と地獄」のあとあなたにチラッとどっかで逢った。あのとき二十世紀
フォックスの一番いい映画みたいだったなんて云って。それから「赤ひげ」。〜それから「どですかでん」の伴じゅんの
ところで泣いてしまって、それから「トラ・トラ・トラ」であなたが最高に嫌な思いをして、そして「デルス・ウザーラ」。
それからそのうちに私はもう黒さんだとか(あなた)などと云えなくなった。世界のクロサワになった。当然だよ。
しかし「トラ・トラ・トラ」の発表会のあと私はあなたに(なんだか西洋人みたいになっちまったね)と天下のクロサワへの
賛美を逆手の皮肉をこめたヤジめいた云い方を思わずしてしまったら(なァにいってんだ)と苦笑して私を見た
その親しさも、もうずーッと昔みたいになって。〜〜思わず何年ぶりかで電話がかけたくなった。〜電話をかけると
あなた御本人が出た。〜あなたは(やァ)と……これは私のひとりがてんでもあるまい。とっても懐(なつか)しげ
だった、その一言は。このあと[〜](いったい、映画とる気あんの)と聞いた。〜すると(あるんだよ、三本企画が
あってそのひとつがやれそうなんだよ、来年から)。それから(おれジョン・フォードの二代目になるよ。ジョン・フォードも
死んじまったしね)。〜あなたはちっとも昔と変わらないじゃないの。いいねェ。》 『影武者』(1980)直前の頃か。
0398名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/01/06(日) 08:09:30.64ID:0xIxQ/yn
『ポセイドン・アドベンチャー』などで知られる作家ポール・ギャリコ(1897ー1976)の
小説(未読)が原作で、「ボクシングをするカンガルー」が主役の『マチルダ』(1978)。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=22160
映画としては「珍品」に仕上がっているらしい。↓レアなVHS(=未DVD化)。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f254698473
↓予告。子供が観たらトラウマになりそうな「マチルダ」の「異形」感。目が怖い。
https://www.youtube.com/watch?v=ogXWa8wKC44
共演はエリオット・グールド、ロバート・ミッチャム。↓『マチルダ』に関する昔の投稿。
https://awabi.5ch.net/test/read.cgi/movie/1322710526/658
原作小説は日本では1978年に早川書房から出版され、2000年に文庫化。
https://www.amazon.co.jp/dp/4488194036/
0399名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/01/06(日) 11:36:15.02ID:0xIxQ/yn
畑中純の傑作漫画『まんだら屋の良太』と、同名実写映画(1986年)に自己レス>>24 >>229
『まんだら屋〜』は1986年にNHKで「全15回」の連続ドラマが放送(良太=杉本哲太)。未見。
https://pbs.twimg.com/media/DqxCM_TUwAA5cm7.jpg
https://pbs.twimg.com/media/DqxCT55U8AA-00s.jpg
『良太!畑中純スペシャル』(1986年)に掲載の『筒井ともみ(※連続ドラマの脚本家)さんに訊く』。
https://www.amazon.co.jp/dp/4267010714/
《〜〜その頃、映画のプロデューサーと企画したことがあるんだけど、サザンの桑田さんなら
できると思ったわけ。『まんだら屋』の最大の魅力は私、良太のキャラクターの新しさだと思うのね。
いわゆる辺地にいながら、電通みたいな男の子でしょ。あらゆる情報を知ってる。〜〜
で、桑田さんならできると思ったんだけど、その企画が壊れて、ウダウダしてる時に2回ぐらい
民放とか制作会社でやりたいって話があったんですよね。〜人情物にだけはしたくないし、私
キライなんですよ。〜『まんだら屋』の世界が持ってる怖さとか、下品の品とか、聖と俗がホントに
渾然一体となってるでしょう。〜映画だったら森田(芳光)さんとかもいいだろうし、松田優作さんも
モノすごく良太やりたがったんですよ。もうちょっと若かったらなあ(笑)って残念がってた。》
漫画家・畑中純(1950−2012)は福岡県小倉市(現:北九州市)出身。学年では同学年となる
俳優・松田優作(1949−1989)は山口県下関市生まれ。北九州市と下関市は「おとなり」の市?
0400名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/01/13(日) 08:57:49.21ID:5RfZJUal
共著『映画をめぐる冒険』(1985年)の川本三郎氏のあとがき「ビデオとの遭遇」より。>>104 >>255 >>265
https://www.amazon.co.jp/dp/4061913719/
《「映画ビデオのカタログを一緒につくりませんか」と村上春樹さんに誘われたのは、
昨年の十二月、〜村上さんの家でである。〜はじめて対談したときも村上さんとは、
ポール・ニューマン主演の『動く標的』について熱中して話したことを覚えている。
二人とも結局のところアメリカン・ニューシネマというか、六◯年代後半から七◯年代
はじめにかけての”あの頃”に見た映画が好きだという世代的共通項がある。〜それから
十余年たって映画をめぐる環境もすっかり変ってしまった。いうまでもなくビデオの普及
である。〜映画館で映画を見ることを当り前にしていた世代の人間としては率直なところ
ビデオに対しては複雑な感情を持っている。〜ビデオで自分が生まれてもいなかった頃の
映画を見て、あたかも同時代的にその映画を語る若い人を見ると不思議に思える。
ビデオは映画からリアルタイムの感動をなくしてしまう。『イージー・ライダー』や『いちご白書』は
”あの頃”、大学闘争やベトナム反戦運動と同時代的に見ていたからいいので、いまさら
ビデオで見ても仕方ないと思う。映画にはいつどこで見てもいい映画と、作られたそのとき
にだけいい映画と二種類あると思う。永遠の名画と一回限りの名画。ビデオは永遠の
名画ばかりを固定し、一回限りの名画を忘却させてしまう。〜》 以下「映画とビデオ」話が続く。
0401名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/01/13(日) 09:06:01.33ID:5RfZJUal
『愛しきは、女 ラ・バランス』(1982)。米国人ボブ・スウェイムが監督のフランス犯罪映画。
https://www.youtube.com/watch?v=JbOKMWZl748
↑予告。娼婦の恋人がいるチンピラが、刑事に弱味を握られ「警察のイヌ(=情報屋)」に
させられ、「イヌ」の屈辱感と仲間にバレて殺される恐怖の間で苦悩する。「石橋蓮司」似な
イイ面構えのチンピラが魅力的だから成り立つ映画。恋人との関係が最大の見所(泣かせ所)。
ハリウッド風?の刑事の描き方がダサかった記憶。キレて街中で銃を乱射するチェッキー・カリョの
凶悪犯には本物の狂気を感じ迫力がありました。↓チラシとビデオのジャケ写。未DVD化。
https://eiga.k-img.com/images/movie/42458/photo/24b2d50930468324.jpg
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2016/03/itosiki.jpg
刑事に魅力が無いのがマイナスですが、なかなかの出来。あの終わり方(決断)は胸に沁みます。
チラシ裏の解説(「映画チラシサイト」より拝借)と、IMDb、ロッテン・トマト、フランスAmazonのレビュー。
http://eiga-chirashi.jp/081021_2/sumimg/081021000059-1.jpg
https://www.imdb.com/title/tt0083611/reviews
https://www.rottentomatoes.com/m/la_balance
https://www.amazon.fr/dp/B00005MOP7/
0402名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/01/13(日) 09:21:15.61ID:5RfZJUal
呉智英『マンガ狂につける薬 二天一流篇』(2010年)収録の『百年を区切る文化的断層』(P.170〜172)。
https://www.amazon.co.jp/dp/4840135967/
《一九八〇年代までは、大手出版社から文学全集がいくつも出ていた。〜かつてあった文学全集は、
近代文学を網羅的に収録したもので、限られた読者を対象とするのではなく、学生など広く一般教養人に
向けられたものであった。それ故に、ちょっと気負った文学好きなどは、こういう文学全集を馬鹿にしていた。
〜どうせ書棚に飾っておくだけの教養スノビズムだ、というわけだ。これは半分は当たっていた。文学全集を
通読した奴なんて、私の周りに誰もいなかった。しかし、たとえ書棚に飾ってあるだけでも、毎日その背表紙を
見ていると、文学のスタンダードがわかるという意味があった。時には何冊か拾い読みすることもあるだろう。
それが思わぬ発見につながることだってある。こうして近代文学の大雑把な見取り図が青年たちの頭の中に
できあがるのだ。 しかし、この二十年ばかり、新しく文学全集が出ていない。文学の見取り図がないところでは、
学生たちが侃々諤々(かんかんがくがく)の議論をすることもありえない。議論と言えば、オタク同士のマウンティング
合戦になってしまった。時代の流れとはいえ、ちょっとまずいのではないか、[〜]。〜〜文学に起きていることが、
マンガにも起きている。マンガが戦後を代表する新しい表現ジャンルとして社会的に認知され始めた一九六〇年代
後半から一九七〇年代初めにかけて、いくつものマンガ全集が出版された。〜これだけ名作傑作があふれるように
なると、マンガ全集を刊行することは物理的に不可能である。その結果、マンガの見取り図がわかりにくくなった。》
値段と重量のわりには役に立たない『死ぬまでに観たい映画1001本』(2004年版)は昔に新刊で買った。>>378
0403名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/01/20(日) 07:45:22.03ID:6l9G+DZq
エミリー・ブロンテ原作、ウィリアム・ワイラー監督の「1939年版」の『嵐が丘』を観た。たいへん良かった。>>368
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1336
『探偵スルース』(72)、『マラソンマン』(76)ぐらいしか観ていない名優ローレンス・オリヴィエ(1907ー1989)と
『大頭脳』(69)の印象しかないデヴィッド・ニーヴン(1910ー1983)の二人が、当然若く、意外にもハンサム。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=XmuMd4FnnYo
イギリスの荒地が舞台。原作未読(かなり端折ってるらしい)ですが、テンポが非常によくて停滞する所がひとつも
無かった。逆に言えば、それが欠点かも(=葛藤が弱い)。主人公は勝ち気な農場主の娘「キャシー(キャサリン)」と、
彼女の父親がリバプールの路上で拾ってきたジプシーの孤児の少年「ヒースクリフ」。幼年期から始まるゴシックロマン。
オリヴィエは成長した粗野な青年ヒースクリフ役、ニーヴンはヒースクリフと同世代の地元の名家の長男役。
「幽霊になっても会いに行く」は日本の古典にもあるけど、『ヌードの夜』>>279、『幽霊と未亡人』>>294
思い出した。あと、題名や設定からして昔の有名な「昼メロ」の『愛の嵐』(1986)が似てた!?とWikipediaを
覗いたら原作が同じ。『あいつの一生ぶんの愛なんか、俺の一日ぶんの愛にも及ばない』というセリフ、一歩
間違えればギャグだけど感情移入してるので深く納得。「恋愛映画/メロドラマ」の名作。身近に接した人間が
不幸になる(破滅する)、という点では私には難解で退屈だった『テオレマ』(1968)のテレンス・スタンプみたいだ。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3LP8DMO4ILBHI/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B0007TKQ1M/
0404名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/01/20(日) 08:04:45.58ID:6l9G+DZq
『映画の快楽 ジャンル別・洋画ベスト700』(1990年)収録の「荒俣宏×中沢新一」対談。>>400 >>402
https://www.amazon.co.jp/dp/404163508X/
《〜〜【中沢】〜さっきの批評の問題を繰り返すと、ぼく、不思議だと思うのは、文芸評論って、
もはや評論家らしい人はもういないでしょう。美術評論家はもっといない。評論家がいいと
書いても、その美術展に誰一人行きはしない。ところが映画だけはいまだにクリティックが
機能していて、蓮實さんや山田さんや淀川さんのパーソナリティーが機能している。さっきは
映画評論家の影響力があり過ぎると言ったけれど、逆に言えば、他のジャンルではもう
評論家なんて何の機能もないのに、映画にだけはある、これは不思議だね。〜 【荒俣】もう一つは、
映画批評がある程度意味があって機能していると、見た時に、「これは違う」とか「これはそうだ」と、
リコンファーム(※「再確認」の意味らしい。「答え合わせ」でも可?)しやすいことはある。
【中沢】ところが文学の場合、それが分からないでしょう。 【荒俣】まったく分からない。文学は、
リコンファーム出来ないからね。 【中沢】こんなに褒めてるから、これはきっと仲間褒めだろうとかね。(笑)
【荒俣】どうしてもそうなっちゃう。 【中沢】ところが映画ではそれが出来にくい。仲間褒めをしても、
褒められない映画を褒めたりしているとすぐに分かっちゃう。 【荒俣】そう、これはほんとに分かる。
文学の悲劇は、リコンファームさせる機能を装備できなくなっちゃったことだね。リコンファームって、
要するに「満足させる」ことですよ。「ごっつォさん、またくるよ!」って言わせること。〜〜》
0405名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/01/20(日) 08:12:34.97ID:6l9G+DZq
パトリシア・ハイスミス(1921−1995)の小説は1冊も読んだことがない。映画化された
ものでは『太陽がいっぱい』(1960)、『アメリカの友人』(1977)、『ふくろうの叫び』(1987)の
3本だけ観ています。『太陽〜』と『アメリカ〜』は「トム・リプリー」が出てくるシリーズの
1本らしく、前出の映画ではアラン・ドロンとデニス・ホッパーがそれぞれ演じています。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=754
『ふくろう〜』は未DVD化。ビデオで観た記憶はありますが内容は全く憶えていません。
https://www.buyuru.com/item_767820_1.html
↑ビデオのジャケット写真の文言や印象ではルース・レンデル原作ものを連想してしまう。>>223
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=52330
ドイツが舞台の『アメリカの友人』は、『チャイニーズ・ブッキーを殺した男』(1976)>>146
ベン・ギャザラみたいに、悪党でもないし恨みを抱えているわけでもないのに、見知らぬ
人間を殺さなければならなくなる男が主人公で、ブルーノ・ガンツがそれを演じています。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1261
↓予告。内容はほとんど記憶に残っていない(イマイチだった?!)けどラストが渋くてタマらん。
https://www.youtube.com/watch?v=HEIp8jyRYLA
https://www.amazon.co.jp/dp/B000G1R3S0/
0406名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/01/27(日) 08:53:20.75ID:UENnq6//
ずいぶん昔に買ったままの佐藤史生『金星樹』(1979年)を読んだ。早く読めばよかった。>>227-228 >>253
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1096649631
今は無き「奇想天外社」から刊行された珠玉のSFマンガ短篇集。『奇想天外』というSF専門誌の
発行元で、後に『マンガ奇想天外』(その前に『SFマンガ大全集』4冊)を10冊まで?出していた出版社。
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1045682429
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/006/0100222006/01002220060.jpg
「佐藤史生」は「しお」なのか「ふみお」なのかとWikipediaで調べたら、「さとう・しお」であり、著者が
既に亡くなっている(1952ー2010)ことも知りました。『金星樹』は5つの短篇を収録。基地を管理する
「極めて優秀だが精神が幼稚なまま」の自我を持つ人工知能「エリィシャ」と、その開発者の両親を持ち
「彼」と共に育った女性博士アデライルとの関係の「終り」を描いた怖くて切ない【花咲く星ぼしの群れ】、
長期にわたる特殊な三角関係を描いた、とっても切ない(エモい?)表題作【金星樹】、『ブレードランナー』や
『安達ケ原』(手塚治虫)みたいに「狩る者」と「狩られる異端者」との間に恋愛感情が絡んできて、やっぱり
最高に切ない【一角獣の森で】の3作が特に優れた傑作だと思います。【一角獣〜】は前2者と違い、
「狩る」のが女で「狩られる」のが男というのが最後に効いてくる。3作ともとても深い所での感動があった。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/4106030322/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/4835448472/
0407名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/01/27(日) 08:57:37.46ID:UENnq6//
>>406 90年代に「奇想天外社」「けいせい出版」「ブロンズ社」という、70〜80年代にニッチ?なマンガを
出していたマイナーな3つの出版社の単行本(短篇集)を古本屋で見つける度に出来るだけ買っていた。
後追いで、新刊で流通していた時代には『少年ジャンプ』に夢中で知らなかった。浅羽通明氏の
著書でよく見かけた(橋本治の造語らしい)『80年安保』=サブカルチャー総叛乱(百花繚乱)の時代には、
一部のマンガ好き(男)は少女マンガも読んだらしい。関心は無いけど、近藤ようこ、樹村みのり、さべあのま、
山田双葉(=山田詠美)、柴門ふみ、矢代まさこ、つか絵夢子は、この3社の単行本で初めて読んだ。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/01/175/0101203175/01012031752.jpg
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/788/0100027788/01000277880.jpg
https://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/503075999.jpg
大友克洋の初の単行本(自選の短篇作品集)『ショート・ピース』(1979年)は奇想天外社から出ています。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/756/0100175756/01001757561.jpg
けいせい出版では『K,quarter 1/4』(ひろき真冬)と『精神安定剤』(イワモトケンチ)がレアで見つけにくかった。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/028/0100145028/01001450280.jpg
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/143/0100056143/01000561430.jpg
同社の杉作J太郎『ヘイ!ワイルドターキーメン』は古書店でいつまでも売れ残っていた。買えばよかった。
https://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/504010356.jpg
0408名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/01/27(日) 09:27:25.29ID:UENnq6//
アイルランドの孤島が舞台の小品『フィオナの海』(1994)。「異類婚姻譚」とかいうやつ?
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=50438
原作の紹介文の「あざらしに連れ去られた弟ジェイミーを取り戻す少女フィオナの物語」
という説明が全てを語る。宮崎駿とかアニメ『おおかみこどもの雨と雪』とかにつながる世界。
https://www.amazon.co.jp/dp/4087732517/
https://www.youtube.com/watch?v=0PG4jgJt1QQ
↑予告。オムツのCMに出てきそうな「素っ裸の小僧」のコントみたいな愛らしさには敵わない。
https://www.buyuru.com/item_762557_1.html
『フェイズW』の「蟻」には及ばないがアザラシが名演技を見せてくれます。未DVD化です。
同じく「異類婚姻譚」の『エメラルド・レジェンド 少年とイルカの愛の伝説』(1986)。南米が舞台。
https://www.buyuru.com/item_996335_1.html
「アマゾンカワイルカ」の伝承を基に「性別」を逆にしているようだ。アマゾン奥地で布教する
カトリックの神父が、イルカが化けた?女性と結ばれ男の子が産まれる。その母を金鉱山の開発の
ために殺された少年の復讐劇。ひねりの無い話だが映像と↓音楽は美しい。未DVD化。
https://www.youtube.com/watch?v=Og5E_Af69RI
0409名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/02/03(日) 08:49:17.50ID:Td/pCIMS
今頃むかし話題になった台湾映画『冬冬(トントン)の夏休み』(1984)を鑑賞。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=16395
「子供から見た」不可解な大人の世界も混ざるけど説明的になり過ぎてなくて良かった。
大きく「郷愁(ノスタルジー)もの」としてくくると、『少年時代』、『海街diary』、『萌の
朱雀』、『サンドイッチの年』など。他にも多数ありますが、あざとかったり、ナルシシズム
が強過ぎたり、物足りなかったりする映画が多いが、本作は色々と「丁度良い」塩梅だった。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B01LAQNCF2/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B07BR38PZF/
知的障害?を持つ「寒子」は谷岡ヤスジにおける「ペタシ」を連想させられた。
https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-43-a1/pennyrain1965/folder/1272639/34/60514434/img_0
0410名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/02/03(日) 09:09:35.64ID:Td/pCIMS
作家ノーマン・メイラー(1923ー2007)が自作を監督した映画『タフガイは踊らない』(1987)。
https://www.youtube.com/watch?v=MCXbtYm3HDc
↑自身が登場して映画に対する批評を読み上げる予告篇。ハードボイルドっぽさもありますが、
ジャンルとしてはノワール、ミステリー。原作未読。ここまでひどい映画は珍しい。特に序盤から中盤が
とっ散らかっている。終盤にかけて生真面目に伏線を回収していく「へんてこ」で趣味が悪すぎるノワール。
何もかもが安くてダサくて見てられない。シリアスなのか「ウケ狙い」なのか判らない迷言セリフが数多く
飛び出す。「へんてこ」なノワール(コメディ?)だった『ワイルド・アット・ハート』(1990)がマトモに思えてくる。
未DVD化は納得ですがビデオ化されたのも幸運。我慢して最後まで観ると多少は愛着が湧きます。
https://www.buyuru.com/item_1061871_1.html
↑惹句「隠れた傑作か 天才の騒乱か!?」。↓伊藤勝男氏の『タフガイ〜』評(「珍作ビデオのたのしみ」)。
《珍品という事にもなるが[〜]。〜かのノーマン・メイラーが初めて取り組んだというハードボイルド風
小説、その映画化をメイラー自身がメガホンを取ったといういわくつき作品なのだ。原作の良し悪しは
別にして、作家自身の想像力を具象化するという映像への挑戦……なんとも不可解というべきか、
その観念的空間にみる退屈さ、無意味さは、ライアン・オニールの起用もなんのその、作家の文学的
表現と映像表現との大きなへだたり、単刀直入にいえば能力の差をいやというほど見せつけられる
のだ――それとも、この作品を理解できぬ自分の能力を疑うべきなのか迷うばかりだ――〜〜》
0411名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/02/10(日) 07:52:11.76ID:8l227eCB
『八月の狂詩曲(ラプソディー)』(91)の公開時期に、黒澤明(1910−1998)監督>>397に対し
原田眞人(1949−)がインタビューした『黒澤明語る』(1991年)。1995年に文庫化されています。
https://www.amazon.co.jp/dp/4828814108/
『バグダッド・カフェ』(1987)、山田洋次『息子』(1991)を評価し、A・タルコフスキー(1932−1986)
監督とはお互いに認め合っていた(※【黒澤】人間的にもすてきな男だったからね。)ことが知れます。
〔ペキンパーが語る黒澤映画〕の部分⇒ 《【原田】〜ぼくは七八年に一度だけサム・ペッキンパー
(アメリカの映画監督。『ワイルドバンチ』『ゲッタウェイ』など)にインタビューしたことがあるんですが、
そのときにペッキンパーが自分の映画は、尊厳を喪失した人間がそれを取り戻すプロセスだという
話をした。それで、それが一番よく出ている映画は、『ガルシアの首』かと聞いたら、ペッキンパーは
しばらく考えて、「いや、『七人の侍』だ」と言ったんですよね。「じゃ、『七人の侍』があなたにとっての
最高の映画か」と言ったら、それはもう即座に「『羅生門』が最高だ。『羅生門』以上の映画と
いうのは、絶対生まれはしない」というふうに言った。》 私がビデオ・TVで観た黒澤「監督」作品は
『影武者』(80)、『デルス・ウザーラ』(75)>>345、『どですかでん』(70)、『椿三十郎』(62)、『用心棒』(61)、
『七人の侍』(54)、『羅生門』(50)、『野良犬』(49)、『姿三四郎』(43)の9本。『生きる』(52)と
『天国と地獄』(63)は死ぬまでに観たい。『七人の侍』は昔にビデオで観て感動・興奮した記憶は
あるけど、どこが面白かったかの記憶が全く無いので、現時点で一番好きなのは『どですかでん』。
0412名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/02/10(日) 07:56:18.85ID:8l227eCB
『どですかでん』(1970)は黒澤監督「初」のカラー映画。興行的には失敗だったらしい(納得)。 >>411
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A9%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B%E3%81%A7%E3%82%93
https://www.youtube.com/watch?v=uUgAMxdGGOM
↑ドぎつい色調の予告篇。スラム街が舞台の群像劇。乞食の親子の描写は「あざとく」感じたけど。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=88006
『黒澤明語る』(1991年)より、〔『どですかでん』について〕語っている箇所の引用。 [78〜79P]
《【黒澤】仕事が終わって何もないとやっぱり淋しいね。スタッフと一緒にいるのが一番楽しいね。
一本仕事が終わると、スタッフとまた離れるというのがいやだし、なじみになった俳優さんと離れるのも
いやだけれども、それよかも一本仕事が終わるたびに、その映画の人物たちとは、もう二度とは会わない
わけでしょう。〜俳優さんとはまた会うことはたくさんあるけれども。その映画の人物には、もう会えない
わけね。これが何ともいえなく淋しいんだよね、終わったときに。〜〜 【黒澤】劇中の人物と
会えなくなって淋しいなと思ったのは『どですかでん』なんですよ。〜全部撮り終わって、あの変なセットに
ぼく一人残って、いろんな家を見ていた。あすこの渡辺篤さんにももう会えないし、丹下キヨ子さんにも
会えないし、伴淳三郎の島さんとも会えない、だれとも会えないんだなと思ったら、なんかしみじみと
悲しくなってきてね。そういう終わり方をすることもめずらしいんだよね。》
https://www.amazon.co.jp/dp/B00VSFHUZE/
0413名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/02/10(日) 08:36:35.79ID:8l227eCB
俳優デニス・ホッパー(1936−2010)が監督した映画は短篇を除くと7本のようです。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=1181
出演作は25本、監督作は『イージー・ライダー』(1969)、『アウト・オブ・ブルー』(1980)、
『ハートに火をつけて/バックトラック』(1990)の3本(4本?)観ています。監督作では
↓『ラストムービー』(1971)と『逃げる天使(ビデオ題:チェイサーズ)』(1994)が未DVD化。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2010/11/a3.jpg
『アウト・オブ・ブルー』は監督作の中で『イージー・ライダー』と1、2を争うぐらいの高評価。
https://www.rottentomatoes.com/m/out_of_the_blue_1982
https://www.imdb.com/title/tt0081291/reviews
劇場未公開のヘヴィーなカナダ映画。知名度は低く、↓DVDはレビューが1つも付かず廃盤。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005S7AZ/
『B級ビデオ発掘カタログ』と『このビデオを見ろ!』の両誌で出会わなければ知らなかった映画。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=352
https://www.youtube.com/watch?v=1CbpeuIR-J0
↑予告篇。私の「主演作BEST3」は『アウト〜』、『イージー〜』、『ブルーベルベット』(1986)。
https://mint.5ch.net/test/read.cgi/movie/1385783468/890
0414名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/02/10(日) 08:46:21.12ID:8l227eCB
1987年の西ドイツ映画『バグダッド・カフェ』(「91分」版はビデオのみ?)に自己レス >>411
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=17897
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=17898
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B07MJ9SRWJ/
この映画に対する特別な思い入れはありませんが、ジェヴェッタ・スティールが
歌う印象的な主題歌↓『Calling You』は聴き飽きない名曲ではないでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=hPPS0_rqwcw
フランス語字幕付きの↓予告。意外?にも青山正明が本作を評価していました。
https://www.youtube.com/watch?v=RohLJz0cBr0
0416名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/02/19(火) 21:47:16.89ID:tDHcZ2tu
過去に投稿した「◯◯映画」私的BEST10のまとめ。

●【強盗(heist)」映画(洋画)】BEST10 ←[※Andrew Nette選出] >>149

●【ハードボイルド映画(洋画)】私的BEST10 >>263-264

●【「腐敗した警察」映画(洋画)】私的BEST10 >>271-272

●【戦争映画(洋画)】私的BEST3 >>307-308

●【エキセントリックな殺し屋映画】私的BEST1 >>341-342

「ハードボイルド映画」なら、通常?は『チャイナタウン』(74)を入れるのかもしれませんが、
「後味の良さ」で、特に思い入れはないけど『ハメット』(82)を入れました。逆張りではなく。
主演のフレデリック・フォレストも好きだし。『ワン・フロム・ザ・ハート』(81)も良かった。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=g6aYLIn9zXs
0417名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/02/19(火) 22:17:46.53ID:tDHcZ2tu
映画『オーディション』(1999)は「ときめかなくなったモノ」との感動的な
「お別れの儀式」を描いた史上初の「スパークジョイ」ムービーだった? >>331
彼女の住居には「ゴミ袋」以外にはビビるくらい無駄なモノが無い。
0418名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/02/24(日) 07:59:53.80ID:dMr+Eu3r
「現時点」での私的な【俳優主演作BEST】。主要作品でも見逃しが多い。>>416

★勝 新太郎(1931−1997)【主演作BEST3】 >>157
https://mint.5ch.net/test/read.cgi/movie/1385783468/713

★丹波 哲郎(1922−2006)【主演作BEST3】 >>395

★高倉 健(1931−2014)【主演作BEST1】 >>215

★デニス・ホッパー(1936−2010)【主演作BEST3】 >>413

★ピーター・セラーズ(1925−1980)【主演作BEST1】 >>376
ある事件を契機に「小さな世界」を脱する中年女性をハマり役の藤山直美が演じた
『顔』(2000/↓予告)>>145は『チャンス』(1979/Being There)を意識してる??
https://www.youtube.com/watch?v=duyVhDycumE
「広い世界」を知り最後に水面を歩くピーター・セラーズ、最後に泳いでいく藤山直美。
0419名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/02/24(日) 08:05:14.30ID:dMr+Eu3r
ユダヤ系でコメディ映画が専門?のメル・ブルックス(1926−)監督のフィルモグラフィー。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=15526
コメディ映画はわざわざ観ない(「笑い」は主にTVで補給していた)ので、タイトルは色々と
知ってますが現時点で観ているのは「初」監督した名作『プロデューサーズ』(1967)のみです。
https://www.youtube.com/watch?v=Lt19Wna_sG4
↑予告。どういう仕組みかはサッパリわからないけど、舞台が酷評されて興行的に大失敗すると、
なぜか「儲け」がガッポリふところに入る、という裏技?に気付いた三流の演劇プロデューサー2人の
悪だくみは果たして成功するのか?という話だったと思います。この最初から「大失敗」を目的に
作られたミュージカル『ヒトラーの春』が本当にヒドく唖然とする出来で嬉しくなる。三谷幸喜が
評価していたはず。2005年のリメイク版は未見。「監督」作では、『プロデューサーズ』などと並び
最高レベルの評価を受けている未見の↓『ヤング・フランケンシュタイン』(1974)は必ず観るつもり。
https://www.rottentomatoes.com/m/young_frankenstein
https://www.youtube.com/watch?v=7csc1O21jDU
↑予告。「プロデュース」作では『エレファント・マン』(80)、『ザ・フライ』(86)、「笑い」から始まり
「狂気」が徐々に加速していく未DVD化の『バーグラント』(92/↓予告)は鑑賞。↓わりと好き。
https://www.youtube.com/watch?v=GkLrWFyiETg
0420名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/02/24(日) 08:25:17.06ID:dMr+Eu3r
自己レス>>419

メル・ブルックスは『ゲット スマート』(2008)としてリメイク(未見)された人気番組『それ行けスマート』
(1965〜70)に参加。初の映画化が『それ行けスマート 0086笑いの番号』(1980)。評価はイマイチ。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/02/1141.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=DgspnLq8Hpo
↑予告。TV映画の↓『それ行けスマート 世界一の無責任スパイ』(1989)の方が評価は高いようだ。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/02/1151.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=sbxht5LPVMA
↑予告。私は本作だけ観ています。基本的には「しょーもない」んだけど、所々で面白いキャラや
ギャグがあり「憎めない」コメディだった。未見の『メル・ブルックスの命がけ! イス取り大合戦』(1970)を
漫画家いしいひさいちが「影響を受けた映画」として挙げていました。↓予告。3本とも未DVD化。
https://www.youtube.com/watch?v=Wt1lHyuTDWE
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2010/12/a12.jpg
0421名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/03/03(日) 09:22:02.47ID:oSz3CORT
私が観ている狭い範囲の中でDVD廃盤が惜しく感じた映画。私はビデオで観た。
●『死と処女(おとめ)』(1994) ※「豚鼻」と「ニーチェ」が鍵となる心理サスペンス。
https://www.rottentomatoes.com/m/death_and_the_maiden
●『家族の気分』(1996) ※↑と同じく「舞台劇」を映画化した秀作。フランス映画。
https://www.rottentomatoes.com/m/un_air_de_famille
http://b.tawarayat.sub.jp/?eid=1640
●『憎しみ』(1995)>>200 ●『モデル連続殺人!』(1964)>>306 ●『最前線』(1957)>>307
https://www.rottentomatoes.com/m/la_haine
https://www.rottentomatoes.com/m/blood_and_black_lace
https://www.rottentomatoes.com/m/men_in_war
●『ビリー・ワイルダーの悲愁』(1978) ※物悲しくなるミステリー映画の佳作。>>101
https://www.rottentomatoes.com/m/1037238_fedora
●『新・黄金の七人 7×7』(1968) ※泥臭くてエネルギッシュなイタリア産の泥棒?映画。>>54
https://www.imdb.com/title/tt0063586/
ロッテントマト未登録。↓イタリアAmazonなのに日本盤DVDしかない。本国でも知られていない!?
https://www.amazon.it/dp/B000065E2S/
0422名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/03/03(日) 09:40:38.88ID:oSz3CORT
俳優アラン・アーキン(1934−)のフィルモグラフィー。出演作は8本だけ観ています。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=1837
「主演」作は5本観た。その1本『ふたりの天使』(69)は昔TVでぼんやりと観ましたが
ほぼ記憶無し。他の4本、『キャプテン・ザ・ヒーロー 悪人は許さない』(83)>>82
『フリービーとビーン/大乱戦』(74)>>251、↓『ブルージーンズ ジャーニー』(75)、そして
https://mint.5ch.net/test/read.cgi/movie/1363762024/54
『キャッチ22』(70)>>178まで全部好きです。『キャプテン〜』以外が私的な「主演作BEST3」。
『ブルージーンズ〜』は「しょぼくれオヤジ」と「やさぐれ少女2人」の70年代ロードムービー。
http://cinema.pia.co.jp/piaphoto/flyer/550/808294_1.jpg
http://eiga-chirashi.jp/160928/sumimg/160928000086-0.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=7M58p9GrShQ
↑予告。記憶に残る佳作。本作と『キャプテン〜』は未DVD化。劇作家・脚本家の
ジュールス・ファイファー(1929−)の初めての戯曲をアラン・アーキンが(長編)初監督した
『殺人狂想曲』(1971)が高評価っぽい。↓予告。ブラックコメディのようです。未ソフト化。
https://www.youtube.com/watch?v=GOGLxIQwtV4
『愛すれど心さびしく』(68)、『アメリカ上陸作戦』(66)、『暗くなるまで待って』(67)は観たい。
0423名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/03/10(日) 08:41:24.48ID:BhpZ7A6S
「金曜ロードSHOW!」で初見の『カメラを止めるな!』。面白かったし出演者
全員を応援したくなるいい映画でした。しかし監督が10代、20代の頃の
「痛すぎる」過去についての↓インタビューも映画に負けないくらい面白かった。
https://news-vision.jp/intro/189073/
https://news-vision.jp/intro/189074/
https://news-vision.jp/intro/189081/
0424名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/03/10(日) 08:47:40.25ID:BhpZ7A6S
村上春樹(1949−)の『明日に向って撃て!』(1969)評(『映画をめぐる冒険』より)。>>400
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=842
《この映画が封切られたのがたしか一九七〇年頃で、これを観たときは我々青年は
――青年だったのだ――ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドの生き方に心を揺さぶられた
ものだ。不気味な追撃隊に追われつづけながらもライフ・スタイルを崩さず常に夢を忘れず、
明るく悪事をつづける二人の姿にである。しかし最後には彼らは軍隊の圧倒的な火力の
前に抹殺されてしまう。六〇年代の青春を光八分影二分で描いたジョージ・ロイ・ヒルの
心に残る秀作。私事で恐縮だが僕は飼っていた二匹の雄猫にブッチとサンダンスという名を
つけたことがある。しかし誰も正確な名前を覚えてくれなくて「ブッチャー」とか「サンダース」とか
呼ばれて、まるでプロレスラーみたいな感じになってしまった。》 ↓予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=bJmQx5vOAyg
去年の10月21日に放送の『村上RADIO』第2弾で、貧乏な若い頃、真冬の寒い時期に
寝るときは二匹の猫を抱いて暖をとっていたと言っていたのがこの「ブッチとサンダンス」か?
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00FYN9FC2/
嫌味の無い、スタイリッシュで乾いた映画。『新・明日に向って撃て!』(1979)は凡作だった。
0425名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/03/10(日) 09:07:05.71ID:BhpZ7A6S
黒人(アフリカ系アメリカ人)が主役で黒人向け?に作られた『ブラックムービー』、あるいは
『ブラックスプロイテーション』と呼ばれる映画。歴史に疎く、黒人文化・音楽とも無縁ですが
少しだけ観ています。監督は黒人でなくてもいいんでしょうか。観ているのは『コフィー』(73)、
『ハーレム街の首領(ドン)』(73)、『デトロイト ポリス』(73)、『シンジケート・キラー』(72)。
『ニュージャージー・ドライブ』(95)>>277、『ゼブラヘッド』(92)>>320も入る?!。有名作品では
『黒いジャガー』(71)、『110番街交差点』(72)>>385。ラリー・コーエン監督のTV映画
『N.Y. ビッグ・ママ・ブルース』(81)は含まれるか。最近になって『ボーイズ’ン・ザ・フッド』(91)を
観た。↓「フッド・ムービー」の元祖らしいです。全く古びていない優れた「古典」であり原点。
https://www.cdjournal.com/main/research/nwa/4575
LAサウス・セントラル地区が舞台の黒人版「スタンド・バイ・ミー」、「アメリカン・グラフィティ」と
いった物語。↓予告。かなり治安の悪い地域らしく「さわやかな青春物語」にはなりようがない。
https://www.youtube.com/watch?v=AE4BdijGtu4
ブラックムービーの始祖?『スウィート・スウィートバック』(71)は昔にビデオで観たけど眠くなり途中で
止めてしまった。いつか観よう。スパイク・リーが「監督」した映画は『ドゥ・ザ・ライト・シング』(89)と
『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』(86)>>195だけは観た。「製作総指揮」では『ドロップ・スクワッド』(94)。
未見のブラックムービーでは『スーパーフライ』(72)と『フォクシー・ブラウン』(74)には興味がある。
0426名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/03/10(日) 09:19:50.53ID:BhpZ7A6S
自己レス>>425

『ニュージャージー・ドライブ』、『ゼブラヘッド』、『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』以外で未DVD化なのは、
『ハーレム街の首領(ドン)』、『デトロイト ポリス』、『シンジケート・キラー』、『N.Y. ビッグ・ママ・ブルース』、
『ドロップ・スクワッド』。この中では『デトロイト〜』が味があって好み。『ドロップ〜』は設定がユニーク。
私が観ているブラックムービーでは、やはり『ボーイズ’ン・ザ・フッド』(91)が普遍的な傑作だと思います。
https://www.rottentomatoes.com/m/boyz_n_the_hood
https://www.imdb.com/title/tt0101507/
『コンプトンはヤバい』と言っていた主人公の父親役ローレンス・フィッシュバーンが「いぶし銀」。>>167
0427名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/03/17(日) 07:46:59.18ID:0mIpjt6g
『丹下左膳餘話 百萬兩の壺』(1935)>>329と同じ山中貞雄(1909ー1938)の監督作で、
遺作となった『人情紙風船』(1937)を観た。「素浪人」の辛さは『切腹』>>394を思い出した。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=132551
しみじみとした佳作。本作より『百萬兩の壺』の方が自分の好みである事を確認。もちろん
『人情紙風船』にも良い点がいっぱいありますが、それよりも、本作を見ている途中からずっと
『ガロ』などで執筆の早逝した漫画家「楠 勝平(1944ー1974)」>>253が自作でよく描いている、
江戸の下町で自身の美学を貫き他者と衝突する愛すべき「意地っ張り」な人々とソックリで驚いた。
自分には教養が無く、歌舞伎にも落語にも馴染みが無いが、楠は『人情紙風船』の元にも
なった歌舞伎や落語などの影響を受けているのか。彼の短篇漫画には、常に間近に死、病、
事故、別離が存在し「ハッピーエンド」の作品は皆無だが、バッドエンドでもなく、強く余韻を残す。
視線に温かみはあるがクサい「庶民讃歌」にはせず、物語はいつも唐突に終わる。山中も楠も
30前後で才能を惜しまれながら亡くなった。所有している単行本は2冊、『おせん』(1978年)と、
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/701/0100048701/01000487014.jpg
↑『ガロ臨時増刊号 楠 勝平特集』(1970年)。表紙は『第七の封印』(57)の「死神とのチェス」??
https://www.amazon.co.jp/dp/4883794563
『ガロ』の系統を継ぐ雑誌↑『アックス』に名作の「彩雪に舞う…」と「名刀」が掲載してるようだ。
0428名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/03/17(日) 08:13:47.60ID:0mIpjt6g
低予算映画で知られる?サミュエル・フラー(1912−1997)「監督」作は5本だけ観ています。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=1640
好きな順に『最前線物語』(1980)>>307、『ショック集団』(1963)、『裸のキッス』(1964)、
『ホワイト・ドッグ 魔犬』(1982)、『ストリート・オブ・ノー・リターン』(1989)。全部ビデオ鑑賞。
https://www.youtube.com/watch?v=B8O8RNV3gK8
↑『ショック集団』の予告。精神病院内で起きた殺人事件の真相を探り当てて名を上げ
ようと、危惧する恋人の制止を振り切って病人を装い潜入捜査するジャーナリスト(男)の話。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=11058
頭がおかしくなっていく記者の妄想場面の映像がいい。水漏れ?してビシャビシャの廊下とか。
一番印象的だったのは「白人至上主義団体KKKのメンバーとして黒人排撃を主張する
黒人患者」の演説場面。陰鬱なサスペンス映画『裸のキッス』も良かった。娼婦たちの間で
語り継がれている、「ある特定の人間」の時にだけ感じる違和感がタイトルの由来になっている。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=18038
『B級ビデオ発掘カタログ』で知った『ホワイト〜』は昔観たがピンとこなかった。いつか再見したい。
評価の高いスパイ・スリラー?の『拾った女』(1953/↓予告)は必ず観たい映画の1本。
https://www.youtube.com/watch?v=vEAURni5bIE
0429名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/03/17(日) 08:15:57.04ID:0mIpjt6g
自己レス>>428

村上春樹による『最前線物語』評。川本三郎との共著『映画をめぐる冒険』(1985年)収録。>>424
http://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1100243117
《なんだかよくわからないうちに半伝説的存在にまつりあげられてしまったサミュエル・フラー監督の
「比較的」大作である。大作なのか大作じゃないのか判断のつかないところがこの人の人徳
――というのかね――である。ヴェテランの下士官が戦場で新兵を叩きあげていくという、まあ
よくある話だが、実際にはそれほどのまとまった構成が存在するわけではなく、物語はやたら
だらだらと脈絡なくつづく。エピソードとエピソードのあいだにはとくにこれといった関連性はなく、
深い人間の絡みがあるわけでもなく、最後はわけのわからない因縁物語風に話は終息してしまう。
あとには殆ど何も残らない。しかし実に不思議なことに、見終ったあとでこの作品は何かしら心に
ひっかかるのである。そこには我々の価値基準ではすくいとることのできない何かがひそんでいるような
気がする。B級映画の好きな方はきっと気に入ると思う。》 本作の「陽性」の部分とリー・マーヴィンが好み。

Prime Videoでは『ショック集団』、『裸のキッス』(↓予告)、『チャイナ・ゲイト』(1957)などが配信されている。
https://www.youtube.com/watch?v=3VfAkiDj4uA
0430名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/03/17(日) 08:48:16.07ID:0mIpjt6g
私にとって「つまらなかった」名作。⇔の右側が同じ監督の面白かった(好きな)映画。ビデオ/DVDの鑑賞。
基本的にネガティブ?なことは書きたくないし、白黒映画が苦手なために観ていなかった古い名作を観て、
感心したり驚いたりする方が多いのが事実。「映画愛」も「映画を観る目」も共に持ち合わせていません。

●『駅馬車』(1939) ⇔ 『荒野の決闘』(46)>>205 ※唯一良かったのは男前が極まった若きジョン・ウェインの
容姿。不満しかない。劇場公開時のリアルタイムに映画館の大画面で観れば違った?>>400
●『ギャング』(1966/未DVD化) ⇔ 『仁義』(70)、『影の軍隊』(69)、『賭博師ボブ』(56)>>55。『サムライ』(67)は
必ず観たい。 ※退屈だった。↓ビデオ所有。再見しようとデッキに入れ再生したら絡まりテープ切断で視聴不可能に。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/01/v2.jpg
●『白熱』(1949) ⇔ 『いちごブロンド』(41)>>256 ※心電図にたとえるなら、終始ピーーーっと水平線のままの
「ご臨終」状態。「読唇術」キャラなどは面白いが全体の「うねり」に欠ける。ジェームズ・キャグニーは相変わらず魅力的。
●『深夜の告白』(1944) ⇔ 『アパートの鍵貸します』(60)、『情婦』(57)、『新・おかしな二人 バディ・バディ』(81)>>51
※サスペンスが弱く「体感時間」が長い。主人公の「マッチの火の付け方」がイカす。脚本にレイモンド・チャンドラーが参加。>>324 >>354
●『死刑執行人もまた死す』(1943) ⇔ 『M』(31) ※『B級ビデオ発掘カタログ』の中で著者の伊藤勝男氏が激賞して
いたが・・・(ガッカリした記憶)。同じ時代の「ナチもの」では↓1942年のコメディ『生きるべきか死ぬべきか』が凄く楽しかった記憶。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1817
0431sage(大阪府)
垢版 |
2019/04/27(土) 14:48:45.52ID:NT5y99o1
テスト
0433名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/05/03(金) 13:54:25.20ID:7OKvsHcl
「ハードボイルド映画」に自己レス>>416

「和製」ハードボイルド映画は更に詳しくないですが、現時点で最高だと思うのは
鈴木清順監督の『野獣の青春』(1963=昭和38年)。大藪春彦『人狩り』が原作らしい。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0057D25A8/
ジャンル的に「ハードボイルド」でいいのかは自信が無いですが。
https://www.youtube.com/watch?v=OeRInKcGohs
↑時代を感じさせる予告篇。↓海外での評価。英語題は『Youth of the Beast』。
https://www.rottentomatoes.com/m/youth_of_the_beast
https://www.imdb.com/title/tt0057697/reviews
https://www.amazon.co.uk/gp/customer-reviews/RWPT5UITGYS29/
大げさに言えば、私が過去に観た邦画の中で「最もシビれた」アクションシーンが
逆さに吊られた宍戸錠のビリヤード場での格闘場面。すごく感激した記憶。

↓濱田金吾『せめてからりと晴れてくれ』(来生えつこ作詞)には「ハードボイルド」を感じる。>>388
https://www.youtube.com/watch?v=2c-ireF8RNk
0434名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/05/12(日) 08:19:26.35ID:W/9Ek6h2
英国人作家ジョン・ル・カレ(1931年生まれ)原作のフィルモグラフィー。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=9424
英国の情報機関で働いていたらしい。↓現時点で7本視聴した中での私的ランク。

1『ナイロビの蜂』(2005) ※社会派サスペンス+人間/恋愛ドラマ
2『裏切りのサーカス』(2011) ※豪華キャストの渋すぎるスパイ映画 ⇒かなり難解!?
3『鏡の国の戦争』(1969) ※「怒れる若者」二人が主役のスパイ映画 ⇒少し難解!?
4『テイラー・オブ・パナマ』(2001) ※好き嫌いが分かれそうな「変化球」スパイ映画
5『高貴なる殺人』(1991) ※「名探偵」が謎を解くミステリーの佳作 ⇒未DVD化のTV映画
6『寒い国から帰ったスパイ』(1965) ※地味なスパイ映画
7『リトル ドラマー ガール』(1984) ※地味なスパイ映画

私の好みでは「3」までが傑作、「5」までオススメ。↓『高貴なる殺人』の昔の投稿。
https://awabi.5ch.net/test/read.cgi/movie/1322710526/712
https://www.buyuru.com/item_1006695_1.html
0435名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/05/12(日) 08:53:19.60ID:W/9Ek6h2
『鏡の国の戦争』(1969)は、『狼たちの午後』(75)、『暴力脱獄』(67)等の
脚本家として知られるフランク・ピアソン(1925―2012)が監督/脚本。>>434
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=4347
https://www.youtube.com/watch?v=hY7gaKIzEWg
↑「ドイツ語」版予告。青春映画的な「詩情」と、冷戦時代スパイ映画特有の
「非情」を兼ね備えた「ニューシネマ的」なスパイ映画。こういうのは大好きだ。
部分的にはロードムービーっぽい感じもあり、映像も良かった。↓テーマ曲。
https://www.youtube.com/watch?v=C1vEADM61Mg
世界的に学生運動が盛んだったらしい当時(1969年)の「権力(名誉ある老人たち=
第二次世界大戦の功労者) VS 若者」の図式も感じる。原作未読なので不正確
ですが、「素人スパイ」になる主人公はポーランドからイギリスへの不法移民?
もう一人の「怒れる若者」の主人公は英国諜報部員の若きアンソニー・ホプキンス
(後のハンニバル・レクター博士)。オープニングから数分間の不穏で非情な
「つかみ」の部分も秀逸だが、「素人スパイ」が東ドイツに潜入(東独なのに全員が
英語で話す)してからの「何ひとつ思い通りに進まない」展開が最高だ。
https://www.amazon.co.jp/dp/B000R8XA66/
0436名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/05/12(日) 10:47:05.52ID:W/9Ek6h2
●『テイラー・オブ・パナマ』(2001)。中米(中央アメリカ)のパナマが舞台。TVで観た。 >>434
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=234450
ピアース・ブロスナンが「病的に女好きの英国人スパイ」役だったか。オチも
含めて全てに「ブラックユーモア」を感じさせるコンゲーム風?のスパイ映画。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=Hnqtontv3xw
●『裏切りのサーカス』(2011)。昔に『コードネーム・キリル』(1988/>>199)
という「複雑な冷戦スパイもの」を二度見していたおかげで理解できた(気がする)。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=341569
↓「日本版」予告。同じ「複雑〜」でも『ザルツブルグ・コネクション』(72)はつまらなかった。
https://www.youtube.com/watch?v=cUa1P_KCwoM
●『ナイロビの蜂』(2005)。アフリカのケニア共和国(ナイロビが首都)が舞台。偶然TVで観た。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=323841
序盤で国連職員?の男性が記者会見を開いていると、参加しているNPO職員?か何かの
女性が職員の主張を「意識の高い」発言で否定し難詰する場面を観て『うわ、めんどくせー
イヤな女だな』と思っていたら、実はこの二人が主役だったので驚いた。↓「日本版」予告。
https://www.youtube.com/watch?v=6Q0KFQ1sgRk
0437名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/05/19(日) 10:29:44.75ID:gGdC5F5f
今頃観た『ニア・ダーク/月夜の出来事』(1987)。キャスリン・ビグローの単独での
初監督作、エリック・レッドとキャスリン・ビグローの共同脚本。かなり面白かった。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=16795
昔からタイトルは知っていたけれど、「女性監督の吸血鬼もの」だというので甘ったるい
耽美的な作風かと思い敬遠していましたが、バイオレンス描写のセンスが素晴らしかった。
https://www.youtube.com/watch?v=nkv-QTW9rjA
↑予告。エリック・レッドの初脚本作で評価も高く有名な『ヒッチャー』(1986)の↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=t_DZUdie4Hg
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=19217
「一般人」と「正体不明の凶悪な流れ者」の関係は2本とも同じですが、「一般人」の
側からの視点で捉えた「理不尽な恐怖」が『ヒッチャー』、「正体不明の凶悪な
流れ者(=ヴァンパイア)」の視点で「殺す理由」を描いているのが『ニア・ダーク』。
エリック・レッド監督、キャスリン・ビグロー脚本で再び組んだ未DVD化の
スリラー『アクシデント』(1996/TV映画)は何のひねりもない凡作で残念でした。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=51734
https://www.buyuru.com/item_712895_1.html
0439名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/05/19(日) 11:38:49.08ID:gGdC5F5f
映画『羊たちの沈黙』(1991)で知られるトマス・ハリス(1940−)原作の映像化。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=13235
「映画化」は6本のようだ。『ハンニバル・ライジング』(2007)以外は観た。
個人的ベストはダントツで『羊たちの沈黙』、その次は『刑事グラハム』(1986)。
https://www.youtube.com/watch?v=gSQciiKhqXc
↑『羊たち〜』の予告。しかし「imdb」をチェックすると、『羊たち〜』を無断?で
映画化したインド映画『Sangharsh』(1999) という謎の作品が存在するようだ。
https://www.youtube.com/watch?v=bgt9n33p824
https://www.youtube.com/watch?v=oZyFts6Rgic
↑二種類の予告?。怖くて面白いのだろうか。インド映画は1本も観たことがない。
https://www.imdb.com/title/tt0111068/
0440名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/05/26(日) 08:07:53.39ID:cnRpOVTy
ユダヤ系の劇作家、脚本家、映画監督デヴィッド・マメット(1947−)のフィルモグラフィー。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=4461
「監督/脚本を兼任」している映画で視聴済みは『スリル・オブ・ゲーム』(87)、『週末はマフィアと!』(88)、
『殺人課』(91)、『スパニッシュ・プリズナー』(97)、『ザ・プロフェッショナル』(2001)、邦題詐欺の
『特捜刑事 スパルタン』(2004)の計6本。私の評価は『殺人課』が傑作、「初」監督の『スリル〜』が秀作、
『スパニッシュ〜』が佳作、『週末は〜』が凡作、それ以外は「悪くはないけど佳作には届かず」です。
マメットは「コンゲーム(=二転三転する騙し合い)」を得意?としており、一番最初に観た『殺人課』は
「人を食った」ようなオチも含めて「うれしい驚き」を感じ大好きなのですが、最近になってDVDで観た
『〜スパルタン』や『〜プロフェッショナル』は、「どうせどこかで話が引っくり返るんだろう」と最初から
予想してしまうので驚きも小さい(←自業自得?)。「好き嫌い」で言えば両作とも「好きな方」なのですが。
↓『殺人課』と『スリル・オブ・ゲーム』の予告篇。この2本と『週末はマフィアと!』が未DVD化です。
https://www.youtube.com/watch?v=P9-Q0ZRFk7g
https://www.youtube.com/watch?v=V43NqtMRiwM
未見(未DVD化)の『5シリングの真実』(1999/The Winslow Boy)が高評価。「コンゲームもの」ではなさそう。
https://www.buyuru.com/item_736972_1.html
https://www.rottentomatoes.com/m/1087341_winslow_boy
0441名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/05/26(日) 08:43:48.85ID:cnRpOVTy
『何という行き方!』(1964)。豪華キャストの恋愛コメディ。橋本治(1948―2019)の「偏愛」
映画(※『映画たちよ!』(1990年))であり、加藤賢崇(1962―)氏のオールタイムBEST1位。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=16773
4度結婚し4度とも「大金持ちになった夫」と死に別れた薄幸の若き未亡人(シャーリー・
マクレーン)は、「国税局に大金を寄付しようとする」メンヘラ女と思われ強制的に心理療法を
受けさせられながら波乱の結婚生活を回想する…。映画の序盤はセンス的に古くてタルかった。
2番目の夫となるパリ在住の売れない前衛画家(ポール・ニューマン)との出会いあたりから
面白くなる、というか個人的にはこの「2番目の夫」のエピソードがいちばん良かった。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=NI55fRkOYeQ
↑水着姿のS・マクレーンを観て、こんなにスタイルが良かったのか、と驚きました。脚が長い!
4番目の夫は「安酒場で踊って生計を立てている冴えないオッサン」で、誰かは知らなかった
けど観終わって確認したら有名な「ジーン・ケリー(52歳)」だった。初めて観ましたが、やはり
優雅なダンスを披露してくれます。映画全体では「古臭い」部分は多いがモダン?で楽しい部分も
あり、後味は良好。ソローの『森の生活』(※私は未読)を理想の暮らしとする素朴な女性が、自らの
「望まないアゲマン能力」に泣く、というロマンティック?コメディ。もう一歩で(※人によっては
充分に?)「カルト映画」。「古臭さ×モダン?な楽しさ」は京マチ子の『黒蜥蜴』(1962)に通じる。>>352
0442名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/05/26(日) 09:25:52.09ID:cnRpOVTy
トマス・ハリス原作(※全部未読)映画に自己レス。私のランキング。 >>439

1『羊たちの沈黙』(1991) ※本作と「2」は二本立てを映画館で観た。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=19207
2『刑事グラハム』(1986) ※↓予告。レクター博士は「脇役の一人」で存在感は薄い。
https://www.youtube.com/watch?v=5zl6IxPJSVc
3『ブラック・サンデー』(1977)  ※↓予告。「レクター博士もの」ではない。
https://www.youtube.com/watch?v=EolqMkHyVuI
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=20277
4『レッド・ドラゴン』(2002) ※「2」と同じ原作。可もなく不可もなく無難。
5『ハンニバル』(2001) ※『羊たち〜』の続篇。公開時に映画館で観て非常に落胆した。
「過激表現=面白い」ではない。しかし本作は誰が監督しても「負け戦」確定な気もします。
どうしても前作と比較してしまう。私の好みでは「3」までが面白い。「4」は普通。
0443名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/06/02(日) 08:12:30.18ID:RmihUS4O
●【映画「監督」作の私的ランキング】 ※もちろん全「監督」作は観ていません

☆リチャード・ラッシュ(1929−) >>251

☆ニック・ゴメス(1963−) >>277

☆ビル・フォーサイス(1946−) >>302
https://mint.5ch.net/test/read.cgi/movie/1385783468/652

☆メル・ブルックス(1926−) >>419-420

★サミュエル・フラー(1912−1997) >>428-429

☆デヴィッド・マメット(1947−) >>440
0444名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/06/02(日) 08:33:49.19ID:RmihUS4O
『ぼくのエリ 200歳の少女』(2008/スウェーデン)を観た。「ヴァンパイア」もの。原作未読。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=335935
https://www.youtube.com/watch?v=PoYidpqdn9E
↑予告。監督は『裏切りのサーカス』(2011) >>436を後に撮るトーマス・アルフレッドソン。
私は『ミッドナイト・ミートトレイン』(※映画ではなく、クライヴ・バーカーが書いた原作の
短篇小説)、『ニア・ダーク 月夜の出来事』(1987)、『ケス』(1969)が、観ながら思い浮かんだ。
主人公の少年の学校や家庭での孤独な日常生活の丹念な描写は『ケス』とソックリ?だったし、
孤立している少年が飼う「隼(はやぶさ)のケス」との関係は、『ぼくのエリ』の主人公である
少年オスカーと「少女エリ」との関係に似ている。『ケス』の主人公が発する『隼(はやぶさ)は
誰にも媚びない(※懐かない?)から好きなんだ』というセリフは、オスカーのエリに対する
「愛情≒崇拝」に通じる?!。「太古から生き続ける大いなる存在」と、その下僕(の世代交代)は
『ミッドナイト・ミートトレイン』。「逆さ吊りにして血抜き」の場面なんかモロに思い出した。
「モダンヴァンパイア」?の設定や「子供のままの吸血鬼」は『ニア・ダーク』>>437の影響??
0445名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/06/02(日) 08:42:24.59ID:RmihUS4O
「複数の短篇作品」で構成されている「オムニバス」の古いホラー映画(洋画)。何本かはビデオで
昔に観ましたが、私にとって面白いと思えるものは、正直ほとんどありませんでした。『サイコ』の
ロバート・ブロックが原作/脚本の『アサイラム 狂人病棟』(1972)も、そんな中の1本でした。
https://www.youtube.com/watch?v=oYOdDaXlpHU
↑予告にも出てくる小さい騎士のオモチャ?は気持ち悪かった印象はありますが、やはり記憶には
残りにくい未DVD化のイギリス映画。「アサイラム」には「精神病院」という意味があるようです。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2016/08/img384.jpg
同じイギリスのサイコ・サスペンス『ツイステッド・ナーブ 密室の恐怖実験』(1968)の↓予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=KmqGOXMUmjY
不安を煽る「湿度が高い」不快な作風でありながら、最後は綺麗にパズルがハマる感覚があったと思う。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=22835
知名度は低いようだけど、これは良かった。現在の医学的見地では医師の診断は「誤り」のようです。
私は未読の本ですが、『滝汗! サスペンス映画100』(2014年)で紹介されています。サイコ・スリラー?の
怪作『狂ったメス』(1968/↓予告)もイギリス映画。楳図かずお『洗礼』に通じる要素も。
https://www.youtube.com/watch?v=GSdtr8ALZ5A
0446名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/06/02(日) 08:53:16.46ID:RmihUS4O
『アサイラム』以外で観ている古い「オムニバスホラー」映画(洋画)を年代順に。原作は全て未読。>>445
◆『黒猫の怨霊』(1962) ★エドガー・アラン・ポー原作 ※アメリカ
◆『テラー博士の恐怖』(1965) ※イギリス
◆『残酷の沼』(1967) ★ロバート・ブロック原作/脚本 ※イギリス
◆『ブラッド・ゾーン(DVD題:怪奇! 血のしたたる家)』(1971)  ★ロバート・ブロック脚本 ※イギリス
◆『クリープショー』(1982/↓予告) ★スティーヴン・キングのオリジナル脚本 ※アメリカ
https://www.youtube.com/watch?v=XpFIZXAEzdM
◆『キャッツ・アイ』(1985) ★スティーヴン・キング脚本 ※アメリカ/オランダ
◆『クリープショー2 怨霊』(1987) ★スティーヴン・キング原案 ※アメリカ
◆『ネクロノミカン』(1993/↓ドイツ語版予告) ★H・P・ラヴクラフト原作 ※フランス/日本/アメリカ
https://www.youtube.com/watch?v=CWTugMNIDtQ

私が多少は面白く感じた「馬鹿ホラー」?が収められているのは『クリープショー』と『ネクロノミカン』。
強烈につまらなかったのは『キャッツ・アイ』。他は記憶に残っていません。すべてDVD有り。
未見の「オムニバスホラー」ではE・A・ポー原作の↓『世にも怪奇な物語』(1968)が有名です。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=24334
0447名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/06/09(日) 07:37:10.41ID:OSflgwbl
戦争映画のサブジャンル?に属する「潜水艦もの」は4本だけ観ています。>>416
かなり昔にビデオで観た『U・ボート』(1981/西ドイツ映画)、珍しく公開時に
映画館で観ている『ローレライ』(2005/日本映画)、最近になってビデオで観たのが
『眼下の敵』(1957/米国映画)と『U-571』(2000/米・仏合作)。私の満足度は
『U-571』⇒『U・ボート』⇒『眼下の敵』⇒『ローレライ』の順。上位の
2本が面白かった。私はイマイチでしたが↓『眼下の敵』は名作の評価を得ています。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=4961
『ローレライ』は香椎由宇が美しかった。『U・ボート』は、潜水艦内での「酸素不足」や
「水圧で押し潰される」恐怖を味わう、逃げ場の無い「閉所パニック映画」とも言えそう。
『U-571』(↓予告)のJ・モストウ「監督」作は計4本観ましたが、個人的に本作がベスト。
https://www.youtube.com/watch?v=oHvDBE5O09o
第二次大戦中、ナチスドイツの潜水艦がエンジンの故障で動けなくなり味方に助けを求める。
それを知った米軍は、仲間のフリをして潜水艦に接近・制圧し、艦内の暗号機「エニグマ」を
奪取しようと企む。『エグゼクティブ・デシジョン』(96) >>22みたいな映画が好きな人向け!?
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=161194
https://www.rottentomatoes.com/m/u571
0448名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/06/09(日) 07:52:42.98ID:OSflgwbl
●【特定作家の原作「映画化」作品の私的ランキング】 ※原作は「全て」未読 >>443

★H・P・ラヴクラフト(1890−1937)
https://mint.5ch.net/test/read.cgi/movie/1385783468/843

☆ジョゼフ(又はジョセフ)・ウォンボー(1937−) >>108-109

★ルース・レンデル(1930–2015) >>223

☆ジェラルド・シーモア(1941−) >>243

★パトリシア・ハイスミス(1921−1995) >>405

☆ジョン・ル・カレ(1931−) >>434-436

☆トマス・ハリス(1940−) >>442
0449名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/06/09(日) 08:10:50.70ID:OSflgwbl
『ぼくのエリ 200歳の少女』(2008/スウェーデン)に自己レス >>444

アカデミー「脚本賞」の有名なイギリス映画『クライング・ゲーム』(1992)との共通点もあった。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=6350
https://www.youtube.com/watch?v=ov9tdqv8Cw8
↑予告。好きな映画ですが、「ネタバレ」を知ってしまうと、かなり面白さが損なわれる
タイプの映画です。好き嫌いも割れそう。両作とも同じ文脈?で「局部にボカシ」の場面が写る。
どちらも本国版は「ボカシ」が無いんだろうか?。監督/脚本のニール・ジョーダン(1950−)の
他の作品ではデビュー作で未DVD化の『殺人天使』(82)と『モナリザ』(86)だけは観ています。
「ヴァンパイア」つながりでは『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(94/↓予告)を撮ってる。
https://www.youtube.com/watch?v=qVknmcJHGfA
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=2132
『ブッチャー・ボーイ』(1997)の評判が良いようです。ビデオは昔に購入したが未見のまま。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=160021
↓『殺人天使』のジャケ写。『マッド・フィンガーズ』(78)みたいな惹句。観てるけど忘れてしまった。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2015/12/satujin.jpg
0450名無シネマさん(広島県)
垢版 |
2019/06/09(日) 08:22:46.66ID:ATi5jBJd
ダンウィッチの怪はDVD出てるけど凄い昔の映画感…。
ラヴクラフト物って安い映画ばかりだけど、そろそろ
CG全盛なんだしあっと驚くような映画化を!
0452名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/06/16(日) 07:20:22.78ID:s+RUY+sa
【特定作家の原作「映画化」】で「未DVD化」作品の評価 ※原作は未読 >>448

●エルモア・レナード原作 >>135 >>167
⇒『デス・ポイント/非情の罠』(1986)、『ピラニア刑事』(1988)

●ジェイムズ・エルロイ原作 >>106
⇒『ザ・コップ』(1988)、『ブラウンズ・レクイエム』(1998)

●ドナルド・E・ウェストレイク (=リチャード・スターク) 原作 >>67
⇒『汚れた七人』(1968)、『スレイグラウンド』(1983)

●ロデリック・ソープ原作 >>106
⇒『ガンドッグ 復讐の導火線』(1992)、『スーパーコップ90』(1990)
0453名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/06/16(日) 07:37:59.65ID:s+RUY+sa
最近亡くなられた作家の田辺聖子(1928−2019)さんについては何も知らないけれど、
『大アンケートによる洋画ベスト150』(1988年)の233ページに掲載の「マイベスト10」の
1位がフェリーニの『サテリコン』(1969/イタリア)だった意外さは憶えてる。↓予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=fDiaSYCUqzk
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=8842
私は安売りの新品DVDを購入したまま未見ですが、『カリギュラ』(1979/イタリア)みたいな
退廃的「エログロ酒池肉林」系を1位に選ぶ?、という驚きで。『カリギュラ』も未見ですが。
青山正明(1960−2001)は、『サテリコン』とパゾリーニの『ソドムの市』(1975/イタリア)の2作が
フェイバリットだと書いていた。パゾリーニは『ソドム〜』の出演者に殺されたらしい。私は未見。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=18957
↑《【解説】第二次大戦末期、ナチ占領下の北イタリア。郊外の屋敷を舞台に、ファシスト達が
少年少女にあらんかぎりの変態行為を尽くすというショッキングな作品。マルキ・ド・サドの
『ソドムの120日』を元に、これが遺作となったイタリア映画界の奇才パゾリーニが、
男色、スカトロ、拷問といった異常行為を徹底的に描写。時代の狂気と自身の最後をフィルムに
焼き付けた。興味本意で鑑賞すると内容のヘビーさに閉口するかもしれない。》
前出の3本ほど過激ではない『最後の晩餐』(1973/仏+伊)は退屈だったが我慢して最後まで観た。
0454名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/06/16(日) 08:04:49.33ID:s+RUY+sa
伊藤勝男『B級ビデオ発掘カタログ』(1988年)に所収の、クロード・ルルーシュ監督の
『男と女の詩』(1973)紹介文⇒ 《クロード・ルルーシュという監督、何から何まで
つまらぬ作品だらけだ。〈男と女〉がいいなんて嘘だ。ましてや〈愛と哀しみのボレロ〉
などとなると超駄作の極めつけ……。甘さだけに流れる、まるで山積された
バレンタイン・チョコレートみたいなものだ。 ところが間違いというものはある。
どうした手違いからか、ルルーシュには似つかわぬ粋な作品を残してくれたのだ。
〈男と女の詩〉は間違って出来上がったとしか思えない佳作である。まあ、主演の
リノ・ヴァンチュラがいい、そういってしまえば身もフタもない。[〜]やれば出来る
じゃないかとおだてたところで、二度作れないのがルルーシュさんなのだ。〜》←ディスりがひどい。
最近観た『男と女』(1966)は全くダメでしたが、昔に観た『ヴィバラビィ』(1984)は良かった。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=3699
https://www.youtube.com/watch?v=ALQIWIzPE3Q
↑『男と女』の解説と予告。フランス映画の『男と女の詩』は未見、ハリウッドによる
リメイク版『ピーター・フォークの恋する大泥棒』(1987)も未見。どちらも未DVD化です。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2012/08/063.jpg
https://www.buyuru.com/item_1097656_1.html
0455名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/06/16(日) 08:16:22.76ID:s+RUY+sa
クロード・ルルーシュ監督作品への自己レス>>454

『ヴィバラビィ』(1984)は、二転三転する「フェイクSF」とでも言うんでしょうか。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=19341
https://www.youtube.com/watch?v=gIQq5wu0njc
↑予告。「いかにもフランス」な恋愛至上主義のバカバカしいオチが楽しい。「◯◯オチ」は
最も嫌われるらしいけど。真面目な映画ファンは怒るか呆れるか。↓昔の投稿。未DVD化。
https://awabi.5ch.net/test/read.cgi/movie/1322710526/597
0456名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/06/16(日) 10:54:02.32ID:s+RUY+sa
難解だと評判のスパイ映画『裏切りのサーカス』(2011)への自己レス。 >>436
https://www.youtube.com/watch?v=VW-F1H-Nonk
↑めっちゃ「雰囲気のある」アメリカ版の予告。伊藤勝男『B級ビデオ発掘カタログ』(1988年)に
所収の、スパイ?映画『殺しの許可証』(1975)の紹介文⇒ 《毎度のことながらスパイ映画は
ややこしい。正直言って、何がなんだかサッパリでありながら面白かったという作品だって
ある。諜報活動に正直者なんぞ不要だから、あっち、こっちと動いていて目が廻る――とは
いうものの、あの緊迫感、その冷ややかさ、命令遂行にみる行動、非情に徹した意志など
やめられない快感がある〜》 『殺しの許可証』は、「ある大物政治家の決断を翻意させよ、無理な
場合には殺せ、という裏工作を任ぜられた家族思いな中年英国情報部員の話」であり、本格的な
スパイ映画とはいえないと思います。私の評価は「中の下」でイマイチ。ダーク・ボガード主演。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=8155
「難解なスパイ映画」は、私の中では『三つ数えろ』>>324等の「正統派?ハードボイルド映画」>>263-264
と似た楽しみ方が必要な映画。「辛い料理」が好きな人は「辛さの中の美味しさ」を愛好する?のと
同様に、「難解だけど面白い」=「処理能力の限界を超えて伝わる面白さ」(≒麻痺?)ではないか。
「辛さ」も「難解さ」も好み(許容度)には個人差があり、「辛いから美味しい」のではなく、「好みの
辛さ」があるはず。頻繁にではなく、たまに観るから「難解でも」新鮮で面白い(と感じる人もいる)。
0457名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/06/23(日) 07:26:00.89ID:GjBCVD8y
「シアトルのケン・ローチ」?こと↓マーティン・ベル(1943−)監督のフィルモグラフィー。>>330
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=3694
https://www.rottentomatoes.com/m/streetwise_1984
↑『子供たちをよろしく』(1984)というシアトルのストリートキッズたちを捉えた
「ドキュメンタリー映画」が一番有名でしょうか。ジェフ・ブリッジスが主役を演じ
製作にも関わる『アメリカン・ハート』(1992)と共に未DVD化。ジェフが脇役で出演、
製作総指揮のTV映画↓『アメリカの片隅で 〜幸せのかたち〜』(1996)は廉価版DVDあり。
https://www.rottentomatoes.com/m/hidden_in_america
↑ジェフの実兄ボー・ブリッジスが主演。他に観ているのは、鬱屈を抱えた白人至上
主義者たちを描いたTV映画の↓『ブラザーフッド 殺人結社』(1999)。これもDVDあり。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=161480
主人公がポルノショップに行って『異人種もの(※黒人男優×白人女優など)のAVは
取り扱うな』と脅迫するセリフ以外は何も憶えていません。『ブラザー〜』以外の3本、
特に『アメリカの片隅で』は「心に痛手を負う」が良い作品です。マット・ディロンの
↓『聖者の眠る街』やカサヴェテスの↓『ライク・ファーザー アンド・サン』と同類。
https://mint.5ch.net/test/read.cgi/movie/1385783468/873-874
0458名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/06/23(日) 07:38:17.93ID:GjBCVD8y
自己レス>>457
ケン・ローチやマーティン・ベルの映画での【登場人物の愚か?な選択/不毛な意地の張り方】、
【感情を操作 (管理)している“見えない手”=監督への“無意識での反発(反感)”】は、高畑勲
監督の名作アニメ『火垂るの墓』(1988)にも通じる。【感情を操作?している側の人間への反発】は
ケビン・カーターがピュリツァー賞を受賞した↓『ハゲワシと少女』への反響も似ている。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20120125/297289/ph2.jpg
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20120125/297289/?P=2
「観ていて辛くなる」表現は好き嫌いが大きく割れる。「世界の現実(の一部分)」であっても。

『子供たちをよろしく』のEDで流れるトム・ウェイツ『Take Care of All My Children』。
https://www.youtube.com/watch?v=l-XtfrjvZrs
『アメリカン・ハート』のEDで流れるトム・ウェイツ『Never Let Go』。
https://www.youtube.com/watch?v=GyKZtiZDH8g

ケン・ローチ(1936−)監督の『ケス』(1969) >>444、『レディバード・レディバード』(1994)、
『マイ・ネーム・イズ・ジョー』(1998)、『Sweet Sixteen』(2002) の私的ランキング。>>18
0459名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/06/23(日) 07:42:03.81ID:GjBCVD8y
伊藤勝男(1937−?)『B級ビデオ発掘カタログ』(1988年)のP.184 ⇒《映画はスクリーンを
通じてみるものだと、ずうっと思いこんでいた[〜]ビデオをみはじめたのは、昨年(八十七年)の
一月からであった。[〜]続けてみると満更でもない。好きな時にジョン・フォードや
ハワード・ホークスをみては、今更のごとく映画的快楽に浸ってしまったのだ。 最初の
頃は、昔みた懐かしの名画であり、ミュージカルやフランス名画などをあさるようにして
見直していたのだが、どうもピンとこない。かつて、学生時代に受けた強烈な印象、感銘が、
すっかり消え失せてしまった作品が実に多かったのだ。 時代のテンポといえばそれまでの
ことになるが、それならヒチコックだって、ジョン・フォード、ハワード・ホークスなどの
作品もそうなるはずだ。それがなるものとならぬもの、つまり普遍性を持った力のある作品と、
時代と共に色あせる――名画を二分する現象、そこでビデオに執着しはじめたのだ。
 参考のためとビデオ雑誌をのぞくと、なんのことはない、名画は名画としての扱い、映画
雑誌に記されているままの紹介だ。二十年、三十年前と同じ評価、作品の価値観などあるはずも
ないのに――だ。 やはり現在(いま)の時点での見直しも必要じゃないか、ただ乱雑さにかまけて、
安易な処理をするのでは、せっかくの名画も信用を失なって若いファンは見向きもしなくなる。
――それじゃあ勿体ない。》 読んでませんが、「ハンマーをもって哲学する」はニーチェ?
※「伊藤勝男」>>454 >>456  ※「永遠の名画/一回限りの名画」論>>400
0460名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/06/23(日) 07:52:52.35ID:GjBCVD8y
★「ジャンル別◯◯映画」の私的BEST★に追加 >>416

●脚本家コンビ「レヴィンソン&リンク」が「脚本」を書いたTV映画5本
https://mint.5ch.net/test/read.cgi/movie/1385783468/722
https://mint.5ch.net/test/read.cgi/movie/1363762024/58-59

●映画評論家・増淵健(1931−1996)の「とっておきマイ・ベスト」1〜3位 >>58

●「ニュージーランド映画」4本と「NZ映画のオールタイムベスト10」 >>88 >>168 >>260

●「シャーロック・ホームズ」関連の旧作映画(70〜80年代)数本の予告篇 >>101-102

●「ダイヤモンド映像」のレーベルから出た洋画ビデオBEST1 >>133-134
0461名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/06/30(日) 07:08:57.08ID:q1qc5xVq
伊藤勝男>>459氏の単著『B級ビデオ発掘カタログ』(1988年/青弓社)の姉妹編?という形で
刊行された『珍作ビデオのたのしみ』(1989年/青弓社)。その102ページに掲載されている
「監修者」の立場で本書に関わっている伊藤氏の文章⇒ 《珍作、怪作、駄作、愚作は
結果としてのこと、その過程に遊びがあったら上等だ。それも愉しむことのできない
奴などが映画をみたって仕方あるまい。〜〜映画を紹介するのは難しい。自分の趣味
としての好みは明確にすることはできるが、それとて知性、感性を含めた貧しさを
露呈するばかりだ。かの淀川長治さんにして“私は映画の下僕です。批評などおこがましい”と
語るほど映画は大きな存在だ。批評することより愉しむ心の方がどれだけ重要か――。
新聞、雑誌等で作品に◯や×、あるいは☆が二つだ四つだと採点する者は多い。いい度胸だと
ほめたいが、彼らの採点そのものには評者としての貧しさが浮きでている事にも気づくのだ。
映画を簡単に扱って恥をかく事もまた多い。書かれた評を鵜のみせず、愉しむことを
知ってこそ映画は発見されるのだ。(伊)》 私は「どうせ“個人の評価”なんて大して当てに
ならない(期待されるのは一部のカリスマだけ)」ので、点数でも☆でも自分に正直に書けば
いいと思う。何かへの評価によって「評者自身が他人から評価を下される」のは誰も避け
られない。《映画は大きな存在》=多面的?だし。「旧作洋画」でIMDbやRotten Tomatoesを
参考にするのは、「たった一人の評価」よりも「妥当な評価が多い」と経験的に感じるから。
0462名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/06/30(日) 07:36:11.58ID:q1qc5xVq
★相米慎二(1948−2001)監督のフィルモグラフィー。「監督」作は9本視聴済み。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=118297
「オリジナル版」「完璧版」は除く。1994年以降のは未見。個人的なBEST3は
『翔んだカップル』(80)、『セーラー服と機関銃』(81)、↓『台風クラブ』(85)。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=149528
☆寡作な柳町光男(1945−)監督のフィルモグラフィー。4本だけ視聴しています。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=266415
昔に観た『十九歳の地図』(79)、『さらば愛しき大地』(82)、『火まつり』(85)と、
最近ビデオで観た『愛について、東京』(93)。私のBEST1は『火まつり』ですが、
同じ1985年の『台風クラブ』と表面的には類似するところがあったと思います。
当時の歌謡曲に合わせて集団で踊る、主人公(たち)が「荒ぶる自然(森の神?/台風)」と
一体化して陶酔・半狂乱のディオニュソス的?な酩酊状態になる不条理な展開。
『台風〜』と↓『火まつり』は日本でも海外でも知名度が低くて忘れ去られる運命?
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=149425
もったいない。ちなみに『ノーカントリー』(2007)の殺し屋アントン・シガーが用いる
屠畜用のエアガン?は『愛について、東京』で実際に牛に使用されている場面が写る。
0463名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/06/30(日) 07:45:53.40ID:q1qc5xVq
イギリス出身の脚本家「アラン・シャープ(1934−2013)」のフィルモグラフィー。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=11255
「脚本」の映画は6本だけ観ました。うち1本が唯一の監督作。私の好みで偉そうに
A・B・Cの三段階にランク付けすると、「A」は『ワイルド・アパッチ』(1972)のみ。
「B」が『ラスト・ラン 殺しの一匹狼』(1971)、『ナイトムーブス』(1975)、未DVD化の
『トレジャーinメキシコ』(1985/>>66)。「C」が『バイオレント・サタデー』(1983)、
『キャット・チェイサー』(1989)となります。「C」は、つまらないというわけでは
ないけど、「面白い」とか「好き」のレベルではない。『トレジャー〜』は甘ったるくて
ダサいけど私は好きなので。「A」の『ワイルド・アパッチ』は傑作という感じではなく、
「渋い」時間がゆったり流れる。↓予告。設定は『夕陽に向って走れ』(1969)に少し似てる。
https://www.youtube.com/watch?v=UTeVqaFpcE4
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=25928
『キャット・チェイサー』予告。チャールズ・ダーニングの「エグい」役は良かった。
https://www.youtube.com/watch?v=a6OC1Wipsmw
『ナイトムーブス』予告。ジーン・ハックマン主演の「70年代私立探偵もの」です。
https://www.youtube.com/watch?v=dTRiCIurLdI
0464名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/06/30(日) 07:59:21.86ID:q1qc5xVq
★【ウジウジメソメソしたオッサン】が主人公の「好きな洋画」10本(※順位無し)
⇒悔恨、贖罪、復讐、運命の受容 ※未見の『レスラー』(2008)もオッサンメソメソ系か?

・『ガルシアの首』(1974)  ※「賞金首」を狙うピアノ弾きのオッサン
・『マイ・ネーム・イズ・ジョー』(1998/英)  ※元・アル中のオッサン >>18
・『ワン・フロム・ザ・ハート』(1981)  ※恋人(オバハン)と倦怠期のオッサン >>416
・『ナイロビの蜂』(2005/英)  ※外交官の陰気なオッサン >>436
・『マリアの恋人』(1984)  ※大事な時にインポになる兄ちゃん >>295
・『アメリカの片隅で』(1996)  ※妻をガンで喪った子連れのオッサン(失業中) >>457
・『コップランド』(1997)  ※冴えない警官のオッサン。『ランボー』(82)でも可 >>56
・『アンフォゲタブル』(1996)  ※未解決事件で妻を殺された検死官のオッサン(子持ち) >>159
・『影の軍隊』(1986/英)  ※息子を亡くしたオッサン(=マイケル・ケイン) [未DVD化]
 https://mint.5ch.net/test/read.cgi/movie/1385783468/784
・『刑事ロニー・クレイブン』(1985/英)  ※娘を目の前で殺されたオッサン刑事
 ※メル・ギブソン主演の佳作『復讐捜査線』(2010)の元となるBBC製作の傑作TV映画。
 https://www.imdb.com/title/tt0090424/reviews
0465名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/07/07(日) 07:10:51.29ID:2aT+892j
《〜〜(※高平⇒)「実は[〜]内田裕也という人間、嫌いだったんですよ。[〜]かかわりたくない人って
感じだった……もちろん誤解だったですけどね」〜(※内田⇒)「結局さ、俺って人間は単純でさ、
好き嫌いが激しいわけよ。それでさ、相手も俺を裏切りやすいんじゃない。そうなると俺は、そいつに
徹底して対抗するんで、それであとは悪口をいわれるんじゃないすか」 それだけの理由で悪くいう
人間が多いとはぼくも裕也さんを思っちゃいない。他にもたくさん裕也さんが悪くいわれるだけの
欠点を持ちあわせている。[〜]約束を忘れた、時間を守れなかった、いさみ足とも思える余計な批判を
他人にあびせてしまった……[〜]なぜかわからないが、そうした欠点がたまらなく魅力的にみえたりする。
 単純明快で一本気で親分肌で喧嘩っぱやくて、内田裕也は、裕也自身が持つ男としての理想――
カッコよさなわけだが――に自分を近づけようとしている。近づき過ぎて本当の自分と、近づこうと
演技している自分の境がわからなくなってしまっている。だから時として生ずる歪みが悪口の恰好の
材料となってしまう。裕也さんのそういう人間らしさを知ってしまえば、悪口をいう人と同じ数くらい
絶賛する人が多いのもうなづけることなのだ。悪漢であり続けること――それも裕也さん独特の
ヒロイズムかもしれない。自分の良さを人に伝えるのは下手でも、悪さを見せるのは上手い。だから
誤解される。誤解されてもへっちゃらだと居直る。権力が嫌いで、権力を持った人間には徹頭徹尾
立ち向っていく。[〜]優等生になったとたんにつまらなくなる芸人が多いこの国の中で、内田裕也こそ、
一生不良少年であり続けることができる数少ない芸人なのである。》 歌手でも俳優でもなく「芸人」?
0466名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/07/07(日) 07:14:40.32ID:2aT+892j
↑『みんな不良少年だった』所収の内田裕也インタビュー「オレはロッキンローラー」より。>>465

高平哲郎氏の「ディープ・インタヴュー」本『みんな不良少年だった』(1977年)は文庫版あり。
http://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1096823948
↑映画関係では他に菅原文太、原田芳雄、渡哲也、藤竜也、梶芽衣子、加山雄三、川谷拓三、
室田日出男、荒木一郎、岡本喜八。高平氏は内田の『俺はロッキンローラー』(1976年/未読)出版の
裏方として知り合ったようです。私は内田裕也については映画での印象ぐらいしかありません。>>209
深夜TV『たかじんnoばぁ〜』(1992〜1996年)に出演している回を当時少しだけ観ましたが、
安岡力也を横に従え『俺はハイブリッドだ』とか『新しい日本人だ』とか言ってたのは
憶えています。やしきたかじんは笑みを浮かべつつ、何度か、うなずいていました。
高平氏の本では他に『話は映画ではじまった PART1 男編』(1984年)というインタビュー本も読んだ。
https://www.shobunsha.co.jp/wp/wp-content/uploads/02_hanasihaeigade-otoko.jpg
↑映画関係は、松田優作、緒形拳、池部良、宇崎竜童、千葉真一、泉谷しげる、柄本明、淀川長治。
個人的には私が子供の頃にTV界の大スターだった欽ちゃん(萩本欽一)の話が興味深く面白かった。
未読の↓『星にスイングすれば』(1980年)も「34人のスタアたち」へのインタビュー本らしい。高い!
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/836/0100311836/01003118361.jpg
0467名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/07/07(日) 07:28:00.39ID:2aT+892j
安原顕(1939−2003)>>104 >>255が「ぼくらはカルチャー探偵団」の団長として関与
した全9冊?の1冊目が『知的新人類のための現代用語集』(1985年/角川文庫) 。
いかにも80年代的?で「軽薄短小」な装いのガイドブックには、90年代に古本屋で
初めて出会った。このシリーズを担当した角川書店の当時の編集者が見城徹氏らしい。
知的な人には鼻で笑われそうなシリーズですが、ダサくて無教養な田舎者の私にとって
初耳のハイブロー?な作品や人名、古典を数多く「知った」。全く「吸収」出来てないけど。>>402
このシリーズのどれかで作家の高橋源一郎氏が『少女漫画ベスト50』というのを
選出していた。「いわゆる少女漫画」作品>>228は自分には無縁ですが、その中で
『ハードSFの傑作』と絶賛されていたのが佐藤史生(1952−2010)の諸作だった。
そこで名前を初めて知り、奇想天外社版の『金星樹』>>406は古本屋で買っておいた。
『ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け』(1986)は高橋氏の原作で「唯一」の映画化。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=149862
https://www.youtube.com/watch?v=loCGBwubvHk
小説は未読。↑予告。村上春樹みたい?な「アメリカかぶれ」。スノッブでポップな
「から騒ぎ」。悪くない。天井や床を突き破って突然ギャングが登場する場面が好き
です。最後の知らない歌手と歌がダサかった。監督は『SO WHAT』(1988)>>248の人。
0468名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/07/07(日) 07:48:53.47ID:2aT+892j
相米慎二(1948−2001)「監督」作に自己レス。>>462

『セーラー服と機関銃』(81)は、「アイドル映画」として家族で一緒に観に行ったが、序盤の
唐突な「ヤクザ(渡瀬)と情婦(風祭)の濡れ場」で死ぬほど気まずい思いをした。この監督はクソだ。
https://www.youtube.com/watch?v=RM7zYdjv9vU
↑予告。薄い皮膜1枚を隔てた別世界に迷い込む相米流の『ブルーベルベット』?。あの卑怯な
エピローグで感動。『台風クラブ』(85)には楳図かずおの大傑作『漂流教室』を感じる。最良の実写化。
https://vimeo.com/36368899
↑『台風クラブ』の1場面のクリップ。『セーラー服〜』の原作者である作家の赤川次郎氏が
映画について書いた文章や対談をまとめた『三毛猫ホームズ映画館』(1983年/文庫版あり)に
赤川・相米・他1名の『セーラー服〜』に関する鼎談が収録されている(※初出は「キネマ旬報」)。
鬼監督で偏固?な相米の人柄(←私は何も知りませんが)と「撮影時の裏話」、監督の「自嘲」が面白い。
未DVD化関連では斉藤由貴が主演の『雪の断章 情熱』(1985)は100円の中古ビデオを
よく見かけだけど買わなかったので今も未見で後悔しています。他にビデオ・TVで観ている
のは『ションベン・ライダー』(83)、『魚影の群れ』(83)、『ラブホテル』(85)、『光る女』(87)、
『東京上空いらっしゃいませ』(90)、『お引越し』(93)の6本。私の感覚では全部「水準以上」です。
0469名無シネマさん(宮城県)
垢版 |
2019/07/12(金) 07:07:30.60ID:lIVrp43e
ガイジ
0470名無シネマさん(宮城県)
垢版 |
2019/07/13(土) 04:56:05.76ID:2ErhqN2K
ガイジ
0471名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/07/14(日) 07:25:56.75ID:/TbS4PJL
SF作家アーシュラ・K・ル=グウィン(1929−2018)の『天のろくろ』(未読)の2度目の
TV映画化『レイス・オブ・ヘブン 天のろくろ』(2002)。脚本はアラン・シャープ。>>463
https://www.youtube.com/watch?v=zr9DQ98R4xg
↑予告。悪くない。監督は『ミュージック・オブ・チャンス』(93)のフィリップ・ハース。>>256
古いアメリカの白黒TV番組『トワイライト・ゾーン』や『アウター・リミッツ』の一話を
長尺にしたような印象。80年代後半に関西の深夜の時間帯で放送していたのを時々観ていた。
「夢」を最新の機械でイジくる所は『トータル・リコール』っぽいし、「多層現実」?の世界が
『トータル〜』の原作者P・K・ディックぽい。原作の短篇『追憶売ります』は映画と違い
傑作で余韻が深い。ル=グウィン原作のアニメ『ゲド戦記』(2006) は未見。SF小説(長編)を
読みもしないのに1990年版の『SFハンドブック』は新刊で購入して読んでいたので、当時の
有名SF作家の名前だけは知っている。全く関係ないけれど、「スピッツ」のヴォーカルで
作詞/作曲を手掛けている草野マサムネ(1967−)氏がデビュー直後?の「オールナイトニッポン」を
時々聞いていたが、確か『ハヤカワの青背?は全部読んだ』とか何とか発言していて、私は
「それで歌詞がヘンテコなんだな」と勝手に納得した(ファンではない)。『名前をつけてやる』とか。
『天のろくろ』は1980年のTV映画↓『The Lathe of Heaven』(日本未発売)が高評価のようです。
https://www.imdb.com/title/tt0081036/reviews
0472名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/07/14(日) 07:37:47.05ID:/TbS4PJL
『死霊伝説』(79/TV映画)、『ドラキュラ血のしたたり』(71)、『ナディア』(94/未DVD化)、
『ナイトフライヤー』(97/>>52)、『ハンガー』(83)、『マーティン 呪われた吸血少年』(77)は
観てる〈ヴァンパイア(吸血鬼)〉映画。『ナイト〜』以外は楽しめない自分には不向きか。 >>437 >>444 >>449
意外にもポランスキー監督も撮っています。『ロマン・ポランスキーの吸血鬼』(1967/英+米)。
https://www.youtube.com/watch?v=uoWYz96GpyY
↑予告。コメディ映画で、笑いとしては好き嫌いの別れそうな「すべり笑い」に近い感覚。
主役は原題の「恐れを知らないヴァンパイアキラー」2人で、その1人をポランスキー自身が
楽しそうに快演。クラシックホラーをパロディにするのは昔からあるのかもしれませんが、
メル・ブルックスの『ヤング・フランケンシュタイン』(1974)>>419よりは早いようだ。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=5602
私は序盤はクダラナイと思ったけど、中盤くらいから面白く感じ楽しめた。オチもアホらしい。
同監督では未DVD化の『ポランスキーのパイレーツ』(1986/↓予告)という映画も観ています。
https://www.youtube.com/watch?v=DArfkxOQroQ
主役のウォルター・マッソー(1920−2000)が、ボロ布をまとった乞食みたいな海賊というか、
筏で大海を彷徨う漂流者みたいな役だった気が。途中からマッソーの付き人?の青年と少女の
恋愛ものみたいになったりしてツマンネーと思った気がする。コチラは失敗作だと思います。
0473名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/07/14(日) 07:53:24.41ID:/TbS4PJL
★【暴発寸前のイライラしたオッサン】が主人公の「胸がザワつく洋画」10本(※順位無し)>>464
⇒自暴自棄、DV、殺人、現実の否認 ※「胸糞悪い」描写が多いので苦手な人は要注意

・『タクシードライバー』(1976)  ※ロバート・デ・ニーロ。ポール・シュレイダー(1946−) 脚本。
・『ラストタンゴ・イン・パリ』(1972/仏+伊)  ※マーロン・ブランド>>244。『ジェラシー』(80)でも可。
・『バッドタイム』(2005)  ※デヴィッド・エアー「初」監督/脚本。主人公は無職の兄ちゃん。>>200
・『スカーフェイス』(1983)  ※アル・パチーノ。オリバー・ストーン(1946−) 脚本。
・『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』(1985)  ※ミッキー・ローク。オリバー・ストーン脚本。
・『トーク・レディオ』(1988)  ※オリバー・ストーン監督/脚本。『キラーハンド』(81)でも可。>>125 >>254
・『マッド・フィンガーズ』(1978)  ※ジェームズ・トバック監督/脚本。 [未DVD化] >>270
・『フォーリング・ダウン』(1993)  ※私の中では『泳ぐひと』(68)と同じ「現実否認オヤジ」の映画。
・『ニル・バイ・マウス』(1997/英)  ※俳優ゲイリー・オールドマン唯一の「監督/脚本」作。>>262
・『ワンス・ウォリアーズ』(1994/新)  ※リー・タマホリ監督/ニュージーランド映画。 [未DVD化]
 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=26649
 ↓予告。ギャグと紙一重な「不幸のつるべ打ち」。「洗練」とは程遠いが、武骨な「パワー」は伝わる。
 https://www.youtube.com/watch?v=N0-Q3ChKcfE
0474名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/07/14(日) 08:03:03.27ID:/TbS4PJL
◆映画「監督作」の私的ランキング◆ ※数本しか観ていません >>443

☆アイヴァン・パッサー(1933−)
https://mint.5ch.net/test/read.cgi/movie/1385783468/112

☆アダム・バーンスタイン(1960−)の映画2本『いとしのパット君』『ハード・デイズ』
https://mint.5ch.net/test/read.cgi/movie/1385783468/464

★ダニエル・ペトリ(1920−2004)と、☆ダニエル・ペトリ・Jr(1952−)の親子監督
https://mint.5ch.net/test/read.cgi/movie/1385783468/737

☆ケン・ローチ(1936−) >>18

★ピーター・イエーツ(1929−2011) >>247

☆石井隆(1946−) >>279
0475名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/07/21(日) 07:11:54.01ID:FCMuRDQG
《物書きがいたら、そいつはエゴイストと考えてまちがいない。書くというのは、
きわめてわがままな行為なのだ。なぜなら、それは本質的に、「おれがいうことは
世界中のやつらが聞くだけの価値があるくらい重要だ」といっているも同然なの
だから。》byハーラン・エリスン(1934−2018)。『必携スティーヴン・キング讀本』P.257。>>390-391
↑誰もが書いて撮って「公開」する現代は、誰もがエゴイスト??。私はそうですが。

《ぼくが真実を口にするとほとんど全世界を凍らせるだろうという妄想によって
ぼくは廃人であるそうだ》←吉本隆明(1924−2012)の「詩」らしい。今なら「イタい」?。
中上健次(1946−1992)が「若い頃にこの詩に出会い衝撃を受けた」と書いていた気がする。

ハーラン・エリスンは未読。ディストピアSF『少年と犬』(1975)は昔にビデオを
『このビデオを見ろ!』経由で観た。↓予告。「犬好き」「ディストピア好き」向けか。
https://www.youtube.com/watch?v=ZjcR9iYj6UQ
よしもとばなな(未読)の父ちゃんが吉本隆明。『キッチン』(1989)は少し前に観た。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=150911
橋爪功の「ゲイの母ちゃん」は良かった。主役二人の台詞が意図的?な棒読み。
0476名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/07/21(日) 07:23:33.70ID:FCMuRDQG
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督では、やっと2本目の『プリズナーズ』(2013) 鑑賞。↓予告。>>464 >>473
https://www.youtube.com/watch?v=doPNgss-ntc
DVDで最初に観た『ボーダーライン』(2015)は、私にとっては「深刻ぶった(だけの)凡作」
で退屈でしたが、本作は「深刻ぶった(心がザワつく)力作」で大いに満足できました。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=347703
前情報は一切無しで観た方がいいと思いますが、私は『ザ・バニシング 消失』(1988) >>230
『ミスティック・リバー』(2003)を連想しました。あの「ペットボトル入り特製ドリンク」は、
やはり『ザ・バニシング』オマージュ?。嬉しくてニヤニヤした。「全てを見通す」超人的な
名探偵(役)が登場し、隅から隅まで詳しく分析し最後にズバリと犯人と動機を説明しきって
観客スッキリ、の映画ではない(※やや難解?)。終盤のある場面は『トゥルー・グリット』(2010)、
「事件と家族の崩壊」は『トカレフ』(1994)や『64-ロクヨン-』(2016)が頭に浮かびました。
『ミスティック〜』の「オッサン3人の主人公」の一人は、少年時代に鬼畜なオッサン達に
誘拐され性的虐待を受け人生が狂ってしまったオッサン。日本で映画化すれば題名は『(自粛)』。
↓『ボーダー〜』予告。麻薬戦争もの『エリート・スクワッド』も私的にハズレ。2作目未見。
https://www.youtube.com/watch?v=5PwwJ-18Y9g
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=354473
0477名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/07/21(日) 07:47:06.66ID:FCMuRDQG
『密告者』(1990)。ドナルド・サザーランド主演の「冷ややかな」政治サスペンス。
劇場未公開、未DVD化には納得の地味で退屈な話ですが最後まで興味は保たれる。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=54904
↑《【解説】冷戦下のポーランドが舞台。ある日、政権でナンバー6の座につく
共産党員ヨゼフが出勤すると、彼のオフィスは消え失せていた。自宅からも
盗聴器が無数に発見され、ヨゼフは尾行の影にも気がつく。やがて謎の敵の手は
家族にまで襲いかかり……。〜〜》 監督は英国人のジョン・アーヴィン(1940−)。
私は本作の他に『戦争の犬たち』(1980)と『復讐は我が胸に』(1989)の2本を観ています。
3本とも「悪くはないが、もう一押しが足りない」惜しい作品たち。私は未見ですが、
↓英国BBC版『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』(1979)の監督も彼です。
https://www.rottentomatoes.com/tv/tinker_tailor_soldier_spy/s01
https://www.imdb.com/title/tt0080297/reviews
映画版の『裏切りのサーカス』(2011) >>436を更に超える驚異的な高評価。日本版未発売。
『密告者』は実話を元にした「原因が全く思い当たらない」不条理サスペンスでもある。
https://www.imdb.com/videoplayer/vi346358041
↑予告。カフカ原作の『審判』(1962)とは違い、絶望的な「理由」は終盤に明かされる。
0478名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/07/21(日) 08:08:06.54ID:FCMuRDQG
大好きな『フロム ビヨンド』(1986)の↓海外での高評価?を知る。嬉しいけれど意外だ。
https://www.rottentomatoes.com/m/from_beyond
https://www.imdb.com/title/tt0091083/reviews
本作は「1%」だけH・P・ラブクラフト(未読)、残り全部が【間違ったサービス精神】で
構成された「馬鹿ホラー」の金字塔。「松果体」のくだりとかアホ過ぎるが最高です。>>176
https://www.youtube.com/watch?v=dEiNMI41u-Q
↑予告篇。桂文珍が司会の『はなきんデータランド』に小西克哉がゲスト出演した
時に、好きな映画として『フロム ビヨンド』と『ビデオドローム』(1983)の名を挙げ、
両作の「グチャドロ迷場面集」を夜7時台に全国生放送しても許された野蛮な平成初期。
『クトゥルー神話大全』(1994年)には『英語圏でラブクラフト(lovecraft)の文字には
「大人のおもちゃ」の意味がある』と荒俣宏が書いていた。では「ラブクラフティアン」は?
https://mint.5ch.net/test/read.cgi/movie/1385783468/843
↓VHSジャケ写(※「Z級VHSパケ墓場」より)。元ネタ?はダリの『戦争の顔』らしいです。
http://livedoor.blogimg.jp/zcinema/imgs/8/1/8180fce9.jpg
青山正明は無茶苦茶な本作と『ヘルレイザー2』(1988/↓予告)を評価していたはず。>>125-126 >>453
https://www.youtube.com/watch?v=QLdl8Agik7w
0479名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/07/28(日) 07:43:47.58ID:SigInCmA
山下達郎も竹内まりやもシティ・ポップも「日本の宝」?なのかもしれないけど
井上陽水も国宝ではないんだろうか。知ってる歌は5曲ぐらいしかないけれど。
↓『帰れない二人』と、玉置浩二とデュエットした『夏の終わりのハーモニー』。
https://www.youtube.com/watch?v=r2EWnKDulQA
https://www.youtube.com/watch?v=WCSeiSOaHxY
『帰れない二人』は『東京上空いらっしゃいませ』(90)で使われていて初めて聞いた。>>468
大昔に『ザ・ベストテン』?で、東京で外国人(白人/黒人)女性に「日本の男性歌手で
セクシーなのは誰?」と尋ねる街頭アンケート企画があり、ダントツ1位が玉置だった。
↓大貫妙子『色彩都市』は『今夜なに色?(読売テレビ)』のOPで流れていた。
https://www.youtube.com/watch?v=et1Jhg0AzZ0
「FM COCOLO」という在阪ラジオ局の火曜深夜に石井一孝というミュージカル俳優?で
AORマニアを自称する人(レコードコレクターらしい)が一人でボケて一人でツッコミ
ながら進行する『Midnight Treasures』という番組があり、「俺のAOR」というコーナーに
ゲスト出演した福田直木(ブルー・ペパーズ)という人の↓『6月の夢』がいい曲だった。
https://www.youtube.com/watch?v=n26TChMdm_c
在阪局では『NIGHT AND DAY』、『NIGHT AQUARIUM』、『Midnight Pretenders』などの番組。
0480名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/07/28(日) 07:47:21.22ID:SigInCmA
映画好きの作家・赤川次郎(1948−)氏の『三毛猫ホームズ映画館』(1983年)に、当時の新作『テス』(79)に
絡め旧作7本を分析した、1980年時点での〈ロマン・ポランスキー論〉?が収録されている(P.120〜125)。>>468
《〜〜一筋縄ではいかない、とはよくいう言葉ですが、ポランスキーの映画ほど、それがぴったりと
当てはまる作品も少ないでしょう。〜〜ポランスキーは観客を引っかけて喜んだりはしません。観客に
サービスするとか、楽しませようというつもりで映画を作ってはいない。しかし決して難解でなく、
見る者を引き込んでしまうのは、ポランスキーが根っからの映像人だからでしょう。 ポランスキーの
映画は面白い。それはもう、アンダーラインつきで保証します。しかし、見終って「ああ面白かった」と
気分爽快に映画館を出ることはできません。 映画は(何も映画と限ってはいませんが)ハッピーエンドか、
でなければ悲劇で終るものだと素朴に考えている人が、ポランスキーの映画を見たら、きっと当惑して
しまうことでしょう。「こんな終り方ってあるか!」と文句を言うかもしれない。 映画にカタルシスを
求める客へ、ポランスキーはいつも冷水を浴びせます。第一作『水の中のナイフ』からしてそうでした。
〜〜こうして見て来ると、ポランスキーは、自分の映画を、常にハッピーエンドとも悲劇ともつかぬ、
中途半端な形で終らせていることが分ります。 価値観の逆転、モラルの崩壊……。ポランスキーの映画が、
例えどの時代の物語であっても常に〈現代〉を感じさせるのは、確固たる拠り所を持たないニヒリズムの
影が漂うそのラスト・シーンゆえだと言ってもいいのではないかと思います。〜》 私は1995年までの
7本だけ鑑賞。『水の中〜』、『反撥』、『マクベス』等は未見。私の現時点でのベストは『死と処女(おとめ)』。>>421
0481名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/07/28(日) 08:02:11.49ID:SigInCmA
長谷部安春(1932−2009)監督のフィルモグラフィー。5本だけビデオで観た。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=116569
古い順から『俺にさわると危ないぜ』(66)、『みな殺しの拳銃』(67)、
『縄張(しま)はもらった』(68)、『野獣を消せ』(69)、『化石の荒野』(82)。
『俺に〜』『化石〜』以外が未DVD化。私が面白かったのは、現在でも>>2
書いたのと同じく『俺にさわると危ないぜ』と『野獣を消せ』の2本。
https://www.dailymotion.com/video/x3a3g23
↑『俺に〜』予告。都筑道夫(1929−2003)の小説(未読)が原作で、さすがに
現在では古臭いが、遊び心があって楽しい娯楽作です。都筑の映画化では
↓『殺人狂時代』(67)がカルトとして有名。都筑原作はこの2本だけ観ました。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=87911
https://www.youtube.com/watch?v=JmT1qMEnV9k
↑『殺人狂〜』の低画質予告。『野獣を消せ』は現在でも見応えのある力作。
『皆殺しのスキャット』(70)という『野獣〜』の渡哲也みたいに松方弘樹が
アメリカ帰りのプロハンター?役の↓映画は昔に観た。凡作だった(未DVD化)。
https://www.kadokawa-pictures.jp/official/42544/
0482名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/07/28(日) 08:33:26.58ID:SigInCmA
★「ジャンル別◯◯映画」の私的BEST★に追加 >>460

●イケメン細マッチョ俳優マルク・ポレル(1949−1983)の「主演」映画2本。
https://mint.5ch.net/test/read.cgi/movie/1385783468/823
https://i.ebayimg.com/images/i/301834441467-0-1/s-l1000.jpg

●大好きな「イタリア産娯楽映画」の旧作4本 >>187 >>54 >>171
※『ミスター・ノーボディ』は『ベストテンなんかぶっとばせ!!』(1998年) で
山本直樹氏が選出していて初めて知り観た。4本とも「好き嫌いが分かれる」映画。

●劇作家ハロルド・ピンター(1930−2008)「脚本」の映画 >>172

●蛭子能収【私が今まで観た映画ベスト10】 >>237

●「女が主役(=探偵役)」のハードボイルド?映画(洋画) >>300
0483名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/08/04(日) 07:46:03.07ID:BS8iiQOq
黒澤明『生きる』(1952)。志村喬の名演。佳作か秀作か。前半までなら文句無しの傑作。>>397 >>411-412
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=135812
https://www.youtube.com/watch?v=mfJmVgZdlYU
↑予告。後半に失速。主人公の市民課の課長が変貌した「理由」は、前半を観た観客には
わかりきったことなので、通夜での説明的なパートは必要であっても長すぎて辛い。観る
前は「ベチャベチャしたお涙頂戴映画」を想定していたが違いました。飲み屋で出会う
「無頼派?作家(伊藤雄之助)」と「堅物課長(志村喬)」とのエピソードは、私には、まんま
「ダスティン・ホフマン」と「ジョン・ヴォイト」の『真夜中のカーボーイ』だった(BL?)。
カウボーイハットならぬソフト帽を被った「真夜中のオールドカウボーイ」二人が豪遊し
キャデラック?で移動している途中に車を止めさせ降りる志村喬。離れた所で志村を心配
する伊藤雄之助。二人が無言で見つめ合うシーンの素晴らしさたるや。市役所を1年半で
辞めオモチャ工場に転職する高卒?の「小田切とよ(小田切みき)」も大変素晴らしかった。
『となりのトトロ』に出てきそうな、宮崎駿が好きそうな、真っすぐな「お転婆少女」が
そのまま成長したような性格。表情もアニメみたいに大げさ・多彩で「じじぃ殺し」?な
愛嬌がMAX。「自分より下に見ていた〈いまを生きる〉若い女」の率直で大胆・奔放な
バイタリティに影響され蘇生する瀕死のオッサン、という図式は相米監督・石井隆脚本の
『ラブホテル』にも見られ、ありきたり?だが、感動的。この二つのエピソードだけで大満足。
0484名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/08/04(日) 07:55:56.42ID:BS8iiQOq
●↓フジ系『世にも奇妙な物語』1991年8月放送「告白パーティー」のあらすじ。
https://www.fujitv.co.jp/kimyo/089-142.html#num132
《古ぼけたパーティーハウスで女子会を楽しむ、女子大生の純子(中山忍)、
香織(河合美智子)、昌代(白島靖代)、恵美(鈴木聖子)。やがて4人は、
誰にも言えない秘密を告白し合うことにする。「実はエスパーなの」、「実は
彼の眼球をくりぬいて持っているの」、「実は宇宙人で…」などと、それぞれが、
とんでもない告白を続けていく。そして、最後は純子の番になったのだが…。》
●↓大友克洋の短篇「宇宙パトロール・シゲマ」作品解説(※「漫キン」というサイト)。
《暇を持て余してボロアパートで麻雀をやっている貧乏学生4人。そのうち
自分の秘密を打ち明けるという話の流れになり…。3人は実は宇宙人。残る
1人は宇宙パトロール!?日常が非日常が交差する、大友克洋の不条理劇。》
⇒「告白パーティー」は偶然リアルタイムで観ていた。「性別」は違うが「シゲマ」に
似た設定だな〜と感じていたら最後の方までソックリだったので、『あ、これは
原作か原案が「シゲマ」なんだな』と思い、エンドロールのクレジットに作品名や
大友克洋の名前が出てくるのを待っていたが全く一文字も無く完全スルーで驚いた。
私は無教養なので似た設定の寓話か何かが昔からあるのかも。百物語とか??
0485名無シネマさん(大阪府)
垢版 |
2019/08/04(日) 08:22:30.08ID:BS8iiQOq
薬師丸ひろ子主演、相米慎二監督の初代『セーラー服と機関銃』に自己レス>>468

勝手に渡瀬恒彦(1944−2017)「出演映画」の個人的な偏愛作BEST3を挙げると
『セーラー服と機関銃』(81)、『戦国自衛隊』(79)、『私設銀座警察』(73)となる。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=116120
↑「出演映画」は、わずかに10本、うち「主演」している映画は5本だけ観ましたが、
上記3本が私選「BESTキャラ」。『私設銀座警察』の渡瀬恒彦(弟)と『仁義の墓場』の
渡哲也(兄) の兄弟コンビは最凶。男として一番惚れるのは『セーラー服〜』の恒彦。
観ている「主演作」5本は、『学生(せいがく)やくざ』(74)、『唐獅子警察』(74)、
『暴走パニック 大激突』(76)、『化石の荒野』(82)、そして『鉄と鉛』(97)。
評価の高い主演作『狂った野獣』(1976)はTVで少し観ただけなのでカウントせず。
未DVD化関連では主演映画の『一杯のかけそば』(1992)の100円の中古ビデオが
ずっと売れ残っていたが店が取り扱いを急に止め撤去(廃棄?)。観る気は無かったけど。
https://www.buyuru.com/item_824748_1.html
「主演作」の中では、個人的な好みとは少しズレますが『鉄と鉛』(↓予告)がBEST。
https://www.youtube.com/watch?v=pMCFNqWFoIk
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ニューススポーツなんでも実況