今頃観た『ニア・ダーク/月夜の出来事』(1987)。キャスリン・ビグローの単独での
初監督作、エリック・レッドとキャスリン・ビグローの共同脚本。かなり面白かった。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=16795
昔からタイトルは知っていたけれど、「女性監督の吸血鬼もの」だというので甘ったるい
耽美的な作風かと思い敬遠していましたが、バイオレンス描写のセンスが素晴らしかった。
https://www.youtube.com/watch?v=nkv-QTW9rjA
↑予告。エリック・レッドの初脚本作で評価も高く有名な『ヒッチャー』(1986)の↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=t_DZUdie4Hg
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=19217
「一般人」と「正体不明の凶悪な流れ者」の関係は2本とも同じですが、「一般人」の
側からの視点で捉えた「理不尽な恐怖」が『ヒッチャー』、「正体不明の凶悪な
流れ者(=ヴァンパイア)」の視点で「殺す理由」を描いているのが『ニア・ダーク』。
エリック・レッド監督、キャスリン・ビグロー脚本で再び組んだ未DVD化の
スリラー『アクシデント』(1996/TV映画)は何のひねりもない凡作で残念でした。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=51734
https://www.buyuru.com/item_712895_1.html