米ディズニー、動画配信に本格参入 まずスポーツと映画
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGN09H1K_Z00C17A8000000/

 傘下のスポーツ専門放送局「ESPN」ブランドで提供する新サービスは18年初めに始める。
野球やアイスホッケーなどの生中継が楽しめるが、アメフトとバスケットボールのプロの試合は中継しない。
ディズニー本体と傘下のピクサー・アニメーション・スタジオの映画やテレビ番組を配信するもう1つの有料サービスは19年に始める。
料金はどちらも未定。まずは米国で始めるが、海外でも同様の動画配信サービスを順次展開する。

 自前のサービスに注力するため、米動画配信大手ネットフリックスにディズニー作品を供給する契約を打ち切ることも明らかにした。
19年以降に公開するディズニー本体とピクサーの新作映画が対象で、
傘下のマーベル・エンターテインメントとルーカスフィルムの作品の扱いについては未定としている。

 ボブ・アイガー最高経営責任者(CEO)は「メディア業界ではクリエーターと消費者が直接つながる傾向が強まっている。
BAMテックを傘下に収め、その革新的な技術を手に入れることにより、消費者と直接つながり、市場の変化に素早く対応できるようになる」と述べた。