一体、これまで何が‘そこで’蠢いていたのだろうか?
それらしく振舞い、詐術の仇、事一つ済めば、薬理の調律に出合い頭で難儀する。仁義を切るも其れで済むはずのことであった。
なら、哀れに無様で不幸な、この収まりのない心持はどこからもたらされたのだろうか?

そのあたかも罪の贖いをとまで内心で悪態を付いてしまいそうになるまでの底意の阿漕な振る舞い。
まるで何か疚しいことを見透かされたことに気づいたかのようである。言うに事欠いて、あろうことか、茶の間への当てつけだろか?

これでは最早どちらが誇大妄想の淵にでも迷い込んだのだろうか?
今更に、何かをまして問いただそうともあまりに困難の極み。そのピエロになるのがオチ。これではメディや世相を賑わせるだけのそれである。
道化の足元にすら満たない妬みの潜む化け物とされる。恐ろしい時代柄だわ。

不法移民を見るにつけむしろそちらが好事をそそる。阿漕な不埒よりもましではあるまいかね。
卑ひた身分の性とは言え、減らずも軽くなるだけの口ぶりで諦念と虚勢を張る始末。
捨てられた行き場のない得体のしれない妄念のお茶を濁す手技を探す次第。今生であれ来世でれ、これ一度限りの悪態であらんと欲する限り。

昨今の世情を騒がせるような事態を想定はしておりません。政治的な他意はございません。