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★★★☆☆

正義感があり軸足も明白な雑誌のライターと朧げに持つ目的こそが正義であると信じたい左翼活動家の対比がこの映画の骨子である人間ドラマ

演出に特出すべき点はないがネタフリは分かりやすいし着地点も検討がつくストレートな脚本は心に響く
また世俗風俗的にキチンと検討された時代考証なんでしょうね
小道具に色々こだわりが感じられました

妻夫木聡の演技は憂愁をたたえて美しいのに加えて忽那汐里があんな可愛く見えたのは初めてで演技も目を奪われました