ある世代から下にとって町山は
「映画の見方」を教えてくれた存在なんだろうな
だから町山を悪く言われると、自分自身が貶されている気がして腹が立つ─
のは、とてもよく分かる

ただ蓮實重彦直撃の世代としては、淀川先生もいたし、おすぎの評論にも見るべきところはあった
単なる「感想屋」「宣伝屋」だけが居たわけじゃなく
「映画にとって美とは何か」「物語と映画をどう切り離して考えるか」を教えてくれた評論家はいたよ