2018年5月6日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、ライムスター宇多丸が、TOKIOの山口達也メンバーによる女子高生への強制わいせつをめぐる世論に言及した。

宇多丸は世の中の空気に「栄養がない」としたうえで、「清潔なものを求めすぎ」と、世間のあり方に苦言を呈した。
ネットではこれに賛否両論の意見が飛んでいる。

番組では、山口メンバーを除くTOKIOの4人による会見の様子を放送。
この様子に宇多丸は、 「重たかった」 と一言。
「こんな暗い顔したらこの後の仕事できなくなるんじゃないか」と不安を吐露した。

加えて、自身も音楽グループRHYMESTERとして活動していることもあり、

TOKIOが音楽で結ばれたメンバーたちであり音楽活動は4人でもやっていってほしい、と希望を述べた。

ただ、「いやな言い方をするけど」と前置きしたうえで、4人に対する世間の風当たりの強さを念頭に置いてか、

「昨今、世の中の透明度がよくなるのはいいけど、世間の空気に栄養がない」とし、

「あまりにもみんな、清潔なものを求めすぎている」 と述べた。一方その後、

「TOKIOってグループがその手のことを絶対やらないっていう認知を世間からもらっているグループだったからでしょうね」

「すこし濁ったイメージがあるともうちょっとよかったのかもしれないですけど」

「女子高生っていうのはマズイことはマズイですな」 などとも発言。

TOKIOが大きなスキャンダルとは無名のグループでイメージが清廉であったために世間のショックがより大きかったのではあるまいか、と付け加えた。

「何でもきれいにしすぎると、人は住めなくなる」