>>422
君の名は。はハリウッド的でダイナミックな視点の見栄えを凄く気にして作ってるよな。
今のお客は、劇場映えするものじゃないと劇場に足を運ばないのは良く分かってる。
日常性の笑いありの親しみやすさで親近感を抱かせながらも、
盛り上がる所は一気にダイナミックなカメラワークと感情を最高潮に高める音楽に乗せて、
壮大さと美麗さを演出して劇場映えするように上手く作ってある。
親近感と「良い美しいものを劇場で観た」と言う見応えを両立している。
何と言うか作り方が日本的でなく、洋画の大作の作り方だよな。
だからこそ、大勢のお客さんも金を払う価値を見出したんだろうな。
アニメを作ってる監督さんなんだが、今までの日本のアニメ映画に無い作り方をしている。
これもアウトサイダー出身と言う事で、これまで色んな試行錯誤をしながらも、
既成の日本のアニメの作り方にこだわってない所から来ている感じだろうね。
理想の映画を作る為だったら、日本的なアニメの作り方は気にしてない感じだろう。
そもそもほしのこえで、音楽以外、専門外のアニメを自作しちゃった人だし、発想が根本から違うんだろうね。