まあ、最近のアカデミー賞長編アニメーション賞は大興収が前提なんで、
アカデミー賞取りたきゃ、どちらにしてもかなりのヒットが必要。

ここ10年のアカデミー賞長編アニメーション賞受賞作の世界興収
2008年 5.2億$ ウォーリー
2009年 7.2億$ カールじいさんの空飛ぶ家
2010年 10.6億$ トイ・ストーリー3
2011年 2.4憶$ ランゴ
2012年 5.3億$ メリダとおそろしの森
2013年 12.7億$ アナと雪の女王
2014年 6.5億$ ベイマックス
2015年 8.5億$ インサイドヘッド
2016年 10.2億$ ズートピア
2017年 8.0億$ リメンバー・ミー

近年の受賞作に比べたら、3.5億$の君の名は。でも興収基準(ここ10年の受賞作の平均興収は6.7億$)に全然足りない。
賞は興収は関係無いと言う人もいるが、長編アニメ賞に関しては大興収を取るほど有利になる。
正直、新海作品の次回作は国内で君の名は。程度の興収。海外でも同程度の興収で5億$ぐらい取らないと厳しいと思う。
ぶっちゃけアカデミー作品賞と違って、長編アニメーション賞はその年で一番売れたアニメ映画を選んでる感じさえある。
今のアカデミー賞長編アニメ賞取りたいなら、世界的に売れるアニメ映画(出来れば、米国内でも売れる映画)作らなきゃダメだね。