宝島系の映画本を追憶しよう
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別冊宝島ムック『このビデオを見ろ!』シリーズ
別冊宝島『異人たちのハリウッド』『地獄のハリウッド』
雑誌『この映画がすごい!』
など、宝島社やその前身のJICC出版が出した映画関連本を語ろう。 『このビデオを見ろ!』は、田口トモロヲや利重剛が好きな映画を語った。前者は『アウトオブブルー』byデニス・ホッパーで後者は『スローターハウス5』かな。 その後、ポパイとかブルータスが映画特集号やっても
なんか紙面はお洒落だが映画愛が足りないって感じ 秘宝は、洋泉社から別冊宝島『異人たちのハリウッド』が再発行されたことから見ても、名前に宝の字が入っていることからしても、別冊宝島の延長みたいな感じだったんだろうか。町山さんが両方関わってるが。ただ、秘宝はホモソーシャルな紙面だよな。別冊宝島は一応ユニセックス。秘宝でも見かけた気もするけど、別冊宝島は、三留まゆみさんの絵柄が目立ってたのが、両性的な感性を保つ要因になったと思う。 秘宝がホモソーシャルなのは、杉作J太郎のせいだな。 そもそも、秘宝って秘宝館の秘宝だろ?
勘の良い女はよりつかないよ。あたしの求めるスイーツ(笑)はここでは排除されるな、と気づいて。いや、別冊宝島だってマニアックなところは十分あるが
メグ・ライアンとトム・ハンクスが出てくるロマコメも排除しない空気がある まあ、渡部幻さんが作ってるような本が一番、別冊宝島映画本の精神を受け継いでいる気がする。
秘宝がホモソーシャルな要因に、もう一人、松江哲明がいる。杉作とか松江が出てくると、女が寄り付きにくい紙面になる 別冊宝島100「映画の見方が変わる本」
http://cafenardis.blog27.f★c2.com/blog-entry-681.html それ、幾つか、記事タイトルおぼえてる。
「鈴木清順は人間に興味がない」とか「小津はSF的だ」とか何とか。
ゴダールについては「いいかげん、『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』を
好きなゴダール映画に挙げるのはやめて、もっと最近の作品(パッションとか)見るべき」とかなんとか。ゴダールと言ったら前者の二作しか良いと思えず
『パッション』『カルメンという名の女』などは分からなかったので
ウンザリ。『このビデオを見ろ!』に比べると、こっちの本はペダンチックで
好きではなかったな 清順や小津はその後に好きになったけどね。小津がSF的というのは確か。
町を歩いてるリーマンがロボットみたいに見えるもんw
『このビデオを見ろ!』で大森一樹監督がジャン=ポールベルモンドについて書いて、ジャッキー・チェンはド・ブロカならともかく、メルビルとかゴダールなんか無理、と書いていて、そりゃそうだよなと思ったwww
『ゴダールのリア王』なんか
ジョンヒューズ青春映画常連女優モリー・リングウォルド主演で
ウディアレンも出てるけどね。だからジャッキー・チェンも出られるかも 執筆陣がクリエーターだった『このビデオを見ろ!』に比べて
『映画の見方が変わる本』は批評家が主な執筆陣だった。その辺が違いかな。 異人たちのハリウッド
いろんな俳優、監督が、どんな民族かとか分かるのが面白い。
キューブリックはハンガリー系ユダヤ人とルーマニア人の混血
あるいは逆?ハンガリー人とルーマニア系ユダヤ人の混血? 「映画の見方が変わる本」の頃は映画にまだロマンがあった
ドイツのビール映画だの中国版独立愚連隊だのの記事に遠い異国の文化を想った
清水宏の按摩映画というのもさも面白げで夢が膨らんだが
後々レンタルで見て特にどうとも思わなかった
その頃には映画はただのデジタルデーターになっていた その後も似たような企画をやってたな。
山瀬まみが『ショーシャンクの空に』
渡辺満里奈がサムライミなんていう時もあった。 その後もポパイやブルータスが似たような企画をやってたけど
『このビデオを見ろ!』第一弾ほどの名著、名ムックになってないよなー
町山さんも最近は政治的な面で物議を醸し出してるけど
みうらじゅんとポコチン出して野沢直子の前で罵り合ってた頃の初心をおもいだしてほしいな。
ウェーン、カムバック! 初志回帰の第一弾として、『異人たちのハリウッド』みたいに
洋泉社から、『このビデオを見ろ!』を復刊してほしいな 『このビデオを見ろ!』は流石に古い
あくまでも当時のレンタル店の片隅に
埋もれた名作VHSについての本
第2集のアクション篇はかなりレンタルの参考になった
杉作の石井輝男作品の解説が滅法よくて
結果石井ファンになった 青春映画編というのもあったな
岡部まりが『マリアの恋人』を論じてた。 >>20
そのお礼に輝男監督から、『ねじ式』でツグミにあんなことする役得を
杉作は 『このビデオを見ろ!』第一集で
その後出世したのは田口トモロヲくらいか
プロジェクトXのナレーターと映画監督
後は前からそれなりに有名かずっとまいなーm まいなー → マイナー
宮沢章夫もまあ劇作家から
芥川賞候補小説家というのは出世か >>25
あのときだけは、杉作J太郎を羨ましいと思った >>26
後は前からそれなりに有名かずっとまいなーm → あとは前からそれなりに有名かずっとマイナー >>28 つぐみはホントに、宝島とか秘宝とかに集うような奴らに愛されそうなタイプの女優だった。その前の世代だったら広田玲央名タイプかな。サブカル・クイーンという感じ。今は、二階堂ふみあたりがその席にいるけど、暗さダークさが足りないかな かもな。何の映画の評だっけ。
とりさんの漫画は理系っぽいと
ある女に言われたとか書いてあった記憶がある。その女は三留だっけか? 『このビデオを見ろ!』第一集で良く覚えてるのは
利重剛の『スローターハウス5』だな。
森本レオが、本作の過小評価を嘆いてたとかなんとか。
森本さんは吹替版でビリーの声やったと思うんだけど
覚えてる人いる?
出世して老成してからの講演で「さよなら、こんにちは。さよなら、こんにちは」っていうのを、あの声でやってて痛く感動したはずなんだけど。 第一集の最終章「異端の肖像」で現在レンタル店にあるのは
「ビッグ・アメリカン」と「ポイントブランク」ぐらいか。
思えばVHS時代は錚々たるマイナー映画が
やる気無さげに棚に並んでいたものだ。 ビッグアメリカン出てるのか(川勝さんが書いてたね)。アルトマンで言えば、イメージスだっけな、ツトムヤマシタ(科学番組コスモスの音楽担当)が劇伴やったという、あれもVHSあったね。DVDは調べてないが無いだろうな。
確か前書きで触れられてた『夕陽の群盗』はその後をDVDになったね。 滝本誠が映画に出てくる絵画について執筆してたね
この人は確か美大出身 1990年代の町山の宝島系映画本がある一方で
「映画の魅惑」だの「映画ベスト1000」だの「私の好きな映画ベスト5」だの
色々と出していたのが編集者の安原顕
荒俣宏、風間賢二、吉本ばなな、森卓也あたりが常連執筆者
これがある時期の映画本の二大潮流だった 風間賢二、いたねー。ポストモダン文学について色々書いてた人。
ヴォネガット、ディックなんかの研究読本も北宋社から出てて
ああいう流れと、宝島系の映画本は繋がってたと思う。
『このビデオを見ろ!』はスローターハウス出てたし、スラップスティック鶏フン何とかなんていうのも欄外で紹介されてて、「ハイホーは一回だけ」なんて書いてあった。
ディックの方ではブレードランナーは定番過ぎて特集はされてなかったがルトガーハウアーのページの欄外にあったかな。 なぜかゴールディホーンのプライベートベンジャミンの評にまで
ヴォネガットからの引用があった。 アルタードステーツ(ケンラッセル監督)が好きなんだけど
ロッキンオン渋谷陽一と宝島で論争があったとか。
渋谷は否定的(西洋文化の行き詰まりの突破口を未開社会に求めすぎ)だったようだが。カーツ佐藤あたりが、俺はこれを観て明治大学に受かったんだ、なんて
反論した……わけないかw しかし、別冊宝島『このビデオを見ろ!』第一集のほうでも欄外で
「タラコのようなものを愛が救うというラストにビックリ。フラワーチルドレンが懐かしい」とか随分バカにしてるような評価だったよなあ。
あれは頭で考えちゃダメ。ハートで感じなくちゃ >>44
この人じゃなくて、この人に質問したほうの人。アメリカ文学と映画の関係を論じたコラムを『このビデオを見ろ!』で書いたのは誰か知りたがってる人。貴方が知ってるなら教えてください このビデオを見ろが手元にないのにそれだけ細かいことを語れるってすごいね >>47
昭和末期にレンタルビデオが普及して、浪人生として実家を出てビデオ見まくってカルチャーショック受けまくりの時期にガイドブックとして手元にあったんです。だから、文章の細かいところまで何となく記憶に残ってる。「サムハンキンポーはケツの穴もデカそうだ」とか(笑) >>16
>清水宏のアンマ映画
草g剛主演でリメイクされたよね。監督は石井克人か? 清水宏だったら『風の中の子供』が良かった。
アンマのやつはTSUTAYAに新旧並べておいてあったな。
観なかったけどw
映画がデジタルデータに成ってしまったというのは確かだな。
子供のときはテレビがチャンネル式でずっと回していくと不思議な世界の不思議な番組が見られるなんていう幻想を持っていた。デヴィッドリンチなんかは大人になってもそういう感覚を追及していると思う。アップリンクから出てたようなVHSは、アルメニアとかソ連とかの不思議な映画があったな。ソ連の方はインザスープのロックウェル監督の次作の『サムバディトゥラブ』の脚本書いて以外と普通だった。 マケドニア人が撮ったビフォアザレインはなかなか不思議な感覚があっていいが
次作のダスト?とかいうのは、冒頭からNYの都市風景にジェームズブラウンのセックスマシーンという曲が流れ、すっかりハリウッド的感性に染まったなあとガッカリ。時間のヒネリの面白さは残ってたけど。 「このビデオを見ろ」か・・・これ持ってたなあ
これで紹介されているのを色々観たけど、よかったのはグライド・イン・ブルーとさすらいの二人かな
群盗荒野を裂く なんてのも観たな
他にもあったと思うけど忘れたわ >>54
『さすらいの二人』は、確かニコルソン(脚本だけで参加の『白昼の幻想』)のページの欄外だね。◎が最高点なんだけど◯だった記憶があってすぐには観なかった。今世紀になってから、アントニオーニの『欲望』『砂丘』が素晴らしかったので、観てみた。ラストの長回しが凄い。 別冊じゃないほうの宝島で
戸川純が小林薫に手マンさせてる写真が載ってて
パラダイスビューという映画のワンシーンだった これが高嶺剛という沖縄人監督の映画で
細野晴臣が俳優兼音楽で参加。
上京して見に行った。戸川純の舞台挨拶があったな。別冊宝島『夢の本』が隣の座席に置いてあって、これの持ち主はいかにも宝島読者みたいなニューウェーブっぽいファッションでキメてるんだろうなと思ったら、坊主頭で体育着のダサい奴だった。それともあれは早すぎたラッパーファッションだったのか? >>57
スージィ甘金の『ださいぜ木村くん』の世界だな。 『異人たちのハリウッド』はアマゾン古書でも買えるし
近所の図書館にもある。『このビデオを見ろ!』は両方とも無い。
相互貸借を使えば、なんとか借りられるかな? ここに出てる名前、覚えてる人がたくさんいる
https://shidehiramuwaka.hat★enablog.com/entry/20070517/1176962360
陸津悠って人はBSの酒飲み番組やってる太田和彦だった
https://st410.exb★log.jp/4469058/
(↑★を抜いて見ろ)
友田与は遠山純生のペンネームだったと後年たまたま調べ物をしていて知ったな シティロード懐かしいね。
荒井晴彦と中野翠が星取り表クロスレビューやってたね。
『その男凶暴につき』『ブルースが聞こえる(ニールサイモン脚本)』『宇宙の法則(井筒監督)』あたりを、おぼえてる。 荒井晴彦は『その男凶暴につき』を
妹のために、みたいな浪花節的設定を批判しながら
「北野監督なかなかやるもんです。役者としてのビートたけしはイマイチ。本人も自覚ありそう」なんていう言葉で締めくくってたと思う。
中野翠は、「見終わって全然スッキリしない欠点の多い映画だけど凄い。時が経つにつれて傑作だったと思う〜たけしにはまた映画撮ってほしい」なんていう感じ 『ブルースが聞こえる』に関して中野は、
フルメタルジャケットの後で、この程度じゃ大人しすぎて、とかなんとか。
ワイコフスキー役とエプスタイン役の俳優が良かった、とかなんとか。
『宇宙の法則』は、『犬死にせしもの』『ガキ帝国』のような傑作を撮った井筒が、くだらない東京コンプレックスの映画を撮ったとかなんとか。 シティロード、末期はスタジオボイスみたいになってたよな 初期は「ぴあ」みたいだったけど。
スタジオボイスは休刊したのかな。今世紀中に見かけたおぼえがあるけど。
『ぴあ』別冊映画図鑑みたいの、枕頭の書というより枕そのものだったw
紙製imdbみたいなもんだね。 >>63
>役者としてのビートたけしはイマイチ。本人も自覚ありそう」なんていう言葉
>で締めくくってたと思う。
これは他のレビューだったかも。 町山の『異人たちのハリウッド』と、副島隆彦の『映画で語るアメリカ政治』
って似たような趣向で、二人とも早稲田大学法学部出身だが、
前者はアンチ・トランプ、後者はガチ・トランプ派に帰結した。 日本のトランプ派は要は統一教会だろ
安倍のスポンサーでもある しかし副島はアンチ統一教会だったよね。
宝島とのつながりだと
別冊宝島で英和辞典批判本書いて裁判沙汰になったことも アメリカ白人気取りで共和党支持してる黄色い猿はお小遣いが貰える 副島の弟子の中田安彦は
山本太郎の秘書やってるんだな へえ、うちの地元の宮崎タケシと山本のツーショットがあったけど
中田さんも同行したのかな。 このビデオを見ろのページ下の1行情報「このビデオを出せ!」で覚えているのは
ハロルドとモード、まぼろしの市街戦、不思議な世界、ピストン野郎、
魚が出てきた日、オーラッキーマン、マリアンの友だち >>75
まぼろしの市街戦やオーラッキーマンは
ビデオ化されてVHSレンタルで見たな
ミーン・ストリートがどうしても見たかったが
廉価版ビデオで発売された時に飛びついた
今はレンタル円盤で見られるが 『まぼろしの市街戦』は、思ったほど面白くなかったな。『ルパン三世カリオストロ〜』への影響があるのかな。ドブロカ監督はベルモンドとのコラボが良い。
『〜の男』が有名だがJビセットがヒロインだった『おかしなおかしな大冒険』も、最近のキメツとかちょっと前のジェイコブズラダーみたいな、幻想と現実の境界が曖昧な、面白い作品。ハロルドとモードは傑作だな。これがVHS時代はソフト化されなかったというのは不思議。 ミーンストリートは良い。浪人時代や大学時代の俺ってまさにジョニーボーイそのもの。スコセッシなら、『このビデオを見ろ!』では、『明日に処刑を』が見開き二頁で紹介されてたね。批評文のタイトルは「スコセッシは既にこの時代から、彼のテーマを追求してた。孤独と能力と何たらを」みたいな感じだった。 宝島系の人ではなかったかもしれないけど瀬戸川猛資のレビューが好きだったな
蓮實重彦ほど晦渋でなく淀川長治ほど平易でもない、良い塩梅のレビューを書いていた人で
「市民ケーン」がエラリー・クイーンの「Xの悲劇」の影響を受けている、なんて指摘は目からウロコだった
ロジャー・コーマンの「赤死病の仮面」なんかに出ていたヴィンセント・プライスにも言及していたよ
https://mmpolo.hatenadiary.com/entry/20130718/1374098765 ムーンライダーズの鈴木慶一が『ラムの大通り』を語ってたね むかし映画業界人のパーティーか何かで若い頃の利重剛に会ったウォン・カーウァイが
利重のことを配給会社の宣伝部員と勘違いしていたらしい。
後でウォン・カーウァイから電話がきて
「何だよお前は映画監督だったのかw 『ZAZIE』を観たよ、気に入ったぜ!」
って言われたと利重がインタビューで語ってた。
でも俺は『ZAZIE』は観てないんだよな。 >>82
『えび天』で、出演した宮崎萬純が、「脚本を読んだときは熱いものを感じて出演承諾したが完成品は脚本と違ってた」とハッキリ言ってたな。そんな彼女が好きな映画は、『このビデオを見ろ!』で紹介されたプライベートベンジャミン >>83
原作とはだいぶ違うようだが、観たい。サブタイトルからして、アルトマンのバードシットを彷彿とさせる スラップスティックは実写でも手書きアニメでもCGアニメでもいいから
是非とも、原作に忠実なのを作ってほしい。日本主導でね。そして主題歌はキリンジの『エイリアンズ』。コロナ禍で黄色人種より白人黒人の被害が甚大で欧米社会が苦しんでる今の状況は、あの小説に近づいてきた。 マルコム・マクダウェル主演のブリタニア・ホスピタルの紹介もあったな。
あとラブド・ワン。これは脚本がテリー・サザーンだった。 >>87
ラブドワンは、作曲家にして俳優(ファントムオブパラダイスのスワン)ポール・ウィリアムズについての記事だね 原作者イヴリンウォー、脚本テリーサザーン、監督トニーリチャードソン
なんだこの皮肉屋たちの顔合わせは!?なんて、ビデオジャケット下の解説に書いてあったな。 ラブドワンは借りたが、紳士が首を吊るあたりで止めてしまった。
ポール・ウィリアムズはロケットを打ち上げる天才少年(今のイメージでいうとオードリー・タン?)役らしいんだが、そこまでに出てこなかったと思う。
トニーリチャードソン監督は『ホテルニューハンプシャー』以外は
あんまり良くないね。ハリウッドで撮った遺作『ブルースカイ』はマシだが。
ジェシカ・ラングがホットワイフ、トミーリージョーンズがCuckold 町山さんがトラウマ映画館で絶賛してたジャンヌモローのマドモアゼルも
印象薄いし、ニコルソン主演のボーダーも印象薄い。トム・ジョーンズの華麗な冒険?も出だしで見るの止めてしまった。もっと代表作の『蜜の味』『長距離ランナー〜』あたりを観るべきかもしれんが >>87
マクダウェルは、タイムアフタータイムを『このビデオを見ろ!』で知って見た。メアリー・スティーンバージェンのファンになった。あとはだいぶ後になって、ifもしも…か。 あとは、ジャックカーディフの『悪魔の植物人間』。これはテレビで見て知ってた。ポップアイとかwwwwwww。この監督が、ルパンのエンディングの不二子ちゃんが皮のツナギでバイク乗るシーンの元ネタ『あの胸にもういちど』?もとったんだっけ? >>91
「マドモアゼル」はよかったけどジャンヌ・モローは「エヴァの匂い」の方が好きだわ
>>92
メアリー・スティーンバージェンは「メルビンとハワード」が印象に残ってる
昔のような映画の見方はもうできないけど、やっぱりロードムービーはいいよね
「ハロルドとモード」以外にも
「心の指紋」とか「ラテンアメリカ/光と影の詩」とか「エバースマイル、ニュージャージー」とかさ >メルビンとハワード
メアリー脱いでるらしいね。これは見てない。
メアリーのヌードと言ったら『浜辺(海辺?)の家』(ケビンクラインが黒澤『生きる』みたいに死を悟り家を作る話)で、隣の若者(娘の彼氏だっけ?)とヤってしまうシーンで見たくらいかな。年にしてはキレイな裸だが若い頃のは是非見たい。 >昔のような映画の見方はもうできないけど、
>やっぱりロードムービーはいいよね
昔のように見たいねえ。無理かと思ったけど『ハロルドとモード』を十年くらい前に映画館で見たとき、若い頃に見ておけばもっと感動できたかも、と最初思ったけど、だんだん若い頃に気持ちが戻って素直に良いと思えたね。
『ファーゴ』のフランシス・マクドーマンドが出るロードムービーが
週刊文春のクロスレビュー(シネマチャート?)で取り上げられて
おおむね好評だったが、近所でやってたら観に行こうかなー 「このビデオを見ろ」にマリオ・バーヴァのホラー映画のレビューを書いていたのは誰だったかなあ
黒沢清もバーヴァを推していたけど「血塗られた墓標」しか観てないんだよね
黒沢推しで面白かったのは香港映画の「離魂」、
それと「ゾンゲリア」と「東海道四谷怪談」かな
昔のロードムービーってソフト化されていないのが結構あるよね
>>98
「ノマドランド」は俺も観に行く予定
「イントゥ・ザ・ワイルド」以来の久々に良さげなロードムービーだわ >>99
そうだ、ノマドランドっていうタイトルだったね。
『このビデオを見ろ!』に、マリオ・バーヴァという名は出てきたのは覚えてるけど誰かは忘れました。『白い肌に狂う鞭』とかいうタイトルの作品があったかなー。 ゴールディ・ホーンのプライベートベンジャミンの記事で欄外紹介されてたけど
近所のレンタルビデオ屋に無かった『バタフライはフリー』がDVD、
シャンプーに続いてウォーレンビーティと共演した『バンクジャック』は確かプライムに入ってたはず >>34
「ポイントブランク」は変な映画だったな、面白かったけど。
ニコラス・ローグの「パフォーマンス/青春の罠」も確か「このビデオを見ろ」で読んでレンタルした記憶があるな。
2作ともサイケデリックな犯罪映画で忘れ難い。 シティロードのレビューを見つけた
↓
https://www.asahi-net.or.jp/~hi2h-ikd/film/fujitavideo.html#fujita1975
ブレイキング・インが面白かったことを思い出したよ ゴール泥・ホーンと対比されるスーザン・情事の
「おませなツインキー」とか見た事ねえわ
スーザン「わら犬」でしか見た事ねえけどアイドルだったんやね
下欄の関連ソフトが「ゴーストイン京都」やら何やら
レンタル店に失われたジャンルの作品群がシブい
「マンディンゴ」にも出てたんけ?記憶にない 『おませなツインキー』は『このビデオを見ろ!』でも扱われてたね。
テレビで放映されたことあるんじゃないか?俺は見たこと無いけど。
『わらの犬』での犯されるシーンは女嫌いの北京パー監督も満足させた
と書かれてた。しかし、俺はこの女優に魅力感じないな。
『ダーティメリー、クレージーラリー』でトイレにいって紙が無いから
ケツも拭かないで出てくるシーンがあって萎えた。即物的な意味でダーティーだな、とwwwwwww。それが理由ではないけど。
『わらの犬』のあのシーンも菊をやられてるという設定らしいが、
美人女優にそんなことやらすなよ。『ラストタンゴインパリ』のマリア・シュナイダーにしても。 >それが理由ではないけど。
スーザンに魅力を感じない理由、という意味ね 668 名無し募集中。。。 2021/03/24(水) 19:02:33
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【本文】(↓下段に書いてください)
わらの犬は観たはずだがあまり覚えてないなぁ
スーザン・ジョージはよく知らんけど
アマンダ・ペイズという、作品に恵まれなかった女優がいたことを思い出した わらの犬は観たはずだがあまり覚えてないなぁ
スーザン・ジョージはよく知らんけど
アマンダ・ペイズという、作品に恵まれなかった女優がいたことを思い出した アマンダ・ペイズは、ナスターシャキンスキーを半魚人っぽくした顔などと
書かれたような。それで海洋ものに出てたような 個人的には「宝島系の映画本」といえば先ず江戸木純で、この人の文章によって
「ビデオレンタルで”香港や東南アジアの変なアクション映画”を漁る」という密かな
楽しみを知った気がする。 >>111
吉野公佳はわりと魅力的と思うけどね。ネプチューン名倉ちと付き合ってたんだっけ。名倉はいい女にモテるね。なぜだ? >>102
パフォーマンスはいいよなあ
頭を撃たれても脳味噌が飛び散るのではなく、頭の中のサイケデリックなイメージがコラージュされるシーン
アレあの時代にはシュールだったろうな
なんか、後のモンティパイソンの写真のコラージュっぽい感じもしたし
あのコラージュにボルヘスの写真が使われている事は このビデオを見ろで初めて知った ニコラス・ローグも現在レンタル店にあるのは
美しき冒険旅行と赤い影ぐらいか
美しき冒険旅行の存在を知ったのは
80年代の宝島のカルト映画特集だった
この特集でケネス・アンガーやらエル・トポやらを知った
その後カルト映画のVHS化が景気よく進行するのだった 『錆びた黄金』DVDもレンタルしたよ
ルトガーハウアー、ミッキー・ロークが出てた
『マリリンとアインシュタイン』が好きだな
『ジェラシー(bad timing)』とか>ローグ 「真・地獄の黙示録」昔レンタルで見たわ
内容は記憶にない >>117
錆びた黄金の裁判所のくだりは、大島渚っぽいね
ローグは戦メリのプロデュースのジェレミートーマスと仕事してて
ジェラシーなんかも愛のコリーダ愛の亡霊風の爛れた愛の不毛って感じ。 このビデオを見ろ/アクション編に載っていた「戦場ジャーナリスト物」映画は
オリバー・ストーンの『サルバドル』、ニック・ノルティ主演の『アンダー・ファイア』、クリストファー・ウォーケンの『虐殺報道』
アンダー・ファイアはよかったな
共演がジーン・ハックマン、ジャン・ルイ・トランティニャン、エド・ハリスという渋い面子 「虐殺報道」この間VHSで見たけど
「サルバドル」に似てたわ 「ウオーゾーン 虐殺報道」は
「デッド・ゾーン」の類似品でもある 『このビデオを見ろ!』『異人たちのハリウッド』はアラウンド1990年に出た。
まさに昭和から平成に変わるとき。
平成から令和への変わり目に我々は、上記の二冊を懐古すべきなのだ DVD時代の『このビデオを見ろ!』が
町山の『トラウマ映画館』という事になるやろね
実際ツタヤとコラボしてたし 「戦場ジャーナリスト物」ならサミュエル・フラーの
「デンジャーヒート 地獄の最前線」もそれなりに佳作といっていいな。
特に何の予備知識もなく、ビデオ店でパッケージ見つけて手に取ったら
主演が「ジェニファー・ビールス」だったんで「懐かしいなぁ〜」程度で借りたのに
終始緊迫感が凄くて観終わってえらく疲れたのを覚えてる。
今にして思えばこれ観てサミュエル・フラーに興味を持ったんだった。 >>125
ジェニファーと言えば、ニコラス・ケイジの『バンパイアキッス』にも出ていた。『このビデオを見ろ!』にも『ビッグアメリカン』の批評を書いてた川勝さんが、テレビで「関西仕事」 その後ジェニファーは、旦那が監督した『インザスープ』とか
『青いドレスの女』とかタランティーノたちのオムニバスとか
渋めの映画に出て、それなりに盛り返してきた感もあったが、
その後どうだ?テレビの『Lの世界』にでたんだっけ? ジェニファーは、黒人と白人のハーフなのね。
てっきりラテン系、南米出身かと ジェニファー・ビールスといえばTVシリーズ版「96時間」で主人公の上司役で
出てたな。 トゥエンティーフォー(24時間)の次は96時間かよ
4日間ということか。数字になんか他の意味はあるのかな?
コロナ禍で濃厚接触できないから69はお預けよみたいな シティロードの星取レビューは樋口泰人もやってたな
チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2を褒めてるのを読んで
面白そうだなと思って劇場に観に行ったわ 樋口泰人と言えば
よくヴェンダースを語る人だね。別冊宝島『映画の見方が〜』にも
寄稿してた記憶がある。 「地獄のハリウッド」だったかな
トニー・カーティスの「絞殺魔」の紹介記事がすごく面白そうだったね
後年、WOWOWで観たら期待通りだったな 確かロビン・ウィリアムズの「ハドソン河のモスコー」もあったような気がする >>136
あったよ。ワンシーンの白黒写真に「セックスシーンはロビンの面目躍如」と書いてあって、意味が分からなかった。『ガープの世界』なんかのイメージからそう書かれたのかな。この映画は日本ではビデオスルーだね。
「CIA?」「G・A・Y」「GAY…ゲイか!」が笑える。 遺作『シークレット・ロード』では
まさに同性愛者の役をやったわけだが。 ロビンの記事の出だしはこんな感じだった。
スターをサンドイッチにたとえるとモンローなら、ハムとチーズとシャネルの五番。ロビンなら、何も挟まず、皆それぞれ自分の好きなものを持ってきていい。
そんな風に言われるほど、ロビン・ウィリアムズはアメリカでは忌み嫌われている、というのは嘘で彼は大人気だ。
↑みたいな感じ >>139
『このビデオを見ろ!』の記事という意味 『このビデオを見ろ!』第一弾
は、デニス・ホッパーとルトガー・ハウアーが妙に持ち上げられてる感じ。
本人がテーマの記事だけじゃなく、全体的に。
やっぱ『ブルーベルベット』と『ブレードランナー』が
注目された後だからか。 たとえば、トム・クルーズの『卒業白書』について
『ブルー・ベルベット』でちぎられた耳を拾うように
トムがサングラスを拾い、レベッカ・デモーネイがデニス・ホッパーの役回りだとか(どっちかというと性別からいってもイザベラ・ロッセリーニだろ?)。
ハリー・ディーン・スタントンが、「もう一人のデニス・ホッパー」だとか。
70年代くらいまでのコアな映画群にとっての重要人物みたいな意味で言ってるようだけど。 一方で、フランス勢は、鈴木慶一がロベール・アンリコ、大森一樹がベルモンドを評した他はあんまりピックアップされてなかったような。
あと、この時期にしては、ジャームッシュ系、ジョン・ルーリーとかトム・ウェイツなんかも特に言及されてないね。
ケン・ラッセルはけっこう言及されてて、それは役に立った。 >>141
ペキンパーの映画としては、さほど有名でない遺作『バイオレントサタデー』が
見開き二ページの記事だったのも、ハウアーとホッパーの共演作だからか?
それとも、あれは、ペキンパーがテーマの記事じゃなくてハウアーの記事だったっけ? >>35
アルトマンというと昔の雑誌の柄本明のインタビューが印象に残っている。
柄本が売れない役者時代に観た「ナッシュビル」について、
人生って、たまに絡み合うことはあってもそれほど劇的なものなんかじゃないと悟った と語っていたな。
で最後に
長渕剛の「乾杯」を聴くと大きなお世話だよと言いたくなる。自分はもっといい加減でありたい
と締めていた。
俺がそれを読んだ当時、「ナッシュビル」も「バードシット」も「三人の女」もビデオ化されていなかったし
「California Split」は日本未公開だった。
California~はフィルムアート社の映画本で紹介されていたアメリカ公開時のレビューが
「シニカルで鮮烈なストーリーで、他に比較すべき映画が見当たらない」
「勝者の虚無と敗者の至福を描いた秀作」
とあって、観たくてたまらなかったがいつしか忘却、
それから15年以上経って中原昌也の雑誌連の紹介で
DVD化を知った頃には(※タイトルは「ジャックポット」に変わっていたが)、観る情熱を失っていたなぁ… >>80
スティーブン・キングが「死の舞踏」で「赤死病の仮面」をかなり評価していたよ >たまに絡み合うことはあってもそれほど劇的なものなんかじゃないと
>悟った と語っていたな。
ショートカッツもウェディングもそういう作りだったね。PTAことポールトーマスアンダーソンもマグノリア撮ったけどあれは駄目だ >>13
モリー・リングウォルドの二頁記事もあったね。
「恋する女は体が気持ち悪い流線型になるけど、モリーは違う」とか「エイリアンにおけるシガニー・ウィーバーみたいな『激役』もできるだろう」。
俺はそれこそ彼女の作品はゴダールのリア王くらいしか観てないんだけど。
その後、セクシーサスペンスに出てたね。あれは当時のファンはがっかりしたんじゃ?この前コロナ後遺症で話題になったアリッサミラノのセクシーサスペンスは嬉しいけど。 俺は彼女の作品は、それこそゴダールのリア王くらいしか観てないんだけど。 俺はそれこそ彼女の作品はゴダールのリア王くらいしか観てないんだけど。
↓
俺は彼女の作品はそれこそゴダールのリア王くらいしか観てないんだけど。
要は「それこそ」の位置を変えたかったの。
しかし、あそこでのウディアレンは恐かったな。俳優としての三谷幸喜にも
ああいう役をやらせればいいんだよ もちろん脱毛症になったアリッサミラノのセクシーサスペンスは見たくないよ?w
下半身の脱毛症なら、若い頃なら考えるwwwww >>103
面白そうなレビューが並ぶね。90年代初頭に、セルビデオが三千円代で売られるようになったとか、デヴィッド・マメットとか、シンプソンズからジェームズLブルックスを経由してブロードキャストニュースを誉めて何故かついでに「羊たちの沈黙」をけなすwwwww >>141
いっぽうで、アルパチーノが軽視されてるような。
80年代って彼は不調だったからね。スカーフェイスくらいしか目ぼしい作品が無い。『喝采の陰に』『シーオブラブ』地味だw 別冊宝島には『シナリオ入門』というのもあった。
『氷の微笑』のシナリオが三百万ドルの値がついたと
日経エンターテイメントに報じられたなどと書いてあったが。
まだ、その邦題は決まってなくて、ベーシック・インスティンクトと
書いてあった。しかも日経エンターテイメントはまだ一般誌じゃなくて
業界誌だったと思う。 https://hifumi.ocnk.net/product/5462
『日経エンタテインメント』か。観月ありさが表紙の1991年版。ところが、Wikipedia見ると1997年創刊とある。そっちは『日経エンタテインメント!』で
ビックリマークが付く。 >>154
その本、日本の脚本家は食えないって力説してたよな
そんなもん誰がなるねん!!と思ったよ
良心的な入門書でした >>156
桃井かおりの兄貴・章が書いたシナリオライター残酷物語みたいのがキツかったwwww。あと、各脚本家へのアンケートが載ってて、けっこう、ビッグネームが並んでた。ジェームズ三木、山田太一あたりか。荒井晴彦も当然出てくる(笑)。若手なら、野沢尚、吉本昌弘あたりか。あと映画監督にもアンケートをとっていて、そこにまだ2、3作しか撮ってなかった北野武の名が(!)。脚本家に期待するものは?と訊かれて「特に無し」と答えてた。 野沢尚が、「脚本家になって嫌だったことは?」に対して、
「脚本を大きく変えられたことが二度。一本は傑作になったから許せたけど、もう一本は邦画界の汚点のような愚作にされました」と。前者は当然『その男凶暴につき』。後者は当然(笑)『ラッフルズホテル』。
若手では、あとは一色伸幸がいたな。「書くコツは?」と訊かれて「お猿の自慰みたいなもんです(カキだしたら止まらない?)」 一色さんは『このビデオを見ろ!』では、メル・ブルックスの批評を書いてたな。 >>126
秘宝のほうでは結構クローズアップされてた『秘密の絆』(ホアキンフェニックス、リブタイラー、ジェニファーコネリー)は、ノスタルジーとエロの融合みたいな作品だったけど、そういう感じかな。 ノスタルジーとエロの融合というと
『このビデオを見ろ!』青春篇で岡部まりが批評してた
『マリアの恋人』。岡部さんはアレを見てナニを思ったのか?(;´Д`)ハァハァ
性について直接は語らなかったが。
あの映画は『ハロルドとモード』のバッドコートも出てるし、アルトマン映画常連俳優(でもないか。弟子のアラン・ルドルフの常連俳優)キース・キャラダインも出てる。既出の『ナッシュビル』に出てたね。 アランルドルフと言えば、このスレ的にはビッグアメリカンの脚本
ロンググッドバイの助監督 >>161
キース・キャラダインがアルトマン映画に出たのは、ナッシュビル、ボウイ&キーチ、脇役だけどギャンブラー(ウォーレンビーティ、ジュリークリスティ)くらいか?ルドルフ監督もチューズミー、トラブルインマインド、モダーンズ三本と最近になってまた一本出たようだが、作品数(母数)が違う。 ボウイ&キーチ、DVD高すぎ
『俺たちに明日はない』と同じ題材だ
ってことをプッシュすれば
もっと注目されるのでは? 『ミツバチのささやき』のでしょ?
『血と砂』だっけな、シャロンストーンの出たリメイク映画で初演してたね 『このビデオを見ろ』以降の数年間にリアルタイムで観た秀作
ザ・コミットメンツ
死への逃避行
髪結いの亭主
愛/アマチュア
赤い航路
霧の中の風景 『このビデオを見ろ』以降の数年間にリアルタイムで観た秀作
ザ・コミットメンツ
死への逃避行
髪結いの亭主
愛/アマチュア
赤い航路
霧の中の風景 >>162
確かアラン・ルドルフの映画にジョン・ローンが日本人の役で出ていたね
ジョン・ローン、どこでどうしているのやら…
>>168
パトリス・ルコントとか懐かしいねえ
「タンゴ」は面白かった >>170
>ジョンローン
モダーンズですね。日本人と特定されてはなかったと思う。謎の東洋人みたいな。縄脱けのフーディニみたいなイメージのシーンもあった。ただあの当時バブルの絶頂期で日本人がゴッホやらロックフェラービルやらを買ってヒンシュクかってた時期だから、日本人のイメージが重ねられていたとも思いますね ちなみに、ジョンローンが演じたストーンは、他にもミック・ジャガーとかサム・シェパードが候補だったという。サム・シェパードは『このビデオを見ろ!』でもライトスタッフが二頁記事で取り上げられていた。あとナタリー伯爵夫人をチャップリンの娘が演じていたけど、この役にはイザベラ・ロッセリーニが挙がっていた。『このビデオを見ろ!』ではブルーベルベットの欄外レビューで「裸はゲゲゲだし」と評されてた。あと撮影監督が日本人(栗田豊通)でその後アルトマンのクッキーフォーチュンとか大島渚の御法度とか撮ってたけど、何よりも、ジョンローン主演のチャイナシャドーを撮った人。 >>171
フーディニ → フーディーニ
ちなみにこの人はハンガリー系ユダヤ人。ハンガリーは東洋系のマジャール人の国。このあたりは、別冊宝島『異人たちのハリウッド』にも詳しい話。 『このビデオを見ろ!』
暗黙のルトガーとホッパー(あとはHDスタントン)推しが強いが、
イーストウッドの影は薄い。この時点で、
『バード』のような(自分は出てない)映画を監督して、
アクション俳優の域を超えてたのに。 ジャームッシュとかイーストウッドとかゴダールとか
リュミエール系が好きなのは宝島系は嫌いなんだろう。
リュミエール系だけではなくロキノン系とも相性が悪いケン・ラッセルを
けっこう扱ってるのが宝島のいいところ。 ロック系ということでいうとパール兄弟のサエキけんぞうが
キューブリックとテリー・ギリアムという
アメリカから渡英したブラックユーモア好きな監督を
『このビデオを見ろ!』で論じてるね このビデオを見ろは
黒澤・小津・清順・三隅研次あたりの紹介は覚えてるけど溝口健二や増村保造はなかったよね
映画界の契約を破りまくった巨優 三國連太郎
https://ag3luckygoal.fc▽2.net/blog-category-2.html
(▽を抜いて) >>178
『このビデオを見ろ!』は第一弾しか読んでないからな。あれは洋画中心だった。青春編はちょっと拾い読みしたのかな。
そこにも邦画はあったかな?ショーン・ペンとのつながりで、三浦友和と『台風クラブ』が引き合いに出されていたのは覚えてる(奥さんの方が有名つながり)
なんせ当時日本映画つまらないの大合唱だったからね。レンタルビデオから映画に興味を持ち始めた新規映画ファンは、邦画は眼中に無かったんじゃ?
上でアクション編では石井輝男うんぬんが載ってたらしいが。最近声優の上坂すみれが石井輝男推ししてるけど。 で、三國連太郎だけど、彼の人生は凄いよ。仮性包茎で奥さんを寝取られるとかw。浮気現場を見て自分のときと同じ体位だったとか、なんとなく『祭りの準備』を彷彿させるエピソードもある。
役名がそのまま芸名になったという『善魔』は今世紀に入ってからレンタルで見たけど、岸田国士原作にしては真面目で艶笑的なところの無い作品であんまり覚えていない。『ランルの旗』という田中正造を描いた映画で主演したのは偉かった。ここに『釣りバカ』で相棒になる西田敏行が出ていた。 西やんは、福島出身で明らかに反原発派らしいんだけど(園シオンのラブ&ピースに出た)、原発事件と比べられることが多い足尾鉱毒事件を描いた『ランルの旗』に三國がやった田中正造役で出ればいいのにと思ってしまう。釣りバカのスーさんと同様に 上でアクション編では石井輝男うんぬんが載ってたらしい
↓
スレの上のほうのレスによると、アクション編では石井輝男うんぬんが載ってたらしい 中平康の「危いことなら銭になる」は「異人たちのハリウッド」の巻末コラムに
載ってたのがずっと気になってていざ観たら滅茶苦茶面白かったな。 宍戸錠が出てるやつか。そんなのあの本に出てたっけ。ハリウッド映画人と人種民族というテーマと無関係だけど。
宍戸が出てるやつなら、けっこう面白かった記憶がある。ルパン三世っぽいだよね。大野雄二っぽい音楽というか音響もあった気がするし。
ルパンと言えば、上で話題になってるラブドワンやファントムオブパラダイスのポールウィリアムズがマモーのモデルになったとか。テレビ版緑ルパンのマモーキョウスケじゃなくて映画版第一弾のほう。ラブドワンの記事に書いてあったんじゃなかったか。 ルパン三世っぽいだよね → ルパン三世っぽい作品だよね 長門裕之の役回りなんて次元そのものだったような。
当時清順が日活で宍戸主演で撮ってたのなんてみんなルパンっぽいよね。
後に清順はルパンに関わるようになるけど。
バビロンの黄金伝説、なんてあんまり面白くないけどなw 鬼滅がどうしたという超メジャーな話題ならともかく
マニアックな話題のスレッドの場合
スレ主が盛りたてるために、多く書くのは普通だと思うけどね。
宝島、最高! スレ主=(東京都)=(やわらか銀行)=(光) だろ?
ただし(東京都)(埼玉県)は複数いる(≠俺≠スレ主)
他に山口、群馬、福島、大阪がいるね こうだった
(東京都)(埼玉県)は複数いる(=俺≠スレ主) >>175
イーストウッドは確か「サンダーボルト」がこのビデオを見ろアクション編で取り上げられてた
書いてたのは町山だったかな?
都内でロードショー公開されなかった「センチメンタル・アドベンチャー」を、千葉だか茨城まで観に行った思い出話を書いてたね サンダーボルトは一集の下欄やな
まあ記事は町山かも知らんけど
アクション篇で町山が地獄の黙示録のジョン・ミリアスみについて書いてて
1Pの記事だけどこれがなかなか的を得ている 大塚名画座
池袋シネマ・ロサ
五反田TOEIシネマ 映画誌も音楽誌も壊滅うんちぶりぶり状態
せいぜいキネマ旬報しか売れないでしょ 爺さんも買ってないけど
広告が入る限りは出し続けられる >>165
ミツバチのささやきとエルスールは良かったけど
マルメロの陽光はつまんなかったなあ 30年前の宝島。日本怪作映画特集が3P。
「盲獣」や「女巌窟王」、今は亡き近所の名画座の紹介。
江戸木純のコラムの三隅研二元祖スプラッター説は少々盛り過ぎの感。
オーケンと杉作の対談が3P。「昔の日本映画狂ってますよ」てな調子。
古い映画の時代錯誤な描写を「お笑い」として消費しようという感覚は今では薄れたか。
昨今は現実がお笑いと化したのでもうコミック雑誌なんかいらないのであった。 このビデオを見ろ!がこの時代の宝島ではレギュラー化している模様。
カラー2頁で別冊と頁構成が一緒。
新作ビデオカタログ1頁。杉作の「なんじゃこりゃビデオ」というコラムあり。
新作映画情報2頁。柳下による「ヒルコ妖怪ハンター」の1P全面記事。
町山は「イントルーダー怒りの翼」を紹介。一段。
戦争好きの町山の琴線に触れたのであろう。映画秘宝がまだ精子だった時代の話だ。 >>99
ノマドランド、オスカー受賞おめでとう。町山さんのコメントもテレビで流れた。 フランシス・マクドーマンドを初めて見たのはダークマンだったかな >>200
三鷹オスカーか・・・
閉館する時にイザベル・アジャーニの「死への逃避行」を見たなあ >>205
サムライミつながりでコーエン兄弟のどっちかと結婚したんだっけ 宝島社の竹槍広告
使用してる写真は竹槍じゃなく木製の薙刀で
図版だけ見ると「市民は気合でコロナと戦え」という
勇ましい国威発揚にも見える >>46
浅尾敦則
ロジャー・コーマンの門下生記事は、久保田明 今月の秘宝の表紙は末期のシティロードみたい
もうのんはコスプレしてくれんのかサンゲリアとかの 「別冊宝島 街飲みの本」
居酒屋を捨てて、路上で飲もう!自称プロ達が伝授する街飲みの極意!
売れそうだな。 1990年代から2000年代前半頃に読んでいたレビューは、
出口丈人、丹野達弥、郡淳一郎、松本俊夫、阿部和重 886 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2021/08/11(水) 10:05:34.35 ID:YYcTYOG6a
https://i.imgur.com/DSIWqTs.jpg
889 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2021/08/11(水) 10:24:49.62 ID:n+JLt2ts0
>>886
「バ」じゃなくてパラジャーノフだよな
昔は三百人劇場の「ソビエト映画の全貌」で観たよ
タルコフスキー自身も「アンドレイ・ルブリョフ」の歴史解釈で危ない橋を渡ったが、外貨を稼げる売れっ子になって当局に文句を言わせなかった
タルコフスキー自身は政治的な意見を作品中でも肉声でも発信することはなく、おそらくあまり興味がなかったのだろう
危険人物かつ売れっ子であったパラジャーノフの言葉には凄みがあるが、ではタルコフスキーが投獄されて得るものがあったとも考えにくく、タルコフスキーにしてみれば余計なお世話だっただろうな >>223
なかなかに興味深い連載でんなー
青山ちゃんはこのビデオを見ろ!でバーホーベン先生を語っていたね
その作品のキモは「露出」にありと
考えてみりゃインビジブルは内臓の露出だしエルはマンズリの露出だもんな 最近観た中では「スーパーノヴァ」が
綺麗にまとめ過ぎの感はあるけどなかなか良かった 「映画の見方が変わる本」
本の紹介 2011/08/0800:28 0
多くの人がいろいろなテーマで文章を書いていて面白かった。
特に「キューブリックとマクルーハン」というタイトルの文章が良く,執筆者は浜野保樹という人物。
スタンリー・キューブリック監督の映画「2001年宇宙の旅」,
それに影響を受けたウィリアム・ギブソンの「ニュー・ロマンサー」,
マーシャル・マクルーハンの講義を受講したデイヴィッド・クローネンバーグ,
そのクローネンバーグが作った映画「ビデオドローム」の主人公の名前がマックス,
マクルーハンと「ニュー・ロマンサー」そして「ビデオ・ドローム」の影響を受けた「マックス・ヘッドルーム」,
マックス・ヘッドルームが登場するCMの監督が「ブレードランナー」のリドリー・スコット,
「ニュー・ロマンサー」はアップル・コンピュータのCMに触発されて執筆されたが,そのアップル・コンピュータのCMの監督がリドリー・スコット,
1984年の正月のスーパーボール放送時に一度だけ流されたそのCMの題名は「1984」,そこではビッグ・ブラザーがビッグ・ブルーというIBMの通称に引っかけられている,
ギブソンは「ブレードランナー」を観て「ニュー・ロマンサー」と似ていることに慌てて映画館を飛び出す,
リドリー・スコット監督の「エイリアン3」のシナリオをギブソンが書く,
というあたりぞくぞくしながら読んだ。
これ以外の監督論,映画論も読ませるものが多く楽しめた。 311 この子の名無しのお祝いに [sage] 2021/09/05(日) 22:34:01 ID:c6uEbjGN
20年前、母の自殺で悩んでいたころ、大学の後輩から「自殺するなら必ず教えて下さい。そのシーンを映画で撮りますから」と言われた。「約束ですよ」
原一男の映画も同じ理屈。後半生は地位、名誉、財産に恵まれて庶民の味方ぶって反権力を演じきった、実のところは権力者。趣味は若者への説教指導。
おそらく原一男は「全身小説家」で井上光晴の臨終の瞬間を撮りたいと家族に懇願したことだろう。しかし、呼ばれなかった。当たり前だよ。
死後に延々と井上光晴の女性関係をばらしていくものの、そのインタビューが長々しく退屈で。人には立ち入っちゃいけない部分もあるのにね。ご自分の女性関係は?
原一男は若手芸術家への支援ってことで国の金でニューヨークに半年か1年遊学している。高校もろくに出ていない原一男をニューヨークに行かせてもねえ。サンキューだって発音が変で、まったく英語ができない。台湾で見たとき衝撃だった。
で、帰国したら国家批判の発言ばかり。映画でも国家批判。
どこにも書いていないが、原一男の新潟の奥さんが資産家。仕送りしてもらっていた。それなのに浮気、女遊びばかり。恐妻家。門限は夕飯の時間。
女遊びはいっぱいしたが、大学教授の地位までプレゼントしたのは正妻だけ(大阪芸術大学)。本人いわく「あいつ(妻)は外面(そとづら)がいい」らしい。
ゆきゆきて神軍
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/rmovie/1369047606/311 ★どうでもいいですよ、『早春』のホットドッグ売り:ノートブック
ベータ録画してあった『早春』をDVDレコーダーにダビング中、進捗具合の確認のため、チラッと見てみると、
主人公マイクが、自分は入れてもらえないクラブに入っていったスーザンが出てくるのを待つ間、何度も屋台のホットドックを注文する場面の、
ホットドッグ売りの中国人(?)の笑顔が映っていた。で、そう言えばこの顔は、と思い出し、IMDBを検索してみたところ、
やはり、この中国人男性、「ピンク・パンサー」シリーズのケイトー役と同じ役者(バート・クウォーク)だった。(以前も気づいていたかもしれないが、忘れていた)
...
さて、蓮っ葉なスーザンを演じる、ちょこっとタヌキ顔系のジェーン・アッシャーだが、吹替えの声、口調がかなりタイプな感じです。
2006/05/13 映画・テレビ | 302 無名画座@リバイバル上映中 sage 2021/10/12(火) 04:40:38.33 ID:LCp8iX4a
ジュリエット・ビノシュか...57歳
いや、スター・チャンネルで「ハイ・ライフ」っていう映画を放映していたので観ていたらさ
なんか微妙にタルコフスキーっぽいムードだな...と思いながら
そしたら熟女というよりも既に婆さんの域に入ってはいるものの、変に色気がある女優さんが出ている
どこかで見たような顔立ちにモヤモヤしていたんだよ
エンドロールでジュリエット・ビノシュの名前がw
「汚れた血」を地上波の深夜放送で観たのが大学三年の頃...皆年とるわけだw 【時間】「タイムトラベラーをパーティーに呼ぶ」ホーキング博士が本当にやった実験の結果 博士の行動に自由意志はあるのか? [すらいむ★]
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1637116258/ 『ショスタコーヴィチの証言 』(中公文庫)には、この高名な作曲家によるアンドレイ・タルコフスキーへの嫌悪が記されている。撮影中に、監督が馬に火を放ち、まわりで見ていた農民たちの激しい反発とつるしあげをくったという短い記述だ。
このとき、若きタルコフスキーが撮っていたのは『アンドレイ・ルブリョフ』(1967)である。それにしても馬に火を放つタルコフスキー!
イコンの画家を描き、深く宗教的な映像を刻み込みながらも、その映像を統率する男は発作的、逆上的であるということ。この悪魔的激烈さは意外だろうか?
あるいはこうした性格はまさにロシア的振幅というべきか? 確かなのは、彼のこうした突発性熱情は亡命以後の作品『ノスタルジア』(1983)、それに『サクリファイス』(1986) の抑制のない「宗教発作」と焦燥へと繋がっているということである。
そして、奇妙なことにSF作家のフィリップ・K・ディックの場合もそうだったが、「宗教発作」を起こした思索家の天国への召還の唐突ともいえる早さである。「神」は満ち足りたのか? それとも苛立ったのか?
ともかく、映画のためなら、そして映像のコンポジションのためなら、狂気にかられ、キャメラのフレーム内の「世界」を「タルコフスキー的」なものに改変する、これがタルコフスキーの映画術である。
いかに彼の「世界」が「自然」の湿潤な魅惑に満ちていようと、その「世界」はタルコフスキーの美意識が強引に押さえ込んだ「改変世界」に他ならない。にもかかわらず、タルコフスキーの作品には、人工性のかけらもなく、霊的、女性的な「自然」が奇跡のように出現する。
タルコフスキーが映画を通して実現したのは、実は「映画ではない、一種の「霊的環境」とでも呼べるメタ空間だ。映画館を聖堂のごときものに変える強烈な磁場こそが、タルコフスキーの映画が他の映画監督をはるかに凌駕してそびえ立たせる所以のものである。
タルコフスキー自身、この問題については何度も語っている。「われわれの文化において、霊的なものが存在する場所が消失して久しい、と。だから、映画によって、その場所を回復すること。 言葉を換えよう。『僕の村は戦場だった』(1962)に印象的なシーン、広くロシアに伝わる言い伝えのひとつ「深い井戸のなかからは昼間でも星を見ることができる」が映像化されたシーンがある。
タルコフスキーは映画という世俗のジャンルでこの深い井戸を堀りすすみ、昼間 (物質世界) のただなかで星(霊的世界)を幻視しようとしたのだとも言うことができるのだ。
タルコフスキーが、その深々とした霊性の浸透力を見せた最高のものは、まず『惑星ソラリス』(1972)の無重力シーン。クリスとハリーが抱き合って浮遊し、そこに霊妙といえるかすかさでシャンデリアが鈴のように鳴る。このシーンの哀切感にはいつも戦慄する。
また『鏡』(1974) での母親の洗い髪のシーン。洗い髪のもつ、ほとんど「死」に接近するほどのひんやりとした恍惚としたエロティシズムをタルコフスキーほどの宇宙性をもって描いた監督はいないだろう。髪から水が滴り、とともに部屋にも水が滴る。
そして、タルコフスキーの最高作『ストーカー』(1979)のすべてのシーンに霊性が息づく。ストルガツキー兄弟の原作・脚本に基づくこの「ゾーン」侵人譚のラストは、『惑星ソラリス』のラストと同じくトリッキーなものだが、まったくそうしたことを感じさせずに、
ただただ、思索のまどろみ、日常への違和へと連れだすのである。スタンリー・キューブリック『2001年宇宙の旅』のような、日常からの大ジャンプではなく、われわれの日常の表皮の下へ、ゆるやかに「いとおさ」、「宇宙的いとおしさ」を挿入するラストといえよう。
遺作『サクリファイス』は、映像がぎくしゃくしていて痛ましいが、バッハの『マタイ受難曲』中もっとも、メロディアスな歌、「私のこの涙にかけて憐れみください、みてください」の使用によって、自分を映画双方の死からの救済を図っている。この二重の痛ましさにわれわれは涙するしかないのだ。
(滝本誠) ジャン=リュック・ゴダールぐらい、滅多やたらと、後先かまわず、影響を与えまくっている映画監督はいない。
ベルトルッチも、大島渚も、ヴェンダースも、それぞれのキャリアの最初期に出合いがしらの一発を受けなければ、決して今の彼らのようにはならなかったはずだ。
『勝手にしやがれ』(1959)は、それまで撮影所が脈々と引き継いできた映画のテクニックを投げ捨てて、手持ちキャメラで現実の市街に飛び出すことを彼らに教えた。つまり、彼は一九六〇年代以降の映画の撮り方を、まったく新しくしてしまった。
同時代人だけでなく、とっくに評価の定まったかに見えた巨匠たちも、ゴダール・ショックを免れることはできない。
フリッツ・ラングも、ニコラス・レイも、サミュエル・フラーも、晩年に後頭部からの不意の一撃を受けなければ、決して今の彼らのようには見られていないはずだ。 『軽蔑』(1963)は、これまで映画外の対象物とのリファレンスでしか語られなかった映画のディテールのいちいちを、映画によって映画史のなかに位置づけた。
つまり、彼はそれ以降の映画の見方をも、まったく新しくしてしまった。映画の撮り方と見方とをいっぺんに更新したゴダール・ショック、
それは実は人間同士のあいだで成立する影響関係ではなくて、間と映画との向かい合い方そのものへの異議申し立てだった。
だから、すべての映画とすべての人生とに全否定と全肯定を同時に言うようなゴダール映画は、とりわけ若くて貧乏な人間に強く作用してしまう。
例えば、ジム・ジャームッシュの「ストレンジャー・ザン・パラダイス』、レオス・カラックスの「ボーイ・ミーツ・ガール』、黒沢清の『ドレミファ娘の血は騒ぐ』、
ハル・ハートリーの『シンプルメン」、クエンティン・タランティーノの「パルプ・フィクション』に登場する、ゾクゾクするような不思議なミュージカル・シーンにはどれも、「女と男のいる舗道」(1962)や『はなればなれに(1964)や「気狂いピエロ』(1965)のエコーが残響している。
突に歌とダンスとが始まって、いきなり張りつめるあの異様な違和感、緊張感こそ、ゴダールが発明したものだ。発明と言うよりは発見、むしろ再発見と言うべきかもしれない。
ミュージカルを演じることも、見ることも、三〇年代のアステア=ロジャースや五〇年代のジーン・ケリー作品で、すでに一つの文化として確立されていた様式なのだから。 けれども、ゴダール・スクールの映画にあっては、俳優たちは自分が歌い踊ることに極度に意識的になり、観客も自分たちが歌と踊りに触れていることに極度に敏感になる。
一本の映画を、ほとんど神経過敏に、それ以外の無数の映画や無数の現実のなかに捕らえ返して、その一回限りの緊張感を際立たせることが、ゴダールの大発明だった。
ゴダールは、映画のテンションを上げるために、画面を張り詰めさせるために、手当たり次第の方法を使ってきた。
名画のポスターや絵葉書の引用、新聞や書物の朗読、インタビュー、自作自演。そのすべては、観客に自分が今映画を見ていて、自分が今現実を生きていることを再認識させる。
映画は、フィルムが存在するだけではなくて、配給業者に配給され、宣伝部員に宣伝され、映写技師に映写され、批評家に批評され、観客に鑑賞されなければならない。
もちろん、監督に監督され、演技者に演技され、撮影者に撮影されなければ存在しない。
そういった、これまで映画を成り立たせるものとして改まって考慮されず、いつも忘れてしまいがちな現実の諸条件を、ゴダールは、映画のなかに取り込んで新鮮な驚きとともに見せつける。
ゴダールの映画は、現実と映画という二項対立の、いつまでも終わらなくて、とても美しい弁証法的唯物論なのだと思う。
(郡淳一郎) ☆を抜いて閲覧
http://satotarokarinona.blog110.f☆c2.com/blog-entry-1247.html 419 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2022/04/30(土) 21:05:17.83 ID:qhUlwN7q
帰省して昔の雑誌を整理してたら出てきたよ
ちょうど30年前、1992年の春に公開された「ツイン・ピークス」の青山さんのレビュー
今は亡き情報誌『シティロード』1992年5月号より
https://i.imgur.com/iLAEEbf.jpg https://kouga★setumei.hat★enablog.com/entry/garo199309#%E5%BA%A7%E8%AB%87%E4%BC%9A%E6%A0%B9%E6%9C%AC%E6%95%AC%E6%B9%AF%E6%B5%85%E5%AD%A6%E5%B9%BB%E3%81%AE%E5%90%8D%E7%9B%A4%E8%A7%A3%E6%94%BE%E5%90%8C%E7%9B%9F-%E5%8E%9F%E9%87%8E%E5%9B%BD%E5%A4%AB%E5%85%83EVE%E7%B7%A8%E9%9B%86%E9%83%A8%E8%87%AA%E8%B2%A9%E6%A9%9F%E6%9C%AC%E3%81%AF%E5%BB%83%E7%9B%A4%E6%AD%8C%E6%89%8B%E3%81%BF%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%AA%E3%82%82%E3%82%93%E3%81%A0%E3%82%88%E3%81%AD 自民党という絶望 (宝島社新書)
なかなかええ本を出してくるねぇー。 侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督がアルツハイマー病で引退か…
是枝裕和が明かす、ホウ・シャオシェンから学んだこと
https://eiga.com/news/20231026/23/ 侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督がアルツハイマー病で引退か…
是枝裕和が明かす、ホウ・シャオシェンから学んだこと
https://eiga.com/news/20231026/23/ 確かにスーパースラム何て聞いたことないのもいるけど
おっ嵐コピペで話題反らし
タレントとして活動するぐらい度胸もあるかもね
(´・ω・`) 別館婆は出入り禁止
乗り込みキ○ガイは即通報!
草
新規IP作ってる会社って
逆でしょ >>52
これ今読むと屁が出まくるのまじトラウマで 「押し目が来たぞー、今度は100株主が嘘でしょ
アホ?
長期海外遠征にもなるだろうし
何がどう悪いのかてのを繰り返してるんや 試合 勝利 敗戦 引分 勝率 勝差 残試合
得点 失点 本塁打 盗塁 打率 防御率 失策 若い子が「誰?」みたいに言う)
最近買った時点でヤングケアラーでは ライト割れてるから
ついにプラ転したら331万の爆益だね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています