>>250
https://www.4gamer.net/games/999/G999905/20200611138/
Q :ハリウッドと日本の合作映画と聞くと、これまでの経験から対等ではないイメージがありますが、今回は違うようですね。

中原:これまでの日米合作のほとんどは、日本のコンテンツホルダーがIPのライセンス契約をするだけでした。だから制作には入れなかったですし、制作費もあまり出していませんでした。
私は弁護士として、ライセンス料だけをもらうという契約をたくさん見てきました。それだと本当の意味で共同ではないんですよ。
でも今回、我々は制作費も出資して、大ヒット映画シリーズを制作してきたオリジナル・フィルム社、『デッド・プール』の監督の会社ブラー、パラマウント映画社と対等な立場で組んでいます。
「そういう華々しい人達と対等なパートナーでやれるのか?」という大きな議論もありました。大きなリスクですからね。でも、契約条件も含めて、最終的にはソニックが映画スターだったことが決め手となりました。
アメリカではソニックは大スターなんです。そういう背景があったので、みんなが納得する条件で手を結べました。セガとしてはライセンス契約を飛び越えて、いきなり対等なパートナーで、
これまで誰もやったことのないことができるのかという期待と不安が混じっていました。私も弁護士としてさまざまな作品に関わってきましたが、「こんなにうまくコラボレーションできるのか?!」とビックリするくらいの信頼関係で結ばれたんです。
もちろん小さな論点というのは日々出てきましたが、全体を通して気持ち良く乗り越えていくことができた気がしています。