ここの板によくいるイキリ映画オタクって、邦画を批判するときに芸能事務所やテレビ局を叩くよね?

製作委員会方式については映画は当たり外れがでかく、その予測も難しいので、主にリスクを分散する目的で採用されてる。
ってやつね。映画会社が単独で出資するのではなく、たとえば原作の出版社、テレビ局、レコード会社、芸能事務所などが出資して製作委員に名を連ねる。
「え?これ映画にあってないよね?」みたいな曲がテーマソングになるのはこういうわけ。
要するに尖った作品がなかなか出てこない。

海外はどうだろう
例えば、アメリカはどうだろうか。ハリウッドでは映画会社自体がテレビ局などと合併し、巨大なコングロマリット
となっているのでいちいち製作委員会を組む必要がない。国内のスクリーン数も違うし、
母語が英語だし国外マーケットもでかい。
平たくいえば動く金の規模が違うということになるのかな。
韓国、中国は民間ベースじゃムリなのを悟って、政府が「国策」として製作費を出していたりする
つまり、日本の映画会社が単独出資で戦える世界ではない。だからこそ、業界を横断した横のつながりでなんとかもっているのが日本映画の現状なわけでそこを叩いてもしょうがない。

そして、イキリ映画オタクはこういったお金の話が苦手だ。