『ゼロ』

笑わない顔続けて 泣きもせず過ごしていた 邪魔しないからされない 歩きもせず磨り減って行く
燦然と輝かしく 君の隣座っていた 見えるもの全て変わり 昔の自分殺した気になり

ベッドの中が安心 すやすや眠る やる事あったな 自分のためじゃない

約束を全部忘れて 穴ぐらの中潜んで 嘘吐き者と呼ぶ声が そこら中響くよ
やがて皆忘れて 穴ぐらから出てみる 気にされない 見て貰えない 座る椅子すら無い
消えたくなる すでに消えてる 未来も過去も

笑わない顔続けて 泣きもせず過ごしていた 邪魔しないからされない 歩きもせず磨り減って行く
燦然と輝かしく 君の隣座っていた 見えるもの全て変わり 昔の自分殺した気になり

飛べるはずなんか初めから無くて 立ち上がる事されもできず よく言えたよな
朝の匂いと別れて 怖い夢にうなされて かじるパンの味も分からず 言葉も無くして
誰かの顔で過ごして 自分の姿なんか 忘れちゃったよ 今 座ってる 椅子の意味さえも
恥ずかしいから 隠れてるよ 見て欲しい姿

傷跡だけが残って 分からないまま 触れ合い 滲み出た その 血の涙が 光で透けるよ
逃げ出してみたものの 後ろばっかり気になり
忘れちゃったよ 君の名前 守るべき何か
見て見ぬ振り 楽しい振り 大事にする振り

触れ合って ゼロに還るよ
誓ったって 気付いたって 歩けないけど 確かにそばにいるよ