>>201
厳密にいえばゆとり世代ではなくて90年あたり以降のミュージシャンの大多数だよ
欧米はグランジ、ヒップホップの流行以降メロディーを軽視したせいでおかしくなった
メロディーセンスを持つ者が極端に少なくなってしまって今現在またメロディアス
なものが市場的には望まれてる感があるにも関わらずガガの後を続く者も居ない
80年代だとこれは信じられない状況だよ
80年代だとイノベーションが起こるとそれにあやかろうとする者は続出した
で、イノベーションが様々なムーブメントを引き起こしたり
ニューロマンティックとかAORとかLAメタルとか
もちろんジャンルの細分化の影響も考えられなくもないが、単純作りたくても作る
素養を持った者が居なくなってるからじゃないか?

で、日本の場合はイカ天(88年あたりか?)から雲行きがおかしくなってきた
それまでは日本の歌謡界は作曲家やアレンジャーって専門のプロが幅を利かせてたからな
まがりなりにも一応、技法や各種音楽に造詣のある人が専門に曲を作ってたからな
日本の歌謡曲ってのは世界に類を見ないくらい様々な世界中の音楽のエッセンスが入ってる
チャンポン音楽と言っていい
それだけにその作曲にはそれなりに深く、広い音楽的素養が望まれるというかね
そういった本職の仕事の確かさを理解してる若者は当時は居たよ
歌謡曲はダサいがアレンジは認めざるをえんなみたいなリスペクト的な心情
まあそういった若者もイカ天を境にどんどん減っていったけどね
レベッカあたりはそんな確かさを持ち合わせてたな
イカ天は素人さんがワイワイガヤガヤやるだけの番組だったからね
ああいうのを見た若者が「素養の乏しい俺でも音楽やれるんじゃね?」って勘違いした
で、どんどんレベルダウンしていって今日に至るみたいな
湘南乃風なんて完全な素人さんだからな音楽的にはw