>>215-233
示談の後、高畑側が一方的に「あれは和姦だった」と公表したことで、私は二度レイプされた気持ちです。
合意なんてまったくなかった。いまでも、あの恐ろしい目を思い出すと身体が震えます。

「私は被害者なのに……」。あまりに事実と違う報道を目の当たりにして彼女は愕然とした。衝撃の逮捕から
50日あまり。被害者の女性が沈黙を破り、「あの夜」のすべてを語る。

悔しくて涙が止まらなかった
「相手方の弁護士のFAXのコメント内容を知ったとき、全身から血の気が引くのを感じました。

まるで私がウソをついたかのようなことが書かれていました。私が悪かったというのでしょうか。
なぜ加害者のように扱われるのでしょうか……。二度目のレイプをされたような気持ちです。悔しくて
悔しくて涙が止まりませんでした。
示談後、加害者側の弁護士は一方的に『強姦ではなかった。合意があった』というような主張をしていますが、
事実ではありません。真実を知ってほしいと思いました」
震える声でこう話す女性こそ、8月23日未明、俳優の高畑裕太(23歳)にホテルの部屋に連れ込まれ、
レイプされた被害者Aさんだ。彼女はあれからどんな思いで日々を過ごしてきたのか。
彼女の代理人を務める弁護士の同席のもと、後にも先にも1回きりという条件で、3時間にわたって本誌の
インタビューに応じてくれた。
群馬・前橋市内のビジネスホテルのフロント係として勤務していたAさんは、映画の撮影のためホテルに
宿泊していた高畑に性的暴行を受けた。
Aさんは右手首と指にけがを負い、知人男性の協力を得て群馬県警前橋署に被害届を提出。高畑は容疑を
認めて、同日午後に逮捕された。
高畑にかけられた容疑は強姦致傷。執行猶予はつかず、相当長期(24ヵ月以上)の実刑判決が下ると
予想された。ところが、事件は予期せぬ結末を迎える。
事件から17日後の9月9日、示談成立を受けて高畑は不起訴になり、同日に釈放されて、埼玉県内の病院に
入院した。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161024-00050023-gendaibiz-bus_all 現代ビジネス 10月24日(月)11時1分配信