>>57

Miles Davisがスクリッティーポリッティーのグリーン・ガートサイトと
コラボレーションした時に、「ミステリアスで何を考えてるか最初は全く
分からなかった」とグリーンが回想していた。Miles Davisは初対面の人物には
強い警戒心を持っていたし、散々、辛酸を舐めて来ていたから、そうそう
易々とオープンマインドでフレンドリーに話掛けたりはしない。

お互いに牽制しつつ、徐々に打ち解けてからは、ユーモアのセンスが抜群で
頭の回転が早くチャーミングなMilesの一面を垣間見る事が出来たと。

鈴木喜之さんというライターは骨太な文章で個人的にはリスペクトしてるが
Chris Cornellと対面し「非常に複雑な人物という印象を持った」という、その感想
は確かにその通りだろうが、それはあくまで複雑な彼の一面に過ぎなかったと思う。