Red Hot Chili Peppers 118 [無断転載禁止]©2ch.net
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ここ連投で荒らしたのは重複スレの>>1やからな
スレ乱立させるわ荒らすわで最低な奴だ >>396
え?このスレ立てた奴の自演なのかよwわろたw
Xガイジやばすぎw >>396
マジか ここの>>1頭いかれてんな
自分で重複して自分で立てたスレ荒らしてんのかよ Dosedライブ初披露したってのに話題になってないとかお前らおわってんな 質問があります。
give it awayのメインリフについて質問なんやけどあれ単音カッティングですか?
普通のピッキングに見えるタブ動画
http://youtu.be/JIu9VqjQrLc
カッティングに見える上手い人のカバー
http://youtu.be/SGtvGKNQgHA デイヴナヴァロのgive it awayが一番かっこいい give it awayはローマでのライブが好き
ジョンがギターネックにバラの花さしてプレイしてた >>ジョンがギターネックにバラの花さしてプレイしてた
完全にYOSHIKIの影響ww >>407
ローマは録音の質もアンソニーも好調だからどの曲も神 YOSHIKIをキャッチしたこの日は、映画『We Are X』のジャパンプレミアが行われ、X JAPANのメンバーも全員集合となり慌ただしくもパワフルな一日だった。忙しい中にもエネルギーにみなぎったYOSHIKIは、様々な心模様を語ってくれた。
──相変わらずの多忙ぶりですね。
YOSHIKI:今は「La Venus」のミックスをやっているところです。
──今日は映画『We Are X』の完成披露ジャパンプレミアが実施されましたが、そんな日もレコーディングを並行しているんですね。
YOSHIKI:アメリカで作業していたんですけど、ちょうどミックスエンジニアに音を渡して飛行機に乗ってきたところです。今日は、これからまたスタジオに行って、続きをやります。 ──「La Venus」は、ニューアルバムに収録されるバージョンですよね?いよいよ完成目前ということで。
YOSHIKI:佳境ですね。ウェンブリーが終わったら多分次はアルバムでしょうね。
──ウェンブリー・アリーナはどのような態勢で臨みますか?1年前にキャンセルとなったリベンジ公演となるわけですが。
YOSHIKI:何か特別なことをやるというよりも、“今までやってきて、今ここにいるX JAPANを見せつける”ということだと思います。違う点といえば、新曲をさらに増やすということですかね。
──海外でのライブって、国内のライブとどう違いますか?
YOSHIKI:MCが英語になるくらい(笑)。演る側としては特に変わらないですよ。
ただ、オーディエンス側は多少違いがあるかもしれませんよね。
「このバンドって一体どういうバンドなんだろう」と思って見ている人も多いですから。
特に<YOSHIKI CLASSICAL>のロンドン公演のときは、「いったいこのオーディエンスと、どのようにコミュニケーションを取ればいいんだ?」
と思うくらい、ピリピリした空気がありました。やっていくうちにだんだんと
いつもの感じになっていきましたけど。 ──X JAPANのコンサートとはまた違うんですね。
YOSHIKI:X JAPANで初めてロンドン公演を演った時は、
最初から凄く暖かかったんですよね。
うわーって歓声も凄く上がっていたので。
今回は会場も大きくなっているので、
多少「どんなバンドかみてやろう」みたいな人も来るとは思うんですが。 ──X JAPANはロックバンドでしょう?アメリカでは“ロックは死んだ”と言われて久しいですが、ロサンゼルスに住んでいて肌でどう感じますか?
YOSHIKI:ロックは決して死んではいないと思います。
サイクルってあると思うんですね…ラップミュージックやヒップホップが流行ったり、EDMが来たり、R&Bが人気だったり…
そういう中で、ロックの波が来るんじゃないかと思うんですけどね。
僕はマリリン・マンソンともプロジェクトを行っていますし、
他にも色んなアーティストとセッションしたりするんですけど、
ロックミュージシャンもすごく元気があってね、
“またロックが来るんじゃないかな”みたいな、そんな思いがありますよ。 ──それは朗報だ。
YOSHIKI:だから、僕もロックを活性化させますよ。水面下では色んなプロジェクトも動いていますし。
──音楽が売れない、でもライブシーンは盛況…そういう状況はどう見ていますか?
YOSHIKI:もちろん、ライブはもの凄く重要だと思います。ロックバンドってそもそもライブから来ているので。色んな流行の波があると言いましたけど、“ロックって、波に乗るものじゃなくて波を作るもの”だから、一緒に波を作りましょう、と。僕はその準備ができています。
──その波はオーディエンスも一緒に作るもの?
YOSHIKI:そうですね。水面に水が落ちた時、波が生じるでしょう?
ぼくはその水を落とすことができるので、その波を一緒に作ろうという感じかな。
タイミングを待つのではなく、タイミングは作ればいい。
そもそもX JAPANはアルバムが20年出ていないとか、
イビツで理に適わないところがあるんですけど、
僕には野生の勘みたいなものがあって、不思議とタイミングがバシンと合うんです。
だから、X JAPANのアルバムを出す時は…もう目の前ですけど、
必ず何かが起こる節目になるタイミングなんだと思っています。 ──それはわかります。これまでの歴史がそうでしたから。
YOSHIKI:このまえ「日経エンタテインメント!」の人から聞いたんですけど、X JAPAN解散の年が音楽業界の最高の売上を記録した年だったそうです。
つまり、その年をピークに年々下降を辿ってきている。
──ほお。
YOSHIKI:僕らはいつも節目にいるんですよ。
このアルバムも節目になるんじゃないかという気がしています。
──PATAの急病によってウェンブリー・アリーナ公演が
1年スキップされたのも、意味のあることだったのかもしれませんね。
映画公開、ロンドン公演、アルバム発売…と、
2017年はX JAPAにとって大きな年になりそうで。 YOSHIKI:個人的には2016年がものすごく忙しかったので、「もう、こんな忙しい年は無理」と思っていたんですけど、2017年はもっと過酷なスタートを切っている(笑)。ちょっと怖いくらい忙しいし、何が起こるか分からない。
──ライブも目前ですが、YOSHIKIからみて他メンバーはどんなコンディションに見えますか?
YOSHIKI:頼もしいです。すごく疲れて日本に帰ってきたけど、
ToshI、PATA、HEATH、SUGIZOの顔を見たら、元気をもらった。
というか、逆に色んな意味で僕は精神的に彼らに引っ張られている感じがする。
──それはどういう意味ですか?
YOSHIKI:普通ね、こんなリーダー…はっきり言ってめちゃくちゃじゃないですか。
──いやなんとも…。ノーコメントで(笑)。 YOSHIKI:世の中の半分くらいの人は、そう思っていると思うんですけど(笑)、
これだけ笑顔で付いてきてくれるなんてありえないと思うんです。
その、彼らに対する感謝の気持ちっていうのかな…。
──メンバーが頼もしい。
YOSHIKI:どこかで“ちゃんとやってくれるんだろう”と思ってくれているのかもしれないですし。
X JAPANというバンドの一員となってしまったから、“もうしょうがない”と思っているのか(笑)。
──絶大なる信頼関係があるのは間違いないですけどね。
それは映画『We Are X』の中でも描かれていますし。
YOSHIKI:当時、メンバーに「人生を俺に預けてくれ」「必ず何かを起こすから」と言っていたわけで、
HIDEは当時「YOSHIKIはきっと何かを起こすよね」と言っていたから、そういう意味ではHIDEからも絶大なる信頼を得ていたと思うんです。
だから逆に、僕もHIDEを頼ったよね。「どうするべき?」と訊くと
「YOSHIKIの好きなようにすればいいんだよ」って言ってくれた。
今ではToshIとかもそのように言ってくれるから、だからこそ前に行けるのかもしれない。 ──メンバー全員でウェンブリー・アリーナを成功させて、半年後はどうなっていますか?
YOSHIKI:アルバムが出てて、何かのツアーの発表が始まってて…。
──いろんなコラボレーションも発表されたり? YOSHIKI:そうですね、コラボレーションもあるかもしれないですね。ただね、
ウェンブリーが終わってアルバムがリリースされたら、
正直休みたいというのもちょっとある。ずっとスイッチONの状態で、
機械でいったら煙が出てて燃えちゃいそうなところまで来ているから。
──と言いながら、いつも休まないで動き続けてきたわけだけど。
YOSHIKI:結構大丈夫な方なんですけど、
でも初めてちょっと生命の危機を感じるくらい疲れているな、という。
だって、地上では寝ていないですもん。空の上で寝ていますけど、
ここのところ地上で寝た経験がないですよ(笑)。
──地上で寝ない…ってなんかウケる(笑)。
YOSHIKI:“地上では寝ない新たな生き物”になっちゃいました(笑)。
──進化しちゃった?
YOSHIKI:ホントですよ。地上に降りるとほとんど起きているくらい過酷なスケジュールで、ドクターストップも数ヶ月前からかかっているんで、
“アルバム完成”と“休憩”が僕の2大課題ですね。
でも、恐ろしいくらいいろんなことが起こり始めているんで、
ミュージシャンとしては幸せなことです。 ──YOSHIKIに枯渇の文字はないですね。作曲に関しても、産みの苦しみとか聞いたことないし。
YOSHIKI:ないですね。むしろ降りてきすぎちゃうくらい。今はバンバン降りてきますね。
そもそも譜面に向かった時点で必ず降ろしますし(笑)。
苦しみはないわけじゃないんですけど……だいたいね、
1年に何曲も毎年毎年できるはずがないんです。
──どういう意味ですか?
YOSHIKI:それはレーベルが作った商業ベースのスケジュールで、
芸術家の観点でいくと、そんなコンスタントにできるはずがない。
クラシックの作曲家だって、いいときもあれば悪いときもある。
僕はたまたま、何年もリリースしなくても良かった環境に身を置けたから。 ──なるほど。
YOSHIKI:普通であれば、商業ベースに乗って
毎年どんどん曲を作って出さなくちゃいけないんです。
そうした場合、いくらオリジナリティがあっても曲がダブったりしてね、
「あの曲と似ているなあ」とかいろんな葛藤が出てくるわけです。
それが産みの苦しみにつながる。
そういう意味では僕は世の中に曲を出していないから、
まだまだ隠し玉はいっぱいある。
もともと曲はいっぱい書くので、そういう点で
産みの苦しみが少ないのかもしれないです。
──アーティストとしては健全な状況かとも思います。
YOSHIKI:そうかもしれないですね。
“音楽ビジネス的には狂っている”かもしれないですけど、
それは何をどうとるか…見方次第ですよね。 ──YOSHIKIの発言が、未来のアーティストのヒントや希望になればいい。
YOSHIKI:ミュージシャンでいる以上、生活もありますから、
本来であれば2つくらい職業を持ったほうがいいんじゃないですか?
音楽家であり、何かであり。本当に書きたい曲を書きたいときに提供すればいいんですから。それが本当の芸術なんじゃないでしょうか。僕はそう思います。 取材・文:BARKS編集長 烏丸哲也
生中継!X JAPAN LIVE 2017 at the WEMBLEY Arena in LONDON
3月5日(日)午前4:30[WOWOWプライム]※生中継
3月5日(日)よる8:00[WOWOWライブ]※再放送
収録日:2017年3月4日
収録場所:イギリス・ロンドン SSEアリーナ・ウェンブリー ◆X JAPAN オフィシャルサイト
◆X JAPANウェンブリー・アリーナ公演 生中継番組サイト ガレッジセールのゴリが本気で真似したらかなり似るだろうな アイライクダートみたいな、曲なのか何なのかってレベルのもん作ってアルバム売ってライブでやりまくって荒稼ぎする、
こういう気楽さが良かったバンド わかってるやつ・わかってないやつ
雑な二分法過ぎて何を言いたいのかわからん ベイビードライバーに出てんのね
雑誌の写真にフリーそっくりのキャラクターがいたから調べてみたら >>406
わかる。大豚ダブル野菜マシマシくらいの重厚さとインパクトがある。 ナバロのどこに重厚さがあるんだよ
二郎覚えたてアピールくんよ ジョンがヘロヘロ過ぎたから
相対的に他ギタリストがめちゃくちゃ優秀に見えるんだよ 来年3月にキューバ公演をしたいと交渉中みたい
ポルトガル語の記事なので違ったらごめん そのヘロヘロギターがあってこそレッチリなんだよな。 >>438
ナヴァロはへろへろとか以前に曲ちゃんと覚えてなかったし... YOSHIKIに「女子が抱える悩み」をぶつけてみた2017年4月14日
同調圧力、ネガティブ思考…女子の悩みにロック界のカリスマはどう答える? 1982年の結成以来、派手なビジュアルと音楽性で、日本のロック界を常に牽引してきたX JAPAN。
世界進出を果たしたその裏で、ボーカルの洗脳、バンドの解散、メンバーの死……と次々に試練が襲う。
今回日経ウーマンオンラインは、X JAPANのリーダーであるYOSHIKIさんに「女子が抱える悩み」をぶつけてみました。
どんな答えが聞けるでしょうか。 YOSHIKI
作詞家、作曲家、編曲家。X JAPANのリーダーであり、ドラムとピアノを担当。
今までにアルバム・シングルを合わせ3000万枚を超える売上げを誇り、東京ドームを18回にわたりソールドアウトにした記録を持つ。
バンドの人気は今、世界へと広がっており、多くの音楽ファンを熱狂させ続けている X JAPANを詳しく知らない人も、かつて小泉元首相が出演した自民党CMで
流れていた美しいバラード曲「Forever Love」は、耳にしたことが
あるのではないでしょうか。
激しくも美しい楽曲の裏には、ボーカルの洗脳、バンドの解散、メンバーの死……と、
ドラマチック過ぎる悲劇の連鎖がありました。
その後バンドは再結成し、一度は解散で果たせなかった世界進出を実現させます。
3月に公開された映画「WE ARE X」は、そんな彼らの光と影に密着したドキュメンタリー。
この映画を通して、YOSHIKIさんが私たちに伝えたいことは何なのでしょうか。
そして悩める女子たちの等身大の悩みをぶつけてみました。 空気読めない人だと思われたくないときはどうしたらいい?
会社や友達同士の会話で、周りから浮かないように嫌われないように、本当の自分が出せないと悩む人も多いのではないでしょうか。
日本人の特徴である「空気を読む」気質は、今同調圧力となって私たちにのし掛かってきています。
長い髪を派手に染め、トサカのように逆立てた奇抜なビジュアルでデビューしたX JAPANも、周囲から異質な目で見られることが多かったはず。
現在、海外で暮らすYOSHIKIさんは、そういった日本人の気質をどう見ているのでしょうか。 後で後悔するくらいなら、今言ってしまえ
僕も日本人なので、そういうことはありますけどね。
ただ、自分の思っていることを言わないことによって、どこかで後悔するタイミングが来ると思う。
その時に嫌な気持ちになるくらいだったら、言ってしまったほうがいいんじゃないかな。
逆に、自分が言いたいことを言えない環境にいるってことは、それ自体が良くないんじゃないか、って考えますね。
もちろん、周りの人や環境によっても変わるけれど、自分が前向きな気持ちを持っていれば、周りにも良い人たちが集まってくると思うんですよね。
ネガティブな気持ちでいると、ネガティブな人たちしか集まらない。
ストレスはためていたら、いつか爆発してしまうから、僕だったら自分が言いたいことを言える環境に、自分から動いて持っていきますね。 同調圧力、ネガティブ思考…女子の悩みにロック界のカリスマはどう答える?
行き場のない怒りはどう乗り越える?
仕事や家庭、プライベートなど、
日々いろんなストレスを抱えている働く女性たち。
時に行き場のない怒りに、ストレス発散と称して買い物や
食べることがやめられなくなってしまうことも。
YOSHIKIさんといえば、
「カレーが辛くて」コンサートのリハーサル中に帰ってしまったエピソードは、
あまりにも有名。そんなYOSHIKIさん流の「怒りの発散方法」はあるのでしょうか。 とりあえず、一晩寝てみる
とりあえず、今心掛けているのは、「一晩寝る」。
むかついていても、とにかく寝る。
そういう冷静じゃないときって、もちろん冷静な判断もできない。
だけど一晩寝ると、そんなこと考えていても仕方がないな、って思うんですよね。
ツアー中に突然東京に帰りたくなって、金沢からタクシーに乗った僕が
言っても説得力はないんですけど(笑)。
ただ僕の場合、あえてキレるキャラクターをどこかで
作っていたかもしれません。世の中に対して、すごく反発していたから。
当時、「四畳半ロック」という言葉があって、ロックミュージシャンは「貧乏であるべき」といった風潮だったんです。
僕はそんなイメージを打破したくて、25歳のときにロールスロイスを買って乗り回してました。
僕らはエンターテインメントの世界に生きているんだから、
面白いキャラクターを作って自分が楽しまなきゃ、って思ったんです。
周りのロックミュージシャンたちがどんどん真面目になっていく中、
僕は逆に反発することで、楽しんで仕事をしていましたね。 同調圧力、ネガティブ思考…女子の悩みにロック界のカリスマはどう答える?
ネガティブに陥ってしまったら…?
どんなに明るい性格の人だって、落ち込むことはあるはず。
女性なら、ちょっとしたことでネガティブに陥ってしまうこともあるのでは?
幼なじみであるボーカルToshlの洗脳、バンドの解散、メンバーの死。
次々と襲う試練に、一時は精神科へ通っていたというYOSHIKIさん。
ネガティブに陥ってしまったときは、どう気持ちの整理をつけていたのでしょうか。 やっぱり一晩寝てみる
僕は、解散前と再結成後では自分自身が変わったと思うんです。
ボーカルのToshlが脱退してバンドが解散して、
そのきっかけを作ってしまったのは、リーダーである僕の責任だった、と。
英語でも「Should have」「Could have」「Would have」という
「もし〜〜だったら」って後悔の表現があるけれど、
考え出したらキリがないんですよね。
起きてしまったことは事実であって変えられないし、
特に人の死って受け入れるのは難しいと思うんです。
でもそれ以外のことは、
すべて意味があって今僕らはここにいるんじゃないかなって思うんですよね。
再結成後は、いかに僕の周りで起きていることが奇跡的なことなんだってことに気づいて。
当たり前のように友達がいて、当たり前のように家族がいる。
それがどんなに大切なことかってことに気づいたら、
ささいなことに怒ったり、落ち込んだりするのがもったいないなって。
だから、ネガティブになったときも、まず「一晩寝る」、ですね。
衝動的になって行動しても、何も良いことはないんですよ。 同調圧力、ネガティブ思考…女子の悩みにロック界のカリスマはどう答える?
あの頃の自分へ、何を伝えたい?
数々の試練を乗り越え、今もなお世界で走り続けているX JAPAN。
今回公開されたドキュメンタリー映画「WE ARE X」は、
一時制作が流れてしまったほど、自身の過去を見つめ直す作業が
つらく苦しいものだった、とYOSHIKIさんは言います。
そんな過去を振り返り、当時の自分にどんな声を掛けたいと思ったのでしょうか。 もっと、周りの人に愛情を持って
もっと、周りの人に愛情を持って接しなさいと言いたいですね。
あの頃、周りは僕に付いてきていると思って突っ走っていたけれど、
振り向いたら自分だけ先にいた。結局それが解散につながったわけです。
後悔したことない人なんて、絶対いませんよね。
今回の映画で自分の過去をさらけ出すことができたのが、
大きな一歩だったかなと、自分を褒めてあげたいと思います(笑)。
誰もが、自分が主人公の「人生」というドラマの中に生きている。
人生って、すべてが成功していたら面白くないじゃないですか。
挫折があるからこそ、成功した瞬間がうれしいんであって、
何もかもうまくいく人生だったら、ドラマとして成り立たないんじゃないかなって思うんですよね。
人って、年を重ねることによって身体は衰えていったとしても、
経験を積んで厚みを増していく生き物ですよね。
だから、僕はこれからまだまだ自分のピークは来るんじゃないかなって期待していて。
よく「人生の折り返し地点」って言うけれど、
折り返さなくたって良いと思ってる。ずっと人生のピークに向かって突き進んだって良いんじゃないかなって思うし、
僕はそうやって走り続けていたいですね、これからもずっと。 映画「WE ARE X」は、全国の映画館にて公開中。詳しくは公式サイトまで。
X JAPAN 『WE ARE X』オリジナル・サウンドトラック(ソニー・ミュージック)
発売中
UK Top 40 Rock Albumチャートで1位を獲得したた事も大きな話題となったX JAPANのドキュメンタリー映画「WE ARE X」のサウンドトラック。映画のエンディング・テーマでYOSHIKI書き下ろしの新曲「La Venus」のアコースティック・ヴァージョンを初収録。 <取材後記>
二十ウン年前、人生で初めて見たコンサートがX JAPANでした。
私の青春はX JAPANから始まったと言っても過言ではありません。
当時からカリスマ性溢れていたYOSHIKIさん。
実際お会いしてみると、
とても温かくてふんわりとしたオーラに包まれた“優しくて素敵なお兄さん”でした Live At Kaaboo 2017 USA Sep.15 (Full Show)
https://www.youtube.com/watch?v=FgK2sBH2nTU
Setlist
Intro Jam
1.Can't Stop
2.Snow (Hey Oh)
3.The Zephyr Song
4.Dark Necessities
5.The Adventures of Rain Dance Maggie
6.Me & My Friends
7.Go Robot
8.Californication
9.Tell Me Baby
10.The Getaway
11.Suck My Kiss
12.Soul to Squeeze
13.By the Way
Encore:
14.Goodbye Angels
15.Give It Away NHK-BS スタジオパークTOSHIインタビュー生放送にて
早速今日のゲストをお招きしましょう。今日はですね、あのTOSHIさんにおいでいただいております。
TOSHIさん、どうぞ。
(TOSHI登場)
ようこそいらっしゃいました。
こんにちは、今日はよろしくお願いします。
今日はまたラフな感じでおいでいただきました。
TOSHI:よろしくお願いします。
NHKのBSで世界悠々イングランドの旅に行かれるそうですね。 TOSHI:はい。
7月20日からの放送なんですけれども。今流れているこの曲がその時のテーマ曲ですね。
TOSHIさんが歌っていらっしゃる「君はいないか」
私もTOSHIさんのカラオケをいろいろ歌わせていただいているんですけれども,高くて出ないの。
今日はTOSHIさんの昔プロ野球を目指しておられた頃の話とか。あと、その頃のギターも持ってきていただいたのでよろしくお願いします。
それではスタジオの方に参りましょう。
(スタジオに移動) 改めてご紹介しましょう。今日は、アーティストのTOSHIさんにおこしいただきました。こんにちは、ちょっと緊張されていますか?
TOSHI:いえいえそんなことないです。
今日は男性が一人?
二人ですよ、客席のお客様男性が二人です。
十代と四十代の男性が一人ずつというあとは皆麗しい女性ばかりというこういう雰囲気の中でお届けします。生放送です。
いつも生放送でございます。さて、今日のゲストTOSHIさんには、皆さんからの質問にたっぷりと答えていただきます。
(Xjapanのラストライブの映像) さて、皆さんご存じのように昨年末にXjapanは正式に解散したわけなんですけれども。
TOSHIさんにとってね、Xjapanというグループの存在がどういうものだったのか。
後半、伺うことにします。早速野球少年だったという原風景から伺いたいと思うんですけれども・・・これ,目の前にある物はどんどん飲んでくださいよ。
これ飲んでいいんでしょうか?って先ほどおっしゃってね。飲んじゃいけませんなんてことは私の口からはあるんですから、おかわりもありますよね?
TOSHI:いただきます。
子ども時代の写真もお借りしております。
(写真) 女の子みたいですね。かわいい。ご出身は千葉県のどちらでしたっけ?
TOSHI:館山です。
かわいい。ぽっちゃりしてますね。ご兄弟は何人兄弟?
TOSHI:3人兄弟の、末っ子なんですけど。
どういう場面ですか?
TOSHI:これは小学校を卒業した時に大阪の方へ旅というのでしょうか?
これは東京駅ですか?
TOSHI:東京駅だと思います。 新幹線ですものね。ぷっくりしてません?
TOSHI:でぶだったんですよ。
太ってらした?
TOSHI:ものすごい勢いで。肥満児で。
本当だ。少し丸いな。これは中学生?
TOSHI:怖いですね。
怖くはないですよ。
TOSHI:やばいですね。今はやばいです。
野球がとにかくお好きだったらしいですね。
TOSHI:小さい頃、そうですね。小学校の頃とかは、いつもこう広場で野球してたとか。
好きな球団は?
TOSHI:ジャイアンツが好きだったんですけれども。 音楽はどういうきっかけで?
TOSHI:音楽は元もとは、うちの母がピアノの先生っていうんでしょうかね。そういうのを自宅とかでやってましたんで、それで家にピアノがあったんで・・・。
正式にピアノの先生に習ったりはしなかったんですか?
TOSHI:いえ、そういうことはなかったんですけれども。
すごく歌がお上手で、いろんなコンテストに出ていらっしゃるとか? TOSHI:コンテストとかは出てないんですけれども、歌うのが好きでね。よくピアノなんかにしてもそうなんですけれども、一人で歌うのが好きで。
部屋に籠って、そのためにピアノを自分で伴奏できるようにしたりギターを伴奏できるように程度に・・・。
どういう歌ですか?どういうジャンルの歌ですか?その頃は。
TOSHI:その頃は何でも。それこそ歌謡曲とか、その当時流行っていたヒットソングとか。
演歌なんかも歌うことは? TOSHI:そうですね、演歌とかも。
TOSHIさんの演歌って。例えばどういう?
TOSHI:どういうってことでもないんですけれども,昔,「岸壁の母」って曲あるじゃないですか.それをですね,声が高かったんですよ。昔.それで,
昔って,今も高いですよね,昔から高かったんですか?
TOSHI:昔はものすごく高くて、ああいう女性の曲とかも平気で歌えちゃうっていうか。音域的に子どもだから高いっていうのもあるんですけれども・・。
それでだからああいうような曲をクラスの中で歌ったり。
クラスの中で岸壁の母を歌うんですか? TOSHI:岸壁の母を歌うというか。修学旅行とかあるじゃないですか。そういう時にバスに乗ってその当時はマイクが回ってきて・・。
それでその当時の担任の先生か何かに、そういうのを歌ってみなさいみたいに言われて、じゃあ歌ってみます。みたいな感じで。
でまあ歌ってみたら,上手かったというか。
何となくビートルズ歌ってるっていう雰囲気だけどね。岸壁の母とはね。
TOSHI:もちろん洋楽とかも、もうちょっと大きくなってからですけど。まあ聴き始めるんですけれども、小学校の時からですね,
洋楽も聴き始めて・・。そういう何に傾倒するとかはなかったんですけれども。割とこう…
幅広く歌ってました?
TOSHI:ええ。
そして中学にお入りになって、野球部は中学のとき野球部?
TOSHI:そうですね。中学のとき,ブラスバンドってのもやってて.
ブラスバンドにもお入りになっていた?
TOSHI:ええ。 パートは何ですか?
TOSHI:パートは、ユーフォニウムという楽器なんですけれども、知らないですか?
どういう楽器ですか?
TOSHI:ホルンを伸ばしたような、重低音のきいた楽器なんですけど。
どうしてまたそういう難しい楽器を?
TOSHI:いや、本当はフルートとかサックスとかねやりたかったんですけれども、後から入ったもんで、空いてなかったんですよ・・・
で、誰もやらないそういう楽器をやらされて。
残り物みたいな?
TOSHI:残り物で、誰もやりたがらないものを。 で、同時に野球部に入ってて?
TOSHI:それは、3年生の時に学校が変わりまして、学校が変わってから野球部に。
YOSHIKIさんとはもうずっと一緒なんでしょ?
TOSHI:そうですね。幼稚園の時から、はい。
大体私なんかも中学の頃からこうギターを触り始めて音楽に目覚める時期じゃないですか。TOSHIさんの場合はどうですか?
今日はギター持ってきていただいていますけれども。
TOSHI:ま、だいたいそのピアノとかギターを弾き始めたのが小学校4年生とか、5年生とか、それぐらいに弾き始めまして・・。
それから弾き語りというか、一人で楽しんだりバンドも作ったのが中学校1年生位だったですかね。 それはYOSHIKIさんとも一緒に?
TOSHI:はい。
今日のこのギターは?いつ頃買われたものですか?
TOSHI:これはね。高校1年生の時だと思うんですけど。
ちょっと持っていただけますか?
TOSHI:いやぁ、懐かしいですね。よく残ってましたね。無くなっているんですけれどね。懐かしいですね。
ちょうどその頃ってやっぱり、あれですかね?KISSとかハードロック系のものが流行っている時ではなかったですかね?
TOSHI:そうですね。KISSが結構流行ってて日本公演初めて来たりとかして、その時にKISSとか聴き始めて、ハードロック系は。 ディープパープルとか?
TOSHI:そうです。
ロック系ですか?
TOSHI:その辺はやっぱりコピーしてましたね。バンドでは。
そしてその、グループを正式に組んで、皆の前でたくさん演奏するようになったというのはいつ頃からなんですか?
TOSHI:やっぱり高校位からですかね。たくさんって言っても、いわゆる文化祭とか、自主コンサートみたいな、自分で企画したりして、
その頃からビジュアル的にもいろいろとこう、髪を立てたり、化粧したりとかはなかった? TOSHI:いや、坊主頭でしたから、僕は。
丸刈りで?
TOSHI:ええ。
で、ハードロック系の曲をして?
TOSHI:そうですね。
じゃあその頃からキャーキャー言われてたわけですね?
TOSHI:キャーキャーは全然言われてないです。
その頃は何人位のグループだったんですか?
TOSHI:えっと、4人だったり、5人位ですかね。
で、高校を卒業しました。そして上京ですか?
TOSHI:そうですね。高校卒業して上京しました。 一発、おれたちもメジャーになって、大きくなってやるよ。みたいな気持
ちを抱いて出て行ったわけですか?
TOSHI:そうですね。何か、ちっちゃい時から、さっき末っ子の話出ましたけれども、やっぱり、ちっちゃいってことに劣等感があったんですね。
で、一番ちっちゃくて、何かもう、いつも何ていうんでしょうね?
寂しい感じというか、一番ちっちゃいから何かこう仲間に入りたいとか、親に振り向いてほしいとか。
愛されたいとか、結構そういうのがやっぱりちっちゃいから勝手にね、
自分で、何かこう、何かしないと、人気を得ないととか、
何かもっと大きくならないと、とか。
存在感を出さないととか、何かこう、相手にしてもらえないんじゃないかというか、勝手な、
そういう、自分の中でそういう気持ちがあったんでしょうね。
だからそういうバンドも、そういう所からきっと始めただろうし、
劣等感を克服するためっていうか、わからなくするため、隠すためっていうか。
基本的にはやっぱり、今でもそうなんだと思いますけど。
ものすごい劣等感を抱えつつ、それをばれないようにするために、何とかこう、取り繕うために、そういう人気を得ようみたいな。動機がすごく不純というか。 でも人間皆誰でもコンプレックスを抱えていて、それを克服する、それが
起爆剤となったりしますけれども、でも、TOSHIさんがコンプレックスが起爆
剤、原点になっているなんて思いもしませんでした。
TOSHI:や、そうですね。僕も、まぁ、あんまりそういうことも気づかずに来たんですけど、よくよくこう振り返ってみると、何でそういうの始めたのかなって・・・。
やっぱりこう、最近いろいろな決断をする時に、こう考えるじゃないですか、自分のことを。人生振り返るっていうか・・・・。
何かそういう時に、あぁ結構そういう気持ちからこう、がむしゃらにやってたんだなぁっていうふうに思いましたね。 例えば中学と高校の時のクラスの中での雰囲気っていうのですか?TOSHIさんの、は、どうだったのですか?一人ぽつんといる存在だったのですか?
TOSHI:いや、そうじゃないんです。常に中心に居たい人なんですよ。
だからそうじゃないときっともう、いたたまれないと思うんですよね。
だからこう、ひっそりしてらんないというか、だから人気者になりたくて、いわゆる生徒会をやってみたり、バンドやってみたり、要は目立つようなことをね。
敢えてやるような子どもでしたね。
でもそれはよくよく見てみると、振り向いてほしかったりとか、愛されたかったりとかいうような、そういようなのが根本にあったような気がするんですね。 割と周りの皆さんの顔色を伺ってみたり?
TOSHI:そうなんですよ。
雰囲気が、こりゃいけないと思ったり、
TOSHI:そうなんですよ。要はすごく周りの雰囲気を気にする、今でもそうなんですけれども、子どもで、人の顔色をすごく伺うっていうか、三男坊というのもあったんですけど・・・。
自分が腹に思っていることをストレートに言えないんですね。言ったら怒られちゃうんじゃないかとか、嫌われちゃうんじゃないかとか、結構子どもの頃のそういう癖というか。
思いを腹に溜めてしまうような、何かそういう人間で、 本当は寂しいとか言いたいけど言えなくてとか?
TOSHI:そうなんですよ。こうしてほしいとか、ああしたいとか、割とこう、そういう気持ちを腹に溜めてしまう人間で、その前にこう、人の顔色をこう伺ってしまって、どう思うかな?
とか、どういうふうに評価されるだろうな?とか、だからいつもその評価が人にあるんで、何かとっても、だから自分で自分のことを褒めてあげられないというか、評価してあげらんない。
いつもこう、周りに基準があって、だからそれはすごく変動的じゃないですか。褒められればすごく上がるし、認めてもらえなければ愛されなければ落ちて行っちゃうしそういうこの
上がり下がりの激しい人生だったなと、いうような気がするんですよね。 私はインディーズの頃のね、これからVTRをお出ししますけれども、自分の芯をしゃきっと持ってて、見てると一つの怖さみたいなのがあるじゃないですか、近寄り難いというか。
はじきとばされるような、
TOSHI:それも結構、自分で怖いから、逆に怖くしちゃえみたいな。演技っていうんですかね。自分の身を守るための、演技だった。だからああいうこう・・。
すごい格好ですよ、ご覧いただきましょう。
(ビデオ) ライブハウスでは爆薬使った炭酸ガスで煙出したりメイクも半端じゃありませんし、客席に飛び込んだり。
私もKISSのコンサート中学生の時行きましたけど、そういう感じですよね。
まさか日本人がここまでやるとは思わないというか、でもメイクにも相当時間かかったでしょう?
TOSHI:時間かかりましたね。
よくあの長い髪が立っているなぁっていうね、
TOSHI:立ちますね。
すごい不思議でしたよ。
TOSHI:不思議ですね。
でも、そんなに弱さを持った人間があそこまで開き直ってできる力は、なんなんでしょうね? TOSHI:だからもう、それぐらいこう恐怖が大きかったんでしょうね。それぐらい何かこう自分がいろいろなものを付けたり、身につけたりして・・。
自分をこう強いんだぞみたいに、あるいはこうやれるんだぞみたいにそのまんまの自分じゃなくて、何かをこう身につけていないと安心してられないっていうか。
逆にそれは弱さの裏返しだと思うんですけど、それぐらいいろんなものがメイクもそうだろうし、人気も地位も名誉もそうかも知れませんけれども。
そういったもので自分を固めておかないとやられちゃうような感じで・・・。 でも、あれよあれよという間に有名になってきましたし、すごい人気も出てきましたし。
それは、これは俺はやっぱり人気アーティストの道を歩んでいるなっていう実感はあったわけでしょ?当然。
TOSHI:そうですね。まぁその頃は、そういう気持ちがありましたね。
今度は海外に進出してメジャーになっていくんだという気持ちはずっと持ち続けていたわけですよね? TOSHI:あの、要は、最初は学校のレベルで、学校で人気者になって。で、これじゃあ何か物足りないなって、それじゃあ今度はライブハウスでバンドやろうとか。
それが東京ドームになったり世界になったりとかいうふうに、どんどんどんどん野心が大きくなっていくっていうか。
要は、どこまで行っても満たされることがないんですね。
多分逆方向だからだと思うんですよ。要は、何かにならなきゃと思って、どんどんどんどんそういう、まだ足りないのかまだ足りないのかって。
いろんなものを付けるじゃないですか、それでどんどんどんどんとりあえず自分としてはある程度の所まで昇っていったんですけど・・・。 結局なんか、あれ?って感じで、どこまで昇っても何か、ないぞ。みたいな何か本当にこう、何かそういうものを身につけて強くなれば幸せになれるんじゃないかとか。
成功するんじゃないかとか、穏やかになれるんじゃないかとかいう気持ちでそれを求めて、それがきっとその方向にあると思って。
どんどんどんどんまだ足りないまだ足りないこんなんじゃだめだって、自分とか周りとかを叩きつつ責めつつ、そこまでいったんですけど、何かこれあれ?って感じだったんですよね。
いろんなもの身につけてもどんどんどんどん本当の自分から遠ざかっているような気がして、何か結構そういう空しさというものでしょうかね。 ただ、受け取る側としてはね、ものすごくいろんな夢を与えてもらっているし、素晴らしい歌も歌ってくださっているし、ただその、私たちが受け取る思いと。
その、TOSHIさんの思いというものにはやはりギャップが開いていったということがあるんですかね? TOSHI:そうですね。だから、それはもちろん受け取る聴いてくださっている方々の思いがあるだろうし、それはそれで本当にあると思うんですけれど。
僕自身の問題なんですけれども、そうやりつつも、やっぱりそういうものをこう、じゃあ。そういうふうにならなきゃとか、そういう期待があったり。
そういうものを答えなきゃいけないみたいなプレッシャーがあったりとか、そういうものを演じなきゃいけないみたいな、やっぱりすごくそういう意味では
もっともっとっていう、どんどんどんどんその演じなくちゃいけないですかね。そのTOSHI像みたいなものを、そういう方向にどんどんどんどんなっていって
たのかなっていう、だからこう、どんどんどんどん行けば行くほど僕自身は苦しくなっていく・・。
なんか、あれ?っていう、心に穴があいていくっていうんでしょうかね。
埋められるだろうって思って、やってるんだけれども、埋まっていかないような。 TOSHIさんの思いとは別に、とにかくXjapanというグループは、本当に大きくなり、動員記録も次々と塗り変えたということなんですけれども。
では後半は、またそのあたりの話をゆっくりと聞きたいと思います。 でも、Xjapanのカリスマ性っていうのは、ご存じのようにGLAYとかね、LUNA SEAとかいう超人気バンドにも大きな影響を与えているということですけれども。
ただ、お話を伺っていて、でも皆、夢を持って生きているじゃないですか。で、夢に向かってどんどんどんどんメジャーになっていくっていう。
TOSHIさんのように、どんどんそれを実現していっているじゃないですか。で、例えばマスコミも含めてある一定のイメージを作っていきますよね。
それはそれでいいんじゃないかっていう気もしないでもない。つまり贅沢じゃないかっていうね、そうやろうと思ってもほとんどの人間が出来なかったりするわけですから。
そういう見方に対してはどうですか? TOSHI:そうですね。それはいろんなそれぞれの思いがあると思うんですけど、僕は実際にそう生きてきてみてそれが贅沢というよりは
すごく自分の思いに本当は何ていうかな?ここまできて、初めて僕としては振り返った時にね。自分としては感じれるんですけれども、何かこうちょっとこう
そうなったが故に結構苦しかったなっていう、そうなったが故に空しかったなっていう感じが今するんですね。
それはあれですか?Xjapanと同時にソロ活動もやってらっしゃいましたよね。そういうところからだんだん自分の意識とグループというところで
活動するという気持ちが離れていっているということですか? TOSHI:それは、Xjapanだからとかソロだからとかいうんじゃなくて、全体的な僕の生き方に対してなんですけれども、要はそれがバンドであれソロという活動であれ
どんどんどんどんその塔に登って行ってだけど振り返ってみると、それが本当に僕の望む幸せであったかな?と思うと。
いい時はいいんですけれど、要はこうさっきの話だと、褒められたり認められたり愛されたと思って、そういうふうにうわーっと感情が高ぶるっていうんでしょうか。
そういう一瞬はいいんですけれど、結構その常にそれを保たなきゃとか、これからどうなっちゃうんだろうとか、要は逆側からの不安とか恐怖とかいうものはね
常につきまとっているわけですよね。だから常にそれをキープしなけりゃならなかったり、もっと必要だったりするから。
要は、じゃあ次は何が必要なんだろうとか、次はどうしなけりゃいけないんだろうとかいうところから結構自分を、自分自身が商品だったりするじゃないですか。
だから結構自分がそういう所に巻き込まれなきゃいけなくなるっていうか。
自分は本当はこうしたいのになっていう気持ちがあっても。 マスコミとか周りはね、あるイメージで見ていますから。こうやってほしいという、レールに乗ってほしいという気持ちがありますからね。
TOSHI:そういうのを例えば、そうしないとそれが維持できないかな、とかそこに取引が生まれちゃうっていうか自分の中で。。
そこまで聞いて、いろんな物つけていたって、鎧だったらそれを脱いで本当の自分探しを始めたんですよね?きっと。
TOSHI:そうかも知れないですね。
で、いろんな活動をなさっている中で、ロックオペラのハムレットもそうでしたし、二人のビッグショーで
安田姉妹と競演なさったというこういう動きもTOSHIさんの気持ちの現れなのかも知れませんが、そのVTRをちょっとご覧いただきます。
(VTR) ハムレットでずいぶん笑っておられましたね。
TOSHI:恥ずかしいですね。
そうですか?
TOSHI:ちょっとあれはきつかったですよ。
まあ、ああいうハムレットもよろしいですよね?マイク付けてサングラスかけて、でもそうやって新しい歩みという
挑戦といういろんなものを吸収できたわけでしょ?
TOSHI:そうですね。まぁ、そういう部分もあると思うんですけど、それも同じなんですけど、結構他にもっともっとあるんじゃないかというような。
そういう方向性の延長線上なんですよね。
あ、やらなけりゃよかったということはあります?活動の中で失敗したなっていう。
TOSHI:失敗って言うか、結構こうやってみると恥ずかしいなっていうのがたくさんありますよね。 試行錯誤していく中で、ただ言えることは、とにかく素のままのTOSHIが皆さんに感動を与えるアーティストでありたいっていうことなんでしょうかね?
TOSHI:感動を与えるとかっていうのもちょっと、それはあくまでも受け取り側なんで、それが伝わっていったりそういうふうに共鳴していったり
それは計算出来ないものだし、それはわからないじゃないですか。
ただ、だから自分としては本当に背伸びするとか、着飾るっていうんでしょうかね。
何かこう身に付けてそれのためにこう戦っていくっていうような勝つんだみたいな、そういうような劣等感の恐怖からきているわけで。
そういうのをなるべく終えていきたいなっていうような感じはありますよね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています