Pitchfork / ピッチフォーク Part.34
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>>191
EBM、インダストリアル系の音が増えてる兆候は、去年以前にもあった
これはピッチがレビューしてる作品だけど、素晴らしいと思った
Ziur - U Feel Anything? | U Feel Anything? | 2017 | HQ AUDIO
https://www.youtube.com/watch?v=qjZvLX5a_0Y
Ziur - Fractals
https://www.youtube.com/watch?v=gXkdR1gF8V0
Ziur - Laughing and Crying Are the Same Things (feat. Zhala)
https://www.youtube.com/watch?v=Vq3w0uu544M
Ziur - Don't Buy It
https://www.youtube.com/watch?v=m8uloe7brMI ナウアゲインレコードあたりのアーティストはどう?
ドイツだけどもろブラックミュージック(アメリカよりアフリカの)のイメージある。殆どインストだけど。
自分も少しずつ聞いてるから深くないけど、どの辺り抑えればいいか教えて下さいませ。 >>192
「KKKまたYouTubeか」って言われるけど、これ所属レーベルの公式アカウントだからな
最初からビジネスとして金儲けやろうという意欲が感じられないw
面白いのが、世界でバカ売れているエド・シーランも、公式アカウントで曲を無料公開してんだよね
今の音楽界は、トップとボトムが「商売っ気がない」という点で同じスタンスなんだよ
で、中間の連中が、楽曲使用量や印税が欲しくて一所懸命プロモーションしてるわけだ
俺がマイナーで自由度の高い音楽と、トップのアデルやエド・シーランを同時に認めるのは
彼らの音楽に向かうスタンスが共通している、という点からなんだよ >>194
「ドイツ版モンド・ミュージック」だね
ヴィレヴァンのCD売り場をイメージせざるを得ないw グラスパーのジャズの才能は仮に認めたとしても、
やつのスメルズカバーを聴いた瞬間にブちぎれて、
若かりし坂本龍一のように、ちゃぶ台をひっくり返し、彼と絶縁宣言しなければ、
ロック好きとしておかしいぞw
レインコーツを賛美したカートの気持ちなんか、ぜったいに奴には一生かかってもわかんないね
グラスパーノーリスニング、ノーロックライフ! グラスパーとかって、典型的な「技(テク)」の人なんだよ
だからオレは嫌いなの
「職人」なのかもしれないけど、芸術家じゃないんだよ ノーを入れ過ぎたけど、
これはストーンズのアイキャントゲットノーサティスファクションへのオマージュね KKKちゃんはNils Frahmは聞いてる?どう評価してるか気になるな〜 KKKちゃんはスーパーオーガズム評価してる?
どう評価してるか気になるな〜 Nils Frahmに関連して書くと、下の大御所の Suzanne Ciani とも共通するのが
「アナログシンセの実演」みたいなパフォーマンスね
Loop | Suzanne Ciani live
https://www.youtube.com/watch?v=Ol6So6dgQUM
Nils Frahm - Says (Live on KEXP)
https://www.youtube.com/watch?v=xLNeZogTsK8
音楽自体は何てことない凡庸なシーケンスのループなんだけど、これがアートという事になっちゃう
これもやっぱオレが嫌いな方向性で、所謂「インタラクティブ」というやつ
体験型アートと言えば聞こえはいいが
これも「技」なんだよな >>157
ベートヴェンの何が気に食わなかったの? >>205
なんか「のどか」なんだよね
まず叙情性の表現として共鳴できない(感情の振幅が狭い)
古楽にあるような宗教的、神秘主義的な面が全く見られない
ダダダダーン・・・とやっても、全く怖くないw
せいぜい「バルタン星人」ぐらいの怖さしかない 個人の感想だからまあいいけど
クラシックがど素人って暴露したようなもんだな
大丈夫なのかkkkは… オレが最初に「これは素晴らしい」と意識した曲が、これだったな
コレッリの「ラ・フォリア」という曲
CORELLI / Sonata No. 12 in D Minor, Op. 5 "La folia"
https://www.youtube.com/watch?v=8TxeSlZByK4
Milstein Plays Corelli's La Folia Variations
https://www.youtube.com/watch?v=pGET78mPMCA
バッハより前の作曲家なので、それまでに知っていた「のどかな」クラシックとはちょっと毛色が違った
非常に難しい曲で、これを弾けるようになった時は燃え尽き症候群になったw >>207
実際に弾いたことがある人は、そんなもんだよw
特にヴァイオリンは感覚的な捉え方をするようになる もう楽器弾ける設定やめれば?いやいいんだけど
なんか惨めやで オレが5歳から7年ほどヴァイオリンをやっていたのは「事実」なので、設定も糞も無いw
「スズキ・メソード」という、ちょっと変わった教育方針の団体の教室だったんだけどね そっか
まあkkkにも守りたいものがあるんだろうから
まあ、いいんだけどさ まあ頑張って 劣等感を刺激された時に「あいつは嘘を付いているんだ」と一方的に決め付ける
そういう卑屈な反応は良くないぞ >>213
スズキ・メソード音楽教室| 公益社団法人才能教育研究会
http://www.suzukimethod.or.jp/
「知ったか」は見苦しいぞ お前らも小さい頃に楽器やりたかったんだろうけど、その不満は、お前らの親に言えw
オレにぶつけるなwヴァイオリンをやってたのは、親の方針だからなw お前の反証はネットソースじゃん
俺は耳でそう聞いたんだよ 何十年も前から鈴木「メソード」で通ってるし、表記も変わってないよ
いい加減、貧乏コンプこじらせて粘着するの止めてくれる?
小さい頃に貧乏だった奴は、心がネジ曲がってんだよな お前ただの認定厨だな
俺は貧乏じゃないし、幼児期から楽器やってたから >>217
つか、お前って「オレに粘着してる」だけだよね?
ピッチフォークにも洋楽にも興味無いだろ
何がそんなにコンプを刺激したのかは知らないけど、お前の行動ってちょっと異常だぞ >>220
お前こそ俺を無視できずにレスバトル仕掛けてるだろ
こんな真夜中に
俺は酒飲んでるんだから、喉乾かせるんじゃねえよ >>221
お前とはレス「バトル」なんてしてないぞ
そもそも音楽知識の片鱗も感じられないし
このスレでのお前の振る舞いって、ただの「KKKに絡んでる匿名」でしかないしw ピッチフォークに興味が無いやつは、こっちに移動したらいい
田中宗一郎スレ13という名のアラフィフ老害隔離所
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/musice/1521635074/
変な下らない売れ戦ヒップ・ホップとか、ナマポBBAと話せるよw >>222
お前が楽器経験でマウンティングしようとしてるから
レスしただけで俺もレスバトルなんかする気ないよ
俺はKKKの知識は認めてるし書き込みも勉強になると思ってるしな KKKは楽器習ってたとかいってマウンティングするんだよな
こいつ周りに山ほど楽器習ってた音楽音痴いるだろうに
なんでそんなこと自慢できるんだろうw いや、この話のはじまりは、そこじゃないだろ
俺が「ベートーヴェンが嫌い」だと言った事が気に食わなかったんだろ
ベートーヴェンの曲は1つだけ課題として弾いたことがあった
ベートーヴェン - メヌエット ト長調
https://www.youtube.com/watch?v=FlG9SKxcGgs
簡単な曲なんだけど、なんか弾きにくかった
今聞き返してわかったが、リズムが弾んでいて現代的だったんだな
この時から、何か苦手で、今でも好きじゃないんだよね みんなクラシックに関しては「権威主義で勉強してるだけ」だから、俺みたいに「ベートーヴェン嫌い」なんて言える人間を知らないんだろう
ロックに関しては好き嫌い色々言うくせにw
でも、クラシックの作家だって、一人ひとり違うんだから、好みが分かれるに決まってる
ベートーヴェンはみたいな大御所にだって、嫌いな奴は、いる
ビートルズが嫌いな奴がいるのと同じだよ
それに、クラシックに関してだけ「嫌いな理由」がロジカルじゃないといけない理由はない
俺は、まず、ベートーヴェンのリズム感が嫌いなんだよ
弾いてて気持ち悪いし、聴いてても気持ち悪い
「悲愴」だって陳腐なJPOPのバラードのメロディみたいで、全く良いと思わない ちなみに、これが俺が一番好きな作曲家の1人
ルネサンス期のアレクサンダー・アグリコラ
Alexander Agricola: Cecus Non Iudicat De Coloribus, Prima Pars (Instrumental)
https://www.youtube.com/watch?v=zTDiat1A4TQ
Alexander Agricola. Cecus non judicat de coloribus - Joachim Patinir
https://www.youtube.com/watch?v=zzqI6a3wgkQ
Alexander Agricola - Cecus non iudicat de coloribus
https://www.youtube.com/watch?v=7dVQVCb41sE
アレンジ違いで3つ貼っとくけど、バッハ以前のクラシックの方が、自由度が高いのね
アレンジによって格段に現代的に生まれ変わる
これ聴くと、ベートヴェンには戻れないの、分かるでしょw
型に嵌まっていて、そのくせ冗長で、時間のムダなんだよね 長尺の交響曲とか、マジ時間の無駄だからな
絶対、ギャラを水増ししたいからページ数多いの書いてただけw たとえば、ロックを聞き始める時って、そんなに好みにうるさくないわけだ
何を聴いてもある程度、新鮮だからな
そんなに良いと思わなくても、良さを探そうとする、そんな時期もある
洋楽板でヒップ・ホップを推す連中もそうだね
彼らはヒップ・ホップを聴き始めたのが、せいぜいここ5年ぐらいで、まだ何を聴いても新鮮な時期なんだよ
取捨選択が出来るだけの経験則が備わってないから、ドレイクの糞みたいな新曲でさえ良いと思っちゃうw
クラシックはもっとそうで、すでに評論家や学者が作り上げた「文脈」が権威を持ってしまっているので
それが「ベートーヴェンが嫌い」とは言わせてくれない
「良さが分かるまで聴け」と言われてしまう ピッチフォークが年間ベスト1位にヒップホップ選んでるから、ヒップホップ好きなやつが幅を利かせてもなんも違和感ないけどね
ランザジュエルズとかいまいちだけど、ケンドリックラマーは認めざるをえない EBMリバイバルが今年〜来年のトレンドになるならなかなか面白そうだ
どんなジャンルとクロスオーバーするのか、どんな国からアーティストが出てくるのか、といい観点で考察すると興味深い インダストリアルの再評価ってほんの数年前にあったじゃん 元々、みんな好きなことをそれぞれやってるだけだからな
たとえば、ブラジルに、こんなシスターズ・オブ・マーシーそのまんまみたいなゴスバンドがいたりw
Plastique Noir-Desire Or Disease
https://www.youtube.com/watch?v=QaKOeouQY0E
Plastique Noir-Phantom In My Stereo (Transcommunication)
https://www.youtube.com/watch?v=648qMYgNH5I
Plastique Noir-Imaginary Walls
https://www.youtube.com/watch?v=lsplxodeckg
Pale Waves - Heavenly (SXSW 2018)
https://www.youtube.com/watch?v=4X-gFxUVulo
Pale Waves - Television Romance
https://www.youtube.com/watch?v=ot1j5M5PTC4
イギリスの最近のバンドにも、こんなゴスメイクのバンドが出て来てるし
時代性なんてすっ飛ばして、それぞれのマイペースな活動が成立する時代
●●が流行るなんて言うけど、せいぜい「USビルボード・チャートの中だけ」の話であって
世界同時に起こる流行なんて、今の世界には存在しないわな >>214
> 劣等感を刺激された時に「あいつは嘘を付いているんだ」と一方的に決め付ける
> そういう卑屈な反応は良くないぞ
いや散々楽器に関してはやり込められてコテンパンにされたのにその設定を皆が静まった頃にいつもぶり返すから皆呆れてるんだろ… いやいや、ヴァイオリン習ってたからといって、学理まで勉強はしないw
クラシック楽器を習う現実を知らない連中が勝手に言いがかり付けてきただけだよ それに、スズキ・メソードってとこは、あそこの独自の譜読み法を教えるんだよ
ドミソを数字に置き換えて、それで何度上、とかそういう風に記憶させる KKKッて面白いな
スズキ・メソード行っててウヨってんのか
あそこってバリバリ左翼連中じゃん。自分の地元でも盛んだった厳しいよな KKKって絶対にアラ還暦だと思っていたが
スズキ・メソード行ってたのが事実なら確かに30代だろうな
自分も今30代、貧乏のくせにピアノ習ってて学校にはスズキ行ってる奴いたよ
同郷だったらウケるw 調べたらアラ還暦でもスズキ行ってる奴いるわw
やっぱKKK、アラ還暦か?
でも自分の子ども時代はスズキ活発だったんだよなあ >>238
>厳しいよな
そう、これは恥ずかしいから言いたくないんだけど
小5ぐらいで「楽譜の読み方を教えて下さい」って言ったら
「今の君にはやる気を感じない」「それよりもっと課題のペースを上げなさい」こう拒絶された事があった
厳しさに関しては、音大目指すような連中と同等に扱われていた
でも、ヤマハでエレクトーンを習ってた女の子達は、山下達郎のサイレント・イブとか弾いてた
で、クラスの慰労会みたいなので、ヴァイオリンを弾かされたことがあって
そのエレクトーンを習ってる子達はクリスマス・ソングとか、シブがき隊とかサザンのメドレーとか弾いて盛り上がる中
俺はその場の誰も知らないようなシューマンの地味なソナタを引く羽目になりw
滑るだろうなあ・・・と思いながら嫌々弾き終わったら、クラスの母親達と教師陣が「本格的なクラシックをやってるんだね、凄いよ」と大絶賛
予想外にその日のMVPはオレ、みたいになった
昨日調べたら、まだオレが通ってた教室、同じ場所でやってたw >>240
同級生の中に、自宅でピアノの教室を開いている家もいたぐらいで
クラシックが盛んだった時代だったのは確かだろうな
まだ世の中の楽器音に対する認識が緩かった気がする
夕方になると、どっかの家からピアノの音が聞こえていたし、学校からは吹奏楽の音が漏れ聞こえていた シブがき隊で盛り上がるとか、50代以上だろうな
精神を病んで引きこもって可哀想なやつだよ Schumann Violin Sonata No.1 op.105 3
https://www.youtube.com/watch?v=6sBI-Q_M73I
たしか、こんなのだった気がするんだけどなあ
課題曲のヒエラルキーの最上位は、メンデルスゾーンやチャイコフスキーの長尺の曲だったから
俺の中ではシューマンは「雑魚キャラ」でw「シューマンしか弾けないのは恥ずかしい」みたいな扱いをしてたw 楽器の話になるとすぐ自演始めんだからもうそのワンパターン飽きたわーもういいわー 良くも悪くもKくん中心にスレが伸びちゃうんだよね
過疎ってたくせに でもある程度のレベルのリスナーが音楽の話する場に飢えてるって証拠だよ。
俺がピッチの受け売りで女抱いた話しても誰も食いつかないでキモいで片付けられたもん。 ポリコレによってレビューされないXXXTentacionを擁護する訳じゃないけど若い時は過ちを冒すものだよ程度にもよるが
なんでかっていうと物を知らないからだよ彼女に投げ技食らわせたり彼女の家の壁を殴って穴を開けた俺が言うんだから間違いないよ Black Editions forthcoming releases :
-Che-SHIZU "A Journey" 2LP
-V/A "Tokyo Flashback: Psychedelic Speed Freaks" 4LP
-White Heaven "Out" LP
-Fushitsusha "Double Live" (ie. PSF 15-16) 5LP
-Kan Mikami "I'm the Only One Around" LP
-Makoto Kawashima "Homo Sacer" LP
-Go Hirano "Corridor of Daylights" LP
-Shizuka "Heavenly Persona" 2LP 静香w
PSF再評価されんのかなあ
国内ではリアルタイムで無視されてるに等しかったのに こういうのって、イントネーションはわからず声の音響だけしか分からない外人から聴いたらイケてるのか? 昔、少年ナイフも大人気だったからな。カートコバーンもソニックユースも絶賛してたし。そんなのはBABYMETALが出るまでは少年ナイフだけだったな
カート・コバーンが直筆で書いたトップ50アルバム・リストの画像がウェブ上に
https://rockinon.com/news/detail/95958 >>255
リアルタイムも海外での売り上げの方が多かったらしい
>>258
キルビルの5678'S やっぱそうだったんだろうね、モダーンミュージック行くとPSF関連の在庫だけいつまでもあったし
結局、ラリーズのブートが売れ筋だったとか
でも、ピッチがPSFを高評価してるのは、オレには複雑な心境なのよね
90年代後半、日本のアングラシーンに精通していた友人が何人かいたが(ラリーズの最後のライブも見てたような連中)
彼らは、当時のオルタナ〜USインディの音楽を認めてなかったし、軽視して全然聴いてなかったからな
ガスター・デル・ソルとか聴かせても「ふ〜ん」みたいな小バカにした反応で
ニルヴァーナも、ただのハード・ロック扱いw 灰野敬二は「ソニックユースは音楽性は高くないと思う、でも自分の宣伝してくれるから」的なこと言ってたよね
日本のアングラと比較したらソニックユースなんてポップ・パンクみたいなものでしょう まぁそれが良いか悪いかはともかく、衒学的で閉鎖的なところはあるだろうね
悪い言い方をすれば日本のアングラは自家中毒に陥ってるし、
良い言い方をすれば海外的には閉じてるゆえにおもしろい エヴァンゲリオンにおけるゼーレの会議
みたいだよねw PSFのタイトルで一番すごいのは断トツで阿部薫
次がニューディレクション
ここまでがほんとのレジェンド枠
第二集団が不出者、ホワイトヘブン、金子寿徳、平野剛あたり
ブラックエディションズはあまりわかってないというか若いアメリカ人から見ると
静香とか川島(ほとんど阿部のパクリ)なんかの方がいいのか? 高柳昌行とか、海外でも日本でもあんま評価されてないのがもったいないな
阿部薫ももっと若いやつに聴かれてもいいのにな。町田康の映画は良かったし >>267
jojoが日本のフリー系は保守形骸化してたと言ってたよ
非常階段とかはNew Wave Of Japanese Noiseになるのか?
>>257
甲乙つけがたい洗練された北アフリカ(マグリブ?)ベースの2曲
KKKが好きなエンヤ的ニューエイジ感があるアイドル系(1991)
アクセルをベストドレッサーに選んでいた(ミュージックライフかインロックで見た)
https://www.youtube.com/watch?v=10V_Z0_udjg
ソン的リズム?が隠し味のピッチ未レヴューのトリップ・ホップ
https://www.youtube.com/watch?v=oqmeb6HrDdc >>267
前衛界隈は馴れ合いになってるから、ちゃんと「日本の前衛とは何だったのか」を語れる雰囲気じゃない
一般人にも分かりやすいような批評のプラットフォームがなかった
つまり「前衛版タナソー」がいなかった
これが、ファッション的に前衛を聴くサブカル系の若者はいても、音楽として捉える風潮を生み出せなかった原因
俺が知る限り、日本の前衛文化について包括的に批評できる人物は、灰野敬二1人しかいない
彼はムダに饒舌なのが欠点とされるけどw常に的確で論理的で筋の通った話をするからな
演者でありつつ、評論家でもある、というのは文学者に近いな ピッチ未レビュー(ドヤ顔)で中々よかったの
Jay-Jay Johanson - Nightmares Are Dreams Too
https://m.youtube.com/watch?v=5qKJ-iVb7nA >>270
でも灰野敬二ってけっこう自意識の強いタイプじゃないかな
最終的に俺が一番すごい!俺以外はインプロヴィゼーションじゃない!となるのは想像つくw 灰野は独善的過ぎてダメだな
白石民夫、竹田賢一辺りの方がまだマシ
ピナコテカ佐藤、山崎晴美、園田辺りはまだ生きてるが
あとはみんな死んじゃったよ 灰野敬二は、日本のトム・ヨークなんだよ
やれることは何でもやってしまうのと、ある既存の手法に詩的な叙情性や意味を加えて、そこに情念を込める
なので、表現としてはムラもあるんだけど、フォーカスを絞った時に恐ろしい緊張感が生まれる
「ノイズに情念を込める」というのは、灰野ならではのコロンブスの卵的ちゃぶ台返しであって
なぜなら、前衛というのは情念を音楽からどこまで排除できるか、という思考実験の上に成り立っているから
解体され、あるべき情念が取り払われた前衛に再び情念を込めるというのは、演者に強い「エゴの力」が必要とされる
で、ここが、無機質でアノニマスな表現だったはずのエレクトロニカに情念を込めた、KIDA以降のトム・ヨークと同じ経路なんだよ
しかし、前衛というのは「アーティスト・エゴを無化する」「記名性→匿名性」事が、暗黙の約束事になっているので
もう、ルックスから人外のキャラになり切るぐらい、徹底してエゴを強化しないと、表現として成立しない
灰野の凄さは、そのアーティスト・エゴを還暦を超えるまで維持し続けている点であり、ちょっと人知を超えたとこにいると思うw トム・ヨークのルックスが仙人化していったのも、灰野敬二と似てるんだよね
もう「普通の格好をしてたらやってられない」ような事をやっているわけw
リスナーもそれを求めてるし
トム自身も、昔、自分で「ステージ上でシャーマンになり切るような瞬間がある」と言ってるのよね 灰野敬二さんはライブ観ると印象変わったな。ユーモアあるところが音源だと伝わりきれてないかなと思う。
サイン会も突発的にやってくれたりファンには誠実で良い人 いや、灰野さんのそういとこはユーモアじゃなくて「ネタなのかベタなのか分からない」境界線にいるのね
たとえば、彼は町中でも杖を突いて歩いてるんだけど、杖は彼にとってファッションじゃなく「生き方」なんだと
アントナン・アルトー(フランスの詩人)を真似してるらしいんだが
もしかしたら、そこは「笑っていいとこ」なのかもしれないんだけど、笑えない
もしかしたら、あの風貌をずっとやってる事も「壮大なウケ狙い」かもしれないけど、勿論ガチかもしれない
そこがネタとベタの判別が付かないというか
たとえばジミヘン(灰野敬二はジミヘンをかなり認めてる)なんかも、あのまんまの格好で歩いてたわけじゃん
あのサイケな服装のままで、飛行機とか乗ってたわけじゃん
それと同じように、サイン会とかやっても「こっち側」には来ないというか「虚実ないまぜ」のまま、存在をネタでもベタでもない中間点に据えてるのね
あまりにもベタになっちゃうと、今度は「ステージ上だけのフィクション(宝塚的なもの)」というか、ヨシキとかガクトになっちゃうわけでw タナソースレで書いたと思うけど、俺、灰野さんは「友だち(女性)の友だち」だったので
ニアミスしたり、楽屋ではちょっと喋ったりしたことあるから「普通に生活してる」姿は見てるわけ
ジョナサンで飯食ってる灰野敬二も見てるしwカフェでお茶してる灰野敬二も見てるし
池袋のジュンク堂から出て来た灰野敬二も見てる
これは、あっちには書かなかった事だけど、俺が、ちょっとバイトしてたカフェに灰野さんが来た事があったんだよ
しかも、昼の2時とか3時ぐらいに
スタッフに「あの人、世界的なミュージシャンなんですよ!」って言っても、誰も興味を示さなかったんだが とりあえず前衛の解釈がkkkのオリジナル過ぎて糞みたいな印象論になってるからあなたの感想ですよね以外の言葉がない いいとした糞ジジイか大学生の飲み会談義みたいな鼻息くさい雑談はいい加減にやめろ 阿保かと いや、俺の言いたいことを要約すると、灰野敬二は、前衛じゃないのよ
彼は 「 彼なりのロック 」 をやってるだけなんだよ
昔のGモダン(モダーンミュージックが発行していた冊子)のインタビューで同じことを言ってたと思うんだけどさ 友川かずきの方言も、たぶん「笑っていいとこ」なのかもしれない
でも「本当に笑ったらシャレにならない」という「殺気」みたいなものがあってw笑えない
灰野敬二の服装や「杖」も、これと同じで、「殺気」みたいなもんが漂ってる意味で、似てる
ラリーズは「ネタ」なんだよ
ただ、笑いどころの無い、徹底した二枚目をやっちゃたので、続けるのがしんどくなったんだと思う まぁ、真面目で努力家という印象はあるね
でもロックンロールの危険さとかヤバさというのとは対極にいると思う
好みの問題になってくるけど 友人の友人ってくっそwww恥ずかしいwww言葉だなwww
ワロタwwww >>281
GMの何号だったか忘れたけど店で生悦住さんがOK COMPUTERかKID Aをかけてたら
入ってきた客にガンガンに怒られて”もうああいった音楽は2度とかけません”
って謝罪文出したことがあるんだよw
確か最初のまえがきの部分で
あの人の原理主義っていうのは半分はあの人のもので
もう半分は客に鍛えられた部分があるんだよ 灰野は根っからの前衛ではないよ
一番好きなアルバムがディランの追憶のハイウェイって人だからね >>284
女友達なんだよ
その女友達が、どうやって灰野さんと知り合ったかというのが笑えるんだけど
彼のライブに行くとアンケート用紙が用意されてて、その日のライブの感想を書くようになってるのよ
で、灰野さんは、客が書いたアンケートには全て目を通していて、たまたま、その女友達が書いた感想が気に入ったらしく
電話番号を記入していたので、後日、灰野敬二自身から電話がかかってきたらしい
ぶっちゃけ「ナンパ」だと思うんだけどw
ただ、その女友達は、幸か不幸か、あまり美人じゃなかった
フォークバンドを組んだりしてて、音楽知識は女性と思えないぐらいある娘だったので、意気投合し
灰野さんツアーに出ている時の猫の世話とか、部屋や楽器の管理、衣装の管理などを任されていたわけ
実は、その娘に、オレ、素の灰野敬二にキャラクターが似てると言われてたの
この、言いたいことを何でも語ってしまう「ウザさ」が似てるらしいw その娘の、素のキャラを知っているダイレクトな灰野敬二像と、オレの感じた姿は、殆ど合致していたのね
彼女は灰野敬二を 「 誤解を恐れる人間 」 と言っていた
やたら饒舌なのは他人の勝手な解釈や誤解を絶対に認めないシビアさの表れであると
前衛系のスタイルのアーティストには2ついて
1 聴衆の自由な解釈に任せるタイプ(99%はこれ)
2 明確な意図を確実に伝達したがるタイプ(殆どいない)
灰野敬二は「リスナーの皆さんが自由に感じ取って下さい」というタイプじゃなく、押し付けるタイプであり
その「圧」が異様な緊張感とテンションになっており、普通、こういう人間は「構築」の方向にいくのだが
脱構築し、より自由になるはずの前衛というフィールドにいるのが、この人の存在意義だと思ってる >>285
それ面白い
それに近いのが、ジム・オルークがサーストン・ムーアに「KIDA」を「歴史的名盤だ!」と興奮しながら聴かせたが
サーストンは「大した事ないね」と切り捨てたというエピソードだな 本人はギタマガのインタでロックンローラーかブルースマンと呼んでほしいていってるな
現代音楽はそれなりに聴いてるらしいけど、オススメはストラヴィンスキーだとのこと。聞き手が良かったのか、かなり面白いインタビューだからたまに読む 灰野主要作品の中での相対的レビュー
【ロスト・アラーフ】
ロスト・アラーフ ★★★★★
【灰野敬二】
わたしだけ? ★★★★★
魂の純愛 ★★★★★
天乃川 ★★★★★
滲有無 ★★★☆☆
慈 ★★☆☆☆
Tenshi No Gijinka ★★☆☆☆
Even Now, Still I Think ★★★★☆
【滲有無】
悲翼紀 ★★★★★
【不失者】
1 ★★★★☆
不失者(2枚組)★★★★★
悲愴 ★★★★☆
寓意的な誤解 ★★★☆☆
ここまで「ロックの人」という灰野観を書いておいてなんだけど、やっぱ灰野敬二の極致は「純然たるノイズ」ね
もう世の中の全ての存在に悪意と憎しみを叩きつけるような凍てついた「呪い」としてのノイズというか
特に初期の「天乃川」と「魂の純愛」は、本当に悪霊とか地縛霊の呻き声が聴こえるんじゃないかというぐらい気味悪い
悲翼紀の「滲有無」なんかは、それが「暗黒アンビエント」として結実している傑作で、アンビエントとしても聴ける >>290
加速するところには確実にロックンロールがあるから捻りのあるロックンローラー ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています