もちろん音楽の本質はそれだけではないけれども、とても重要な部分であることは確かだ。

特に、曲も歌詞も自分たちで書いて自分たちで演奏して自分たちで歌うロックやポップ・ミュージックには、
今の時代を生きる今の世代の人たちの最新の声がダイレクトに込められているのだ。
演歌やクラシックとはそこが違う。

古い新聞を何度も読むのも楽しいかもしれないが、今、何が起きているのかを僕は知りたい。
だから僕は新しいポップ・ミュージックを聴く。
 
そんなふうに音楽と接していれば、きっとどこまでも「引退」は無い。
例えば、ちゃんと聴きさえすればWANIMAのメッセージが伝わるおじいちゃんとかおばあちゃんとか、いっぱいいるはずだと思う。